【1】皇室典範「改悪」に秋篠宮殿下がダメ出し!「国民の皆さんの理解が得られるもの」にはならなかった! 男系男子絶対論者の虚偽を暴く! 岩上安身によるインタビュー第1230回ゲスト 神道学者、歴史家、天皇・皇室研究者 高森明勅氏 第3回 2026.8.18

記事公開日:2026.8.25取材地: テキスト動画独自
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(文:IWJ編集部)

特集 男系・男子絶対論者の「虚偽」を暴く!
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※26/8/27 テキスト追加

 皇室典範の改悪を受けて、岩上安身は2026年8月18日、神道学者で歴史家、天皇・皇室研究者である高森明勅(たかもり あきのり)氏に、連続インタビューの3回目となるインタビューを行った。

 7月27日にこの連続インタビューの1回目が始まって以降も、新たな出来事が次々に展開している。高森氏は、「我々の主張が正しい、ということが裏付けられているような出来事が続いている」と、感想を述べた。

 8月13日に行われた、秋篠宮殿下ご夫妻のパラグアイご訪問に際しての記者会見で、記者から「改正皇室典範の議論の受け止め」についての質問を受けた秋篠宮殿下は、「私自身もいろいろと考えるところはありましたし、先般、天皇陛下が話されたことを、もっともだと、その通りだと、私は思っています」と、お答えになった。

 「先般、天皇陛下が話されたこと」とは、オランダ・ベルギー訪問に際して行われた、6月11日の記者会見で、皇族数確保の議論について、「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べられたことを指す。

 この「国民の皆さんの理解が得られるもの」とは、過去に旧宮家養子案が、「国民の理解が得られない」ことを理由に廃案になったことから、養子案に対する天皇陛下の牽制だと、高森氏は読み解いている。

 8月13日の秋篠宮殿下による記者会見が、「皇室典範改正後、皇族による初めてのメッセージ」だと指摘した高森氏は、以下のように解説した。

 「『私自身もいろいろと考えるところはありました』と言うこと自体、(皇室典範の改正内容について)不満がなければ言うはずがない。

 しかも、『天皇陛下が話されたことを、もっともだと、その通りだ』と。

 天皇陛下のご発言の場合は、まだこれからどういうルールになるかわからないので、言ってみれば牽制をされた。

 しかし、もう結果が出てしまったわけで、しかも世論調査の結果、国民からは『理解できない』『評価できない』という結果が出ている。

 そのあとに、『国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります』という『天皇陛下が話されたことを、もっともだと、その通りだ』ということは、今回の発言は、『ダメだったね』というダメ出しに近いのです」。

 さらに高森氏は、「今回の皇室典範改正では、明らかに男尊女卑の制度ができた」と、次のように指摘した。

 「男であれば、民間人(旧宮家)でも養子で皇族になる。その配偶者や子供も、みんな皇族にしてしまう。子供が男子であれば、皇位継承権も持つ。

 それに対して女性は、内親王・女王として生まれ育った方であっても、結婚されても相手は国民のままだし、子供も国民のまま。

 明らかに格差を設けた男尊女卑の制度が、今回できました」。

 その上で高森氏は、秋篠宮殿下が記者会見で「(皇族の務めに)私は女性、男性の区別というのはないと考えています」と語ったことを指摘し、「ジェンダー平等は、秋篠宮殿下のかねての持論ですが、このタイミングでおっしゃるということは、改正内容に対して、まさに批判的な文脈になる」との考えを示した。

 また、秋篠宮殿下が、記者会見で「私も生身の人間なんですよね」と答えられたことを指摘し、「ちゃんと、当事者の意思を汲んでくれという、非常に強いご不満のメッセージだ」と解説した。

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  • 日時 2026年8月18日(火)15:00~17:00
  • 場所 IWJ事務所(東京都港区)

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