川田龍平議員「政策決定段階での国民の生命・健康の軽視。国民や患者への科学的根拠にもとづく正確な情報の不開示。パンデミックを理由に『薬害エイズ』と同じ状況が、再び展開されようとしている!!」~9.27 第6回国際危機サミット3日目 参議院議員会館 発表プログラムと記者会見 2024.9.27

記事公開日:2024.10.3取材地: テキスト
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材、文・浜本信貴)

 2024年9月25日、26日、27日の3日間、第6回国際危機サミット (International Crisis Summit 6 Tokyo、ICS6 東京サミット)が開催された。

 このサミットは、2021年9月に「国際コロナサミット」として、イタリア・ローマの国会で第1回目の会議が開催されて以降、フランスのマルセイユとマッセイ、ベルギーのブリュッセル、ルーマニア、そして、米国ワシントンDCと開催場所を変えながら、世界中の専門家達が集まり、検閲のない環境で、早期治療法などを含む新型コロナ(Covid19)の真実について、オープンな討議と情報交換を行ってきた。

  • 日時 2024年9月27日(金)9:30~16:45(国際会議)、17:00~18:00(国際共同記者会見)
  • 場所 参議院議員会館1階 講堂(東京都千代田区)

 1日目の9月25日は、渋谷のTRUNK HOTELでパネルディスカッションが、2日目の9月26日は、千代田区の星陵会館にて国際会議が行われ、3日目の9月27日には、参議院議員会館にて「実用的なソリューション プログラム」と題して、ICS6 東京サミットに参加した26人の専門家達が、講演を行った。

 IWJはこの3日目のプログラムを取材した。

 プログラム冒頭、川田龍平参議院議員が、主催者を代表してスピーチを行った。

 川田議員は、薬害エイズ問題における自身の経験や、自身が政治家としてこれまで取り組んできた活動について触れつつ、次のように英語で語った。(日本語への仮訳・粗訳:IWJ)

川田議員「今、国会議員の一人として、薬害エイズ被害者の一人として、すべての日本国民に、世界に、そして人類に、安全性が保証されるまで、レプリコンを含むmRNAワクチンの定期接種を中止するよう、緊急の要請をさせてください。

 私は、わずか10歳の時、国が安全だと判断し、販売を許可した血液製剤によって、HIVに感染しました。

▲開会のスピーチをする川田龍平参議院議員。

 しかし、それは、汚染されていたのです。

 私や他の被害者は、政府と血液製剤会社を相手取って訴訟を起こし、私が19歳の時に、実名と顔を公表しました。

 政府の情報隠蔽により、私はHIVに感染したのです。

 『誓いの碑』を見たことがありますか? 厚生省の建物の前に設置されています。(中略)

 腐敗したシステムを内側から変えない限り、反省は言葉だけのものになる。そんな思いから、2007年の参議院選挙に出馬し、政治の世界に入り、17年間、命を守るための法律を作り続けてきました。

 医薬品データの改竄を防止するために作られた臨床研究法案は、成立までに10年を要しました。

 日本では、『議員立法』で国民のための法律を成立させるのは、とても長い時間がかかりますが、私は薬害をなくしたい一心で続けてきました。医薬品やワクチンの乱用による被害は、本人やその家族だけの苦しみではないからです。(中略)

 薬害を防止するために最も重要な2つの要素は何でしょうか?

 政府が政策決定段階として、国民の生命と健康を最優先すること、そして、国民と、薬やワクチンが提供される患者の双方に、科学的根拠にもとづく正確な情報を開示すること、さらには、安全性について懸念する科学者がいることです。

 予防原則がとられなければなりません。つまり、すぐに中止し、性急な行動をとらないことです。

 薬害エイズの場合は、この2つの原則のどちらも存在しませんでした。今回、私が緊急記者会見(※)を開くことにしたのは、パンデミック(世界的大流行)が始まった日本で、再び同じ状況が展開されようとしているからです。(後略)」

(※)川田議員は、2024年9月12日に、「緊急記者会見~レプリコンワクチン中止を!」を行った。

 川田議員に続き、世界各国から結集した26人のエキスパートが、それぞれプレゼンを行った。

(…会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページより御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です