2022年8月26日(金)午後4時30分より、東京都千代田区の司法記者クラブで、「23期弁護士ネットワーク」は、安倍晋三元首相国葬反対声明のための記者会見を行った。
会見に臨んだのは、梓澤和幸弁護士・澤藤統一郎弁護士・郷路征記(ごうろ まさき)弁護士(霊感商法弁護団共同代表)・杉浦ひとみ弁護士(戦争法・安保法制違憲訴訟弁護団)・西川伸一(明治大学政治経済学部教授)の以上5名である。なお、郷路弁護士は、札幌からオンラインで参加した。
「戦争前夜、独裁間近という新しいこの国の曲がり角を感じ、声明の起草と賛同の呼びかけに至った」と、梓澤弁護士が声明の主旨を、危機感と共に表明した。
閣議決定のみで国葬を強行しようとする岸田内閣の動きに対して「私は絶対に国葬反対の声を挙げるだけではなくて、撤回させたい、そう思っております」という決意を、杉浦ひとみ弁護士が述べた。
「今ひとりひとりが発信のツールを持っている。ぜひ安倍国葬反対の声を挙げていただきたい」と澤藤弁護士が、多くの個人・市民・国民に対して連帯の呼びかけを行った。
長年、旧統一教会の被害者救済にあたってきた郷路弁護士は、「安倍元首相は、統一教会員にとっては、霊界で生きています」と指摘、「地上におけるサタンの勢力との戦いに、天から助けてくれる人として、位置付けられる」だろう、と述べた。
質疑応答を含め、会見の詳細については、ぜひ全編動画をご視聴ください。
以下、郷路弁護士の発言の文字起こしである。