「『反スラップ訴訟法』が必要!『維新の人たちがいかに訴訟を乱用してきたかを明らかにしていきたい』」~岩上安身によるインタビュー第1079回 ゲスト れいわ新選組参院選候補者 水道橋博士、弁護士・衆議院議員 米山隆一氏 2022.6.20

記事公開日:2022.6.27取材地: テキスト動画独自
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 6月23日木曜日、午後7時から、「『反スラップ訴訟法』が必要!『維新の人たちがいかに訴訟を乱用してきたかを明らかにしていきたい』」岩上安身によるれいわ新選組参院選候補者 水道橋博士、弁護士・衆議院議員 米山隆一氏インタビューを撮りおろし初配信でお送りした。インタビューの収録は6月20日、IWJ事務所で行われた。

 水道橋博士は、この度の参議院選挙にれいわ新選組から出馬している。冒頭、岩上安身がお二人のご経歴などを紹介、水道橋博士が出馬に至った経緯と、思いをうかがった。

 水道橋博士は、2月13日ツイッターで、松井一郎氏に関するツイートをコメントをつけてリツイート、そのリツイートはその後4000人の人によってリツイートされた。この水道橋博士のリツートに対して、即日、松井一郎氏から「訴えます」というリプライがきた。水道橋博士はそれから実際に4月15日訴状が届くまでの葛藤や、実際のテレビやラジオのレギュラー番組を失うなどのさまざまな出来事を語った。

 5月15日にれいわ新選組の代表である山本太郎氏の街宣で会ってから、参議院選出馬を決意するまでの3日間、家族との話し合いや師匠(ビートたけし氏)への報告など、慌ただしい日々の出来事も語っていただいた。

 水道橋博士の3つの重要政策は、1番スラップ訴訟法制化、2番消費税廃止、3番文化芸術定額支援金の創設、である。

 すべての発端となった、松井氏による提訴について、水道橋博士は「スラップ訴訟だ」と考えている。

水道橋博士「反スラップ訴訟法については、まず『スラップ訴訟』という言葉を広めたい。定義づけは難しいところもありますが、権力者と呼ぶ者、それは肩書きだけではなくて、テレビ的な影響でもいいんです。(権力を持った)相手に被告された時、相手の目的となっているのが『口封じ』だということです。

 相手の社会的地位を奪おうとするような、訴権の濫用ですね。それをできないようにするためには『反スラップ法』が必要です。僕1人、れいわから出て言っていても実現は難しいかもしれないけれど、これは超党派でできると考えています」。

 水道橋博士は、今回の参院出馬の動機について「反スラップ訴訟法」を作りたいという思いが一番強い、と述べたが、もちろんそれだけではない。

 インタビューでは、今回の参議院選挙の隠された争点である「改憲」にも話が及んだ。水道橋博士は、自民党の党是というのは改憲なのに、なぜみんなは投票するんだろうかと問うた。

水道橋博士「僕は2001年頃から『アサ秘ジャーナル』っていう番組をはじめて。政治家百五十人以上インタビューやってたんですね。それまでノンポリでしたけど。

 その時に自民党の最も大きな党是は改憲であるっていうのを知って、『なんでみんな自民党に投票してるんだろ』ってその時から思ってるんですよ。

 僕はまったく改憲反対で。『憲法そのものがまったくいじっちゃいけない派』なんですね。いわば、憲法っていうのは『失敗のカルテ』。戦争、人権の侵害、そして独裁。その3つを許しちゃいけないっていうカルテが書いてあるもの。それを少しでも変えてはいけない。

 『それは与えられたものだ』『自主憲法を作らなきゃいけない』っていうことであれば、これまで自民党が支配しながら一度も手をつけられなかったのはなぜかって、一人一人に聞いてみたいんですよ。自民党に投票してること自体が『私は憲法を変えてほしいんです』って言ってるようなもんですよって。人気がなくなるから、このこと(改憲)は今は秘めて。徐々に、それこそ麻生太郎が言うように、ナチスのやり方を真似すればいいんだよ、と。

 いや絶対そこは触らしちゃいけない。今まで実際に戦争しなかったじゃないですか。拡大解釈ができるから戦争だって起きてるんですよね」。

 水道橋博士は、戦争を知らない政治家たちが、改憲に自分で酔っているのではないか、と指摘した。

 自民党が目指す改憲の目玉は「緊急事態条項」である。米山氏は、オンラインでも情報交換ができる今日の社会で、いまさら何故、緊急事態条項が必要なんだろうかと問い、緊急事態条項はどんな事態を想定しているのかと問うた。

米山氏「武力攻撃内容は、まだマシとして。大規模自然災害で緊急事態条項って、どういう災害を想定しているんですか、起こり得ないでしょ。だって関東大震災が起こったって、別に関西にも全部警察もあるだから、通常対応もありますよね。

 感染症でって言ったらどんな感染症を想定してるんだと。明らかに何を想定してるのかわかっていない。ほぼ、そんな状況にはならないですよね。今ある法律で十分対処できるんですよ。だからもう、(憲法に緊急事態条項を入れたいという人は)明らかに『こういうの(緊急事態条項)を作りたい』ってだけです。何か、かっこいいふりをしたいと。

 でも、それは水道橋博士が言ったみたいに、やがて乱用されるわけで。誰かが悪意を持って、特に維新の方々が政権なんかとろうもんなら、悪意を持ってこれを濫用するっていうのは、それは絶対入れちゃいけないと思いますね」。

 最後に岩上安身は、裁判に臨む水道橋博士と米山弁護士に、自分の体験からエールを送った。

岩上「私は古傷をもう一度えぐられるような気持ちがありつつだけど、僕は自分の意志で、最高裁の判例にしないというのを決めたんで。違う判例が出てますからね。ぜひとも、こんなことが判例にならないように。そして、立法府できちっとそれを制限する法律をつくっていただきたいなという風に思います」。

 たいへん活気のある議論が2時間以上にわたって展開された。詳細はぜひ、配信動画で御覧いただきたい。

 関連動画・記事は以下で御覧ください。

・はじめに~東北地方も梅雨入りです。15日夜、参議院選挙出馬予定の水道橋博士と、衆議院議員でもある米山隆一弁護士が「パブリック・エネミー維新」をぶった斬るマシンガントークをライブ配信! SLAPP訴訟は権力者が一般人の口封じに使う手法と大批判! 米山氏「人の悪口をショーアップして票を得ることに味をしめてしまった」、水道橋博士「政治は結果責任というけど、コロナも経済も大阪は全国ワースト1位ですよ」! 近日中に、岩上安身が水道橋博士と米山弁護士のお二人にインタビューする予定です! ぜひ御覧ください。(日刊IWJガイド、2022年6月16日号)

・はじめに~<インタビュー告知>「『反スラップ訴訟法』が必要!『維新の人たちがいかに訴訟を乱用してきたかを明らかにしていきたい』(仮題)」本日、岩上安身によるれいわ新選組参院選候補予定者 水道橋博士、弁護士・衆議院議員 米山隆一氏インタビューを録画収録! 近日中に撮りおろし初配信します! ぜひ御覧ください!(日刊IWJガイド、2022年6月20日号)

 この機会に、IWJの関連コンテンツもぜひ御覧ください。

■ハイライト

  • 日時 2022年6月20日(月)19:30~
  • 場所 IWJ事務所(東京都港区)

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