2021年10月24日(日)15時半より、新潟県長岡市アクロスプラザ長岡にて、無所属 米山隆一候補(新潟5区)の街頭演説会が行われた。応援弁士として元経産官僚の古賀茂明氏がマイクを握り、作家で米山氏夫人の室井佑月氏も挨拶を行なった。
応援演説に立った古賀茂明氏は、次のように訴えた。
「現在の自公政権を皆さんはどうお考えですか。日本はここで政権交代し、成長し、弱者が救われる社会に方向転換していかねばならない。
私は米山さんを昔から知っていますし、30年の官僚生活で何百人も国会議員を知っていますが、米山さんはそのへんの自民党議員より何をやっても上です。ぜひ彼を国会に送ってください。
そして、お願いしたいことがある。今、米山さんは無所属で立候補していますから、政党に属する候補のように比例で復活することがない。退路を絶っています。
ですから彼を大差で勝たせて、一目置かれる存在にして国会に送り込んでください。大臣を任じられても立派にこなせる人物です。皆さま、よろしくお願いします」。
続いて、室井佑月氏が、以下のように集まった聴衆に支持を訴えた。
「米山隆一と結婚し、長岡の住人となりました室井佑月です。よろしくお願いいたします。
私は今の自民党政治に怒っています。権力の私物化、でたらめな原発推進、格差の拡大、ずいぶん前から貧困も増えています。困っている人々を助けられないで、政治が機能していると言えるのでしょうか。
どうぞ米山隆一に力をお貸しください。米山隆一は皆さまの手に政治を取り戻すために、一生懸命頑張ります。どうか米山隆一を勝たせてください。心よりお願い申し上げます」。
米山隆一候補は、次のように訴えかけた。
「かつて皆さんの支持を受けて新潟県知事になったとき、私は民主主義ってすごいな、と実感しました。
どこの馬の骨ともわからない一市民だった私が知事になり、できることをさせていただいた。給付型奨学金をつくれました。農家の戸別所得補償制度もつくれました。原発事故の検証委員会もつくれました。
民主主義は政治を変えられる。民主主義と、私と、皆さんの可能性を信じて政治を変えようじゃないですか」。
また、米山氏は、幕末から明治初期に活躍した長岡藩士 小林虎三郎の言葉「米百俵」を引いて、以下のように語りかけた。
「偉人、小林虎三郎さんは、『百俵の米も食えばたちまちなくなるが、学問にあてれば明日の何千俵にもなる』と、そう言いました。
これは今の世も同じだと思う。10兆円も株を買ってお金持ちに分ければたちまち消えるが、それを額に汗して働く方々の給与を上げるために使えば、その方々が頑張って明日の長岡をつくってくれる。支援を必要とする人に届ければ、その方々が明日の長岡、明日の日本をつくってくれる。子どもたちの未来のために使えば、その子たちが未来をつくってくれる。
それが当たり前の政治なんです。そんな政治を実現しようじゃないですか」。
街頭演説の詳細は、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。