「多くの政治家を間近で見てきた」古賀茂明氏が「すぐに彼ら以上の働きができる」と米山候補を絶賛!米山氏新妻の室井佑月さんもマイクを握る!~10.24無所属 米山隆一候補(新潟5区)街頭演説 ―応援弁士:古賀茂明氏(元経産官僚)、立憲民主党・森裕子参議院議員 2021.10.24

記事公開日:2021.10.27取材地: テキスト動画
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(取材、文・IWJ編集部)

 2021年10月24日(日)14時より、新潟県長岡市アオーレ長岡前にて、無所属 米山隆一候補(新潟5区)の街頭演説会が行われた。応援弁士として立憲民主党副代表・森裕子参議院議員と、元経産官僚の古賀茂明氏が駆けつけた。

 森議員は、自公政権の退廃と一般市民への恩恵がなかったアベノミクスを批判し「今こそ米山隆一候補の、医師であり弁護士でもある優れた能力を、地域社会の発展のため、国の発展のため発揮してもらいましょう」と訴えかけた。

 応援演説に立った古賀茂明氏は、次のように自民党政治を批判した。

 「私は1980年に入省し、そこから30年間官僚として働いたが、入省当時世界に誇りうる技術大国、経済大国であった日本は、バブル崩壊の90年以降どんどん凋落していった。それは対応を怠った自民党政権に責任がある」

 古賀氏が指摘した自民党政権の失政は、国の借金を増大させたこと、少子高齢化を防げなかったこと、非成長で賃上げのない社会にしたこと、原発推進をやめないこと、格差を増大させたことの五項目である。

 古賀氏は「自民党がよく言う民主党(政権)批判に『悪夢の3年間』というのがあるが、そう言われても旧民主党の人たちは萎縮する必要はない。自民党のやってきたことこそ『悪夢の30年間』だと言い返すべきだ」と述べた。

 「仕事柄、私は何百人という政治家を間近で見てきた」と古賀氏は続け、「自民党の各大臣の隣にこの『米山隆一』を置いて考えれば、米山さんがすぐに彼ら以上の働きができると私は確信している。それだけの能力のある人物だ。ぜひ彼を国会へ」と訴えた。

 また、古賀氏は調子を変え、米山隆一候補の遊説に常に同道している米山氏の妻で、作家の室井佑月さんを紹介しながら、米山氏と室井氏の交際のきっかけは自分が主催した勉強会での両者の出会いであったこと、室井氏から恋愛相談を受けて米山氏との結婚を薦めたことなどを明かし、「もし米山さんが落選しても、苦労が彼ひとりの苦労ならば気にしないが、室井さんまで苦労するのは気の毒だし、自分も責任を感じる。ですので、ぜひ皆さんの力をお借りしたい」と語って、集まった聴衆から温かな笑いを誘った。

 マイクを握った米山候補はまず女性問題で新潟県知事を辞任するに至ったことを念頭に置いてお詫びを述べた上で、アベノミクス批判と原発推進反対という二つの主題を演説で訴えた。

 アベノミクスについては、以下のように訴えかけた。

 「アベノミクスの9年間で、金融資産が1億円を超えるお金持ちは1.6倍に増えたが、額に汗して働く方々の賃金は増えていない。

 大学生の二人に一人は奨学金を使っていて、大卒者の卒業時の奨学金借入額の平均は300万円だという。胸をときめかせて社会に飛び立とうという若者が300万円の借金を負っている。あんまりじゃないですか。私はそんな政治を終わりにしたい」。

 アベノミクス批判、一般の生活者のための経済を訴えかけるたびに、聴衆より賛同の声があがった。

 街頭演説の詳細は、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。

■全編動画

  • 日時 2021年10月24日(日)14:00~
  • 場所 アオーレ長岡前ほか(新潟県長岡市)

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