自民党若手議員もTPP反対 「国会決議の監視を」「今は念じるしかない」~TPP阻止緊急座り込み行動 2014.4.23

記事公開日:2014.4.23取材地: テキスト動画
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(IWJ・石川優)

特集 TPP問題

 米国のオバマ大統領が4月23日(水)に来日し、安倍総理大臣と都内で会食をした。それに合わせ、米国でTPP交渉を担当するUSTR(米通商代表部)のフロマン代表も来日し、連日、甘利明TPP担当大臣と会談。日米のTPP交渉が大詰めを迎えている。

 このオバマ大統領来日にあわせ、「TPP阻止国民会議」などが呼びかけ、衆議院議員会館前で座り込みの抗議が行われた。

 TPP阻止国民会議からは、元日本医師会会長の原中勝征氏や、山田正彦元農水大臣、首藤信彦前衆議院議員、北海道選出の民主党・徳永エリ参議院議員が参加した。

■ハイライト

  • 収録 2014年4月23日(水)
  • 場所 衆議院第二議員会館前(東京都千代田区)

与党・自民党からも参加者 「しっかり監視を」

 北海道・茨城の農業団体の農民連も朝10時から座り込みに参加。また、この日は与党自民党からも、茨城選出の上月良祐参議院議員、同じく茨城選出の岡田広参議院議員、同じく茨城選出の新谷正義衆議院議員、田所嘉徳衆議院議員、千葉県選出で、自民党農水部会長の斎藤健衆議院議員らが参加した。

 座り込みに来ていたのが茨城の農民連という事もあり、茨城県選出の議員が目立った。

 上月良祐参議院議員は、「座り込みをしなければならない状態になったことに関して、本当に残念に思いお詫びを申しあげたい」と、謝辞を表明。

 斎藤健衆議院議員は、「自民党の農林部会でも言ったことは守るようにと、決議している。総理・官房長官にも直接手渡している。これを守ってもらうようにこれからもしっかり監視を続けていきたいと思います」と説明した。

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