鈴木宣弘氏「今だけ、金だけ、自分だけ」 ~シンポジウム「このまま進めて大丈夫なの?TPP交渉」 2013.9.14

記事公開日:2013.9.14取材地: テキスト動画
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(IWJ・松井信篤)

特集 TPP問題

 政府が7月23日に参加を強行したTPP交渉は、守秘契約を理由に、その内容や政府の主張さえ、明らかにされないまま進んでしまっている―。

 かねてよりこのTPP交渉を危惧していた、学界、弁護士、JA、医師会、NPOや市民などが結集し、シンポジウム「このまま進めて大丈夫なの?TPP交渉」が、14日(土)に開かれた。

 シンポジウムでは、農業団体からTPPの情勢や問題点、十勝の取り組み事例、また、食品・医療など健康面への影響、法律に関するTPPの制約などが述べられた。また、交渉の進展状況と撤退・批准阻止についても語られ、8月22日、23日に行われたブルネイでの閣僚会議の内容なども報告された。

 様々な分野からTPPの問題が語られた会場には、400名満員となる人々が集まり、関心の高さを伺わせた。

■全編動画

  • パネリスト
    小林寛史氏(全国農業協同組合中央会 農政部長)/中川俊男氏(日本医師会 副会長)(録画には含まれません)/山根香織氏(主婦連合会 会長)/杉島幸生氏(TPPに反対する弁護士ネットワーク)/鈴木宣弘氏(TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会、東京大学大学院教授)/高橋正夫氏(TPP問題を考える十勝管内関係団体連絡会議代表、十勝町村会長、本別町長)
  • 特別報告 内田聖子氏(アジア太平洋資料センターPARC事務局長)
  • コーディネーター 醍醐聰氏(東京大学名誉教授)

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