原発再稼働に向け、7月8日に新規制基準が施行したことにより、九州・北海道・四国・関西の4つの電力会社が新規制基準適合性に係る申請書を規制委員会に提出した。それを受け、7月16日、第一回目の審査会合が行われた。
今回の会合は、電力会社からの申請の概要を聞く目的で行われ、各電力会社は申請した内容を規制委員会に説明した。この日は、午前中に九州電力の川内原発1・2号機、北海道電力の泊原発1~3号機について。午後には四国電力の伊方原発3号機、関西電力の高浜原発3・4号機、大飯原発3・4号機について、事業者から説明があった。
原子力規制委員会はA~Cの3つのチームに分かれ、それぞれが担当する原発を決め、審査を行っていく。12日、新たに申請された九州電力の玄海原発は今後、規制委員会のAチーム(現在、大飯原発3・4号機と伊方原発3号機を担当している)に入る。