【号外第26弾】ウクライナ人学者オルガ・ベイシャ氏がゼレンスキーの独裁政治を告発!ウクライナ政治は新自由主義による搾取と民族主義者によるテロの標的!ウクライナに言論の自由はない! (前編) 2022.5.7

記事公開日:2022.5.7 テキスト
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 岩上安身です。いつもお世話になっています。【号外第26弾】をお届けします。今回も大手メディアが報じない、驚愕の内容です! ウクライナ侵攻の真実がわかります! 必見です! ぜひ御覧ください!

【号外第26弾】ウクライナ人学者オルガ・ベイシャ氏がゼレンスキーの独裁政治を告発!ウクライナ政治は新自由主義による搾取と民族主義者によるテロの標的!ウクライナに言論の自由はない! テレビ局はことごとく閉鎖されたが、それはロシア侵攻の1年前だった!(前編)

 米独立系ニュースメディア『ザ・グレーゾーン(The Grayzone)』が、4月28日付けで「本当のゼレンスキー:有名ポピュリストから不人気なピノチェト式新自由主義者へ」と題し、ウクライナ人学者オルガ・ベイシャ(Olga Baysha)氏へのインタビュー記事を掲載しています。

 インタビューを行い記事を書いたナタリー・ボールドウィン(Natylie Baldwin)記者は、ロシアと米国の外交政策に関するライターで、『The View from Moscow:Understanding Russia & US-Russia Relations(モスクワからの視野:ロシア理解と米露関係)』の著者です。

 以下から、インタビュアーのナタリー・ボールドウィン氏による、ウクライナ人学者、オルガ・ベイシャ氏へのインタビューの前文が始まります。

 ウクライナの学者オルガ・ベイシャは、ヴォロディミル・ゼレンスキーが広く嫌われている新自由主義政策を取り入れ、ライバルたちを弾圧し、彼の行動がいかに現在のロシアとの戦争に拍車をかけたかを詳述しています。

 2019年に国の最高権力者に上り詰めた喜劇俳優のヴォロディミル・ゼレンスキーは、おそらくトランプ弾劾劇場の脇役として以外は、平均的なアメリカ人にはほとんど知られていませんでした。

 しかし、2022年2月24日にロシアがウクライナを攻撃すると、ゼレンスキーはアメリカのメディアで突然、Aリストの有名人に変身しました。アメリカでニュースを見ている人たちは、おそらく手に負えないような悲劇的な出来事に襲われ、最終的には同情を集めるように見える男の映像に打ちのめされたのです。

 そのイメージは、カーキ色の服を着た、疲れを知らないヒーローが、小さな民主主義国家を統治し、東からの独裁の蛮行をたった一人で食い止めるというイメージに発展するのに時間はかからなかりませんでした。

 しかし、西側メディアが丹念に作り上げたイメージの向こう側には、もっと複雑で、お世辞にも良いとは言えないものがあります。ゼレンスキー氏は、平和の追求を公約に掲げ、73%の得票率で当選しましたが、その他の綱領は曖昧なものでした。しかし、侵攻の前夜、彼の支持率は31%に落ち込んでいました。それは、不人気な政策の追求が原因でした。

 ウクライナの学者であるオルガ・ベイシャは、『ウクライナの民主主義、ポピュリズム、新自由主義―仮想と現実の境界で―』(原題:Democracy, Populism, and Neoliberalism in Ukraine―On the Fringees of the Virtual and the Real―)の著者で、ゼレンスキーの権力の獲得と、大統領就任後の権力の行使について研究しています。

 以下のインタビューでベイシャは、ゼレンスキーの新自由主義の受け入れと権威主義の増大、彼の行動が現在の戦争にどのように貢献したか、戦争を通じての彼の逆効果で自己中心的なリーダーシップ、ウクライナ人の複雑な文化・政治観とアイデンティティ、マイダン中・後の新自由主義者と急進右派の連携、ドンバス地方全体のロシアの併合は2014年当時よりも地元住民に支持されない可能性について述べています」(ナタリー・ボールドウィン)

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※以下はインタビュー本文です。インタビュアー・ナタリー・ボールドウィン氏の質問は●印から始まり、インタビューゲストのオルガ・ベイシャ氏の回答は、カギカッコ内に示されます。

●あなたの経歴を少し教えてください。出身地や現在の研究分野に興味を持たれたきっかけは何ですか?

 「私は、ロシアとの国境線上にあるウクライナの都市ハリコフで生まれたウクライナ人で、父や他の親族が今も住んでいます。ハリコフは戦前、ウクライナ有数の教育・科学の中心地でした。住民はウクライナの「知の都」に住んでいると自負しています。1990年には、党の支配を受けない最初のテレビ局が設立され、すぐに最初のニュース番組が放送されました。

 その頃、私はすでにハリコフ大学を卒業しており、ある日、大学の友人からこの番組でジャーナリストとして働かないかと誘われました。翌日から、未経験の私は取材を開始しました。数カ月後には、ニュース番組の司会者になりました。私の出世は例外的なことではありませんでした。

 無秩序に増え続ける新しいメディアは、メディア・ワーカーをどんどん要求してきました。その多くは、ジャーナリズムの教育も、人生経験もない、野心的な若者たちでした。

 私たちを結びつけていたのは、西洋化への願望、ポストソビエト移行を特徴づける社会的矛盾への無理解、改革に反対する労働者の懸念への無関心でした。私たちの目には、後者は「逆行」している、つまり文明が何であるかを理解していないと映ったのです。

 私たちは、自分たちを革命的な前衛であり、選ばれた進歩的な改革者であるとみなしていました。ウクライナの新自由主義化にとって好ましい環境、つまり、社会へのあらゆる悲惨な結果を経てもたらされた西洋化および文明化を作り出したのは私たちメディア労働者なのです。何年もたってからこのことに気づきました。

 その後、キエフのテレビ局で歴史ドキュメンタリー番組の制作を監督しているうちに、歴史の一方向的な進歩と「野蛮人」の西洋化の必然性という神話が、旧ソ連諸国だけでなく、世界中の新自由主義の実験に思想的根拠を与えていることに気づいたのです。西洋化というイデオロギーの世界的覇権への関心が、私をまずコロラド大学ボルダー校の批判的メディア研究の博士課程に導き、その後、現在の研究へと導きました」

●ウクライナの社会学者たちの学術的な研究によると、最近の世論調査では、ほとんどのウクライナ人はアイデンティティの問題にはあまり関心がなく、仕事や賃金、物価といった問題に関心を持っていることがわかりました。あなたの仕事は、2019年以降ウクライナで制定された新自由主義的な改革に多く焦点を当てています――民衆の感情に反して。多くのウクライナ人が経済問題についてどのような見方をしているのか、またその理由について話していただけますか?

 「私が住んでいた社会的な環境(ウクライナ東部、クリミア、キエフ)では、民族的なアイデンティティの問題に関心を持つ人はほとんどいませんでした。

 私は無駄に『私の社会的環境』を強調しているわけではありません。ウクライナは、社会的に重要な問題すべてにおいて、極東と極西が正反対の見解を持つ、複雑で分裂した国なのです。

 1991年の独立宣言以来、ウクライナでは2つのナショナル・アイデンティティの考え方が対立してきました。『ウクライナ民族』対『東スラブ民族』です。ウクライナ民族思想は、ウクライナの文化、言語、民族を中心とした歴史がウクライナ国民国家の統合力として支配的であるべきだという考えにもとづいており、ウクライナ西部でより強く支持されてきました。

 他方、ウクライナとロシアという2つの主要な民族、言語、文化によってウクライナ国家が成り立つとする東部スラブ思想は、ウクライナ南東部では普通に受け入れられています。しかし、一般的には、多くのウクライナ人が経済的な問題にずっと関心を寄せていることは、いつの時代も同じだということには同意します。

 実は、1991年のウクライナの独立も、かなりの程度、経済的な問題だったのです。多くのウクライナ人が、ロシアとの政治的な分離を支持したのは、ウクライナが経済的に豊かになるという期待、つまり宣伝用ビラが約束したものを信じたからです。

 この経済的な希望は、実現されませんでした。ソビエト連邦の崩壊は、ウクライナの新自由主義化、つまり社会領域の市場化とソビエトの福祉国家の崩壊によって、多くの点で人々の生活を根本的に悪化させました」

●ゼレンスキーが始めた新自由主義的な改革はどうでしょうか。

 「世論調査によってその人気を判断することができます。最大72%のウクライナ人が、新自由主義的プログラムの旗手であるゼレンスキーの土地改革を支持しなかったのです。人々の憤りにもかかわらず、彼の党がそれを承認した後、ゼレンスキーの評価は2019年春の73%から2022年1月には23%にまで低下しました。理由は簡単で、深い裏切りの感覚です。

 ゼレンスキー・ホロボロドコ(ホロボロドコはテレビ番組でゼレンスキーが演じる登場人物)は、『非公式の選挙綱領』、つまり彼が主演していたドラマ『国民のしもべ(Servant of the People)』で、もし1週間だけ国を支配できたら、『先生を大統領として生かし、大統領を先生として生かす』と公約したのです。控えめに言って、この約束は果たされませんでした。ウクライナ人ではなく、グローバル資本の利益のために改革が行われ、人々はまたもや騙されたことに気づいたのです」

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

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■IWJの活動には市民の皆様のご寄付・カンパが欠かせません! 昨年8月から4月末までの、第12期の9か月間にわたる累積の不足金額309万5534円に、5月の未達成分340万7445円をあわせて650万2979円、5月末までに必要です! 5月も、ぜひウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、支出をさらに削って、月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。5月も目標額を400万円に据え置きます。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、5月で10か月目に入りました。

 先月4月は1日から30日までの30日間で、345件、388万2650円、目標額の97%のご寄付・カンパをいただきました。目標額には達しませんでしたが、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。

 今期スタートの8月1日から4月30日までの9か月間の累計の不足分は、309万5534円となっています。

 また、5月は1日から6日までの6日間で、24件、59万2555円、目標額の15%分に相当するご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 従って、4月末までの不足分309万5534円に、5月の未達成分340万7445円を加え、5月末までに650万2979円が必要となります。今月5月を含めて、7月末に迎える期末までの残り3か月で赤字を削って、不足分がゼロになるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3202人です。そのうちサポート会員は1099人です(2022年4月18日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が2031円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人5917円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した地震の際に大規模停電が起きて、その影響で、インタビューや動画配信に必要なIWJの設備が故障し、その修理費用が約70万円かかります。

 この故障を完全に修理することができないと、再配信ができません。現在、対応中ですが、いまだに再配信ができず、ご不便をおかけしていて、申し訳ありません。1日も早く復旧できるように、ご支援と、ご理解をたまわれればと思います。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。

 ロシアによるウクライナへの侵攻と、それに対する世界中からの反発・非難は、米英とNATOによる、ウクライナへの事実上の「参戦」という段階に至っています。

 「同盟国」である日本は、国民の大多数が気づかないうちに、米国が段取りした「世界大戦」を戦う「連合国」のメンバーに加えられています。日本国民はまず、1人でも多く、この事実に気づかなければなりません。

 米国の真の狙いは、実現できるかどうかは別として、恒久的に米軍が欧州を軍事的に支配し、ロシアを米国に抵抗できないレベルにまで弱体化することにあります。それが米国の単独覇権の維持・強化になると、少なくとも米国の一部、ネオコンらは思っているからです。

 ロシアのウクライナ侵攻は、その米国の単独覇権の維持・強化戦略を推し進めるための口実として、巧妙に利用されました。

 バイデン大統領は、5月3日、「ロシアとの戦いは、民主主義と中国との戦いの戦線のひとつに過ぎない」と発言したと、『AFP』は伝えています。また、『RT』は、「中露に対する『文明の戦い』の最初の『実戦の戦闘』を戦っている」とバイデン大統領の言葉を伝えました。これらの言葉を、日本のマスメディアはほとんど報じていませんが、これは重要な発言です。

 IWJは、侵攻直後から、このウクライナ侵攻から始まった動きが、極東に飛び火して、台湾をめぐる米中の対立と連動する可能性があると、散々、警鐘を鳴らしてきましたが、今回のバイデン発言は、対ロ戦線と対中戦線を直接、つなげるものであり、そうしようとしている「主体」は米国です。

 これまで、侵攻された当事国であるウクライナが「主体」で、米国を含む西側諸国は、第三者的立場でウクライナに連帯を表明し、加害国のロシアに抗議していたはずです。

 ところがバイデン大統領は、本音がぽろりとこぼれ出たのでしょう。「主体」は米国であり、「民主主義」対「専制政治」という戦いのために、中国とロシアに対する「文明の衝突」をこれから戦うというのです。そして、ウクライナはその最初の実戦なのだ、というのです。われわれIWJが当初から指摘して、批判してきたことがまた、その通りとなってきました。これはまさしく「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」という戦争なのです。この言葉はレーガン政権時の外交アドバイザーだったダグ・バンドゥ氏の論文の秀逸なタイトルです。ぜひ御覧になってください。

※「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」!! 米国のレーガン政権で外交アドバイザーを務めた保守の論客・ダグ・バンドゥ氏が強烈にバイデン政権を批判する論文を発表! この戦争の主語は「ワシントン」であり、最後の1人まで戦わされるのは「ウクライナ」! これは「正義」の戦争なのか!?

 極東まで、米国が戦線を広げてきた場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良い対中ミサイル前線基地とさせられてしまう危険性があります。日本がウクライナのような運命をたどり、国土を戦場として提供して、米国の戦争の道具と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!

 日本が台湾有事によって、米国の戦争に巻き込まれた時、中国だけでなく、北朝鮮やロシアをも同時に相手して、日本が戦わなくてはならない可能性があります。

 米国の支援があっても、そんな戦いを現実に遂行できるのか、その上で、核を保有したその3カ国に勝つことができるのかといえば、誰が考えてもまったく不可能でしょう。

 勝敗以前に、日本は開戦早々、全土をミサイルで空爆されて、軍事拠点と重要なインフラを破壊されます。日本は現在のウクライナのような状態となり、経済や、国民生活は破綻します。

 ウクライナの今年のGDPは、現時点で昨年の半分となる予想です。日本も参戦した場合は、GDPはそうしたレベルにまで落ちるでしょう。

 そんな状態を少子高齢化した日本国民が受け入れ、乗り切れるでしょうか。仮に敵国に痛撃を与えることができても、相手には最後の手段として、3ヶ国とも核攻撃というカードが残されています。日本に勝ち目はありません。米国から核弾頭をシェアリングされ、中距離ミサイルに配備したとして、核抑止が効くかどうか。通常戦力で、核を用いる余裕のないところまで追いつめられるでしょう。

 しかも日本は島国なので、ウクライナ国民の多くは陸続きの隣国ポーランド等へ逃れましたが、日本国民の多くは陸伝いに「難民」になることもできません。海を越えていこうとしても、渡航の安全性は保証されていません。

 どこをどう考えても、米国と同調し、ロシアに制裁を下し、いたずらにロシアとの緊張を高めることは、日本にとって負担やリスクが増えるだけで、何もメリットがありません。

 日本には原発が51基(そのうち稼働中のものは9基、稼働していない原発もプールに燃料がたくわえられている)存在するのです。これらは核自爆装置のようなものです。自国にミサイルが飛んでくる可能性のある戦争を、日本は遂行できるような国ではないのです!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。ぜひ、以下の特集を御覧ください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。

 そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 ロシア軍によるウクライナへの「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝える思考停止のイエローペーパーに頼っていては、真実は見えてきません。

 公平に見て、ウクライナと米国のプロパガンダは、ロシアのプロパガンダよりはるかに巧みで、大胆かつ強引であり、ウクライナをロマンチックに見せたり、ロシアを悪魔に仕立て上げたりして、ハリウッド映画のように、多くの人を惹きつけています。

 しかし、その米国とウクライナのプロパガンダを、日本のマスメディアまでが鵜呑みにして垂れ流ししているようでは、ジャーナリズムの本来の役割を放棄していると言わざるをえません。

 我々IWJは、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道を歩み、客観的で、中立的で、公正な報道をし続けます。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。

 既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアは、日本政府と同様、米国追従を続けていますから、それらに頼っていては、こうした現実は、まったく見えてきません。現実には記者クラブメディアは国民の目を真実からそらせるような情報操作ばかり行い続けています! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府と、そのプロパガンダ機械と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 こうしたことがIWJに可能なのは、市民の皆さまに直接、支えられているからです。特定のスポンサーに頼らずとも、活動することができる独立メディアだからです! 何者にも縛られず、権力に忖度せずに、真実をお伝えしてゆくことができるのは、市民の皆さまのご支援のおかげです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパの両方によって、支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとして活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、参院選もあります。主権を外国に売り渡すがごとき、売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

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岩上安身拝

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