┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~老化か、認知症か? ハー特別検察官から訴追されないほどのバイデン大統領の記憶力の問題! ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール報道官は、バイデン大統領に核コードを任せられるのかの記者質問に驚きの回答!
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┠■この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額の400万円に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の48%にとどまります! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!
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┠■「難病を患うお嬢さんの痛みや苦しみ、そして岩上さんのご心配、いかばかりかと思うと、本当に何とお声をおかけしたらいいのか、言葉が見つかりません」「病気や障害があっても困らない、誰もが生きやすい社会にしていかなければ、とも思います。そのためにもIWJが必要です」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■昨日2月13日、「【IWJ号外】#タッカー・カールソン による#プーチン大統領インタビュー #全編完全翻訳 (第2回) つまみ食いの翻訳では絶対にわからないプーチンインタビューの内容! 冒頭から、ロシア・ウクライナ史の仰天の講義!」を配信しました! このインタビューを「侵略の既成事実化」「世論工作」などと報じた『朝日新聞』を批判した日刊IWJガイドの記事には早速「素晴らしい!よくぞはっきり言いきってくださいました」「もはやこの国の米国バイデン政権崇拝ファシズムは、救いようがないことを痛感しました」との反響も!
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┠■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
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┠■【第1弾! EUがウクライナへの支援を継続させると同時に欧州内部の分裂が激化する!】EUとNATOという、超国家組織と、加盟諸国の国民の意識との乖離! 加盟諸国間の温度差の拡大!(『ポリティコ』2024年2月12日ほか)
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┠■【第2弾! 13日の東京株式市場で日経平均株価が1990年1月以来、34年1ヶ月ぶりの高値更新!】消費者物価は上がり、実質賃金は下がり続けて、国民生活は逼迫しているのに、バブル景気の時代の再現のような株高は、異常ではないのか!?(『日経新聞』2024年2月13日)
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┠■<IWJ取材報告>最高裁判事や規制庁職員が東電側代理人等の事務所に!~2・11「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」東京集会 ―講演:後藤秀典氏(ジャーナリスト)「裁判所・東電・巨大法律事務所のつながりと原発裁判」ほか
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■はじめに~老化か、認知症か? ハー特別検察官から訴追されないほどのバイデン大統領の記憶力の問題! ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール報道官は、バイデン大統領に核コードを任せられるのかの記者質問に驚きの回答!
バイデン大統領の、あまりにも極端な言い間違いや記憶違いなど、記憶力に関連した問題は、これまで、世界中のメディアに、さまざまに報道されてきました。しかし、それが老化によるものか、認知症なのか、深くは追求されずにきましたが、記憶力の低下ゆえに、訴追を免れるレベルであるとなると、もはや放置はできません。
9日付『BBC NEWS JAPAN』は、バイデン氏の自宅や事務所から副大統領時代の国家安全保障問題に関する機密文書が見つかったことを受け、調査を行っていたロバート・ハー特別検察官が、バイデン大統領を訴追しないことを決定したと報じました。
※バイデン氏、機密文書持ち出しで訴追されず 検察報告書は記憶の衰え指摘(BBC NEWS JAPAN、2024年2月9日)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cyr4e65k825o
8日に発表した報告書で、ハー特別検察官は、この機密文書が最高機密の「トップ・シークレット」に指定されたもので、アフガニスタンにおける軍事・外交政策に関するものだったことを初めて明らかにしました。
これほど重要な国家機密文書を不当に取り扱ったバイデン大統領を、なぜ、ハー特別検察官は、不起訴にしたのでしょうか。
9日付『BBC NEWS JAPAN』は、その理由について、ハー特別検察官が、報告書において次のように説明したと報じています。
「報告書は、機密文書の不適切な取り扱いについてバイデン氏を有罪とするのは難しいだろうと指摘。その理由として、『裁判になればバイデン氏は、私たちの聴き取りでしたように、思いやりと善意があり、記憶力に劣る高齢男性だという印象を、陪審に与える可能性が高い』と説明した」。
訴追しない理由は、バイデン大統領が、「思いやりと善意があり、記憶力に劣る高齢男性」との印象を陪審員に与え、記憶力に障害のある老人をいたわるように、免責されるだろう、というのです。要職についていない、権力もない、一般の老人と、大統領とでは、わけが違います。
これは、米国司法省が、バイデン大統領の記憶力に問題があると、公式に認めたのと同じことです。
バイデン大統領は、1942年11月20日生まれで、今年82歳になります。
この報告書は、バイデン大統領の記憶力について、具体的に、次のような問題があったと報告しています。
「報告書によると、バイデン氏の記憶には『重大な限界』があることが、聞き取りからうかがえたという。バイデン氏は自分が副大統領だった時期(2009~2017年)や、『息子ボーの死去(2015年)のような数年以内の時期』についても、思い出せなかったと報告書は書いている。
『かつて彼にとって非常に重要だったアフガニスタンをめぐる議論について語るときも、その記憶は曖昧に思えた』と報告書には書かれている」。
※バイデン氏、機密文書持ち出しで訴追されず 検察報告書は記憶の衰え指摘(BBC NEWS JAPAN、2024年2月9日)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cyr4e65k825o
この報告書を読めば、アメリカ国民のみならず、世界中の市民が不安になるのは当然ではないでしょうか。
米国の大統領は、世界に対する支配的な影響力をもたない、小国の指導者とはわけが違います。世界最強・最大の軍事力と核戦力をもつ、超大国の指導者なのです。米国の大統領は、核攻撃の最終的判断を下すボタンを握っており、その判断力のベースとなる記憶力が衰えていたら、どんな間違った判断を下すかわかりません。
一般人の認知症の老人とは違って、その記憶力の衰えは、大きなリスクを世界にもたらします。
共和党のローレン・ボーベルト下院議員(コロラド州選出)は、9日のXへのポストで次のように述べています。
「ジョー・バイデンはアメリカ大統領にふさわしくない。
彼は副大統領時代のことさえ覚えておらず、司法省は彼を『記憶力の悪い善意の老人』と評している。
それなのに左派は、彼にあと4年も大統領でいてほしいのだろうか?」
※ローレン・ボーベルト下院議員の9日のXへのポスト
https://x.com/RepBoebert/status/1755717014620873142
キューバ系アメリカ人市民のジョーイ・レック氏は、こう述べています。
「バイデンはどうやら訴追を免れそうだが、それは彼の記憶力があまりにも悪く、自分がいつ副大統領だったかすら覚えていない。
あまりにも多くの世代が、明らかに認知能力に問題がある政治家を無視し、見下すことを無責任に常態化している」。
※ジョーイ・レック氏の9日のXへのポスト
https://x.com/joeywreck/status/1755737418584518814
また、次のように、10代後半のアメリカ市民と思われるタニア・M・バンクスさんからの辛辣な見方もあります。
「バイデンに関する司法省の報告書で私が最も気に入っているのは、75年後、私が『理性を失った』とき、トラブルから逃れるための口実として精神的無能と記憶力の悪さを使えるということだ!私はギャングになる」。
※タニア・M・バンクス氏の9日のXへのポスト
https://x.com/Taniabanks24/status/1756219671857218013
アメリカ大統領の記憶力に問題があることについて、ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン・ピエール報道官は、フォックス・ニュースのピーター・ドーシー記者の質問に、次のように驚くべき回答をしています。
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■この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額の400万円に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の48%にとどまります! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。新年早々、ありがとうございました! これは、月刊目標額の48%に相当します。
11月、12月、1月と、3ヶ月連続で目標金額に到達していません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!
今年こそ、この2月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
2月は、8日までの8日間で、27件、38万8400円、目標額の10%のご寄付をいただきました。ありがとうございます。
国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。
特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。
第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。
これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。
今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。
月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!
債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!
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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
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どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
岩上安身拝
■「難病を患うお嬢さんの痛みや苦しみ、そして岩上さんのご心配、いかばかりかと思うと、本当に何とお声をおかけしたらいいのか、言葉が見つかりません」「病気や障害があっても困らない、誰もが生きやすい社会にしていかなければ、とも思います。そのためにもIWJが必要です」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!
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先ほど少額ですが、カンパしました。
難病を患うお嬢さんの痛みや苦しみ、そして岩上さんのご心配、いかばかりかと思うと、本当に何とお声をおかけしたらいいのか、言葉が見つかりません。
※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】私には難病の娘がいて、この子を私の死後も守るため、我が身ひとつで自己破産して散ることはできません。IWJの経営再建に向け、ご支援のお願いをします!
https://youtu.be/jZv9X2ojES8
早く良い治療法が見つかりますよう心から祈っています。それと同時に、病気や障害があっても困らない、誰もが生きやすい社会にしていかなければ、とも思います。そのためにもIWJが必要です。
高校で教員をしていますが、食事が十分に取れず病気がちな生徒、難病を患っていても病院に行くことができない生徒がいます。社会保障をもっと手厚くしてほしい、それなのに、政府と大手メディアは「ウクライナ」で国民を煽り、防衛費ばかり増やすことに苛立ちを覚えます。私たち市民がだまされないために、判断を間違わないために、IWJには今後ともがんばって生き残ってほしいです。よろしくお願いします。
(N.H. 様)
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N.H. 様
ありがとうございます!
難病になってしまった次女がいる、というのは、私事ではありますが、その私事を通じて、難病患者、障害者、高齢者など、社会的弱者への攻撃や切り捨てが強まりつつある社会的風潮に対し、父親としてだけでなく、ジャーナリストとしても強い危惧の念を抱いているので、あえて私事を公開し、警鐘を鳴らしました。
ナチスの狂気は、最終的にはユダヤ人を殲滅させるべく、アウシュビッツのような強制収容所で毒ガスで殺害してゆくまで更新していきましたが、初期に彼らが行ったのは、障害者に対する福祉のコストの高さを訴え、さらには病院に収容して、ひそかに殺してゆく「T4作戦」でした。
※最悪の「ヘイトクライム」発生!相模原の知的障害者施設で19人殺害――容疑者は衆院議長公邸に「障害者は安楽死」求める手紙を持参した過去も 2016.7.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/321304
※ナチスドイツの「T4作戦」を連想させる、相模原障害者施設殺傷事件! 安倍総理はこの事件を強く批判して、障害者と家族を安心させるメッセージを出すべきでは? 2016.8.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/324764
※「『特異な事件』では片づけられない」相模原殺傷事件の「温床」となった現代日本とナチス・ドイツの不穏な共通点とは ~日本障害者協議会代表・藤井克徳氏インタビュー(聞き手・IWJ佐々木隼也記者) 2016.8.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/326842
※聖火リレーを発案したナチスはT4作戦で7万人以上の障害者を殺戮! 津久井やまゆり園でのパラリンピック採火は撤回、中止を!~4.21「津久井やまゆり園事件を考え続ける会」による相模原市長への申し入れと囲み取材 2021.4.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491241
それを見ても、難病患者や障害者への圧力の高まりは、このようなファシズムの集団狂気の前兆現象として、警戒を怠ってはならない、と感じます。
また、ファシズムの被害者であったはずのユダヤ人のシオニズムも、自分達が「罰せられない」とわかっていると、集団狂気がどんどんと悪化していって、「笑いながらのジェノサイド」を自ら公開し、全世界に向けて発信してゆくという、人類史上類例を見ない狂気の沙汰を繰り広げるに至っています。
※【IWJ号外】元『ニューヨーク・タイムズ』記者、クリス・ヘッジズ氏が、イスラエルによるガザの民族浄化とパレスチナ人のガザ永久追放計画、人類初のAIによるジェノサイドに警鐘! 2023.12.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520182
※【IWJ号外】ブラッディ・クリスマス!「ハマスはナチス」と主張して、大量虐殺を続けるネタニヤフ政権と、その蛮行を支援する米バイデン政権に対し、ホロコーストと反ユダヤ主義の研究者ら16人が「誤りだ」と指摘! 2023.12.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520703
※【IWJ号外】米国の独立ジャーナリスト、エヴァン・リーフ氏が、「シオニストが『最終的解決』へと突進している」「ファシストに人間性があると思い込むことは、多くの人々が犯す最後の過ち」だと警告! 2024.1.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520920
※【IWJ号外】ミアシャイマー教授、南アフリカが国際司法裁判所に提出したイスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する申請書を「真に重要な文書」として解題! 2024.1.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521023
※【IWJ号外】元『ニューヨーク・タイムズ』記者クリス・ヘッジズ氏、南アフリカがICJに提訴したイスラエルによるジェノサイドの審理を詳報!「正義を要求し、バイデンの責任を問わねばならない」と訴え! 2024.1.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521043
※【IWJ号外】ミアシャイマー教授が、国際司法裁判所がガザにおける虐殺をめぐる南アフリカとイスラエルの裁判について下した暫定判決に『ICJの命令は、イスラエルの評判に深く永続的な汚点を残すだろう』! 2024.1.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521291
※【IWJ号外】ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト、クリス・ヘッジズ氏が「ガザにおけるイスラエルのジェノサイド、組織的な大規模飢餓の最終段階が始まった」「飢餓ジェノサイドはナチスを超える」と警鐘! 2024.2.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521612
ナチスすら、「ホロコースト」は隠して行っていたのですから、いかにシオニストの異常さがケタ違いのものであるかわかりますし、これを見せつけられて、立ちすくんで、受容してしまうことがないように、ジェノサイドを止めるべく、イスラエルへの圧力はもちろんのこと、米国がイスラエルへ軍事支援することを止めないといけません。
ハマスの悪だけを並べてシオニスト・イスラエルの悪をまったく糾弾しない飯山陽氏のような「知識人」がいて、その論考を堂々と紙面に掲載する『産経新聞』のような新聞すら、存在します。
日本においても、こうした狂いっぷりを目の当たりにすると、どれだけ声を大にしてジェノサイドをやめろ! と言わなければいけないのか、痛感します。
シオニズムはレイシズムであり、植民地主義であり、ファシズムです。パレスチナ人との共存を拒み、徹底的な殺害を行うシオニスト・イスラエルの行状には、一切妥協することはできません。
IWJは、微力であっても、その社会的影響力に限界はあっても、人々が理不尽な殺され方をしている時に、黙って見過ごすことは絶対にしません。
以下の緊急インタビューも、ぜひ多くの方々に見てもらいたいと思います。
※対等な者同士の「ハマス・イスラエル戦争」ではない!「植民地主義とそれへの抵抗であるという基本的な視点が必要」~岩上安身によるインタビュー第1136回 ゲスト 東京大学名誉教授 板垣雄三氏 2023.11.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519527
※イスラエルがパレスチナ・ガザ地区に対して行なっているのは「民族浄化」! イスラエルによる「報復」でもなければ、ハマスとの戦争でもない!~岩上安身によるインタビュー第1138回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2023.11.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519713
※ハミッド・ダバシ氏が指摘「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」!「ガザ攻撃における植民地主義の視点」~岩上安身によるインタビュー第1145回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2024.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521575
※「イスラエルがどんな戦争犯罪、人道に対する罪を行っても一度も裁かれなかった。こういう国際社会の『伝統』がジェノサイドを可能にしている」!!~岩上安身によるインタビュー第1144回 ゲスト 早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授・岡真理氏 2024.2.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521515
IWJがこれからも活動していけるよう、今後とも皆さま、ご寄付・カンパによるご支援と、有料会員登録のほど、よろしくお願いいたします。
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2024.2.14 Wed.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2024.2.15 Thu.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
ハミッド・ダバシ氏が指摘「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」!「ガザ攻撃における植民地主義の視点」~岩上安身によるインタビュー第1145回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521575
最高裁判事や規制庁職員が東電側代理人等の事務所に!~2・11「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」東京集会 ―講演:後藤秀典氏(ジャーナリスト)「裁判所・東電・巨大法律事務所のつながりと原発裁判」ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521605
【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー全編の翻訳!(第2回)つまみ食いの翻訳では絶対にわからないプーチンインタビューの内容! 冒頭から、ロシア・ウクライナ史の仰天の講義!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521636
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■昨日2月13日、「【IWJ号外】#タッカー・カールソン による#プーチン大統領インタビュー #全編完全翻訳 (第2回) つまみ食いの翻訳では絶対にわからないプーチンインタビューの内容! 冒頭から、ロシア・ウクライナ史の仰天の講義!」を配信しました! このインタビューを「侵略の既成事実化」「世論工作」などと報じた『朝日新聞』を批判した日刊IWJガイドの記事には早速「素晴らしい!よくぞはっきり言いきってくださいました」「もはやこの国の米国バイデン政権崇拝ファシズムは、救いようがないことを痛感しました」との反響も!
昨日2月13日、「【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー全編の翻訳!(第2回)つまみ食いの翻訳では絶対にわからないプーチンインタビューの内容! 冒頭から、ロシア・ウクライナ史の仰天の講義!」を配信しました。
※【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー全編の翻訳!(第2回)つまみ食いの翻訳では絶対にわからないプーチンインタビューの内容! 冒頭から、ロシア・ウクライナ史の仰天の講義! 2024.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521636
タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領への歴史的なインタビューの公開から、3日経ちました。
日本の大手メディアの報道姿勢を分析した9日付『スプートニク日本』は、「X」へのポストで、こう述べています。一読して、日本の大手メディア関係者は、ぐうの音も出ないことでしょう。記者クラブメディアの横並び「大本営報道」が、バッサリ切り捨てられています。
「朝日、読売、毎日、産経、日経の各紙やNHK、共同通信、時事通信など各社が伝えた。全社がプーチン氏が『ウクライナ侵攻以来、初めて西側からの取材に応じた』と報じた。
ほぼ全社が共通して報じたプーチン氏の発言
・ウクライナへの軍事支援が停止されれば、戦闘は数週間で終わる
・ポーランドやラトビアなど、NATOの加盟国への『侵攻』拡大の意図はない
カールソン人物批判
インタビュアーのカールソン氏について、『トランプ氏が副大統領候補として検討している』人物(毎日新聞)と中立性に疑問を呈す表現や、FOXニュースを降板させられた、2020年の米大統領選挙でトランプ氏の勝利が盗まれたという陰謀論を広めた(時事通信)と批判的に紹介。
これを根拠にほぼ全紙が、カールソン氏はロシアやトランプ氏寄りだと強調し、ロシアが自国の言い分を広めるのに利用したという懐疑的な見方を伝えている」。
※『スプートニク日本』の「X」への2月9日のポスト
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1755913049494507721
これまでお伝えしているように、タッカー・カールソン氏は、ロシアやトランプ氏を擁護するためではなく、単に、ジャーナリストの使命として、合衆国憲法で保障された「言論の自由」を実現するために、モスクワに飛んで、当事者中の当事者にインタビューを行ったことは、インタビューの内容を吟味すれば明らかです。インタビューそのものを、プロパガンダと決めつけることは、取材を行うジャーナリズムそれ自体への冒涜です。
※はじめに~タッカー・カールソン氏、プーチン大統領独占インタビューへ! 米国の主要メディア各社が行ったゼレンスキー大統領へのインタビューに対しては、「あれはジャーナリズムではありません。政府のプロパガンダです。もっとも醜悪なプロパガンダです。人々を殺すプロパガンダです」と痛烈に非難! アメリカとウクライナのプロパガンダに、自分の頭で何も考えず、追随してきただけの日本の大手新聞テレビは、タッカー・カールソン氏の「自分の頭で考える」発言に耳を傾けるべき!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240208#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53190#idx-1
このインタビューの内容を読者に紹介もせずに、「偏向」していると決めつけて批判する日本の大手メディアは、実は、その判断基準自体が、バイデン政権応援団、あるいは米国政府の飼い犬として「偏向」した遠吠えをしていることを自ら証明しているにすぎません。読者に、内容を知る必要はない、とふれ回っているのですから、「ジャーナリズム」の風上にもおけません。
IWJは、こうした切り取りだけが横行している日本のマスメディアの作り出す情報環境の歪みに抗うためも、また、日本にとってプラスの影響もマイナスの影響ももたらしうる、国境を接した隣の大国の指導者の見解を日本国民に知らせるべく、このインタビューの全編の日本語翻訳に、詳しい注をつけて、ロシア史や背景事情を知らない方でも読めるように、作業中です。できあがり次第、順次、配信していきます!
日本は、欧米に追随して、対露制裁に参加していますが、それが国益にかなうことなのか、制裁に参加していないインドや中国等のグローバル・マジョリティの判断が得策か否か、日本国民が一次情報に接して、自ら考えることが重要だとIWJは考えます。
実際に行われたタッカー・カールソン氏のインタビューをぜひ以下から御覧ください。
The Vladimir Putin Interview(タッカー・カールソン・ネットワーク、2024年2月9日)
インタビュー翻訳全編の第1回は、ここから御覧いただけます。
※タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー全編の翻訳を開始!(第1回)冒頭は、プーチン大統領による仰天のロシア・ウクライナの歴史講義! IWJは慎重にインタビュー内容を吟味しながら、可能なかぎり注や補説で補い、あるいは間違いの検証をしながら全文の翻訳を進めます!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240210#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53197#idx-2
またこの歴史的なインタビューの反響などは、以下から御覧になれます。
※はじめに~タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビューを『朝日新聞』は「トランプ支持者によるバイデン政権へのゆさぶり」と断定! ノルドストリーム爆破やウクライナによるドンバス攻撃、西側のミンスク合意破棄などについて、プーチン大統領が語った内容には一切触れず、「侵略を既成事実化するための世論工作」などと決めつけて、当事者へ取材を行うジャーナリズムそのものを否定!『朝日』は新聞を自称するのをやめて、米国の犬の広報と名乗れ! IWJはインタビュー全文の仮訳・粗訳を進めています!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-1
※タッカー・カールソン氏のプーチン大統領インタビュー(続報)! カールソン氏のインタビューが米国内で大問題に! 米国内では逮捕論! EUでは渡航禁止令が取りざたされる! ところが、英語圏の市民はこのインタビューを大歓迎! いったい誰が慌てているのか? 本日、朝8時に、このインタビューは公開! IWJは全編翻訳紹介の予定! なお、昨夜からフライング気味に出回っている、カールソン・インタビューのテキストはガセであると、ロシア大統領府のペスコフ報道官が表明!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240209#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53193#idx-2
上記の2月12日のこの日刊IWJガイドでは、『朝日新聞』が2月9日付け記事で、このタッカー・カールソン氏を、トランプ前米大統領に近く、ロシア寄りの、中立性を欠いた問題のある人物として描き、重要なこのインタビューの内容には深く立ち入らずに、インタビューが行われたこと自体ロシアのプロパガンダの手助けをしたと、躍起になって否定的に報じていると批判しました。
この日刊IWJガイドの記事に対して、早速以下のような反響がありました。一部を抜粋してご紹介します。
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素晴らしい! よくぞはっきり言いきってくださいました。
日本のメディアが、この世紀の大スクープと言える、世界大戦を止めることにつながる、勇気あるタッカーのインタビューをまったく無視するか、矮小化しようとしているのを目の当たりにし、もはやこの国の米国バイデン政権崇拝ファシズムは、救いようがないことを痛感しました。
誰一人ここで恥を知ることもなく、しゃあしゃあと保身プロパガンダに走る姿は、一切新聞もテレビも見ない方がましだということを、苦々しく再確認させられる思いです。
バカばっかりを通り越し、本当に空恐ろしい世界です。
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プーチン大統領の2時間を超えるインタビューは、まだまだ続きます。少々時間がかかるとは思いますが、日本語で読める完全版を目指しますので、よろしくお願いします!
■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
■【第1弾! EUがウクライナへの支援を継続させると同時に欧州内部の分裂が激化する!】EUとNATOという、超国家組織と、加盟諸国の国民の意識との乖離! 加盟諸国間の温度差の拡大!(『ポリティコ』2024年2月12日ほか)
12日付『ポリティコ』は、12日夕方、上院で、ウクライナへの約600億ドル(約9兆円)の支援金を含む950億ドル(約14兆円)(残りの350億ドル(約5兆円)は台湾、イスラエル、ガザへの人道支援にあてられる)の国家安全保障特別会計の可決がほぼ確実になったと報じています。
※GOP senators continue break with Trump as foreign aid approaches final passage(ポリティコ、2024年2月12日)
https://www.politico.com/live-updates/2024/02/12/congress/senate-advances-foreign-aid-00141010
早ければ、今週半ばに上院で可決され、共和党の優勢な下院(共和219、民主212)へ送られます。
上院共和党のように、ウクライナ擁護派の下院共和党議員が、賛成に回ればバイデン大統領の悲願は達成されることになります。もちろん、否決され、米国のウクライナ支援が途切れる可能性も十分にあります。それほど、米国内でのウクライナ支援反対の賛否は、大統領選の行方と重なりあって、大きく割れています。
※米上院議会で、バイデン政権が求める国境管理と移民法の強化・ウクライナ支援・イスラエル支援を束ねた1180億ドルの大型パッケージを否決! 次の一手として、上院は対外支援だけの953億ドルパッケージ案の審議入りを可決! だが新パッケージ案の前途は多難!? バイデン大統領が、トランプ前大統領を破って大統領に再選され、上下院とも民主党が過半数を占めることでもない限り、米国によるウクライナ支援は復活しない!(日刊IWJガイド、2024年2月12日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-6
他方、EUは、2月1日に、ウクライナに対する500億ユーロ(約7兆9500億円)相当の支援パッケージを承認しました。
※EU、ウクライナ支援パッケージを承認 7.9兆円相当(BBC NEWS JAPAN、2024年2月2日)
https://www.bbc.com/japanese/68177345
このEUによるウクライナへの支援の決定によってロシアとの停戦交渉を拒み、あくまで戦争継続の方針を貫くゼレンスキー政権は持ち直したようにも思えます。
★しかし、戦争はお金だけは勝てません。武器と弾薬と兵士が必要です。しかも、支援されるお金の性質も問題です。
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■【第2弾! 13日の東京株式市場で日経平均株価が1990年1月以来、34年1ヶ月ぶりの高値更新!】消費者物価は上がり、実質賃金は下がり続けて、国民生活は逼迫しているのに、バブル景気の時代の再現のような株高は、異常ではないのか!?(『日経新聞』2024年2月13日)
13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸し、終値は祝日前の前営業日に比べ1066円55銭(2.89%)高の3万7963円97銭となりました。
これは、1990年1月以来、34年1ヶ月ぶりの高値です。80年代末のバブル期のピークの最高値は、89年12月29日の3万8915円87銭でしたが、それにあと1000円程度に迫る、とんでもない株高です。
※東証大引け 日経平均、大幅に3日続伸 34年1カ月ぶり高値 東エレクがけん引(日経新聞、2024年2月13日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL135O20T10C24A2000000/
13日付『日経新聞』は、この急激な株価上昇をこう分析しています。
「12日の米株式市場でダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど米株高の流れを受け、リスク選好姿勢を強めた海外の機関投資家が日本の半導体関連をはじめとする主力株に買いを入れた。日銀による金融緩和の長期化観測に伴う円安進行も買いにつながった」。
バブル期のままに、日本経済全体の景気が、好景気となって、株価を押し上げたというわけではありません。東証の株価を牽引しているのは、1銘柄だけで日経平均を396円押し上げた東エレクやアドテストなどの半導体関連株です。
さらに、日銀による金融緩和の長期化観測を背景に、外国為替市場で円相場は1ドル=149円台半ばと23年11月下旬以来の円安・ドル高水準を付けています。
この円安進行は、輸出関連株には業績の上振れを期待した買いが入っています。たとえば、トヨタは4%高となり、株式分割考慮後の上場以来の高値を更新しています。
★日本経済の実力から言って、こんなバブル期と並ぶような株高はあり得ません。日本は消費者物価は、2.8%も上がっているのに、実質賃金は下がり続けているのです。国民生活は逼迫しており、とても80年代末から90年代初頭のバブル景気のような好況にわいているわけではありません。
今回の株価上昇は、『日経』の記事の分析にもある通り、外資による買いが入ったためだと思われますが、世界中で波乱要因が多く、かつ大きくなり、マネーもそれにつれて波が荒くなって、右往左往して、日本株に押し寄せてきているのかもしれません。日本の半導体企業が、世界のトップランナーだった時代でもなく、周回遅れとなっている今、これほどの高値というのは、尋常ではなく、投機マネーが、粗い動きをしているためではないかと思われます。
理由は確定的ではありませんが、とにかく異常であることは確かです。
株価の上昇につれて、都心では、建築資材が入ってこないこともあって、不動産価格も急上昇しています。賃金は下がるのに、物価が上がり、住宅の価格も上がっていくと、庶民はますます生活が苦しくなります。
同時に株価の上昇に賭けようとして、個人投資家が株や不動産に大胆な投資を行うと、バブルがはじけた時に大きな痛手を被ることになります。
崩壊しないバブルはなく、崩壊して初めて、それがバブルだったとわかると言われています。
今後も、株価の異常な高値の推移が注目されます。
■<IWJ取材報告>最高裁判事や規制庁職員が東電側代理人等の事務所に!~2・11「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」東京集会 ―講演:後藤秀典氏(ジャーナリスト)「裁判所・東電・巨大法律事務所のつながりと原発裁判」ほか
能登半島地震により、改めて福島原発事故の教訓無視との批判が広がる中、2024年2月11日に東京都渋谷区で「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」東京集会が開催されました。
集会では、ジャーナリストの後藤秀典氏が、「裁判所・東電・巨大事務所のつながりと原発裁判」と題した講演で、原発事故裁判での東電経営陣や国に対する免責判決の背景に存在する、法曹界と国、電力会社の癒着を指摘しました。
福島原発事故の責任をめぐっては、東京電力元経営陣3名が業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電刑事裁判で、2023年1月、東京高裁が、全員無罪とした一審判決を是認する判決を下しました。その後上告され、最高裁に係属中(裁判所で訴訟の取扱中)です。
なお、この判決は、ほぼ同じ証拠と争点で、旧経営陣らの過失責任を認めた民事訴訟の判決とは、正反対の結論でした。
※ほぼ同じ証拠と争点なのに…旧東電経営陣の責任を問う訴訟の判決が民事と刑事で正反対になった背景(東京新聞、2023年1月19日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/226007
後藤氏は「クローズアップ現代」「BS1スペシャル」など報道・ドキュメンタリー番組を製作、「分断の果てに “原発事故避難者” は問いかける」で貧困ジャーナリズム賞を受賞しており、近著に『東京電力の変節――最高裁・司法エリートとの 癒着と原発被災者攻撃』(旬報社、2023年8月)があります。
後藤氏は講演冒頭で、この著書を評した評論家・佐高信氏の言葉「巨人阪神戦で審判が巨人のユニフォームを着ているような話だが、経産省の官僚や裁判官がみな東電のユニフォームを着ているのである」(日刊ゲンダイ、2023年10月29日)を紹介しました。
後藤氏は、まさにこの言葉通りの、たとえば最高裁判事や原子力規制庁職員が、東電側代理人の巨大法律事務所に天下りしたり、逆に巨大法律事務所の弁護士が最高裁判事となるなど、きわめて密接な相互関係の数々を紹介し、判決内容など含めて、実名入りで詳しく解説しました。
それらを見れば、こうした法曹界と原発業界の癒着ともいえる相互関係が、原発関係の裁判に、まったく影響を与えないとは考えにくいことがわかります。
後半で登壇した、福島原発訴訟弁護団の代表で、東電刑事裁判被害者代理人の河合弘之弁護士は、後藤氏が暴露した法曹界の癒着の実態に「暗澹たる思いだ」と述懐しました。
自らも企業案件を扱う河合氏は、自分たちが多数の反原発裁判を起こしたこと自体が、巨大弁護士事務所に対して、電力会社が潤沢な資金を投入する原発裁判という「儲かる巨大マーケット」への参入機会を与え、裁判官囲い込みなどの癒着を招いたという、皮肉な構造を指摘しました。
その上で、癒着が疑われる裁判官等に対しては、「違法でない限り、(名指しで批判など)強く圧力をかけて攻撃をすべきだ」と訴えました。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。
※最高裁判事や規制庁職員が東電側代理人等の事務所に!~2・11「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」東京集会 ―講演:後藤秀典氏(ジャーナリスト)「裁判所・東電・巨大法律事務所のつながりと原発裁判」ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521605
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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