日刊IWJガイド・非会員版「タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー動画は再生回数10億回以上!」2024.2.13号~No.4148


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー動画は、8日から12日までに再生回数10億回以上! ロシア・ウクライナ史を語るプーチン氏に、オランダの政治家が「自国の歴史をこれほど詳細に説明できる西側指導者は今日一人もいない」と絶賛! 一方、インタビューを「侵略を既成事実化、世論工作」と報じた朝日新聞社が、系列子会社から出版されるエマニュエル・トッド氏の新刊『人類の終着点――戦争、AI、ヒューマニティの未来』のプロモーションで「世界中の人々はアメリカを嫌っており、ロシアの勝利を心から望んでいる」とのトッド氏のコメントを報じる! この自己矛盾に気づかないアホ丸出しの新聞社!

■この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額の400万円に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の48%にとどまります! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

■【中継番組表】

■「【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー全編の翻訳!(第2回)つまみ食いの翻訳では絶対にわからない、プーチンインタビューの内容! 冒頭から、ロシア・ウクライナ史の仰天の講義! その真意は「ウクライナ」とは何かの問い直しだった!!」を出します!

■ゼレンスキー大統領がウクライナ軍のザルジニー総司令官を交代させても、解決しない深刻な兵員、兵器、資金不足! 前線では士気が低下し、部隊司令官が「前線は崩壊する」と吐露! 国民的人気のザルジニー氏は、実はネオナチ部隊を危険な前線から遠ざけていた「クズ野郎」だった!? 開戦直後は欧米から集まったボランティア兵も、今では高給稼ぎ目当てのコロンビア退役軍人へと入れ替わり! 小泉悠氏らは、15万人の犠牲を出した時点で戦争継続するロシアを非人道的と非難したのに、なぜ40万人の死傷者を出しても戦争を続行するゼレンスキー政権を非人道的と批判しないのか!?

■<IWJ書店からのお知らせ>岡真理先生のご著書『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』が新入荷しました! 岡先生のサイン入りです!
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■はじめに~タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー動画は、8日から12日までに再生回数10億回以上! ロシア・ウクライナ史を語るプーチン氏に、オランダの政治家が「自国の歴史をこれほど詳細に説明できる西側指導者は今日一人もいない」と絶賛! 一方、インタビューを「侵略を既成事実化、世論工作」と報じた朝日新聞社が、系列子会社から出版されるエマニュエル・トッド氏の新刊『人類の終着点――戦争、AI、ヒューマニティの未来』のプロモーションで「世界中の人々はアメリカを嫌っており、ロシアの勝利を心から望んでいる」とのトッド氏のコメントを報じる! この自己矛盾に気づかないアホ丸出しの新聞社!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ロシアの『スプートニク』日本語版は、2月12日、X(旧ツイッター)に「タッカー・カールソン氏によるロシアのプーチン大統領へのインタビュー動画が、再生回数約10億回を記録した」と投稿しました。

 「米ジャーナリストの #タッカー・カールソン 氏が行ったウラジーミル・ #プーチン 氏(現露大統領、大統領選候補)のインタビュー動画が、再生回数約10億回を記録した。

 スプートニクを傘下に持つ露メディアグループ『ロシア・セヴォードニャ』のシモニャン編集長が、テレビ局『ロシア1』の番組内で次のように明らかにした。

 『私はスタッフに数えてもらった。すべての言語、動画を公開したすべての情報源、これらすべてにおける総再生回数を取り上げなければならないので、複雑で難しい。私は、その数が約10億となることを保証します。ジャーナリズムの歴史上、このようなインタビューはかつてなかった。これは事実です』

 カールソン氏のサイトや他の言語での公開元を除き、X上のみ、英語のみに限ったインタビュー動画の再生回数は1億8000万回を記録したことになるとシモニャン氏は強調した。

 シモニャン氏によれば、このインタビューは最も象徴的で成功したものになったという。動画に寄せられたコメントの中で、米国人自身もこれを歴史的だと言っていると同氏は指摘した」。

※スプートニク日本のXへの投稿(2024年2月12日)
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1756851429392916728

 昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしたように、『朝日新聞』をはじめ、日本の大手メディアはすべて、タッカー・カールソン氏を、トランプ前米大統領に近く、ロシア寄りの、中立性を欠いた問題のある人物として描き、重要なこのインタビューの内容には深く立ち入らずに、インタビューが行われたこと自体ロシアのプロパガンダの手助けをしたと、躍起になって否定的に報じています。

※はじめに~タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビューを『朝日新聞』は「トランプ支持者によるバイデン政権へのゆさぶり」と断定! ノルドストリーム爆破やウクライナによるドンバス攻撃、西側のミンスク合意破棄などについて、プーチン大統領が語った内容には一切触れず、「侵略を既成事実化するための世論工作」などと決めつけて、当事者へ取材を行うジャーナリズムそのものを否定!『朝日』は新聞を自称するのをやめて、米国の犬の広報と名乗れ! IWJはインタビュー全文の仮訳・粗訳を進めています!(日刊IWJガイド、2024年2月12日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-1

 他方で、ネット上には、このインタビューを賞賛する声があふれています。

 『スプートニク』日本語版は、2月9日、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏が、「ドルの武器化」を批判したプーチン大統領に賛同したと、Xに投稿しています。

 「マスク氏、プーチン氏に賛同 ドルの武器化は間違い

 米大富豪 #イーロン・マスク 氏は自身のX(旧ツイッター)を更新し、ドルを武器として使用する米国指導部の決定は間違っているとした #プーチン 氏(露大統領、大統領選候補)の発言に賛同した。

 『私たちはドルの武器化に力を入れすぎた。これは愚かな決定だった』

 プーチン氏は米ジャーナリスト、#タッカー・カールソン(Tucker Carlson)氏によるインタビューで、米国の最も重大な戦略的ミスは、国際舞台で戦うための手段としてドルを使用したことだと述べた」。

※スプートニク日本のXへの投稿(2024年2月9日)
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1755954715379061199

 2月10日付けロシア『RT』によると、マスク氏はバイデン政権によるウクライナへの追加支援案を厳しく批判しており、「ウクライナとロシア間の紛争はすでに終わっているはずだと語った」と報じています。

※Time to stop Ukraine ‘meat grinder’ – Musk(RT、2024年2月10日)
https://www.rt.com/news/592238-musk-stop-ukraine-meat-grinder/

 この『RT』の記事によると、マスク氏は、米議会がウクライナへの追加支援の予算案を否決したことを受け、「肉挽き機を止める時が来た」「1年前に行われるべきだった」「説明責任も、最終目標もないまま、ウクライナに多額の資金を送金するのは、正気の沙汰ではない」などと表明しているとのことです。まったくの正論です。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額の400万円に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の48%にとどまります! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。新年早々、ありがとうございました! これは、月刊目標額の48%に相当します。

 11月、12月、1月と、3ヶ月連続で目標金額に到達していません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!

 今年こそ、この2月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 2月は、8日までの8日間で、27件、38万8400円、目標額の10%のご寄付をいただきました。ありがとうございます。

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。

 特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。

 第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝


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◆中継番組表◆

**2024.2.13 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】18:00~「浅野健一が選ぶ講師による『人権とメディア』連続講座 緊急学習会『自民裏金とメディア』―登壇:浅野健一氏(ジャーナリスト)、岩田薫氏(元軽井沢町議)、郷原信郎氏(元検事・弁護士)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

「たんぽぽ舎」主催の講座を中継します。これまでIWJが報じてきた政治とカネ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%81%a8%e3%82%ab%e3%83%8d

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◆中継番組表◆

**2024.2.14 Wed.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【IWJ号外】ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト、クリス・ヘッジズ氏が「ガザにおけるイスラエルのジェノサイド、組織的な大規模飢餓の最終段階が始まった」「飢餓ジェノサイドはナチスを超える」と警鐘!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521612

「イスラエルがどんな戦争犯罪、人道に対する罪を行っても一度も裁かれなかった。こういう国際社会の『伝統』がジェノサイドを可能にしている」!!~岩上安身によるインタビュー第1144回 ゲスト 早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授・岡真理氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521515

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■「【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー全編の翻訳!(第2回)つまみ食いの翻訳では絶対にわからない、プーチンインタビューの内容! 冒頭から、ロシア・ウクライナ史の仰天の講義! その真意は「ウクライナ」とは何かの問い直しだった!!」を出します!

 昨日、「【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー全編の翻訳!(第2回)ロシア・ウクライナ史の仰天の講義の真意は「ウクライナ」とは何かの問い直しだった!!」を出しました。

 タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領への歴史的なインタビューの公開から、3日経ちました。

 日本の大手メディアの報道の仕方を分析した9日付『スプートニク日本』は、「X」へのポストで、こう述べています。一読して、日本の大手メディア関係者は、ぐうの音も出ないことでしょう。記者クラブメディアの横並び「大本営報道」が、バッサリ切り捨てられています。

 「朝日、読売、毎日、産経、日経の各紙やNHK、共同通信、時事通信など各社が伝えた。全社がプーチン氏が『ウクライナ侵攻以来、初めて西側からの取材に応じた』と報じた。

ほぼ全社が共通して報じたプーチン氏の発言

・ウクライナへの軍事支援が停止されれば、戦闘は数週間で終わる

・ポーランドやラトビアなど、NATOの加盟国への『侵攻』拡大の意図はない

カールソン人物批判

 インタビュアーのカールソン氏について、『トランプ氏が副大統領候補として検討している』人物(毎日新聞)と中立性に疑問を呈す表現や、FOXニュースを降板させられた、2020年の米大統領選挙でトランプ氏の勝利が盗まれたという陰謀論を広めた(時事通信)と批判的に紹介。

 これを根拠にほぼ全紙が、カールソン氏はロシアやトランプ氏寄りだと強調し、ロシアが自国の言い分を広めるのに利用したという懐疑的な見方を伝えている」。

※『スプートニク日本』の「X」への2月9日のポスト
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1755913049494507721

 これまでお伝えしているように、タッカー・カールソン氏は、ロシアやトランプ氏を擁護するためではなく、単に、ジャーナリストの使命として、合衆国憲法で保障された「言論の自由」を実現するために、モスクワに飛んで、当事者中の当事者にインタビューを行ったことは、インタビューの内容を吟味すれば明らかです。インタビューそのものを、プロパガンダと決めつけることは、取材を行うジャーナリズムそれ自体への冒涜です。

※はじめに~タッカー・カールソン氏、プーチン大統領独占インタビューへ! 米国の主要メディア各社が行ったゼレンスキー大統領へのインタビューに対しては、「あれはジャーナリズムではありません。政府のプロパガンダです。もっとも醜悪なプロパガンダです。人々を殺すプロパガンダです」と痛烈に非難! アメリカとウクライナのプロパガンダに、自分の頭で何も考えず、追随してきただけの日本の大手新聞テレビは、タッカー・カールソン氏の「自分の頭で考える」発言に耳を傾けるべき!(日刊IWJガイド、2024年2月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240208#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53190#idx-1

 このインタビューの内容を読者に紹介もせずに、「偏向」していると決めつけて批判する日本の大手メディアは、実は、その判断基準自体が、バイデン政権応援団、あるいは米国政府の飼い犬として「偏向」した遠吠えをしていることを自ら証明しているにすぎません。読者に、内容を知る必要はない、とふれ回っているのですから、「ジャーナリズム」の風上にもおけません。

 実際に行われたカッター・カールソン氏のインタビューをぜひ【IWJ号外】で御覧ください。

※The Vladimir Putin Interview(タッカー・カールソン・ネットワーク、2024年2月9日)
https://tuckercarlson.com/the-vladimir-putin-interview/

 インタビュー翻訳全編の第1回はここから御覧いただけます。

※タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビュー全編の翻訳を開始!(第1回)冒頭は、プーチン大統領による仰天のロシア・ウクライナの歴史講義! IWJは慎重にインタビュー内容を吟味しながら、可能なかぎり注や補説で補い、あるいは間違いの検証をしながら全文の翻訳を進めます!(日刊IWJガイド、2024年2月10日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240210#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53197#idx-2

 またこの歴史的なインタビューの反響などは以下から御覧になれます。

※はじめに~タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビューを『朝日新聞』は「トランプ支持者によるバイデン政権へのゆさぶり」と断定! ノルドストリーム爆破やウクライナによるドンバス攻撃、西側のミンスク合意破棄などについて、プーチン大統領が語った内容には一切触れず、「侵略を既成事実化するための世論工作」などと決めつけて、当事者へ取材を行うジャーナリズムそのものを否定!『朝日』は新聞を自称するのをやめて、米国の犬の広報と名乗れ! IWJはインタビュー全文の仮訳・粗訳を進めています!(日刊IWJガイド、2024年2月12日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-1

※タッカー・カールソン氏のプーチン大統領インタビュー(続報)! カールソン氏のインタビューが米国内で大問題に! 米国内では逮捕論! EUでは渡航禁止令が取りざたされる! ところが、英語圏の市民はこのインタビューを大歓迎! いったい誰が慌てているのか? 本日、朝8時に、このインタビューは公開! IWJは全編翻訳紹介の予定! なお、昨夜からフライング気味に出回っている、カールソン・インタビューのテキストはガセであると、ロシア大統領府のペスコフ報道官が表明!(日刊IWJガイド、2024年2月9日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240209#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53193#idx-2

■ゼレンスキー大統領がウクライナ軍のザルジニー総司令官を交代させても、解決しない深刻な兵員、兵器、資金不足! 前線では士気が低下し、部隊司令官が「前線は崩壊する」と吐露! 国民的人気のザルジニー氏は、実はネオナチ部隊を危険な前線から遠ざけていた「クズ野郎」だった!? 開戦直後は欧米から集まったボランティア兵も、今では高給稼ぎ目当てのコロンビア退役軍人へと入れ替わり! 小泉悠氏らは、15万人の犠牲を出した時点で戦争継続するロシアを非人道的と非難したのに、なぜ40万人の死傷者を出しても戦争を続行するゼレンスキー政権を非人道的と批判しないのか!?

 ウクライナのゼレンスキー大統領は2月8日、意見の対立が報じられていたウクライナ軍のザルジニー総司令官を解任したことを発表しました。

 2月9日付け『AFPBB』は、ゼレンスキー大統領がSNSで「ザルジニー大将には、ウクライナ国家のチームの一員であり続けてほしいと申し出た」「同意してもらえるとありがたい」と表明したと報じています。

 この『AFPBB』の記事によると「後任には、2022年秋に北東部ハルキウ州での電撃的な反転攻勢を指揮したオレクサンドル・シルスキー陸軍司令官を充てる」とのことです。

※ゼレンスキー氏、ザルジニー軍総司令官解任(AFPBB、2024年2月9日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3504405

 ザルジニー氏は、ウクライナ国民から非常に高い支持を得ていたとのことで、9日付け『ロイター』は「昨年終盤の世論調査では、国民の90%以上がザルジニー氏を信頼していると回答。ゼレンスキー氏の77%を大きく上回った」と報じています。

 ゼレンスキー政権は、戦時であること、戒厳令下にあることを理由として、大統領選を回避するとしきりにいわれています。

 しかし、仮に回避せずに大統領選を行ったとしたら、ザルジニー氏が立候補した場合、現職のゼレンスキー氏を大差で破って大統領になるだろうと予測されています。ザルジニー氏は、ゼレンスキー大統領にとって、排除したい政治的ライバルなのです。

 この「ロイター」の記事によると、「米国のセレステ・ワランダー国防次官補(国際安全保障問題担当)は、ウクライナはロシアとは異なり、軍を民主的に文民が統制していると指摘。『米国は民主的に選ばれた政府、指導者であるゼレンスキー大統領が誰を総司令官に選んだとしても決定を尊重し、共に働く』と述べた」と肯定したとのことです。

 ロシアも、プーチン大統領は、一応は選挙で選ばれた文民であり、軍を統率していますが、ウクライナと何が違うのでしょうか?

 米国のセレステ・ワランダー氏という国防次官補は、米国を筆頭に西側諸国政府とメディアが、こぞってまき散らしてきた「ロシア嫌悪」というプロパガンダに巻き込まれて、自分自身も洗脳され、何を言っているのかわからなくなっている可能性を感じます。

※ウクライナ大統領、国民に人気の軍総司令官更迭 米「決定を尊重」(ロイター、2024年2月9日)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/DWNY6MX32FPXPACQLVKTVYXVXU-2024-02-08/

 この『ロイター』の記事は、ゼレンスキー大統領が「この戦争の2年目、我々は黒海を制した。冬を制した。ウクライナの空を再び支配できることを証明した。しかし、残念なことに地上では国家の目標を達成できなかった」と述べたと報じています。

 『ロイター』の記事によると、ゼレンスキー大統領は、後任のシルスキー司令官について、「2022年のキーウ防衛と同年のハリコフ反攻を指揮した際の功績をあげた」とのことですが、地上戦だけが失敗だったと認めながら、陸軍司令官を総司令官に抜擢することは、矛盾しているようにもみえます。

 2月7日の、この日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、元国連大量破壊兵器廃棄特別委員会主任査察官のスコット・リッター氏は、ザルジニー総司令官とネオナチ「右派セクター」との親密さを指摘し(IWJでも2014年時点から報じてきました)、国民からの人気も高いザルジニー総司令官を支持する政治勢力が、権力闘争で勝ち、軍事政権ができる可能性も懸念していました。

※はじめに~ウクライナのゼレンスキー大統領がイタリアメディアに「ザルジニー総司令官の解任だけでなく、多くの国家指導者の交代を考えている」と明言! ゼレンスキー氏は独裁へ!? 元国連大量破壊兵器廃棄特別委員会主任査察官のスコット・リッター氏は、辞任拒否が伝えられるザルジニー氏がウクライナ最大のネオナチ『右派セクター』と公然と手を結んだことを指摘し「文民統制政府が崩壊し、軍事政権に取って代わられる可能性がある」「民主的に選出された指導者が、ネオナチ集団の影響下で活動している厳しい現実を露呈した」と懸念を表明!(日刊IWJガイド、2024年2月7日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240207#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53187#idx-1

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■<IWJ書店からのお知らせ>岡真理先生のご著書『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』が新入荷しました! 岡先生のサイン入りです!

 早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授の岡真理先生のご著書『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房、2023年12月)が新入荷しました。

 この本は、2023年10月7日に起きた、パレスチナ自治区ガザの武装抵抗勢力によるイスラエルへの奇襲攻撃と、その報復としてのイスラエルによるガザへの侵攻を受けて、岡教授が10月20日に京都大学で、23日に早稲田大学で行った緊急講演の内容をまとめたものです。

 IWJはこの10月20日の講演を取材し、記事としてIWJサイトにアップしています。

※「『地上戦が起きたら』じゃない!『暴力の連鎖』でも『憎しみの連鎖』でもない!今起きてることが既に(イスラエルによる)ジェノサイドだ」~10.20「緊急学習会 ガザとはなにか」―登壇:岡真理 早稲田大学文学学術院教授 2023.10.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519239

 また、岩上安身は2024年2月2日、この本の内容とその後のパレスチナ情勢について、岡教授にインタビューを行いました。

※「イスラエルがどんな戦争犯罪、人道に対する罪を行っても一度も裁かれなかった。こういう国際社会の『伝統』がジェノサイドを可能にしている」!!~岩上安身によるインタビュー第1144回 ゲスト 早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授・岡真理氏 2024.2.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521515

 このご著書『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』に、岡先生の直筆サインを入れていただき、IWJ書店にてIWJ会員限定で販売いたします。

 数量に限りがありますので、ぜひお早めにお買い求めください。

※【岡真理さんサイン入り】ガザとは何か
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=476

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240213

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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