日刊IWJガイド・非会員版「全世界の目前で狂気のジェノサイドが最終段階を迎える!? ネタニヤフ首相が停戦を拒否し、ガザ南部ラファへの地上侵攻準備を命令!」2024.2.9号~No.4145


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~全世界の目前で狂気のジェノサイドが最終段階を迎えるのか!? イスラエルのネタニヤフ首相が停戦を拒否し、パレスチナ人を追い込んだガザ南部ラファへの空爆と地上侵攻準備を命令! この緊急事態に対し、本日午後6時から、2月2日収録「『ガザとは何か? イスラエルとは何か?』岩上安身による早稲田大学文学学術院教授 京都大学名誉教授 岡真理氏インタビュー」をフルオープンで撮りおろし初配信します! さらに明日午後6時から、2月7日収録「『ガザ攻撃における植民地主義の視点』岩上安身による 東京経済大学教授 早尾貴紀氏インタビュー」をフルオープンで撮りおろし初配信します!

■タッカー・カールソン氏のプーチン大統領インタビュー(続報)! カールソン氏のインタビューが米国内で大問題に! 米国内では逮捕論! EUでは渡航禁止令が取りざたされる! ところが、英語圏の市民はこのインタビューを大歓迎! いったい誰が慌てているのか? 本日、朝8時に、このインタビューは公開! IWJは全編翻訳紹介の予定! なお、昨夜からフライング気味に出回っている、カールソン・インタビューのテキストはガセであると、ロシア大統領府のペスコフ報道官が表明!

■この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額の400万円に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の48%にとどまります! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

■「スタッフの皆様も含め、くれぐれも体をいたわってこの仕事に打ち込んで貰いたいと思います」!「IWJの活動方針と岩上安身さんの人間性に共感するから」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! 伊藤忠がイスラエルの軍事産業「エルビット・システムズ」との協力打ち切りを発表!】伊藤忠の鉢村副社長は「国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルにジェノサイドを防ぐためのあらゆる措置を命じ、外務省がこの命令の『誠実』な履行を求めた」と、打ち切りの理由を表明! 一方、エルビット社との協力の目的を「防衛省の要請にもとづいた自衛隊の装備輸入」だったとも! イスラエル製品ボイコットの「BDS運動」が実を結んだ!(『CNN』、2024年2月6日)

■【第2弾! ロシア国連大使が「ウクライナによるロシアのパン屋襲撃に米国が『関与』している」と指摘!】国連安全保障理事会は、緊急会合を開き、ウクライナ軍の「テロ攻撃」について審議! 拡大するリシチャンスク市のパン屋攻撃問題は、さらなる波紋を呼ぶか!?(『RT』、2024年2月7日ほか)

■【第3弾! ウクライナは1月に2万3000人以上の兵力を失った! 2022年2月の紛争開始から2023年12月までのウクライナ軍の死傷者は38万3000人以上! 現時点ですでに40万6000人以上が死傷していることに!】西側各国から投入された最新兵器も大量に破壊され、ウクライナの「反転攻勢」は完全に失敗に終わった!(『RT』、2024年2月2日)
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■はじめに~全世界の目前で狂気のジェノサイドが最終段階を迎えるのか!? イスラエルのネタニヤフ首相が停戦を拒否し、パレスチナ人を追い込んだガザ南部ラファへの空爆と地上侵攻準備を命令! この緊急事態に対し、本日午後6時から、2月2日収録「『ガザとは何か? イスラエルとは何か?』岩上安身による早稲田大学文学学術院教授 京都大学名誉教授 岡真理氏インタビュー」をフルオープンで撮りおろし初配信します! さらに明日午後6時から、2月7日収録「『ガザ攻撃における植民地主義の視点』岩上安身による 東京経済大学教授 早尾貴紀氏インタビュー」をフルオープンで撮りおろし初配信します!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 2月8日付け『アルジャジーラ』は、「イスラエルの首相がハマスの停戦計画を拒否し、米国の停戦合意への努力を拒否して、イスラエル軍にガザ地区南部の都市ラファへの地上侵攻準備を命じたため、行き場を失い、ラファへ避難してきた120万人の間で、差し迫った地上侵攻に対するパニックが高まっている」と報じました。

※Panic in hemmed-in Rafah as Israel PM orders troops to prepare ground entry(ALJAZEERA、2024年2月8日)
https://www.aljazeera.com/news/2024/2/8/panic-in-hemmed-in-rafah-as-israel-pm-orders-troops-to-prepare-ground-entry

 イスラエルによるガザ攻撃をめぐり、イスラエルと米国、カタール、エジプトが協議し、6週間の停戦を実施して、その間にハマスの人質になっているイスラエル人と、イスラエルの刑務所に収監されているパレスチナ人を交換することが検討されていました。

 2月7日付け『BBC』は、ハマスが6日、この提案に「回答したと発表した」とした上で、ハマス高官が『BBC』に対して、「ガザ地区の再建や住民の帰還、避難民のための対策に関するいくつかの修正を求めた」「負傷者の帰還や海外の病院への移送など、負傷者の治療に関する変更も求めた」などと述べたと報じました。

※ハマス、ガザでの一時停戦案に「回答」(BBC、2024年2月7日)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c4n3j5d28z0o

 しかし、前述の『アルジャジーラ』は、ネタニヤフ首相が7日、「我々は絶対的な勝利に向かって進んでいる」「他に解決策はない」などと述べ、停戦案を拒み、ガザへの侵攻作戦が数ヶ月続くと表明したと報じています。

 イスラエルによるガザ侵攻で、ガザ地区の北部と中部から南へと追いやられてきたガザ南端の都市ラファには、行き場を失ったパレスチナ人の人口の半分以上が集まっています。水も食料も足りず、ほぼ全員が、衰弱しているものと思われます。

 イスラエル軍は、そこへ無差別の総攻撃をしかけようというのです。これはジェノサイドの最終段階の開始であり、パレスチナ人の絶滅攻撃です。もはや、ハマスに対する報復うんぬんの話ではありません。

 前述の『アルジャジーラ』の記事は、ラファからの特派員の報告として「ガザ地区南部で人々が経験しているのは、空、陸、海からの攻撃の急増だ」と報じています。

 ガザという出口のない檻の中に閉じ込めたパレスチナ人たちを、徹底的な破壊と殺戮の繰り返しで、北部から南部へと追い立て、最後にラファへ追い詰めた120万人を、一挙に、無差別に殺戮しようとしているのです。これは史上空前の、全人類の前で公開で行われるジェノサイドです。

 ナチス・ドイツの行ったアウシュビッツ等でのホロコーストでさえ、秘密裏に行われました。そこにナチス・ドイツといえど、「うしろめたさ」や犯罪を隠そうという意志が働いていた、といえます。

 ところが、シオニスト・イスラエルは、この虐殺を隠そうとしていません。「うしろめたさ」を微塵も感じさせません。公然と皆殺しを宣告し、ネット時代にあって、世界中の視線が注がれる中で、堂々と、開き直って、パレスチナ人の絶滅に至るまでの虐殺を敢行しているのです。これはホロコースト以上の悪事ではないでしょうか!?

 『アルジャジーラ』の記事は、「国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、ラファへの地上侵攻は『すでに人道上の悪夢であり、地域に計り知れない影響を及ぼしている事態を指数関数的に増大させる』と述べた」と報じています。

 さらに、この記事は、7日に休戦協議のためにイスラエルを訪問した、米国ブリンケン国務長官について「合意を得るために来たが、合意を得られなかった」「(まだ合意の)可能性はあるかもしれない。しかし現時点では、彼は手ぶらでワシントンDCに戻るつもりだ」と報じています。

 米国は、イスラエルを軍事支援しながら、一方では、話し合いはうまくいかなかったと、自らの「不作為」のアリバイを作り出しているのでしょう。

 岩上安身は2月2日、早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授である岡真理氏に「ガザとは何か? イスラエルとは何か?」と題してインタビューを行いました。

 本日午後6時から、このインタビューを公共性に鑑み、全編フルオープンで撮りおろし初配信いたします。編集を急ぎ、配信の予定を急遽繰り上げたので、予定の変更がないとはいえませんが、その場合は、SNSや号外などでお知らせをいたします。

 岡教授はこのインタビューの中で、パレスチナ人権センター代表のラジ・スラーニ弁護士が「とにかくパレスチナに国際法を適用してほしい、それだけでいいんだ」と語ったことをあげ、次のように語っています。

 「もう、もうそれだけで、これら(イスラエルによるパレスチナ人殺害の)すべてが不可能になるんです。

 言いかえれば、これまでイスラエルが、どんな戦争犯罪、どんな人道に対する罪を行っても、それが一度も裁かれてこなかった。こういう国際社会のまさに『伝統』が、今のこのジェノサイドを可能にしてしまっているんですよ」。

 パレスチナ問題について「決して、今起きていること、あるいはその暴力の根源というものを理解するのに、聖書までさかのぼったり、あるいはクルアーンを読んだりする必要はない」と述べた岡教授は、「端的に言って、これはヨーロッパにおけるレイシズムの問題であり、植民地主義的侵略の話であり、それに対してパレスチナ人が、占領及び植民地支配からの解放を求めて抵抗して闘っている。構図自体は非常にシンプルだ」と断言しています。

 その上で岡教授は、「イスラエルという国家は、パレスチナ人に対する暴力的な民族浄化によってつくられた」と述べ、ヨーロッパの植民地主義とレイシズム、民族浄化について、次のように語っています。

 「ヨーロッパ人は、非ヨーロッパ人を、自分たちとは対等な人間であるというふうにはみなさなかった。(中略)

 その後、普遍的人権という考え方が誕生して以降もなお、それは続いていく。

 ですから、自分たち以外のものを、劣等性、あるいは同じ人間と見なさないという発想は、ナチスだけではなく、それはずっとヨーロッパの帝国にあったし、それを近代において、日本も我がものにすることによって、植民地支配を行った。

 パレスチナに自分たちの国をつくるんだ、というシオニストも、やはりそうしたパレスチナに住んでいるアラブ人というものに対して、ヨーロッパのキリスト教徒が持っていたのと同じレイシズムを持っていた。

 それがここに来て、本音があらわになった。

 だからこれは、私はナチス・ドイツだけでなく、そうした近代の500年のヨーロッパの植民地主義の歴史の中でとらえないといけないのではないかと思います」。

 さらに岡教授は、イスラエルのシオニストが、ガザのパレスチナ人を殲滅したいと考える理由を、次のように語りました。

 「封鎖されたところに閉じ込められて、こんな生活、こんな人生、こんな未来に希望もないような、とにかく支援で生き延びるのがやっと、というような、そんな生活をしていて、それがいいなんて思う者は誰もいないですよね。

 『なぜ自分たちはこういう状況に置かれているのか』と言えば、イスラエルが封鎖しているからであり、『なぜ75年経っても故郷に帰れないのか』と言えば、イスラエルが帰還を認めていないからであり、そうすると、このガザのパレスチナ人、その7割は、(イスラエル建国によって住んでいた土地を追われた)難民なわけです。

 彼らが求めるのは、とにかく国際社会がパレスチナ人の民族的権利だと言っている、その実現。すなわち、故郷への帰還であり、占領からの解放であり、人間として人間らしく生きることである。

 それは、この人たち(イスラエルの閣僚などシオニスト)が、維持存続させようとしている、ユダヤ人至上主義国家であるところのイスラエルというものの解体を意味するわけですから、そういう意味では、ハマス支持者であろうとなかろうと、ガザのパレスチナ人というのはみんな、今あるようなイスラエルのありようにあらがう者たちである。

 だから殲滅の対象。だから(パレスチナ人は全員)ハマスとイコールなんだという、そういうことになると思います」。

 詳しくは、ぜひ本日午後6時からの撮りおろし初配信をご視聴ください!

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【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】18:00~
ガザとは何か?イスラエルとは何か? 岩上安身による 早稲田大学文学学術院教授 京都大学名誉教授 岡真理氏インタビュー
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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 さらに、明日2月10日午後6時から、2月7日に収録した、岩上安身による東京経済大学・早尾貴紀教授インタビューを、公共性に鑑み、フルオープンで撮りおろし初配信します!

 「ガザ攻撃における植民地主義の視点」というテーマで行われたこのインタビューでは、今年1月にハマスが公表した「我々の主張~アルアクサ洪水作戦」の要点や、フランス『リベラシオン』紙による10月7日の「ハマスによる虐殺」の検証報道を紹介し、南アフリカによる国際司法裁判所への提訴と、その仮裁定に対する報復のような、米欧日などによる国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への拠出金停止について、早尾教授にお話をうかがいました。

 さらにインタビューの後半では、イラン出身の米コロンビア大学教授ハミッド・ダバシ氏による、2023年10月7日以降の論考について、早尾教授に詳しく解説していただきました。

 ダバシ氏は、現代のドイツにおける「知の巨人」である、ユルゲン・ハーバーマスらが、イスラエルとの連帯を表明したことに対し、「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」と、厳しく批判しています。

 ヨーロッパ、特にドイツのレイシズムは、幼い頃、ヒットラー・ユーゲントだったハーバーマスだけでなく、ナチスの党員となり、ナチスに加担したハイデガー、そしてなんと、エマニュエル・カントにまでさかのぼります。カントは、理性は、ヨーロッパ人だけがもつもので、黒人にはない、というレイシズムそのものの発言をしていた、とダバシ氏は糾弾しています。

 「非ヨーロッパ人を本質的に『退化した』『不自然な』『快楽に堕した』『怪物的な』『醜悪な』『横暴な』『みじめな』『無知な』、そしてとりわけ『グロテスクな』ものとして特徴づけることによって、カントはもはや[ヨーロッパ人と非ヨーロッパ人との間で]相互浸透する余地を一切認めず、次のように断言している。『黒人(ニグロ)の大工』が行ったことは『考慮に値することかもしれないが、要するに、こいつは頭の先から足の先まで黒かったのであり、それは彼の言ったことが愚かであった明らかな証拠となる』と」。

※ハミッド・ダバシ(2018年)『ポスト・オリエンタリズム』作品社(早尾貴紀、本橋哲也、洪貴義、本山謙二翻訳)

 詳しくはぜひ、明日の撮りおろし初配信をご視聴ください!

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【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】2月9日(土)18:00~
「ガザ攻撃における植民地主義の視点」岩上安身による 東京経済大学教授 早尾貴紀氏インタビュー
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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 本日の岩上安身による岡真理教授インタビューも、明日の岩上安身による早尾貴紀教授インタビューも、収録で行われ、昨日から開始されたイスラエルによるラファへの総攻撃については触れていませんが、ここに至るまでのジェノサイドを実行してきたイスラエルの狂気と、それを支援する米国の狂気について、徹底批判する重要なインタビューとなっています。

 ぜひ、ひとりでも多くの方への拡散にご協力ください。

■タッカー・カールソン氏のプーチン大統領インタビュー(続報)! カールソン氏のインタビューが米国内で大問題に! 米国内では逮捕論! EUでは渡航禁止令が取りざたされる! ところが、英語圏の市民はこのインタビューを大歓迎! いったい誰が慌てているのか? 本日、朝8時に、このインタビューは公開! IWJは全編翻訳紹介の予定! なお、昨夜からフライング気味に出回っている、カールソン・インタビューのテキストはガセであると、ロシア大統領府のペスコフ報道官が表明!

 昨日、お伝えした『フォックス・ニュース』の元看板アンカーのタッカー・カールソン氏によるプーチン大統領へのインタビューが米国内外で大きな問題となっています。

※はじめに~タッカー・カールソン氏、プーチン大統領独占インタビューへ! 米国の主要メディア各社が行ったゼレンスキー大統領へのインタビューに対しては、「あれはジャーナリズムではありません。政府のプロパガンダです。もっとも醜悪なプロパガンダです。人々を殺すプロパガンダです」と痛烈に非難! アメリカとウクライナのプロパガンダに、自分の頭で何も考えず、追随してきただけの日本の大手新聞テレビは、タッカー・カールソン氏の「自分の頭で考える」発言に耳を傾けるべき!(日刊IWJガイド、2024年2月7日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240208#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53190#idx-1

 合衆国憲法修正第一条で認められている「言論の自由」を実現することが、米国内外で問題化すること自体、政治的な問題であり、これこそ大問題です。

 合衆国憲法修正第一条は、「言論の自由」を次のように規定しています。

 「連邦議会は、国教を制定する法律、または自由な宗教活動を禁止する法律、または言論の自由あるいは出版の自由、もしくは人民が平穏に集会して不公正の解決を政府に請願する権利を奪う法律を制定してはならない」。

 「Congress shall make no law respecting an establishment of religion, or prohibiting the free exercise thereof; or abridging the freedom of speech, or of the press; or the right of the people peaceably to assemble, and to petition the government for a redress of grievances.」

※First Amendment(Cornell Law School、2024年2月8日閲覧)
https://www.law.cornell.edu/constitution/first_amendment

 カールソン氏は、合衆国憲法に沿った行動を取っているだけで、何ら非がありません。そのカールソン氏を逮捕せよ、という声が米国内から上がっていること自体、異常です。

 7日付『スプートニク日本』によると、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、タッカー・カールソン氏が、6日にプーチン大統領にインタビューを行ったことを認めた、と報じています。

※Sputnik 日本@sputnik_jp(2024年2月7日)
https://x.com/sputnik_jp/status/1755177975949967659

 このペスコフ報道官の談話の中で、注目すべき点があります。

 それは、昨日、お伝えしたカールソン氏の発言「この紛争の、もう一方の当事国の大統領であるプーチン氏に、わざわざインタビューしようとした西側ジャーナリストは一人もいなかったのです」が正確ではないという指摘です。

 実際には、ウクライナ紛争が始まってから複数回、西側ジャーナリストからのインタビュー要請があったとペスコフ報道官は述べているのです。

 この点を、ペスコフ報道官は、こう述べています。

 「ペスコフ報道官によると、直近2年間で西側メディアがプーチン氏へのインタビューを試みたことは複数回あったが、彼らに客観的視点が欠けていたため意味がないとして応じなかったという」。

※Sputnik 日本@sputnik_jp(2024年2月7日)
https://x.com/sputnik_jp/status/1755177975949967659

 重要な点は「彼らに客観的視点が欠けていたため意味がない」とロシア大統領府が判断したことです。

 ペスコフ報道官は、カールソン氏のインタビュー要請を受諾した理由をこう述べています。

 「彼(タッカー・カールソン氏)は、他とは違う立ち位置を示している。親露でもなければ、親ウクライナでもない。あえていえば親米だ。少なくとも、伝統的なアングロサクソン・メディアの立場とは対照的だ」。

※Sputnik 日本@sputnik_jp(2024年2月7日)
https://x.com/sputnik_jp/status/1755177975949967659

 つまり、ジャーナリズム本来の公平性・客観性を保っていると判断された西側ジャーナリストは、この2年間一人もいなかったということです。すべて、米国とウクライナのプロパガンダを目的としていた、と判断されたわけです。

 タッカー・カールソン氏は、自身の「テレグラム」への8日のポストで、当該インタビューを、モスクワ時間2月9日2時(日本時間9日午前8時)に公開すると告知しています。

※タッカー・カールソン氏の2月8日の「テレグラム」へのポスト
https://t.me/tuckercarlsonchannel/2022

 また、このインタビューが、1時間に及ぶロングインタビューだったことも、タッカー・カールソン氏の「テレグラム」の6日のポストからわかります。

※タッカー・カールソン氏の2月6日の「テレグラム」へのポスト
https://t.me/tuckercarlsonchannel/2016

 タッカー・カールソン氏のプーチン大統領インタビューを、誰がどのように問題化しているのか、以下見てみたいと思います。

 8日のうちから、タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビューの文字起こしがSNSなどに複数出ています。

 これらについて、『スプートニク』は、ロシア大統領府のペスコフ報道官が「それらは、まったくの偽物である」と述べた、と報じています。

※Tucker Carlson Interviewed Putin on Tuesday – Kremlin(Sputnik、2024年2月8日)
https://sputnikglobe.com/20240207/tucker-carlson-interviewed-putin-on-tuesday—kremlin-1116640244.html

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

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■この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額の400万円に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の48%にとどまります! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。新年早々、ありがとうございました! これは、月刊目標額の48%に相当します。

 11月、12月、1月と、3ヶ月連続で目標金額に到達していません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!

 今年こそ、この2月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 2月は、8日までの8日間で、27件、38万8400円、目標額の10%のご寄付をいただきました。ありがとうございます。

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。

 特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。

 第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

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店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
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店番 008
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 岩上安身拝

■「スタッフの皆様も含め、くれぐれも体をいたわってこの仕事に打ち込んで貰いたいと思います」!「IWJの活動方針と岩上安身さんの人間性に共感するから」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 IWJの代表を務める岩上氏が新型コロナの苦痛から解放され、職場復帰されたとのこと。長年、IWJの情報を頼りにしてきた者として少し安心いたしました。経営上の苦しさはまだまだ続くとは思いますが、何よりも体が健康でなければ何事も始まらない訳ですから、スタッフの皆様も含め、くれぐれも体をいたわってこの仕事に打ち込んで貰いたいと思います。

 これまでの数々の貴重な情報を発信してこられたIWJの存続を願うと共に、岩上氏の職場復帰と新しい期の始まりを祝って、微力ですが今回もカンパいたしました。

(M.T. 様)

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 M.T.様

 ありがとうございます!

 新型コロナは、後遺症として全身の痛みが1ヶ月以上も残りました。痛みは徐々にとれていきましたが、右肩の痛みだけは残り、数ヶ月経たつい最近、やはり医者にかかる必要があると思い、整形外科にかかり、MRIまで撮りました。

 結果、激痛を伴う強い関節炎のあとのなごりとして、石灰があるとのこと。こうした症例は珍しくはないけれども、原因は特定できず、2度、ステロイド注射をして、それで治りました。

 今年に入ってからは、インフルエンザにかかり、陰性になっても、微熱が長引くなど、全身の抵抗力が落ちているように感じます。

 この8月で65歳となり、同級生達はのきなみ定年退職します。今年の年賀状の中には、今回を最後に、年賀状のやり取りは終わりにします、という高校の同級生からのリタイアのあいさつのような賀状もあり、少しさびしい思いもしました。

 とはいえ、私の場合は、自分が掲げて取り組んできたテーマが、次々と現実になり、リタイアどころではありません。

 何の因果か、と思いますが、まだまだ余力はありますので、力尽きるまで、デタラメなプロパガンダの洪水に抗って、仲間であるスタッフと共に、真実を封じ続けてまいりたいと思います。

 1番のピンチは、真実を伝えることによる孤立ではなく、財政難です。プロパガンダの海における孤立もバッシングも恐れませんが、活動費が尽きてしまうことは真剣に恐れます。

 頑張ってまいりますので、どうぞ、今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします!

岩上安身

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 IWJの活動方針と岩上安身さんの人間性に共感するから

(平林 啓一 様)

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平林 啓一 様

 ありがとうございます!

 素の私は、がさつ人間でして、身近な人から「人間性に共感する」とおほめいただいたことは記憶にはなく、こそばく感じますが、ご寄付とともに、おほめの言葉もありがたく拝受したいと存じます。

 IWJの活動方針への共感は、本当に嬉しく思います。今後も、共感していただけるよう精進してまいります。

 どうぞ、変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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◆中継番組表◆

**2024.2.9 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「ガザとは何か?イスラエルとは何か? 岩上安身による 早稲田大学文学学術院教授 京都大学名誉教授 岡真理氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2月2日に収録した、岩上安身による岡真理氏インタビューを配信します。これまでIWJが報じてきた岡真理氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B2%A1%E7%9C%9F%E7%90%86
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【IWJ・Ch5】19:00~「#さようなら自民党政治 岸田政権の退陣を求める国会前行動」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5

「さようなら自民党政治 #0209国会前に集まれ」呼びかけによる抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきた自民党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A

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◆中継番組表◆

**2024.2.10 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】14:00~「『能登半島地震から見える日本の原発の危険・問題点』―能登半島地震と日本の『原発の危険』を検証 ―登壇:山崎久隆氏(たんぽぽ舎共同代表)」
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「たんぽぽ舎」主催の学習会を中継します。これまでIWJが報じてきた原発関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/nuclearpowerstation
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【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「『ガザ攻撃における植民地主義の視点』岩上安身による 東京経済大学教授 早尾貴紀氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2月7日に収録した、岩上安身による早尾貴紀氏インタビューを配信します。これまでIWJが報じてきた早尾貴紀氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a9%e5%b0%be%e8%b2%b4%e7%b4%80

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「原子力防災計画」や「原子力災害対策指針」は本当に住民を守れるのか? 守れないのであれば、もうこれ以上原発は動かすべきではない!!~1.31能登半島地震を踏まえた要請提出集会 – 「原発動かさないで」全国各地から市民が発言します
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521405

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■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! 伊藤忠がイスラエルの軍事産業「エルビット・システムズ」との協力打ち切りを発表!】伊藤忠の鉢村副社長は「国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルにジェノサイドを防ぐためのあらゆる措置を命じ、外務省がこの命令の『誠実』な履行を求めた」と、打ち切りの理由を表明! 一方、エルビット社との協力の目的を「防衛省の要請にもとづいた自衛隊の装備輸入」だったとも! イスラエル製品ボイコットの「BDS運動」が実を結んだ!(『CNN』、2024年2月6日)

 『CNN』(日本語版)は、2月6日付け記事で「日本の大手商社、伊藤忠商事は5日、イスラエルの軍事産業大手『エルビット・システムズ』との協力を2月末までに打ち切ると発表した」と報じました。

 「鉢村剛副社長が同日の決算発表で明らかにした」とのことです。

 この『CNN』の記事は「伊藤忠の報道担当者が6日、CNNに語ったところによると、国際司法裁判所(ICJ)が先月イスラエルにジェノサイド(集団殺害)を防ぐためのあらゆる措置を命じ、外務省がこの命令の『誠実』な履行を求めたことを踏まえて、打ち切りの決定を下した」と報じています。

※伊藤忠、イスラエル軍事企業との協力打ち切り(CNN、2024年2月6日)
https://www.cnn.co.jp/world/35214907.html

★エルビット・システムズは、イスラエル最大の大手軍事企業で、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)による企業別の軍需品売上高ランキング(22年)では、世界第24位に入っています。

※SIPRI Arms Industry Database
https://www.sipri.org/databases/armsindustry

 伊藤忠の子会社、伊藤忠アビエーションは、エルビット・システムズと、日本の航空宇宙機器製品輸入販売専門商社である日本エアークラフトサプライとの間で、昨年3月に協力覚書を締結していました。

※伊藤忠アビエーションや日本エアークラフトサプライはエルビット・システムズ社との協力覚書の重みを自覚しているのか? ~1.15〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会「伊藤忠にパレスチナ虐殺への加担をやめるよう求めるオンライン署名2万筆の署名簿の提出と記者会見」 2024.1.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521020

 これに対して、昨年12月には「伊藤忠はイスラエルの“死の商人”エルビット・システムズと手を切れ!」と題したネット署名が開始され、東京・青山の伊藤忠本社前でもたびたび抗議活動が行われていました。

 前述の『CNN』は「鉢村氏は協力関係について、防衛省の要請にもとづき、日本の安全保障に必要な自衛隊の装備を輸入する目的で結ばれたと説明した」と報じています。

 そうであれば、防衛省もまた、外務省の通知に従って、ICJによる「イスラエルにジェノサイド(集団殺害)を防ぐためのあらゆる措置」の「誠実」な履行のため、自衛隊の装備輸入を見直す必要があるのではないでしょうか。

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■【第2弾! ロシア国連大使が「ウクライナによるロシアのパン屋襲撃に米国が『関与』している」と指摘!】国連安全保障理事会は、緊急会合を開き、ウクライナ軍の「テロ攻撃」について審議! 拡大するリシチャンスク市のパン屋攻撃問題は、さらなる波紋を呼ぶか!?(『RT』、2024年2月7日ほか)

 2月3日に、ウクライナ軍が、ロシアの統治下にあるルガンスク人民共和国(LPR)のリシチャンスク市にあるパン屋を、ロケット弾で攻撃し、子連れの妊婦を含む28人が死亡し、10人が負傷した事件がおきました。

※【第4弾! 鬼畜!! ウクライナのどこが「民主主義」国家なのか! ウクライナ軍が、ロシア統治下にあるルガンスク人民共和国リシチャンスク市のパン屋を襲撃! 子連れの妊婦を含む28人が死亡! 10人が負傷!】(『スプートニク日本』2024年2月4日ほか)(日刊IWJガイド、2024年2月7日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240207#idx-9
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53187#idx-9

 この事件を「テロ行為」とする、ロシアの要請によって、6日、国連安全保障理事会の緊急会議が開催されました。

 7日付『RT』によると、ロシア国連大使であるヴァシリー・ネベンジャ氏は、6日、この事件について、「ワシントンにも一部責任がある、米国は共犯者とみなされるべきだ」と主張しました。

※US ‘involved’ in deadly Ukrainian attack on Russian bakery – envoy(RT、2024年2月7日)
https://www.rt.com/russia/592021-us-ukraine-bakery-attack/

 ネベンジャ氏は、ウクライナ国防情報局の代表であるワディム・スキビツキー氏が、2022年8月に、「米国製の『ハイマース・システム』を使用するためには、まずキエフがワシントンから目標許可を取得する必要がある」と認めたことを取り上げました。

 「西側諸国は何の関係もなく、キエフが独自に攻撃目標を選んでいると主張する人がいるなら、ウクライナ国防情報局の代表であるワディム・スキビツキーの自白を思い出すべきです。

 要するに、リシチャンスク攻撃に誰が関与したかは明らかです」。

 米国がウクライナに供与している、高機動ロケット砲「ハイマース・システム」は、軍事車両にロケット弾の発射システムを搭載した機動性の高い兵器です。GPSによる誘導ロケット弾を発射できるため、高い精度で標的を攻撃できます。

 2022年10月8日付の『CNN』によると、ウクライナ政府は米国から「ハイマース」の供与を受けるための条件として、「(ウクライナ政府は)同国軍が狙うロシア軍の一連の標的を全面的に明示し、標的選定などでの監視の役割を米国側に委ねる提案を行っている」と報じています。

 バイデン政権は、「ハイマース」をウクライナに供与するにあたり、米国の監視下で標的を選択するように求めていました。

 つまり、ウクライナ軍が「ハイマース」を使って狙う標的は、米国が監視していることになります。そもそも、標的の設定に、米国のGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を使う以上、米国がGPS情報を提供しない限り、「ハイマース」は使い物になりません。

 ネベンジャ国連大使が指摘するように、「ワシントンは『ハイマース・ミサイル』を使用した、キエフのすべての攻撃に対して標的許可を与えている」ことは明らかです。

 米国が、ウクライナ軍がハイマースを使ってパン屋を攻撃することを許可し、支援したことは、事実である可能性が高いと思われます。何のために、軍事的な成果があがるわけでもない、「パン屋」を狙い撃ちにしたのか。市民の日常生活を脅かすためのテロ攻撃だったのなら、ウクライナと米国こそが、「ならず者のテロ国家」ということになります。狂気の沙汰です!

※米供与「ハイマース」とは ロシア軍侵攻食い止め 大きな効果か(NHK、2022年7月31日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220731/k10013744371000.html

※ウクライナ、米に新たな長距離ロケット砲求め標的明示も提案(CNN、2022年10月8日)
https://www.cnn.co.jp/world/35194359.html

 ネベンジャ大使は、戦闘が続いているため、リシチャンスク市内に娯楽施設があまり残っていないことを、ウクライナ軍は認識しており、その前提に立って、ウクライナ軍は、子供や女性を含む家族が出かけるような時間と場所を意図的に攻撃対象に選んだと、主張しました。

 「ネオナチ達(※ウクライナ軍)は家族が休日に散歩に出かける瞬間を意図的に待ち、リシチャンスクのほぼ唯一のレジャー場所を、皮肉たっぷりに攻撃しました」。

 さらに、ネベンジャ氏は、「ウクライナ人捕虜を乗せたロシアのイリューシン76輸送機の撃墜など、西側兵器を使用してキエフが犯した『数百ではないにしても数十』の他の犯罪にも当てはまる」とも、指摘しました。

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■【第3弾! ウクライナは1月に2万3000人以上の兵力を失った! 2022年2月の紛争開始から2023年12月までのウクライナ軍の死傷者は38万3000人以上! 現時点ですでに40万6000人以上が死傷していることに!】西側各国から投入された最新兵器も大量に破壊され、ウクライナの「反転攻勢」は完全に失敗に終わった!(『RT』、2024年2月2日)

 2月2日付けロシア『RT』は、「ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、『ウクライナは(今年の)1月に、2万3000人以上の兵力を失った』と述べ、『前線の崩壊を防ぐために、キエフは予備兵力を配備する必要があった』と主張した」と報じました。

 「ショイグ国防大臣は、2日のロシア軍最高司令官らとの会談で、昨年6月から始まったウクライナ軍の『反転攻勢』の失敗で、現在ロシア軍は『全接触線に沿って戦略的主導権を握っている』と述べた」として、この『RT』の記事は、ショイグ国防大臣による戦況の報告を、以下のように報じています。

 「ショイグ国防大臣によると、ロシア軍も進軍して陣地を改善し、ドネツク州とハリコフ州のいくつかの入植地を占領した。

 ショイグ国防大臣によると、ウクライナ軍の人員に死傷を与えたほか、ロシア軍は、1月にドイツがウクライナに供給したレオパルト戦車、米国供給のブラッドレー歩兵戦闘車、パトリオット防空システム、HIMARSロケットシステムなど、3000以上の軍事装備品を破壊したと述べた。

 こうした多大な損失に直面し、『防衛力の崩壊を防ぐため、ウクライナ指導部は残っている予備兵力を戦闘に投入し、次の強制動員を急いで実行している』と、ショイグ国防大臣は述べた。

 ショイグ国防大臣はまた、ロシア軍が生産・修理施設、飛行場、野戦倉庫、キエフ軍や外国人傭兵を収容する基地を含むウクライナの軍事インフラに対して、高精度の攻撃を続けていると述べた」。

※Russia estimates recent Ukrainian troop losses(RT、2024年2月2日)
https://www.rt.com/russia/591718-russia-ukraine-losses-january/

★ウクライナ軍兵士の損耗について、ショイグ国防大臣は昨年12月に「2022年2月のロシアとの紛争開始以来、昨年12月までのウクライナ人の死傷者は38万3000人を超えた」と発表しています。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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