日刊IWJガイド・日曜版「クリミアで爆発などの事象激化、ゼレンスキー大統領はクリミア奪還を宣言! ウクライナ紛争は、米国供与の新兵器によってギアをまた上げた!」2022.8.21号~No.3629号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ウクライナ紛争がまた新たな段階に! ロシアの支配下にあるクリミアで爆発などの事象が激化! ウクライナのレズニコフ露国防相は「米国が提供した武器で占領地を攻撃する可能性を排除しない」と発言! ハイマース等を使ったウクライナ軍側による攻撃だとすれば射程距離200~300km、精度10~20mと、これまでの戦闘とは別次元! ゼレンスキー大統領はクリミアの奪還を宣言! バイデン政権はクリミア攻撃を容認! ウクライナ紛争は、米国の供与した新兵器によってギアをまた上げた!

■【中継番組表】

■<今週の新記事振り返り>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

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■はじめに~ウクライナ紛争がまた新たな段階に! ロシアの支配下にあるクリミアで爆発などの事象が激化! ウクライナのレズニコフ露国防相は「米国が提供した武器で占領地を攻撃する可能性を排除しない」と発言! ハイマース等を使ったウクライナ軍側による攻撃だとすれば射程距離200~300km、精度10~20mと、これまでの戦闘とは別次元! ゼレンスキー大統領はクリミアの奪還を宣言! バイデン政権はクリミア攻撃を容認! ウクライナ紛争は、米国の供与した新兵器によってギアをまた上げた!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ロシアとウクライナの双方が、自国領だと主張しているクリミアで、爆発などが多発しています。

 9日のサキ空軍基地の爆発事件以後、クリミア島中央部のマイスコエの弾薬庫、グバルデイスコエの飛行場、クリミア橋のあるケルチ、ロシア黒海艦隊の本拠地セバストポリで、爆発や無人機による攻撃が起きています。ウクライナ紛争は、米国から送られたハイマースなどの新兵器によって、ギアが一段、上がった模様です。

 8月9日、ウクライナ空軍は、クリミア島西部にあるサキ空軍基地の爆発で、ロシア空軍機9機が破壊されたと発表しました。

 『NBC』(10日)によると、ロシア側は当初、弾薬が発火して爆発したと発表しましたが、ウクライナのSNSでは、ウクライナが発射した長距離ミサイルが基地を攻撃したのではないかという憶測で騒然となりました。

 『NBC』は爆発の数時間後、ゼレンスキー大統領は毎晩のビデオ演説の中でクリミア半島を奪還することを誓い、「ウクライナに対する、そして自由なヨーロッパのすべてに対するこのロシアの戦争は、クリミアで始まり、クリミアの解放で終わらなければならない」と述べた、と報じました。ゼレンスキー大統領による事実上のクリミア奪回宣言です。

※ロシアの戦闘機9機がクリミアの爆発で破壊された、とウクライナは言う(NBC、2022年8月10日)
https://www.nbcnews.com/news/world/russia-ukraine-war-crimea-blast-explosion-planes-destroyed-kyiv-says-rcna42376

 サキ空軍基地はクリミア島西部に位置していますが、現在、南部へルソン州をロシア軍側が制圧しており、ウクライナ側の支配下にある地域からは少なくとも200kmは離れています。

 米国はウクライナへの軍事支援を拡大し続けており、高機動ロケット砲システム・ハイマースをウクライナへ供与しています。

 しかし、ハイマースの供与にあたって、米軍は、ウクライナ軍が国境を超えてロシア領を攻撃しないようにと、射程距離が70km~80kmのものに限定する、と説明してきました。ところが、サキ空軍基地への攻撃は、米国の説明とは異なり、米軍が供与したハイマースの射程を大きく超えています。

 仮に、サキ空軍基地への攻撃を、ウクライナ側が実行したとすれば、ウクライナ側はすでに200km~300kmの射程距離を持つハイマースか、同種のミサイルシステムを、米国から供与されたのか、保有しており、すでに使用していることになります。

 上記『NBC』は、ウクライナの軍事アナリスト、オレー・ザダノフ氏の分析として、射程約125マイル(約200km)の射程を持つウクライナのネプチューン対艦ミサイルS-300か、西側から供給された射程約185マイル(約300km)のハープーン対艦ミサイルを使用した可能性がある、と報じました。

 『BBC』は11日、「少なくとも8機の(ロシア軍の)航空機が損傷または破壊されたようだ」と報じました。『BBC』は、爆発の前後の衛星画像を比較し、Su-24Mを含む2種類の戦闘機が、近くの2つの建物と共に爆発によって破損したと説明しています。

 『BBC』はS-300が使われたのではないかと推測しています。

 英国のベン・ウォレス国防長官は、「ウクライナが必要に応じて致命的な武力を行使することは絶対に合法である…自国の領土を取り戻すためだけでなく、侵略者を押し戻すためにも」と、ウクライナ側がクリミア攻撃をすることを擁護しました。

※(ウクライナ戦争:クリミア空軍基地がひどく損傷、衛星画像が示す)(BBC、2022年8月11日)
https://www.bbc.com/news/world-europe-62500560

 『BBC』が示した、爆発前後の衛星画像を比べると、その「爆発」が大変高い精度で行われたことがわかります。

 Su-24Mは全長25m、全幅18mです。そのサイズから類推すると、爆発前、それぞれの戦闘機は1辺がおよそ50mほどの盛土の塁でコの字型に囲まれていました。爆発後、戦闘機が破壊された残骸が確認できますが、盛土の塁は崩れていません。つまり、非常に高い精度で1機ずつがピンポイントで破壊されているのです。

 仮に、ウクライナの支配下にある地域から、ミサイル攻撃が行われたとすると、200~300km離れた場所から誤差範囲10m~20m程度の精度でミサイルが打ち込まれたことになります。射程距離から見ても、精度から見ても、ウクライナ側の攻撃力が一段も二段も上がったといえそうです。ハイマースにも、GPS誘導タイプのものがあります。GPS誘導による高精度のミサイル攻撃であるとすれば、攻撃対象のGPS情報を提供している米国の関与もあらわです。

 その後、クリミアでは16日にクリミア半島中央部のマイスコエの弾薬庫、グバルデイスコエの飛行場で爆発が発生しています。ロシア当局者は、マイスコエでの爆発は破壊工作によるものだと述べたものの、破壊工作の種類や想定する関与者については明らかにしていません。

 『NBC』(18日)は、スコットランドのセント・アンドリューズ大学の戦略研究教授であるフィリップス・オブライエン氏の「クリミアでこれらすべての爆発が偶然に起こることはありえない」、「これらは非常に効果的に攻撃されている重要な軍事施設であり、準備の兆候を示している」という言葉を紹介しています。

 オブライエン氏は「これらの爆発は、地上のウクライナの特殊部隊、地元の破壊工作部隊、長距離兵器、またはこれら3つすべての混合によるものである可能性がある」と述べています。

 戦略上、南部を制圧するロシア軍への補給路への攻撃であり、ドニプロ川西岸の支配権を取り戻すための一貫したウクライナの反撃という意味がありますが、オブライエン氏は政治的な重要性を指摘しています。

 オブライエン氏は、クリミアへの攻撃は「実際にクリミアが安全ではなく、ロシアの強力な支配下にないことを示すことは、非常に強力な政治的声明である」だと述べました。

 ゼレンスキー大統領は、爆発の後、人々がその地域から逃げだしたとして、「クリミアが彼らにとっての場所ではないことをすでに理解しているか、少なくとも感じている」と指摘しました。

※クリミアのロシア軍施設が爆発し続けており、ウクライナの野心と能力の高まりを示唆している(NBC、2022年8月18日)
https://www.nbcnews.com/news/world/crimea-sabotage-russia-military-base-ukraine-offensive-rcna43456

 『CNN』(18日)は、サキ空軍基地、マイスコエの弾薬庫、グバルデイスコエの飛行場で発生した3回の爆発について、「ウクライナが関与していたことが同国政府の内部報告書から明らかになった」と報じました。匿名のウクライナ当局者がCNNに報告書を共有した、ということです。

※クリミアでの3回の爆発、ウクライナが内部文書で関与認める(CNN、2022年8月18日)
https://www.cnn.co.jp/world/35192001.html

 ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府顧問は17日、ロシアが2014年に併合した南部クリミア半島と同国本土を結ぶクリミア橋は「違法建築物」であり、「解体されなければいけない」と呼び掛けた、と『AFP』が18日、報じました。

 ケルチ海峡を渡る全長19キロのクリミア橋は、2018年に開通し、ロシアとクリミア半島への軍民両用の主要輸送路として活用されています。

※ウクライナ高官、クリミア橋の「解体」呼び掛け(AFP、2022年8月18日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3419573

 『UKRINFORM』(19日)は、18日夜、クリミアのケルチとセバストポリ、南部ヘルソン州ノヴァ・カホウカ、ロシア領ベルゴロドといった、複数地点で爆発が生じたと報告されている、と報じました。

 ケルチは、クリミア島の最東部、ロシア本土とつながるクリミア橋のある地域です。

 『UKRINFORM』は、「ロシアの報道機関がクリミア占領政権の『クリミア首長顧問』なる人物(クリュチュコフ氏)の発言として、ケルチで防空システムが稼働したと報じた」、「ソーシャルメディア上では、ケルチでは少なくとも4回大きな爆発音が聞こえたと書かれている」、「ケルチ住民は、『海から飛んできた』ミサイルを見た、上空で爆発した」と、ケルチでの「爆発」について報じています。

 クリュチュコフ氏は、人々が聴いたのは「防空システムが稼働した音」だと述べているそうです。記事は夜空を光る物体が上昇し、小さな爆発を起こす様子をとらえたSNSの動画を紹介しています。

※クリミア2か所等各地で爆発(UKRINFORM、2022年8月19日)
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3553507-kurimiaka-suo-deng-ge-dede-bao-fa.html

 『ロイター』(19日)は、19日にかけて爆発が相次ぎ、セバストポリの北にあるロシア軍のベルベク空軍基地付近で爆発が発生し、クリミア半島の反対側にあるケルチでも巨大な炎が上がった、と報じました。セバストポリにはロシアの黒海艦隊の本部基地があります。

 『ロイター』は、ウクライナ当局者は、クリミアで発生した爆発の約半分はウクライナ軍による攻撃だったと認めている、とも報じました。

 『ロイター』は、ウクライナ軍が、ハイマースよりも射程が長い「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」を用いているのではないかと、推測しています。一方、ウクライナ当局者は、ATACMSを保有しているかどうかは明らかにしなかった、ということです。

※ウクライナ軍、遠方からロシア軍攻撃 前線から離れた場所で爆発相次ぐ(ロイター、2022年8月19日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPL6N2ZV0CQ

 ロシアメディア『RT』は18日、「クリミア最大の都市セバストポリの市長は、ウクライナの無人航空機が市の空港近くで防空システムによって撃墜されたと報告した」と報じました。

 ミハイル・ラズボザエフ市長は、「ベルベック飛行場の近くで無人航空機が防空システムによって撃墜された」と、18日にテレグラムに投稿しました。

※クリミア空港上空でウクライナの無人機が撃墜された(RT、2022年8月18日)
https://www.rt.com/russia/561119-crimea-airfield-explosions-heard/

 『RT』は20日、「土曜日(20日)の朝、ウクライナの無人機がセバストポリのクリミア港にあるロシアの黒海艦隊の本部に墜落した、とミハイル・ラズボザエフ市長は述べた」と報じました。

 ラズボザエフ市長は、低空飛行していた無人機は本部の上空で撃墜され、屋根に激突し、火災が発生したが、死傷者や重大な損害はなかったと述べ、「ウクライナのせいだ」と述べたということです。

 また、クリミアのセルゲイ・アクショーノフ知事も、セバストポリの無人機攻撃の直後、別の無人機が半島の西で撃墜されたと報告しました。

※ドローンがクリミア半島の黒海艦隊司令部を標的に(RT、2022年8月20日)
https://www.rt.com/russia/561197-drone-sevastopol-crimea-ukraine/

 これまでもクリミアへの攻撃は単発的に行われてきましたが、8月9日のサキ空軍基地での爆発以来、連日クリミアのロシア軍の拠点やその付近で「爆発」がおきています。

 『ポリティコ』は17日、「米国はウクライナがロシア占領下のクリミアを攻撃することを承認する」という記事を出しました。

 「クリミアを攻撃することはウクライナにとって公正なゲームであり、そこにいるロシア人を攻撃するためのアメリカの支援がある。

 CNN が入手したウクライナ政府の文書によると、ロシアに併合された半島での先週の3回の爆発の背後にはキエフがあり、これにはモスクワの戦闘機数機を破壊したサキ空軍基地での大規模な爆発も含まれている。

 クリミア作戦へのキエフの関与を公式に認めたウクライナ当局者は、まだいない。しかし、オレクシー・レズニコフ国防相は水曜日、『ボイス・オブ・アメリカ』に対し、ウクライナは米国が提供した武器で占領地を攻撃する可能性を排除していないと語った」。

 レズニコフ国防相は、「米国が提供した武器で占領地を攻撃する」と述べています。レズニコフ国防相は、米国がハイマースの射程距離を70~80kmに制限するとしたとき、いずれ200~300kmの射程が可能になるだろう、と述べていました。

 『ポリティコ』は、ある米政府高官が、「キエフが必要と判断した場合、米国はクリミアへの攻撃を支持する」と語ったと報じています。

米政府高官「提供したものはすべて自衛目的である。彼らが主権を持つウクライナの地で追求することを選択した標的は、定義上、自己防衛である」

 バイデン政権は、ウクライナ軍がロシア領を攻撃すれば、それは第3次世界大戦につながる可能性があると警戒する一方で、ロシアによるクリミアの併合を認めていません。

 「バイデン政権の立場は変化ではなく、長年の政策を肯定するものだ。ウクライナがロシア国内を攻撃するためにアメリカ製の兵器を使用してはならないことは非常に明確であるが(ジョー・バイデン大統領は、それが第3次世界大戦を引き起こすことを恐れている)、ワシントンは、強制的に押収された半島に対するモスクワの支配を認めていない」(ポリティコ、17日)

 バイデン政権がクリミアへの攻撃を容認している以上、クリミアへの攻撃は続くだろうと、『ポリティコ』は指摘しています。

※米国はウクライナがロシア占領下のクリミアを攻撃することを承認する(POLITICO、2022年8月17日)
https://www.politico.com/newsletters/national-security-daily/2022/08/17/u-s-approves-of-ukraine-striking-russian-occupied-crimea-00052364

 クリミアへの攻撃は、これまでの東部ドンバス地方で行われてきた地上戦とは次元の異なる攻撃です。200~300kmの長距離砲、おそらくGPS誘導による高精度の攻撃は、米国の主導で、米国の供与した兵器で、米国の許可を得た攻撃であると推測されます。ウクライナ側が「アメリカンレベル」にギアを上げた攻撃をクリミアにかけ始めた、ということは、まさしくウクライナ紛争が米国の「代理戦争」として行われていることを示すものであるといわざるをえません。

 今後、ロシアはこの新たな段階の攻撃に対して、どのような報復なり、反応なりを示すのか、注視が必要です。

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◆中継番組表◆

**2022.8.21 Sun.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2022.8.22 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】14:00~「安倍元首相の『国葬』中止を求めるアピール賛同署名開始の記者会見 ―登壇:稲正樹 元国際基督教大学教授、五野井郁夫 高千穂大学教授、清水雅彦 日本体育大学教授ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「安倍元首相の『国葬』中止を求めるアピール賛同署名・よびかけ人」による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた国葬関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%9b%bd%e8%91%ac

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

立憲民主党・小西洋之参議院議員「国葬とは何か、政府が説明できないなら、国葬なんかやってはいけないじゃないですか!」~8.18 立憲民主党 国対ヒアリング―内容:「国葬問題」及び「旧統一教会と政府与党との関係」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509585

ロシア・ラブロフ外相インタビュー(第2回)国営テレビで「第三次世界大戦」「核戦争」危機発言! バイデン政権との戦略兵器削減条約延長交渉を米国側が放棄したと述べ、米国の単独覇権主義と「例外国家」観を批判!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509625

文鮮明は米共和党主流に食い込んでいた! ブッシュ元大統領(父)はウルグアイで文の神学校に尽力! 布教のため育成の日本人女性4800人が8000万ドル資金洗浄! Free Press記事全文仮訳!【後編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509645

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■<今週の新記事振り返り>

「文鮮明の生まれたメシアの国である韓国を蹂躙した罪をつぐなうのは日本人、特に日本女性が負うべき罪」~岩上安身によるインタビュー第1088回 ゲスト 『となりのカルト』著者 榊あまね氏 2022.8.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509414

【号外】ウクライナのザポリージャ原発砲撃をめぐり、ゼレンスキー大統領が「原発から攻撃してくるロシア軍人はウクライナ軍の特別な標的」と警告! 自国の原発に向けて攻撃するつもりか!? 2022.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509571

統一教会問題「安倍元総理銃撃事件は、『来るものが来たのか』と思った」! ~岩上安身によるインタビュー第1089回 ゲスト 全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士 2022.8.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509526

【号外】旧統一教会=国際勝共連合とは国際麻薬連合のことだった! 米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリーによる旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の最暗部追及の調査報道シリーズ第1回(前編)! 文鮮明のダーク・サイドの核心! 麻薬と文鮮明の関係を追及! 2022.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509582

「いかなる理由があったとしても、戦争行為はもちろん、戦争にいたるような国づくりを許してはなりません!!」平和フォーラム共同代表・勝島一博氏~8.15戦争犠牲者追悼 平和を誓う8・15集会 2022.8.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509518

安倍元総理国葬に反対し、鎌田慧氏、落合恵子氏、佐高信氏、前川喜平氏らが登壇!「『国葬』とは『国を葬る』こと」「憲法や民主主義から決して正当化できない」と訴え!~8.16 安倍「国葬」やめろ!緊急市民集会&デモ 2022.8.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509536

「ウクライナ紛争のエスカレーションの背景にあるのは米国によるウクライナへの武器供与!」 ~岩上安身によるインタビュー第1090回 ゲスト 国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏 2022.8.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509539

「日本はロシア、中国、北朝鮮に囲まれている。あっちが終わったらこっちじゃないか。ウクライナの人々のあの惨状を見れば、人ごとじゃないなと感じます」~8.15 靖国神社参拝者・千鳥ケ淵墓苑献花者へのインタビュー 2022.8.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509519

立憲民主党・小西洋之参議院議員「国葬とは何か、政府が説明できないなら、国葬なんかやってはいけないじゃないですか!」~8.18 立憲民主党 国対ヒアリング―内容:「国葬問題」及び「旧統一教会と政府与党との関係」 2022.8.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509585

ロシア・ラブロフ外相インタビュー(第2回)国営テレビで「第三次世界大戦」「核戦争」危機発言! バイデン政権との戦略兵器削減条約延長交渉を米国側が放棄したと述べ、米国の単独覇権主義と「例外国家」観を批判!! 2022.8.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509625

文鮮明は米共和党主流に食い込んでいた! ブッシュ元大統領(父)はウルグアイで文の神学校に尽力! 布教のため育成の日本人女性4800人が8000万ドル資金洗浄! Free Press記事全文仮訳!【後編】 2022.8.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509645

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド・日曜版「第2次岸田改造内閣の大臣7人、副大臣・政務官20人が旧統一教会との関係を表明!」2022.8.14号~No.3622号
投稿日 2022年8月14日
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51184
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220814

日刊IWJガイド「本日午後4時半から岩上安身による全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人・山口広弁護士インタビューを生配信!」2022.8.15号~No.3623号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51190
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220815

日刊IWJガイド「本日午後6時半から、ウクライナ紛争と米国の戦略について、岩上安身による羽場久美子・神奈川大学教授/世界国際関係学会アジア太平洋会長インタビュー!」2022.8.16号~No.3624号
投稿日 2022年8月16日
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51192
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220816

日刊IWJガイド「萩生田自民党政調会長は統一教会イベントに参加! 本日午後6時半から、岩上安身による元・統一教会信者 榊あまね氏インタビュー第3弾!」2022.8.17号~No.3625号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51194
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220817

日刊IWJガイド「旧統一教会の韓鶴子総裁が日本大使館に抗議行動!?/文鮮明のダークサイドの核心、旧統一教会=国際勝共連合は国際麻薬連合!? 連続号外!」2022.8.18号~No.3626号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51197
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220818

日刊IWJガイド「日本の貿易赤字1.4兆円! エネルギー価格高騰に、広がる原発再稼働の声!! 日本は対露制裁を見直すべきでは!?」2022.8.19号~No.3627号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51201
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220819

日刊IWJガイド「ソウルで韓国在住の日本人統一教会信者らが、日本に対し『宗教弾圧だ』と抗議デモ! 韓国発の反日カルトであることが、わかりやすく可視化!」2022.8.20号~No.3628号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51204
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220820

■8月1日からIWJは、第13期のスタートを切りました! 第12期の収支は、残念ながら299万2676円のマイナスという結果となりました。正確な会計報告は2ヶ月後に監査を受けた上でご報告します。第13期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 第12期の収支につきましては、7月31日時点で、残念ながら299万2676円のマイナスとなりました。第12期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

 第12期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。

 第12期が仮に最終的に赤字となっても、休むことなく、IWJは8月1日より、新たな第13期のスタートを切っています。

 今期も、IWJにとってはまだまだ険しい道のりが続くと思われます。

 今期は、支出をさらに減らした緊縮予算にしますが、まだ、1年間を通じての経営計画が立てられていません。ですので、自ずとご寄付・カンパの目標額もまだ立てられていないのですが、スタート月の8月も半ばに差し掛かりましたので、現状をご報告いたします。

 今期8月1日から19日までのご寄付額は61万4000円となっております。ご寄付いただきましたみなさま、厚く御礼申し上げます。

 第10期の月間目標額は、450万円でした。第11期も、450万円でした。

 前期の12期の月間目標額は、420万円で、途中4月から400万円に下げました。

 今期は、さらなる支出の引き締めをして、ご寄付・カンパのお願いの目標額をもう少し下げようと考えています。目標を掲げても、未達が続き、結果として赤字になってしまうのはなんとしても避けたいと思います。私と経理を始めとするスタッフとのミーティングを重ねて、第13期の予算計画を立ててできるだけ早く月間の目標額を皆さまにお示ししたいと思います。

 当面は、前期の400万より少し下回る目標額なのだろうなとお考えいただいて、ご寄付・カンパをお願いできればと存じます。よろしくお願いします

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して約1000万円を貸していますが、まだ全額返済されてはいません。

 個人として、IWJを経済的、物理的に底支えするのは、もはや限界です。これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい状況です。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています!

 権力に不都合であっても、真実を追及し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。これも、民の皆さまのお支えがあってのことです。

 ウクライナ紛争が勃発してからの約5ヶ月間、IWJは徹底的に「まとも」な「公正中立」に近い報道に徹してきました。そうしたところ、米国のプロパガンダ機関と化したほぼすべての新聞、雑誌、テレビ、そしてネットの大勢とも違う「スタンス」を取り続ける結果となりました。

 その間の我々の報道を、他の米国のプロパガンダの走狗のような「報道」と比較していただければ、我々が独立メディアとしての使命をいかに果たしてきたか、ご理解いただけると存じます。

 8月10日にアムネスティ・インターナショナルのレポートを仮訳して「号外」として出しました。御覧いただければおわかりになりますが、ウクライナへのロシア侵攻後、世界的(といっても欧米日が中心)に「ウクライナ=善・被害者、ロシア=悪・加害者」という極端に偏ったキャンペーンが行われ、ウクライナ側のとってきた戦術が民間人を「人間の盾」とする非人道的な戦術であったことを批判できずにいた事実を明らかにしています。

 こちらを、ぜひ御覧になってください。

※【号外】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが「ウクライナの戦闘戦術は市民を危険にさらす」との報告書を公表! ゼレンスキー大統領は「加害者と被害者を同じレベルに置く報告は容認できない」と猛反発! アムネスティのウクライナ支部トップは抗議の辞任! アムネスティ事務総長は「防衛する側にいるからといって、ウクライナ軍は国際人道法の尊重を免除されるわけではない」と言明! アムネスティが公開した報告書をIWJが全文仮訳! 2022.8.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509470

 IWJは、国民をないがしろにして、米国の「代理戦争」準備を進める政府と、そのプロパガンダ機関と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 自民党は、日本をウクライナと同様に、米国の「代理戦争」の道具にするために、大切な国民の主権を外国に譲り渡すことを平然と行おうとしています。

 「売国」的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。

 緊急事態条項が通ってしまえば、ウクライナと同じく、日本が米国の「代理戦争」の道具となり、戦場となることは避けられません。

 また、安倍元総理が、統一教会の信者の息子である山上徹也容疑者に殺害されるという衝撃的な事件も、7月8日に起きました。

 岸信介元総理から数えて安倍元総理まで3代にわたり、岸・安倍両家は、そして自民党は、韓国という外国発の反社反日カルトである統一教会=国際勝共連合とは、ずぶずぶの関係にありました。

 「日本人が洗脳され、全財産が巻き上げられ」ようとも、「日本はサタンの国」であるとして、その日本人から財産を巻き上げるのは教義上許されるのだと正当化する犯罪的な反日カルトの活動を、警察が組織犯罪として摘発してこなかったのは、統一教会と自民党との深い癒着関係があったからです。

 「保守」「愛国者」「ナショナリスト」を自認している自民党支持者らが、なぜ反日カルトを黙認し続けるのか、到底理解できません。反社・反日カルトに日本人同胞が生き血を吸われようとも、見て見ぬふりをする、そんな連中の「愛国心」とは偽物の「愛国心」に他なりません。

 自民党が、「愛国者」政党ではないことだけは明らかですが、既存メディアも、「銃撃事件」と行き過ぎた献金の話は詳報するものの、統一教会の根本の教義や、自民党がなぜ反社反日カルトとずぶずぶの関係なのか、という根本的・本質的な問題にほとんど立ち入りません。

 その統一教会が求める政策が、9条の改憲であり、緊急事態条項の創設であり、夫婦別姓反対であり、ジェンダーフリー反対であり、LGBT反対なのです。自民党の政策は、韓国発の反社反日カルトである統一教会の求める政策の焼き直しに過ぎません。

 資金面でも、選挙の際のマンパワーの面でも、秘書などのスタッフの派遣などでも、統一教会に支えられてきた自民党は、政策面までも統一教会という外国の反日カルトの「使い走り」に成り下がっていると言っても過言ではありません。

 そんな反社反日カルト集団の言いなりとなっている自民党の改憲を、果たして許していいのでしょうか!?

 また、8月早々に、バイデン大統領と同じく民主党所属の議員であるナンシー・ペロシ米下院議員議長がアジア各国を歴訪するとして、旅程をすべて明らかにしないまま、台湾に向かいました。

 これは、中国の「中国と台湾はひとつである」という主張に対する挑発であり、中国が行ってきた数々の警告を破るものです。米国が中国との間で「約束」してきた「中国はひとつ」というドクトリンを裏切るものでもあります。

 中国軍と米軍が同時に台湾周辺に集まり、一触即発の状況となり、ペロシ氏が離台した4日から、台湾周辺で中国軍は大規模演習を始めました。

 IWJはかねてより、米国が中国を敵視し、覇権交代を阻止するために戦争を仕掛ける可能性があること、集団的自衛権を認めてしまい、安保法制を成立させてしまった日本は、米国の対中戦争に自動的に参戦せざるをえなくなっていることについて、繰り返し警告してきました。会員の皆さまは、よく御存知の通りだと思います。

※「戦場で勝って戦争に負けた」9.11以来の米国の対テロ戦争! その「見果てぬ夢」の続き・対中戦争における日米同盟の危険性! ~9.14岩上安身によるインタビュー 第1052回 ゲスト 元内閣官房副長官補・国際地政学研究所理事長柳澤協二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496218

 ペロシ氏の訪台強行により、米国の対露「代理戦争」であるウクライナ紛争に引き続き、台湾と日本が、米国の対中「代理戦争」の「道具」として、そしてまたウクライナの国土と同じく「戦場」として使われる可能性が急激に高まってきました。

 戦時の体制にない、平時の日本の国家体制を、一夜にして戦時独裁体制へと切り換える仕組みが、自民党の改憲4項目のひとつ緊急事態条項です。統一教会が、機関紙の『世界日報』等を通じて、熱心に自民党に吹き込んできた改憲条項でもあります。

 喫緊の最大の問題である、緊急事態条項の阻止という、このテーマに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと思います! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

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 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

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 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

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 PCによる動画の編集作業の経験がある方を特に優遇し、最優先で募集します。

 経験が少なくとも、意欲ある若い方、PC操作やカメラの撮影にも、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です。もちろん、必要な研修はIWJ内にて教えていきます!

 時給は経験・ノウハウのある方ならば1300円から、能力・実績次第で昇給します。超過勤務の残業手当や深夜業務による手当は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。副業としての雇用や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

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■【インターン(短期の方は無給実働なし研修見学のみ・中長期希望の方は実働、報酬あり)募集】IWJでは、テキスト班・パワポ作成担当班・動画班・WEB班など各部署で、ご本人の希望と適性を見た上での部署で、夏休み期間中に研修したり、働いていただいたりするインターンを募集しています。

 短期間(1日~3日間)の純然たるインターン(見学・研修)は無給です! 実働が発生する場合従業員と同様、有給となります。

 過去にも数々の大学生等が、インターンをつとめ、そのままIWJに就職した人もいますし、他のメディア(新聞社、通信社、出版社、etc)に就職試験を突破して合格したケースもあります。マスコミ志望であれば、受験指導もします。どうぞご応募ください。

 夏休み後も継続的にアルバイトしたい人も歓迎します。

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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵)

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