日刊IWJガイド・非会員版「萩生田自民党政調会長は統一教会イベントに参加! 本日午後6時半から、岩上安身による元・統一教会信者 榊あまね氏インタビュー第3弾!」2022.8.17号~No.3625号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~<本日の岩上安身によるインタビュー>3連続インタビュー3日目! 本日午後6時半から、岩上安身による元・統一教会信者『となりのカルト』著者 榊あまね氏インタビュー第3弾を、冒頭のみオープン、その後は会員限定で生配信します!

■【中継番組表】

■<昨日の岩上安身によるインタビュー報告>「ウクライナ紛争がエスカレーションの背景には、米国によるウクライナへの武器供与があります」「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略 岩上安身による 国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー」をお送りしました!

■萩生田光一・自民党政調会長が、関連団体ではなく「統一教会そのもの」のイベントに参加していたことが明らかに! 落選中は月1~2回教会施設で講演していたとの証言も!!

■トランプ前大統領をめぐる情勢が同時に緊迫! FBIの捜査がトランプ氏のフロリダの邸宅「マー・ア・ラゴ」に! 他方、トランプ氏と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関係がクローズアップ! 背後には民主党と軍産複合体の影が!

■ウクライナのザポリージャ原発からのロシア軍撤退を求めたG7とEUの声明にロシア外務省が反論声明!「西側諸国は真っ赤な嘘に走っている」!! 原発のバックアップ電力を担う下流の水力発電所も攻撃を受け、副所長が「核の大惨事の発生につながりかねない」と発言!

■投降したウクライナ軍兵士にウクライナ軍が発砲! ドネツク軍兵士が声がけ、勇気づけながら保護する映像を『イズベスチヤ』が公開!

■8月1日からIWJは、第13期のスタートを切りました! 第12期の収支は、残念ながら299万2676円のマイナスという結果となりました。正確な会計報告は2ヶ月後に監査を受けた上でご報告します。第13期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

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■はじめに~<本日の岩上安身によるインタビュー>3連続インタビュー3日目! 本日午後6時半から、岩上安身による元・統一教会信者『となりのカルト』著者 榊あまね氏インタビュー第3弾を、冒頭のみオープン、その後は会員限定で生配信します!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 岩上安身による3日連続インタビューも3日目となりました。本日午後6時半から、元・統一教会信者で『となりのカルト』著者の榊あまね氏にインタビューを行います。

 このインタビューは、8月5日と9日に行われたインタビューの続々編、第3弾になります。

 榊氏は、1990年代に統一教会に入信してから、23年間を信徒として過ごしました。23年間の信徒生活にけじめをつけ、苦しんでいる人にとって少しでも救いになればという思いから、信徒生活をまとめたご著書『となりのカルト』を2020年にキンドルで出版しました。

 榊氏は、『となりのカルト』の読書会などを通じて、社会がより良い方向に向かうよう、活動を続けているといいます。

 第3回となる本日のインタビューでは、帰国してからのカウンセリングや治療、そして2012年の文鮮明氏の死去、文鮮明一族の不祥事の衝撃、現役の2世信者がユーチューブなどで教団擁護の発信をしていることなどについて、おうかがいする予定です。ぜひ御覧ください。

 岩上安身による榊あまね氏インタビューの第1回(8月5日)、第2回(9日)は、以下のURLから御覧いただけます。

 第1回インタビューでは、安倍元総理銃撃事件の受け止め、統一教会との出会い、統一教会の教義についておうかがいし、榊氏の体験をお話しいただきました。榊氏は「今の社会は宗教=あやしい、というバイアスをかけてしまっているために、宗教に対する免疫がなく、教義や活動内容を見る目が養われていない」ために、人々が統一教会に騙されてしまうのではないかと指摘しました。

※「安倍元総理銃撃事件を山上容疑者の私憤による凶行だと片付ければ、その問題提起が一切無駄になる」!~岩上安身によるインタビュー 第1087回 ゲスト『となりのカルト』著者 榊あまね氏 2022.8.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509319

 第2回インタビューでは、「祝福」と呼ばれる合同結婚式に参加し、韓国で過ごした結婚生活についておうかがいしました。榊氏は、統一教会の合同結婚式では、韓国の農村地帯などで結婚する機会のない韓国人男性達に、日本人の女性信者がマッチングされ、マッチングが決まるとまるで獲物を獲得したかのように、「獲ったどー」と言わんばかりの男性の態度に違和感が広がったと話しています。

 その背景には、メシアである文鮮明氏が生まれた韓国を植民地支配した日本の罪を贖うのは「日本人、特に日本人女性である」とする考え方があるといいます。榊氏は、韓国に日本の女性信者だけを集めて開催されるセミナー「日本女性宣教師特別修練会」で、「これ(植民地支配の罪)を償うのは誰だ。あなたたちです」と叩き込まれると、証言しました。

※冒頭オープン【8/9 18時30頃~ライブ配信】岩上安身による元・統一教会信者、『となりのカルト』著者 榊あまね氏インタビュー第2弾
https://youtu.be/HoQXyo8Ibl0

 明日のインタビューは、冒頭のみオープンで、その後は会員限定で生配信します。ぜひ会員にご登録の上、御覧ください!

※会員のご登録はこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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【IWJ_YouTube Live】18:30~
岩上安身による元・統一教会信者『となりのカルト』著者 榊あまね氏インタビュー第3弾
視聴URL https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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◆中継番組表◆

**2022.8.17 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】18:30~「統一教会との出会い、合同結婚式、23年間の信徒生活から『脱会』まで『なぜ人々が統一教会に騙されるか』その理由を考える 岩上安身による元・統一教会信者、『となりのカルト』著者 榊あまね氏インタビュー第3弾」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による榊あまね氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた統一教会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b5%b1%e4%b8%80%e6%95%99%e4%bc%9a

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◆中継番組表◆

**2022.8.18 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「文鮮明の生まれたメシアの国である韓国を蹂躙した罪をつぐなうのは、特に日本女性が負うべき罪」~岩上安身によるインタビュー第1088回 ゲスト『となりのカルト』著者 榊あまね氏 2022.8.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509414

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■<昨日の岩上安身によるインタビュー報告>「ウクライナ紛争がエスカレーションの背景には、米国によるウクライナへの武器供与があります」「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略 岩上安身による 国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー」をお送りしました!

 16日、夜9時から「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略 岩上安身による 国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー」を、中継しました。羽場教授にはオンラインでお話しいただきました。

 中継時、音声と画像にずれが生じてしまいました。お見苦しいところがあり、申し訳ありませんでした。後日、音声と画像を調整してIWJサイトにアップいたしますので、今しばらくお待ちください。

 羽場教授は、6月6日、「ロシアのウクライナ侵攻―武器供与でなく停戦を―アメリカの世界戦略、次は中国」と題する講演をされ、IWJが中継いたしました。羽場教授は「現在のロシア・ウクライナ戦争の報道の中で、アメリカの話はほとんどされない」として、ウクライナ紛争の背後で大きな役割を果たしている米国に焦点をあてました。IWJも取材していますので、会員の方は、ぜひアーカイブを御覧になってください。

※「100%ロシアに責任がある」は正しくない。ロシア側のみでなく、ウクライナ側、特に、武器供与など、アメリカ側の問題点も報道されるべきである!~6.6羽場久美子教授(国際政治学者)講演会「ロシアのウクライナ侵攻:武器供与でなく停戦を」2022.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506789

 5月9日、ロシアとウクライナの停戦交渉が停滞する中、14人の歴史家らからなる「憂慮する日本の歴史家の会」が、声明「日本、韓国、そして世界の憂慮する市民はウクライナ戦争即時停戦をよびかける」を発表、即時停戦を求めました。羽場教授もその一人として、ウクライナ紛争の即時停戦を求めています。

※2022/5/9【第2次声明】日本、韓国、そして世界の憂慮する市民はウクライナ戦争即時停戦をよびかける(憂慮する日本の歴史家の会)
https://peace-between.jimdosite.com/

 冒頭、羽場教授は、即時停戦はロシアによる占拠を事実上認めることになる、停戦によってさらに被害が拡大する可能性があるなどと、停戦に反対する声がある実態に触れ、停戦の意味が正確に理解されていない可能性に触れました。

羽場教授「ウクライナへのロシアの侵攻は、ご存知のように2月24日に始まったんですけれども、実はゼレンスキー自身が、2月25日には、停戦交渉を始めたいと言っていたんですね。ですから、ウクライナ側も実は最初の段階で停戦協議をやりたいという風に言っておりました。

 3月の末にもトルコが仲介して、ウクライナ・ロシアともに、ウクライナを中立化するということで合意しました。

 ところがその直後に、ブチャの事件が発覚しまして」

岩上「なんというタイミングだったんでしょうね」

羽場教授「はい。その結果、停戦というのは反故になってしまう訳です。

 よく、停戦をすると、現在のロシアの侵攻のままに終わってしまって、ウクライナ市民が犠牲になるのではないかという話もありますけれども、実際には停戦というのは、即時、その場で武器を置いて、可能であれば国連の中立軍が間の緩衝地帯に入って、お互いにもう戦闘ができないような状況をまず作り出す。

 それによって、そこから、どのような形で停戦の内容を決めていくかということを、可能であれば、国連のような場で公開しながら進めていくということなので。

 今色々なところで、もはや停戦に向けてやっていかないと、これ以上ウクライナの市民に犠牲を強いていいのか、あるいは、ウクライナの美しい国土を破壊し続けていいのかっていうような状況が起こってきています」。

 羽場教授は、国連のグテーレス事務総長が停戦に向けて活動を続けており、穀物輸出の問題では、アジアやアフリカなど国力の弱い国々で飢餓が発生しはじめていることなど、ウクライナ紛争が世界を揺るがしている状況を指摘し、「命を守るということが今、最も必要になってきている」と指摘しました。

 羽場教授は、ウクライナ紛争がエスカレーションし、終わりが見えなくなっている背景には、米国によるウクライナへの武器供与という問題があると述べました。

羽場教授「この背景には、あまり言われておりませんが、アメリカの西ウクライナに対する武器供与ということがあります。

 ゼレンスキーは様々な国の議会でオンラインで演説しながら、武器を供与してくれと言い続けていますけれども、アメリカとヨーロッパ諸国、あるいはオーストラリアなども含めて、武器が次々に西ウクライナに流入してきています」

岩上「ロシアのような強大な国の軍隊が入ってきたんだから、やむなく、その時点から武器を支援し始めたんだと思い込んでる方々が凄く多いと思うんですけれども、まずそれが大きな誤りであり、マスメディアが触れようとしない背景であるということですよね。

 2014年のウクライナ革命というものを見なければいけないし、かなりその前から始まっていたんだと。武器供与もですね。

 それは同時に東部での紛争も、(2014年時点で)もう既に開始されていました」

羽場教授「おっしゃる通りです。2014年のあのマイダン革命の前から、かなりアメリカの関与が始まっていたということだと思います」。

 羽場教授は、ウクライナはドイツの2倍にも匹敵する巨大な国土を有してるが、一元的な国家ではなく、東部にはロシア系のウクライナ人が多数住み、西側には歴史的にハプスブルク家の影響下にあった反ロシア意識の強い人々が住んでおり、西ウクライナはポーランドや周辺国と結んでヨーロッパ意識が強い地域になっている、と解説しました。民族的・歴史的な違いだけではなく、宗教的にも東部はロシア正教、西部はカトリックで、異なっています。

 羽場教授は、重要な鉱物資源などが豊富なのは東部地域であり、世界的なチョークポイントのひとつであるボスポラス海峡につながる黒海に面しているのは南部である、ということが、大きな問題となっていると、指摘しました。

羽場教授「重要なのは、西側は、実は山がちの資源の少ない地域であって、東側のウクライナの方がドンバスと言われる重工業地帯があります」

岩上「炭鉱があり、初期から工業化されてきたのですね」

羽場教授「おっしゃる通りです。南側は黒海に面していて、非常に豊かな保養地でもあり、海運業が発達しているところでもあり。また、黒海の出口は、ボスポラス海峡につながる。『ボスポラスを抑えるものは世界を制覇する』と言われるように、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸とアジア大陸の三つが重なるような重要な地域であるわけですね。(中略)

 まさに世界のチョークポイントと言われますけれども、三つの大陸を抑える地域であり、イギリスにとっても、あるいは現在のアメリカやNATOにとっても、ここをどこが抑えるかで、世界の勢力図が変わってくると言われるような重要な地域でもあります。

 なので、西側も、東側のこのクリミア半島や東ウクライナ南ウクライナをいかに抑えていくかということが重要になってくるんですね」。

 現在、ロシア軍は2014年に住民投票で併合したクリミアのほか、東部のルハンシク州と、ドネツク州のほとんど、そして南部ヘルソン州の多くを支配下に置いています。この段階で、東部と南部を抑えたい米国とNATOが、停戦に応じる可能性は低いというわけです。

 今回のウクライナ紛争の大きな原因は、NATOの東方拡大にあると、羽場教授は指摘しています。

岩上「なぜ、アメリカがNATOの拡大を望むのかというところが、ポイントなんだと思うんですけれども。ロシアを封じ込めて、可能なら解体して、民主化したいと。

 民主化っていうとちょっと聞こえがいいんですけれども、アメリカにとって都合のいい国にしたいと言いますかね。

 ウクライナの方はもう独裁国家になってしまってますけれども、全然メディアは伝えません」

羽場教授「ウクライナが今自由と民主主義を守るという風に言っているのですけれども、難しいですよね。どれほど、(ウクライナが国家として)成熟して、EUに入れるかっていうと。今度EU加盟の手続きもしましたけれども、加盟には10年以上かかるんじゃないかと言われていますね」

 岩上は、ソ連解体以後、エリツィン政権時代のロシアを取材したときの体験を語りました。ソ連解体によって、当時のロシアではマフィア的なオリガルヒが暗躍し、公的財産を簒奪していくプロセスが始まっていたといいます。一般のロシア人が「奴らはグローバリストだ」と批判していたといいます。

 岩上は、すでに90年代初頭、西側の大きな資本にいいようにされ、食い物にされているという強い反感がロシア社会にあり、米国の思惑通り「西側」に融合できない状況があったと振り返りました。

岩上「(ソ連解体の後)だんだんロシアでは、西側の大きな資本の言う通りにしていると、いいようにされてる、食い物にされている、という感情が強くなってきて。

 米国が思ったようには融合できないというような状態ができた。だから、アメリカはNATOの拡大を望むようになった、ということなんでしょうか」

羽場教授「NATOの拡大というのは、実は2004年前後ぐらいまでは、ロシアも含めてNATOの枠組みの中に入れるという考え方もあったんですね。ですから、ゴルバチョフがブッシュと冷戦の終焉を主張した時には、基本的には欧州共通の家ということで、ロシアを招き入れるというような枠組みもあった時期もあるんですけど。

 結果的には、東欧の国々が次々にNATOに入っていくなかで、ロシアに対抗してNATOを自分たちの国の砦にしていくという考え方が出てきたために、結果的にはロシアが弾き出されて、西側の砦を再編するという方向に移行していったという形になると思います」。

 羽場教授は2004年にほとんどの東欧の国々がNATOに入り、バルト三国も加盟し、2008年にはウクライナとジョージアもNATOに入れるということをNATOが決断していう過程で、ロシアの反発が非常に強くなったと解説しました。

 ウクライナは「ロシアの柔らかい下腹」といわれるほど、ロシアにとって致命的に重要な地域だと言われています。そこをNATOに組み込んでいくことは、冷戦時代のキューバ危機の際に米国が受け止めた脅威以上の脅威をロシアに与えると、羽場教授は指摘しました。

 インタビューでは、ウクライナという国の多様性、米国が戦闘の継続を求める理由、米国の狙い通りに運んでいる部分と、失敗している部分などについてお話しいただきました。

 まだ話題のつきないことから、羽場教授にはまた続けてお話をうかがうことになりました。次回の詳細が決まりましたら、日刊IWJガイドでお知らせします。

 初回となった今回のインタビューの詳しくはぜひ、全編動画で御覧ください。

※冒頭オープン【8/16 20時頃~ライブ配信 】岩上安身による国際政治学者 羽場久美子教授インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=UxZXP1PtWuE

■萩生田光一・自民党政調会長が、関連団体ではなく「統一教会そのもの」のイベントに参加していたことが明らかに! 落選中は月1~2回教会施設で講演していたとの証言も!!

 自民党の萩生田光一政調会長が、2014年に東京都八王子市で行われた旧統一教会の集会に参加していたことが明らかになりました。

 萩生田氏は経済産業大臣だった8月2日、記者会見で「関連イベントで挨拶した」「誘われた会合の冒頭であいさつした事実はあった」「承知の上でお付き合いしているのではなく、地元の皆さんの中に関係者がいたかもしれない」などと語っていました。

※2022/08/02大臣/萩生田大臣閣議後記者会見(経済産業省)
https://youtu.be/iFiUq4FFGYU

 ところが「関連団体」ではなく、統一教会そのものの集会にも参加していたことが明らかになりました。

 8月15日夜放送のTBS『ニュース23』は、2014年に「世界基督教統一神霊協会多摩東京教区」主催で八王子で開かれたイベント「祝福原理大復興会」の式次第に「来賓あいさつ、萩生田光一衆議院議員」と書かれていることや、集会に参加した元信者が「萩生田氏を見た」と証言していることを報じました。

※「政界から仲間が来てくれたと…」萩生田政調会長の旧統一教会“イベント”出席を元信者が証言 式次第にも名前が【news23】(TBS NEWS DIG、2022年8月16日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/125544?display=1

 一方、16日付け『デイリー新潮』は、「萩生田氏が先の参院選で、生稲晃子氏への支援を要請するため、生稲氏を伴って教会の関連施設を訪問していたことが明らかになった」と報じました。

 『デイリー新潮』の記事は、萩生田氏が2009年の衆院選で落選し、2012年に再び当選するまでの3年間、「ちょうどその間、月に1~2回のペースで八王子市内の教会施設を訪ねてくれました。その施設は3階が講堂になっており、そこに数十人の信者を集めて演説をなさっていたのです」という「統一教会関係者」の証言を報じています。

 さらにこの「関係者」は、「以前は、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けてくれたりもしてたんです」とも証言しています。

 「統一教会の関係団体とは知らずに挨拶したことがあった」という萩生田政調会長の発言は、虚偽だったということになります。

 また、萩生田氏は、岸田総理総裁から、政調会長への就任の依頼を受けた時に、記者団だけでなく、岸田総理総裁に対してもこの演説の説明をしていたのかどうかが問題になり、虚偽の説明をしていたなら、その責任はきわめて重く、辞任は避けられません。また逆に、正直に事実を説明した上で、なお岸田総理総裁が就任を依頼したなら岸田総理総裁の見識が問題となります。

 萩生田氏は、出処進退を明らかにすべきですし、同時に「統一教会との関係の点検、見直し」を、閣僚や自民党役員ポストへの条件とした岸田文雄総理もまた政調会長の就任電話をした際に、事実をどこまで知っていたのか! 国民に対して説明する責任があります。

■トランプ前大統領をめぐる情勢が同時に緊迫! FBIの捜査がトランプ氏のフロリダの邸宅「マー・ア・ラゴ」に! 他方、トランプ氏と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関係がクローズアップ! 背後には民主党と軍産複合体の影が!

 ニューヨーク、カット、ヴァルチャーなどのメディアを擁するヴォックス・メディア・ネットワークの一つ、『インテリジェンサー(Intelligencer)』は、7月14日に、トランプ前大統領が電話で記者に「いいかい、もし出馬すると決めたら、私は勝つと確信しているんだ」「まあ、自分の中ではもうそう決めたことだから、もう何も関係ないんだけどね。自分の中では、もうその決断はしているんです」と語ったと伝えました。

※Donald Trump on 2024: ‘I’ve Already Made That Decision’ The only question left in the former president’s mind is when he’ll announce.(インテリジェンサー、2022年7月14日)
https://nymag.com/intelligencer/article/donald-trump-2024-decision.html

 以前から、トランプ前大統領の2024年の大統領選への出馬の噂はありましたが、1ヶ月前に、『インテリジェンサー』にかなり明確な表現で出馬の意思表示をしています。そして、その勝算についても、自信を持っていると明言しています。

 そして、突然、その1ヶ月後に、FBIによるトランプ前大統領のフロリダの邸宅「マー・ア・ラゴ」への捜査が入りました。

 しかし、その捜査の目的は不明です。8月11日付(12日更新)のワシントン・ポストは、捜査の目的を「核文書の捜索」と伝えています。

※FBI searched Trump’s home to look for nuclear documents and other items, sources say(ワシントン・ポスト、2022年8月11日(12日更新))
https://www.washingtonpost.com/national-security/2022/08/11/garland-trump-mar-a-lago/

 12日付のガーディアンは、FBIの捜索令状から明らかになったこととして、トランプ氏のスパイ防止法違反の可能性に言及しています。

※Trump under investigation for potential violations of Espionage Act, warrant reveals(ガーディアン、2022年8月12日)
https://www.theguardian.com/us-news/2022/aug/12/fbi-agents-trump-search-mar-a-lago-documents

 しかも、押収した機密文書のリストを公開するという異例の措置を取っています。まるで、FBIの捜査には正当性がないので、リスト公開によってこの捜査に正当性を付与しようとするかのようです。

※Read the Search Warrant for Trump’s Mar-a-Lago Home(ニューヨーク・タイムズ、2022年8月12日)
https://www.nytimes.com/interactive/2022/08/12/us/politics/trump-search-warrant-document.html

 FBIは常に公平で正義の側に立っているとするのは、素朴な見方です。

 『FBI秘録 その誕生から今日まで』(文藝春秋、2014年、原典初版は2012年)を書いたジャーナリストのティム・ワイナーは、その「著者ノート」の中で、「我々はFBIを犯罪者を逮捕し、法の支配を擁護する警察部隊だと思っている。しかし、テロリストやスパイに対する秘密諜報活動が今日のFBIの最優先ミッションになっている。そして、このことは過去100年のFBIの歴史の大部分に言えることである」と述べています。

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■ウクライナのザポリージャ原発からのロシア軍撤退を求めたG7とEUの声明にロシア外務省が反論声明!「西側諸国は真っ赤な嘘に走っている」!! 原発のバックアップ電力を担う下流の水力発電所も攻撃を受け、副所長が「核の大惨事の発生につながりかねない」と発言!

 ロシア軍の支配下で、ウクライナの国営エネルゴアトム社の職員が稼働させている、ウクライナ南部のザポリージャ原発について、8月15日付けCNNが、同原発で勤務している職員への電話インタビューを報じています。

 このCNNの電話インタビューに応じたのは、エネルホダル在住のオルガさん。

 このCNNの記事は「この数カ月、オルガさんもロシア軍の兵器が発電所内に搬入されるのを目撃したと語った。ただし、現在はその大半が目の届かない場所に隠されている。『最初のうち、兵器は発電所の敷地内に置かれていた。今ではもっとたくさんの兵器がある』とオルガさんは言い、従業員は保管場所に入れないと付け加えた」と報じています。

※ウクライナ・ザポリージャ原発、内部の様子は 核惨事の懸念も(CNN、2022年8月15日)
https://www.cnn.co.jp/world/35191884.html

 ザポリージャ原発への砲撃をめぐり、ウクライナとロシアは、双方が相手の仕業だと非難しています。ウクライナ政府は、ロシア軍が原発を盾にして攻撃していると批判し、ロシア政府はウクライナ軍が核施設にテロ行為を行なっていると非難しています。

 8月11日にロシアの呼びかけで開かれた、国連安全保障理事会の緊急会合では、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が、「状況が急速に悪化している」として、専門家チームを至急受け入れるように、ウクライナ、ロシア双方に呼びかけました。

※ザポリージャ原発への砲撃をめぐり、ロシア軍からの攻撃というデマが、ウクライナ政府からも日本を含む世界中のメディアでも流されたが、現地軍民行政主要評議会がNATOの口径155ミリの砲弾の破片が見つかったと発表! ウクライナ軍の攻撃と非難!! ウクライナ軍は自国の原発に砲撃するという狂気の攻撃を行い、それをロシア軍のせいにしていた!?(日刊IWJガイド、2022年8月15日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51190#idx-3

 G7とEUは10日、「ロシアが、ザポリージャ原子力発電所及び国際的に認められたウクライナの国境内の全ての原子力施設の完全な管理を正当な主権を有する所有者であるウクライナに直ちに戻すことを求める」とする声明を発表しました。

 声明は「我々は、原子力事故や異常事象のリスクを著しく増大させ、ウクライナ、近隣諸国及び国際社会の人々を危険にさらす、ロシア軍によるウクライナの原子力施設の占拠その他の活動がこうした施設の安全及び核セキュリティに与える深刻な脅威に引き続き深い懸念を抱いている。それはまた、ウクライナによる平和的な原子力に関する活動に対し、保障措置を目的としてモニタリングを行うIAEAの能力を損なう」としています。

※ウクライナのザポリッジャ原子力発電所における原子力安全及び核セキュリティの促進に向けたIAEAの取組を支持するG7外相声明(外務省、2022年8月10日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000901.html

 この声明に対し、ロシア外務省は15日、ザハロワ報道官名で、「西側諸国は、原子力発電所への脅威はロシアが作り出したものだと主張し、再び真っ赤な嘘に走っている」との声明を発表しました。

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■投降したウクライナ軍兵士にウクライナ軍が発砲! ドネツク軍兵士が声がけ、勇気づけながら保護する映像を『イズベスチヤ』が公開!

 15日夜に放送された、TBS『ニュース23』で、ロシア軍に捕虜として捕まり、48日目に捕虜交換で解放されたウクライナ軍元兵士へのインタビューが報じられました。

 ニカライさんというこの元兵士は、今年3月、ミサイルによる攻撃の破片で、全身57ヶ所を負傷。全身から出血したまま、ロシア軍に民家の地下室へ連れていかれたとのこと。

 番組によるインタビューに、ニカライさんは捕虜虐待の様子を次のように語っています。

 「とにかく出血量がひどくて、ずっと寒気を感じていました。一緒に捕虜になった仲間の体温で、暖をとっていました。

 大量出血で、ずっと喉が渇いていて、冷たい鉄の板に息を吹きかけて、結露を作って舐めていました。

 (拘束から4日後に)湯がいたじゃがいも2個と、卵1個、水は2口だけ、与えられました。

 私は、重い負傷をしたにもかかわらず、治療はしてもらえませんでした。地下室に入れられて、ひざまずかされ、殴られました。

 一人一人、尋問に呼び出されて、尋問中にも殴られ、電気による拷問もありました。傷口に、指を突っ込まれたりしました。

 こめかみに銃を突きつけて、顔のすれすれを撃つんです。毎回、殺されると思いました」

 さらに、ニコライさんは、その後送られた捕虜収容所でのロシア国営放送による取材について、次のように証言しています。

 「彼らが用意したシナリオ通りに言わされました。

 『ウクライナ軍が悪い』『ナチがいる』『多くの兵士がアルコール中毒だ』と。

 ジャーナリストたちは、自分達のシナリオ通りに話をさせました。

 『ジュネーブ条約通りに扱われ、食事と水をちゃんともらっている。必要な時に治療も受けている』と言わされました。でもそれは嘘です。私が治療を受けたのは、7日目でした。

 (シナリオ通りに言わなければ)食事を与えず、暴行を続けると言われました」

※【初取材】ロシアの戦争犯罪どう裁く?「全ての犯人に罰を」戦争犯罪の証拠集めるウクライナ民間サイバー部隊の実態とは(TBS NEWS DIG、2022年8月16日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/126066?display=1

 他方、ロシアの『REN TV』は、13日付け記事で、「『イズベスチヤ』はソマリア大隊(ドネツク人民共和国の戦車大隊)が降伏したウクライナ軍人を塹壕から避難させ始める様子を映した映像を入手した」として、この動画を掲載するとともに、以下のように報じています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■8月1日からIWJは、第13期のスタートを切りました! 第12期の収支は、残念ながら299万2676円のマイナスという結果となりました。正確な会計報告は2ヶ月後に監査を受けた上でご報告します。第13期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 第12期の収支につきましては、7月31日時点で、残念ながら299万2676円のマイナスとなりました。第12期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

 第12期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。

 第12期が仮に最終的に赤字となっても、休むことなく、IWJは8月1日より、新たな第13期のスタートを切っています。

 今期も、IWJにとってはまだまだ険しい道のりが続くと思われます。

 今期は、支出をさらに減らした緊縮予算にしますが、まだ、1年間を通じての経営計画が立てられていません。ですので、自ずとご寄付・カンパの目標額もまだ立てられていないのですが、スタート月の8月も半ばに差し掛かりましたので、現状をご報告いたします。

 今期8月1日から12日までのご寄付額は42万2000円となっております。ご寄付いただきましたみなさま、厚く御礼申し上げます。

 第10期の月間目標額は、450万円でした。第11期も、450万円でした。

 前期の12期の月間目標額は、420万円で、途中4月から400万円に下げました。

 今期は、さらなる支出の引き締めをして、ご寄付・カンパのお願いの目標額をもう少し下げようと考えています。目標を掲げても、未達が続き、結果として赤字になってしまうのはなんとしても避けたいと思います。私と経理を始めとするスタッフとのミーティングを重ねて、第13期の予算計画を立ててできるだけ早く月間の目標額を皆さまにお示ししたいと思います。

 当面は、前期の400万より少し下回る目標額なのだろうなとお考えいただいて、ご寄付・カンパをお願いできればと存じます。よろしくお願いします

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して約1000万円を貸していますが、まだ全額返済されてはいません。

 個人として、IWJを経済的、物理的に底支えするのは、もはや限界です。これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい状況です。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています!

 権力に不都合であっても、真実を追及し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。これも、民の皆さまのお支えがあってのことです。

 ウクライナ紛争が勃発してからの約5ヶ月間、IWJは徹底的に「まとも」な「公正中立」に近い報道に徹してきました。そうしたところ、米国のプロパガンダ機関と化したほぼすべての新聞、雑誌、テレビ、そしてネットの大勢とも違う「スタンス」を取り続ける結果となりました。

 その間の我々の報道を、他の米国のプロパガンダの走狗のような「報道」と比較していただければ、我々が独立メディアとしての使命をいかに果たしてきたか、ご理解いただけると存じます。

 8月10日にアムネスティ・インターナショナルのレポートを仮訳して「号外」として出しました。御覧いただければおわかりになりますが、ウクライナへのロシア侵攻後、世界的(といっても欧米日が中心)に「ウクライナ=善・被害者、ロシア=悪・加害者」という偏ったキャンペーンが行われ、ウクライナ側のとってきた戦術が民間人を「人間の盾」とする非人道的な戦術であったことを批判できずにいた事実を明らかにしています。

 こちらを、ぜひ御覧になってください。

※【号外】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが「ウクライナの戦闘戦術は市民を危険にさらす」との報告書を公表! ゼレンスキー大統領は「加害者と被害者を同じレベルに置く報告は容認できない」と猛反発! アムネスティのウクライナ支部トップは抗議の辞任! アムネスティ事務総長は「防衛する側にいるからといって、ウクライナ軍は国際人道法の尊重を免除されるわけではない」と言明! アムネスティが公開した報告書をIWJが全文仮訳! 2022.8.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509470

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へのアップグレードを、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料会員の皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで会員を新たに始めることができます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 IWJは、国民をないがしろにして、米国の「代理戦争」準備を進める政府と、そのプロパガンダ機関と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 自民党は、日本をウクライナと同様に、米国の「代理戦争」の道具にするために、大切な国民の主権を外国に譲り渡すことを平然と行おうとしています。

 「売国」的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。

 緊急事態条項が通ってしまえば、ウクライナと同じく、日本が米国の「代理戦争」の道具となり、戦場となることは避けられません。

 また、安倍元総理が、統一教会の信者の息子である山上徹也容疑者に殺害されるという衝撃的な事件も、7月8日に起きました。

 岸信介元総理から数えて安倍元総理まで3代にわたり、岸・安倍両家は、そして自民党は、韓国という外国発の反社反日カルトである統一教会=国際勝共連合とは、ずぶずぶの関係にありました。

 「日本人が洗脳され、全財産が巻き上げられ」ようとも、「日本はサタンの国」であるとして、その日本人から財産を巻き上げるのは教義上許されるのだと正当化する犯罪的な反日カルトの活動を、警察が組織犯罪として摘発してこなかったのは、統一教会と自民党との深い癒着関係があったからです。

 「保守」「愛国者」「ナショナリスト」を自認している自民党支持者らが、なぜ反日カルトを黙認し続けるのか、到底理解できません。

 自民党が、「愛国者」政党ではないことだけは明らかですが、既存メディアも、「銃撃事件」と行き過ぎた献金の話は詳報するものの、統一教会の根本の教義や、自民党がなぜ反社反日カルトとずぶずぶの関係なのか、という根本的・本質的な問題にほとんど立ち入りません。

 その統一教会が求める政策が、9条の改憲であり、緊急事態条項の創設であり、夫婦別姓反対であり、ジェンダーフリー反対であり、LGBT反対なのです。自民党の政策は、韓国発の反社反日カルトである統一教会の求める政策の焼き直しに過ぎません。

 資金面でも、選挙の際のマンパワーの面でも、秘書などのスタッフの派遣などでも、統一教会に支えられてきた自民党は、政策面までも統一教会という外国の反日カルトの「使い走り」に成り下がっていると言っても過言ではありません。

 そんな反社反日カルト集団の言いなりとなっている自民党の改憲を、果たして許していいのでしょうか!?

 また、8月早々に、バイデン大統領と同じく民主党所属の議員であるナンシー・ペロシ米下院議員議長がアジア各国を歴訪するとして、旅程をすべて明らかにしないまま、台湾に向かいました。

 これは、中国の「中国と台湾はひとつである」という主張に対する挑発であり、中国が行ってきた数々の警告を破るものです。米国が中国との間で「約束」してきた「中国はひとつ」というドクトリンを裏切るものでもあります。

 中国軍と米軍が同時に台湾周辺に集まり、一触即発の状況となり、ペロシ氏が離台した4日から、台湾周辺で中国軍は大規模演習を始めました。

 IWJはかねてより、米国が中国を敵視し、覇権交代を阻止するために戦争を仕掛ける可能性があること、集団的自衛権を認めてしまい、安保法制を成立させてしまった日本は、米国の対中戦争に自動的に参戦せざるをえなくなっていることについて、繰り返し警告してきました。会員の皆さまは、よく御存知の通りだと思います。

※「戦場で勝って戦争に負けた」9.11以来の米国の対テロ戦争! その「見果てぬ夢」の続き・対中戦争における日米同盟の危険性! ~9.14岩上安身によるインタビュー 第1052回 ゲスト 元内閣官房副長官補・国際地政学研究所理事長柳澤協二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496218

 ペロシ氏の訪台強行により、米国の対露「代理戦争」であるウクライナ紛争に引き続き、台湾と日本が、米国の対中「代理戦争」の「道具」として、そしてまたウクライナの国土と同じく「戦場」として使われる可能性が急激に高まってきました。

 戦時の体制にない、平時の日本の国家体制を、一夜にして戦時独裁体制へと切り換える仕組みが、自民党の改憲4項目のひとつ緊急事態条項です。統一教会が、機関紙の『世界日報』等を通じて、熱心に自民党に吹き込んできた改憲条項でもあります。

 喫緊の最大の問題である、緊急事態条項の阻止という、このテーマに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと思います! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

■【スタッフ募集・動画班】大臣会見やシンポジウムなどの取材と中継、撮影した動画の編集を行うスタッフを募集します。PCによる動画の編集作業の基本ができる方を特に優遇し、最優先で募集します! 経験が少なくとも、意欲ある若い方、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です!

 動画班で、大臣会見やシンポジウムなどの中継・取材を行い、撮影した動画へのスーパー挿入やハイライトの作成等の動画編集を行うスタッフを募集します。

 PCによる動画の編集作業の経験がある方を特に優遇し、最優先で募集します。

 経験が少なくとも、意欲ある若い方、PC操作やカメラの撮影にも、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です。もちろん、必要な研修はIWJ内にて教えていきます!

 時給は経験・ノウハウのある方ならば1300円から、能力・実績次第で昇給します。超過勤務の残業手当や深夜業務による手当は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。副業としての雇用や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【インターン(短期の方は無給実働なし研修見学のみ・中長期希望の方は実働、報酬あり)募集】IWJでは、テキスト班・パワポ作成担当班・動画班・WEB班など各部署で、ご本人の希望と適性を見た上での部署で、夏休み期間中に研修したり、働いていただいたりするインターンを募集しています。

 短期間(1日~3日間)の純然たるインターン(見学・研修)は無給です! 実働が発生する場合従業員と同様、有給となります。

 過去にも数々の大学生等が、インターンをつとめ、そのままIWJに就職した人もいますし、他のメディア(新聞社、通信社、出版社、etc)に就職試験を突破して合格したケースもあります。マスコミ志望であれば、受験指導もします。どうぞご応募ください。

 夏休み後も継続的にアルバイトしたい人も歓迎します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220817

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、城石裕幸、六反田千恵)

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