日刊IWJガイド・非会員版「国連総長が現地を訪問し、両首脳と会談予定! 国連機関の戦争犯罪調査をめぐり、西側メディアは『ウクライナ軍による無差別な影響』をカット」2022.04.24号~No.3510


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■はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」4月23日、国連総長がウクライナとロシアを訪問、プーチン大統領、ゼレンスキー大統領と会談、停滞する停戦へ動き出せるのか? 国連人権高等弁務官事務所がウクライナにおける戦争犯罪調査の経過発表をめぐって、『BBC』、『AFP』は「ロシアの戦争犯罪」だけを報じ、「ウクライナ軍による無差別な影響」、「ジェノサイドの証拠なし」をカット!

■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額は297万8184円です。4月の未達分をあわせた410万3464円まで、4月末までにご寄付が集まることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

■【中継番組表】

■ロシア軍の捕虜となった英国人アイデン・アスリン氏が、ウクライナ軍の戦争犯罪を吐露!? しかし「英国人」インタビュアーは、かつてロシアメディア『RT』で働いた経験があり、証言の信頼性には疑問も!? シリアでの戦闘経験があるアスリン氏は2018年ウクライナ軍に入隊、もう1人の英国人捕虜ピナー氏は元英陸軍の退役軍人で、経験と知識をウクライナ軍に伝え訓練するためにウクライナ軍に入隊。ロシアによるウクライナ侵攻のずっと前から、英国人がウクライナ軍の指導に関わっていた! それでも英国は捕虜交換交渉せず!?

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

■<今週の新記事振り返り>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

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■はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」4月23日、国連総長がウクライナとロシアを訪問、プーチン大統領、ゼレンスキー大統領と会談、停滞する停戦へ動き出せるのか? 国連人権高等弁務官事務所がウクライナにおける戦争犯罪調査の経過発表をめぐって、『BBC』、『AFP』は「ロシアの戦争犯罪」だけを報じ、「ウクライナ軍による無差別な影響」、「ジェノサイドの証拠なし」をカット!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。

※IWJ速報@IWJ_Sokuho
https://twitter.com/IWJ_Sokuho

 いっこうに停戦への歩みよりが見られないロシアとウクライナ。米国は仲介どころか、ウクライナへの膨大な軍事支援をこれでもかと続け、エスカレーションを招くばかりで、停戦と平和を目指す姿勢が見られません。

 ロシア側も、簡単に停戦するつもりはなさそうです。『CNN』は23日、ロシア軍幹部がウクライナ侵攻の目標について、東部ドンバス地方だけでなくウクライナ南部を「完全支配」することにあると述べた、と報じました。

 そんな中、国連のグテーレス事務総長が、来週、和平交渉のためにロシアとウクライナ両国の大統領らと会談する予定だと発表しました。停戦への道は開かれるのでしょうか。

 グテーレス事務総長がロシアを訪れるのは、2月24日のウクライナ侵攻以来初めてです。グテーレス氏は、26日にモスクワを訪問して、ラブロフ外相と昼食を共にした後、プーチン氏と面会する予定です。その後、キエフを訪問、28日はゼレンスキー大統領と会談する見通しです。

 国連の報道官は20日、グテーレス氏がプーチン氏とゼレンスキー氏に対し、「緊急の必要性のある和平交渉について協議するため会見したい」との意向を伝えていると、述べました。ウクライナでは、現地で活動する国連職員と人道支援増強についても話し合う、とのことです。グテーレス氏は19日、プーチン氏とゼレンスキー氏に自身の訪問を受け入れるよう要請する書簡を送付し、「ウクライナに平和をもたらすための緊急措置と、国連憲章と国際法に基づく多国間主義の将来について話し合いたい」と伝えたとのことです。

 金子絵里・国連事務総長副報官は、「銃声を止め、安全回廊を通じた人々の避難を可能にするために、今すぐに何ができるかを議論したいとグテーレス氏は考えている」と述べました。

※【速報4991】CNN、23日:国連のグテーレス事務総長が来週ウクライナを訪問し、28日に同国のゼレンスキー大統領と会談する見通しとなった。国連の報道官が明らかにした。26日にはロシア・モスクワも訪れる。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517800565832826880

 国連人権高等弁務官事務所が22日、最新の調査結果を発表、ロシア軍の戦争犯罪の証拠が集まってきているとしましたが、質疑では「ジェノサイド」があったかどうかについて、証拠はまだないと回答しました。

 『BBC』は、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の管轄下にある国連ウクライナ人権監視団(HRMMU)は22日、最新の調査結果を発表したと報じました。OHCHRは、軍事侵攻が始まった2月24日から4月20日午前0時までの間に、HRMMUが民間人2345人が殺害され、2919人が負傷したことを確認し、記録したと報告しています。

※【速報4998】BBC、22日:国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の管轄下にある国連ウクライナ人権監視団(HRMMU)は22日、最新の調査結果を発表。(続く)
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517806686589034496

 『AFP』も国連人権高等弁務官事務所の声明を紹介し、「国連(UN)は22日、市民を標的とした即決の『処刑』を行ったり、民間インフラを壊滅的に破壊したりする行為を含め、ロシア軍によるウクライナでの行為は『戦争犯罪』に相当する可能性があるとの認識を示した」と報じました。

※【速報5000】AFP、22日:国連(UN)は22日、市民を標的とした即決の「処刑」を行ったり、民間インフラを壊滅的に破壊したりする行為を含め、ロシア軍によるウクライナでの行為は「戦争犯罪」に相当する可能性があるとの認識を示した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517806763999117312

 国連のニュースサイトは22日付で、「国連人権局長のミシェル・バチェレ氏は金曜日、世界保健機関(WHO)が、ウクライナ東部と南部の荒廃した地域で最悪の事態を恐れていると警告し、ウクライナの一般市民に対して行われた『恐怖の惨事』を非難した」と報告しています。

※【速報5001】国連人権局長のミシェル・バチェレ人権高等弁務官は、22日、ブチャでは民間人約50人が「処刑」などの違法な手段で殺害されたと報告。ロシア軍が民間施設に「無差別攻撃」を行なったとし、「戦争犯罪の可能性」に言及しました。(国連、22日)
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517806897906458624

 国連ニュースのポイントは以下です。

・国連人権局長のミシェル・バチェレ人権高等弁務官は、国際的に合意された戦争のルールを尊重するようすべての紛争当事者に訴え、「国際人道法は単に無視されただけでなく、投げ捨てられたかのようだ」と述べた。

・(バチェレ氏は)ロシア軍は「人口密集地を無差別に砲撃、爆撃」し、「民間人を殺害し、病院や学校などの民間インフラを破壊しており、戦争犯罪に相当する可能性のある行為だ」と述べた。

・国連人権事務所OHCHRのラヴィナ・シャムダサニ報道官は、現在の戦争の新しい局面について注意を促した。

・シャムダサニ氏は「少なくとも2343人の市民が殺され、300人以上の市民が即座に処刑されました。私たちは、次に何が起こるのか、とても心配している」とし、戦争犯罪がロシア軍によって行われたという証拠が積み重なっている、と主張した。

・シャムダサニ氏「人口密集地での無差別砲撃や爆撃、民間人の即座の処刑などが含まれる。しかし、すでに述べたように、違反の大部分はロシア軍に起因するものであり、私たちが記録した民間人の犠牲者の92.3%は政府支配地域で記録され、ロシア軍に起因している」 。

・シャムダサニ氏は、「私たちの同僚が話をしたブチャのほぼすべての住民は、親族や隣人、あるいは見知らぬ人の死について話してくれた」と述べ、住民への聞き取り調査を進めていることを報告した。

・シャムダサニ氏「そこで何が起こったのかを明らかにするために、さらに多くのことを行う必要があることは承知しているし、ブチャが孤立した事件でないことも承知している」。

・国連ウクライナ人権監視団(HRMMU)は、2月下旬から3月上旬にかけて、ロシア軍支配下のキエフ、チェルニヒフ、ハリコフ、シュミー地域の町で市民が殺害されたという300以上の申し立てを受け、調査を行っている。

・シャムダサニ氏「以前ロシア軍が占領していた地域での市民に対する略式処刑の規模も明らかになってきている」。

・シャムダサニ氏「証拠の保全と遺体の適切な処理、そして被害者とその親族の心理的・精神的な救済を確保しなければならない」。

 シャムダサニ報道官は明確に、「私たちが記録した民間人の犠牲者の92.3%は政府支配地域で記録され、ロシア軍に起因している」と示されています。『BBC』、『AFP』、国連ニュースを読んだ方はおそらく、ロシア軍がブチャやウクライナ東部で非人道的な民間人殺害や処刑を行ない、2000人以上を殺害したのだろう、という印象を強く持たれたのではないでしょうか。

※【速報5002】国連人権事務所OHCHRのシャムダサニ報道官は、「民間人の犠牲者の92.3%はロシア軍に起因している」と述べた。(国連、22日)
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517806945373417479

 これらの報道に対し、ロシアメディア『RT』は22日、「国連はウクライナが主張する『ジェノサイド』を支持することを拒否した」と、まったく正反対の印象を与えるタイトルの記事を発表しました。

 『RT』は、「シャムダサニ氏は、記者の質問に対し『いいえ、(ジェノサイド)に相当する可能性のあるパターンはまだ記録(文書化)していない』と回答し、『これらの法的妥当性の多くは、つまり人道とジェノサイドに対する罪であるかどうかは、結局のところ、法廷が決定することになるだろう』と述べた、と報じています。

 ツイッターでは、『RT』の記事をリツイートすると、「このツイートはロシア政府関連メディアのウェブサイトにリンクされています」という警告メッセージが出ます。ロシア政府関連メディアである『RT』は虚偽を書いているのでしょうか?

※【速報5012】一方で、ロシアメディア『RT』は22日、「国連はウクライナが主張する『ジェノサイド』を支持することを拒否した」と題する記事を発表。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517807404913934336

 国連独自の定義によれば、「ジェノサイド」には、「国、民族、人種、または宗教のグループを全体的または部分的に破壊することを意図して行われた行為」が含まれます。

 ゼレンスキー大統領は、ロシア軍がブチャを撤収した直後に、バイデン大統領は4月12日には、ロシアによる「ジェノサイド」だと発言していました。しかし、米『NBC』は米国当局者から、「ジェノサイド」の証拠はまだないという証言を得ています。バイデン大統領とバイデン政権の閣僚はこれまでも「中国がロシアに軍事支援をしようとしている」「ロシアが生物化学兵器を用いる」「プーチンは政権の座にとどまるべきではない」といった強烈な発言をしてきましたが、いずれも確たる根拠はなく、「ロシアの機先を制するために言った」ことがわかっています。

※【速報4624】NBC、16日:米情報機関当局者は「ジェノサイドには、ある民族や国家を滅ぼすという目標が含まれるが、今のところ、それは我々が見ているものとは違う」と、ウクライナに関する情報報告書は、ジェノサイドをまだ裏付けていない、と述べた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1515970050188283908

 実は、ロシア政府関連メディアではない『ロイター』も22日、シャムダサニ氏の記者会見における質疑を取り上げ、OHCHRが「ジェノサイド」の申し立てを裏付ける情報を見つけられなかったと認めたことを報じています。つまり、「『ジェノサイド』が行われた証拠はまだない」という発言は、記者会見の質疑で行われたのです。

※【速報5017】『ロイター』は22日、シャムダサニ氏の記者会見における質疑を取り上げ、OHCHRが「ジェノサイド」の申し立てを裏付ける情報を見つけられなかったと認めたことを報じています。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517807671248048128

 『BBC』と『AFP』はシャムダサニ氏の会見声明だけを取り上げ、ロシアの戦争犯罪の可能性を全面に押し出していました。しかし、『ロイター』と『RT』は、記者会見での「ジェノサイド」の証拠は見つかっていないという点を取り上げた、というわけです。どちらも虚偽情報を出しているわけではありません。

 この記者会見の模様は国連の会見動画で確認できます。動画の中で、33分50秒ごろから、ジャン・ディルク・ヘルベルマン(Jan Dirk Herbermann)氏(スイス、WELT-SICHTENの特派員)が、「ジェノサイドの証拠はあったか」と質問し、シャムダサニ氏は「私たちはジェノサイドに関する情報は得ていません」と明確に回答しています。

ヘルベルマン特派員「ウクライナ当局がロシア軍がジェノサイドを行なったと告訴したことについて、ジェノサイドに関する証拠や文書があるのですか?」

シャムダサニ氏「ジェノサイドを行なったことを示す情報について、我々は持っていません。人道に対する罪や大量虐殺といった法律上の資格は、最終的には裁判所が判断することですが、私たちはそれに該当するようなパターンを記録していません」

 『BBC』と『AFP』、そして国連ニュースも「虚偽」は報じていません。しかし、記者会見の前半だけを報じたのです。「ロシアの戦争犯罪の証拠が集まってきている」、と。そして、「ジェノサイドの証拠は(少なくともまだ)ない」という発言はカットしたのです。これだと、記者会見を直接見なかった読者は、「ロシア軍はやっぱり戦争犯罪を行なっていたのだな」という印象を持つだけで終わってしまいます。こうした報じ方は「重要な事実を伝えない」というやり方による情報操作ではないでしょうか。

※【速報5019】記者会見の模様は国連の会見動画で確認できます。33分50秒ごろから、Jan Dirk Herbermann氏(スイス、WELT-SICHTENの特派員)が、「ジェノサイドの証拠はあったか」と質問しています。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517807785240842245

 『ロイター』は、さらに、「国連人権局がロシアの戦争犯罪だけではなく、ウクライナも無差別効果のある武器を使用したようだと述べた」、と報じました。

 「ウクライナの国連人権モニターはまた、ウクライナ東部のウクライナ軍による無差別な影響を及ぼし、民間人の死傷者を引き起こしていると思われる武器の使用を記録している、とOHCHRは声明で述べた」(Reuters、22日)

 しかし、この発言も、『BBC』と『AFP』、国連ニュースは報じていないのです。

※【速報5021】『Reuters』22日は、国連人権局がロシアの戦争犯罪だけではなく、ウクライナも無差別効果のある武器を使用したようだと述べた、と報じました。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517823207587586048

 EUは23日、ソーシャルメディアおけるヘイトスピーチやプロパガンダ、偽情報など、EU諸国が違法と定義するコンテンツを削除できる「デジタルサービス法(DSA、Digital Services Act)」について合意に達しました。DSAによって、Google、Amazon、Apple、Meta、Microsoftなどの大規模なオンラインプラットフォームとオンライン検索エンジンには、危機の際に特定の対策を講じる義務が発生します。

 DSAの下では、企業は規則に違反したことで世界の売上高の最大6%の罰金を科せられますが、違反が繰り返されると、EUでのビジネスが禁止される可能性があります。

 企業に違法コンテンツへの対応を義務付けるDSAの必要性は、ロシアのウクライナ侵攻とそれに関連して急増した偽情報によって引き起こされたとされています。しかし、米国大統領が「ジェノサイドだ」と、確たる証拠もなく発言する状況なのです。真偽の判断を誰ができるのでしょうか、大変懸念されます。

 DSAは2024年に施行される予定です。

※【速報5026】EUは23日、ソーシャルメディアおけるヘイトスピーチやプロパガンダ、偽情報など、EU諸国が違法と定義するコンテンツを削除できる「デジタルサービス法(DSA)」について合意に達した。(NYT、22日)
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517823536966279170

 『ロイター』は、イエレン米財務長官が22日、米経済は一連のショックに対して「非常に耐性がある」ことが証明されており、リセッション(景気後退)に陥るとは想定していないと述べた、と報じました。

 その一方で、イエレン氏は同じ22日に、米国のインフレ低下に「望ましい効果」があるので、中国製品に対する関税の引き下げを検討する価値があると述べています。中露を目の敵にして経済制裁を乱発し、中国の、華為(ファーウェイ)などのハイテク企業に高い関税をかけたり、禁輸措置を取ったりしてきた米国ですが、そうした制裁が自らに返ってきたことを認めたともいえる発言です。

※【速報5031】ロイター、23日:イエレン米財務長官は22日、米国のインフレ低下に「望ましい効果」があることを踏まえると、中国製品への関税を引き下げを検討する価値があると述べた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517823713550692356

 23日付『CNN』は、「ロシア軍幹部がウクライナ侵攻の目標について、東部ドンバス地方だけでなくウクライナ南部を『完全支配』することにあると明らかにした」と報じました。

 この発言によって、ロシアは同国とクリミア半島を結ぶ陸上回廊の確立が戦闘の目的だと初めて認めた形になった、と『CNN』は指摘しています。ロシアの狙いが、東部ドンバスからクリミアに至る回廊をつくり、その回廊をモルドバまで延長し、ウクライナを黒海から遮断することがウクライナ侵攻の目的なのではないかという推測は以前からありましたが、「ロシア軍幹部が明らかにした」のは初めてです。

 『CNN』はロシア軍幹部の名前を、「ロシア軍中央軍管区のミンネカエフ司令官代行」としています。

ミンネカエフ司令官代行「特別作戦の第2段階が2日前に始まって以降、ロシア軍の任務の一つはドンバスやウクライナ南部を完全支配することにある」。

※【速報5046】CNN、23日:ロシア軍幹部がウクライナ侵攻の目標について、東部ドンバス地方だけでなくウクライナ南部を「完全支配」することにあると明らかにした。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517826822909853696

 ゼレンスキー大統領は22日、ロシア軍幹部がウクライナ南部の完全掌握を計画していると述べたことを受け、ロシア政府にはウクライナだけでなく他国を侵攻する意図があると述べて批判した、と『ロイター』が報じました。

ゼレンスキー大統領「戦争『第2段階』の最終目標が、ありもしないナチスに対する勝利ではなく、単にウクライナ東部と南部の占領にあることを認めたものだ。帝国主義そのものだ」(ツイッターに投稿)

 モルドバ外務省はロシア大使を呼び、ミネカエフ氏の発言に「深い懸念」を示した、ということです。

 ミネカエフ氏はロシア軍を代表する立場にはありませんが、仮にその発言が事実であるとすれば、ロシア側もまだまだ、長期戦を考えている、ということになります。

※【速報5049】ロイター、21日:ゼレンスキー大統領は22日、ロシア軍幹部がウクライナ南部の完全掌握を計画していると述べたことを受け、ロシア政府にはウクライナだけでなく他国を侵攻する意図があると述べて批判した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517827010902753280

 26日、米国とその同盟国がドイツのラムシュタイン米空軍基地で、ロシア軍との長期戦を視野にウクライナの防衛力支援会議を開催すると発表しました。『産経新聞』が22日、報じました。米国防総省のカービー報道官は会合の趣旨を「ウクライナの安全と主権を長期にわたって持続するため、世界中の関係者を集めて同国に必要な防衛を話し合う」としています。カービー報道官によれば、主要な議題は以下の3点です。

1) ウクライナ東部で露軍が攻勢を開始した最新の戦況分析
2) 安定した兵器供給を持続させる軍需産業基盤の強化
3) 現下の対露戦とその先に必要なウクライナの防衛力

 「安定した兵器供給を持続させる軍需産業基盤の強化」ですから、こちらもやはり戦闘の長期化に備えるための会合です。

※【速報5032】26日、米国とその同盟国がドイツのラムシュタイン米空軍基地でロシア軍との長期戦を視野にウクライナの防衛力支援会議を開催すると発表(産経、22日)
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517823751576231936

 ドイツのショルツ首相は22日、NATOはロシアとの直接的な軍事衝突を避け、第三次世界大戦を回避しなければならないと述べています。一方で、英国のジョンソン首相は、ロシアがウクライナでの戦争に勝利する「現実的な可能性」があるとの認識を示しました。

 ジョンソン首相は、ロシアは多くの失敗をしているものの、南東部の要衝マリウポリを押さえることによって、(東部とクリミアの)2つの支配地域を連結する陸上回廊を確保しつつあるとも述べ、状況は「現段階で予断を許さない。その点は現実を見なくてはならない」と述べています。

※【速報5057】ロイター、23日:ドイツのショルツ首相は22日、NATOはロシアとの直接的な軍事衝突を避け、第三次世界大戦を回避しなければならないと述べた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517832337610121216

※【速報5063】CNN、23日:英国のジョンソン首相は22日、ロシアについて、ウクライナでの戦争に勝利する「現実的な可能性」があるとの認識を示した。一方で、状況は現時点で「予断を許さない」とも指摘した。
https://www.cnn.co.jp/world/35186731.html

 先日、英国人の義勇兵と退役軍人がマリウポリで投降しました。英国人がウクライナ兵にその軍事的知見や経験を継承し、訓練に当たっていることがわかりました。それだけではなく、英国は自国内にウクライナ兵を訓練のために招聘しています。ジョンソン首相は、英国が供与するマスティフ、ウルフハウンド、ハスキーの装甲車計120両の運用に関する訓練を受けるため、20人超のウクライナ兵が先週英国に到着したと述べています。

※【速報5062】AFP、22日:ジョンソン首相のインド訪問に同行している当局者は、英国が供与するマスティフ、ウルフハウンド、ハスキーの装甲車計120両の運用に関する訓練を受けるため、20人超のウクライナ兵が先週英国に到着したと述べた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517832960107741184

 ウクライナ侵攻は、太平洋の勢力圏図にも影響を与えているのでしょうか。

 先日、中国とソロモン諸島が安全保障協定を締結したことに、米国が敏感に反応しました。米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官らが22日、ソロモン諸島を訪問し、首都ホニアラでソガバレ首相と会談し、中国とソロモンが締結した安全保障協定への懸念を伝えました。

※【速報5035】時事、23日:米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は22日、ソロモン諸島を訪問。首都ホニアラでソガバレ首相と会談し、中国とソロモンが締結した安全保障協定への懸念を伝えた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517823862037434369

 ソロモン側は協定が「国内だけに適用される」と主張し、米側の懸念払拭に努めました。ソガバレ氏は中国軍の軍事基地や長期駐留、戦力展開はないと強調しましたが、米政府代表団は「もし軍隊の恒久的な駐留、(軍事力を展開できる)戦力投射能力、軍事施設を構築する手続きが取られるのであれば、米国は深刻な懸念を表明し、相応の措置を取るだろう」と警告しました。

 米国の脅迫的な警告に対し、中国外務省の汪文斌副報道局長は「米国や米同盟国としか安保協力をしてはならないのか」と反発しています。中国の批判は、明らかに「米国だけは世界の中で特別な国」とする「米国例外主義」に対する批判です。世界中の国々と安保条約を結んでいる米国が、なぜ中国とソロモン諸島の協定に対して、脅しをかけることが許されるのか、米国はその問いに対して答えなければならないでしょう。

※【速報5040】共同、22日:中国外務省の汪文斌副報道局長は「米国や米同盟国としか安保協力をしてはならないのか」と反発した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517824096180273154

 ウクライナ侵攻はまったく停戦の見通しのつかない状況になっていますが、破壊されたウクライナの復興も課題として浮上してきました。先日、イエレン米財務省官が、ウクライナの復興に、経済制裁で凍結したロシアの資産を流用する案について「同盟国の合意が必要だ」としましたが、早速ウクライナが動いています。

 ウクライナのマリュスカ法相は21日、ロシア侵攻で破壊された国内インフラなどを復興させるため、対露制裁で凍結した資金を活用する仕組みの構築に向け国際弁護士らと協議していると明らかにしました。

※【速報5050】ロイター、21日:ウクライナのマリュスカ法相は21日、ロシア侵攻で破壊された国内インフラなどを復興させるため、対露制裁で凍結した資金を活用する仕組みの構築に向け国際弁護士らと協議していると明らかにした。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1517827046512406529

■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額は297万8184円です。4月の未達分をあわせた410万3464円まで、4月末までにご寄付が集まることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、支出をさらに削って、4月からは月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、4月で9か月目に入りました。

 今期スタートの8月1日から3月末までの8か月間の累計の不足分は、あと297万8184円となりました。

 また、今月4月は1日から21日までの21日間で、234件、287万4720円、目標額の72%のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます。

 従って、3月末までの不足分297万8184円に、4月の未達分112万5280円が加わり、410万3464円が必要となります。今月4月を含めて、期末までの残り4か月で赤字雪ダルマを削って、不足分がゼロになるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3202人です。そのうちサポート会員は1099人です(2022年4月18日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1282円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人3734円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、この目標額には、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した、福島県沖で発生した地震の際に起きた大規模停電の影響による、インタビューや動画配信に必要な設備の故障の修理費用、約70万円も含まれております。

 この故障が応急処置ではなく、完全に修理することができないと、再配信ができません。現在、対応中ですが、再配信ができず、ご不便をおかけしていて、申し訳ありません。ご理解をたまわれればと思います。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2022.4.24 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・京都】「参院選に関する内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

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◆中継番組表2◆

**2022.4.25 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】14:30~「『福島(生業訴訟)』最高裁上告審弁論期日~国と東京電力に責任を認めさせよう!最高裁統一行動(院内集会・記者会見・報告集会)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「飯舘村原発被害者訴訟弁護団」主催の院内集会・記者会見・報告集会を中継します。これまでIWJが報じてきた生業訴訟関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%9f%e6%a5%ad%e8%a8%b4%e8%a8%9f

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「今後もG7の一員として(ロシア制裁で)米国などと足並みをそろえていくのか?(制裁に加わらない)G20諸国と関係を深めていくのか?」IWJ記者の質問に「情勢を踏まえ適切に対応していく」~4.22 林芳正 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504967

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■ロシア軍の捕虜となった英国人アイデン・アスリン氏が、ウクライナ軍の戦争犯罪を吐露!? しかし「英国人」インタビュアーは、かつてロシアメディア『RT』で働いた経験があり、証言の信頼性には疑問も!? シリアでの戦闘経験があるアスリン氏は2018年ウクライナ軍に入隊、もう1人の英国人捕虜ピナー氏は元英陸軍の退役軍人で、経験と知識をウクライナ軍に伝え訓練するためにウクライナ軍に入隊。ロシアによるウクライナ侵攻のずっと前から、英国人がウクライナ軍の指導に関わっていた! それでも英国は捕虜交換交渉せず!?

 4月19日、英国人ジャーナリスト、グラハム・フィリップ(Graham Philips)氏による、ロシア軍の捕虜となった英国人アイデン・アスリン(Aiden Aslin)氏への「独占インタビュー」が、YouTubeにアップされました。動画の説明によると、ドネツク州で18日に行われたインタビューです。

 アスリン氏は比較的健康そうに見えますが、手錠をかけられています。

※Exclusive Interview Aiden Aslin British Man Fighting for Ukraine, Captured in Donbass, Mariupol(Graham Philips)
https://youtu.be/rNizGwjZbo0

 インタビューの中でアスリン氏は、ウクライナ兵によるロシア兵捕虜に対する、ジュネーブ条約に反する残虐な犯罪があったことを認め、ウクライナ軍は捕虜に対する犯罪を気にすることはないと述べています。

 ただし、自分は一切そうした犯罪行為に加担していない、とアスリン氏は、強く主張しています。

 そして、アゾフ大隊、右派セクター、民族主義者らといった「ネオナチ」集団によって、多くの戦争犯罪がなされていると語っています。

 しかし4月19日付けのこの日刊ガイドでお伝えしましたが、英ガーディアンはロシア国営テレビが放送したアスリン氏について、「ウクライナの極右組織アゾフ大隊の紋章が入ったTシャツを着て」と描写しています。

※【IWJ速報4月19日】ウクライナは現地18日にロシア軍が大規模攻撃開始と発表! 米『ポリティコ』が、バイデン政権によるウクライナへの武器供与と訓練について「これまでの米国から一転した」と報道! 2022.4.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504931

 アスリン氏は、ウクライナ軍に入ったのは、間違った情報に騙されたのであり、愚かな選択だったと述べています。マリウポリの状況をみて初めて、ウクライナの現実を知った、と淡々と説明しています。

 一方のインタビュアーのフィリップス氏は、「(犯罪行為は)君の同僚がやったことだ」など、かなり強い言葉でアスリン氏を叱責するように話しかけています。

 フィリップス氏は、アスリン氏に対して、傭兵だとされれば死刑に直面する可能性がある、とも話しています。

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 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

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 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
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■<今週の新記事振り返り>

「科学技術はすばらしいものだが、価格競争のため/一握りの人々の金儲けのために用いられると、利用する方や働いている人々には刃になってしまう」~4.18 ライドシェアは何をもたらすか ―大阪から公共交通の「新たな潮流」を考える― 2022.4.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504820

【号外第20弾】日本政府・マスメディア・御用学者らの偏向発言を信じるな! 「ウクライナで何が起こっているのか」についての最も明確で包括的な説明の決定版!! 元スイス戦略情報部大佐で東欧専門家のジャック・ボー氏が「ウクライナで起こっていること」について明確で合理的に説明!!「西側はロシアの介入を違法と思わせるため、2月16日に戦争が始まった事実を意図的に隠蔽した」!〜第二部・戦争 2022.4.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504829

「コロナ禍で浮き彫りになった経済格差を痛感し、国政で是正したい。庶民・主婦の目線で今の政治を変え、2030年までにSDGsを達成したい!」 楠井祐子氏~4.15 次期参院選 京都選挙区 日本維新の会 公認候補予定者 発表記者会見 2022.4.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504723

「庶民の目線で政治に参加し、格差をなくし笑顔があふれる日本を作りたい」~4.16 次期参院選 京都選挙区 日本維新の会 公認候補予定者 楠井祐子氏 街頭演説 2022.4.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504776

【号外第21弾】日本政府・マスメディア・御用学者らの偏向発言を信じるな! 「ウクライナで何が起こっているのか」についての最も明確で包括的な説明の決定版!! 元スイス戦略情報部大佐で東欧専門家のジャック・ボー氏が「ウクライナで起こっていること」について明確で合理的に説明!! 「ウクライナ人への思いやりを、ドンバスの人たちに少しでも向けていれば、こんなことにはならなかった」〜第三部・結論 2022.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504861

【IWJ速報4月17日】戦闘の長期化を狙うバイデン政権とゼレンスキー政権、ブリンケン米国務長官がウクライナでの戦闘は今年末まで続く可能性があると欧州の同盟国に伝達! ロシア国防省がマリウポリ制圧と発表、しかし、ゼレンスキー大統領はマリウポリの部隊全滅なら停戦交渉はしないと逆ギレ! ロシア外務省ザハロワ報道官がウクライナでの生物兵器研究にドイツも関与と衝撃の発表! ウクライナでの戦闘中の捕虜の中にはNATOの軍人もいた!?2022.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504869

東電がALPS処理水海洋放出の「放射線影響評価報告書」に対するパブコメを4か月も放置!?「ありえない」との批判にも「現在集約中」と回答――4.13 院内ヒアリング集会 放射能汚染水海洋投棄反対!~共同申入れとヒアリング 2022.4.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504680

「『事実は小説よりも奇なり』です。裁判官はしっかりと内情を究明してほしい」と籠池泰典被告~4.18 「森友学園の補助金不正事件」控訴審判決前 籠池泰典氏 インタビュー 2022.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504901

【IWJ速報4月18日】ウクライナはアゾフスタリ製鉄所に籠城する部隊に対するロシアの最終降伏勧告を拒否、シュミハル首相は徹底抗戦を表明!ロシアは北極圏におけるNATOの軍事活動に警鐘!2022.4.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504917

米国最大のタブー、イスラエル・ロビーに切り込んだ気骨あるシカゴ大学の政治学者、ジョン・ミアシャイマーがウクライナ戦争の根本原因を考察! 2022.4.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504921

【IWJ速報4月19日】ウクライナは現地18日にロシア軍が大規模攻撃開始と発表! 米『ポリティコ』が、バイデン政権によるウクライナへの武器供与と訓練について「これまでの米国から一転した」と報道! 2022.4.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504931

【特別寄稿】「トランプが大統領ならウクライナ侵攻は起こらなかった」!! 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が指摘する、プロパガンダ合戦! ロシア語空間と西側世界の間の超え難い情報ギャップ! 2022.4.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504933

2022 ミャンマー水祭り in 神戸 2022.4.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504818

【IWJ速報4月20日、21日】米国はG20でロシア排除に失敗! 米国によるウクライナへの軍事支援は、すでにウクライナの年間軍事費の8倍!ウクライナ支援物資を輸送する自衛隊機の受け入れをインドが拒否! 2022.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504970

「防衛省は安倍元総理の言う核共有を考えているのか? また、E・トッド氏の核保有論は?」IWJ記者の質問に岸大臣は「我が国は非核三原則を堅持する立場、核共有は考えてない」!~4.22岸信夫 防衛大臣 定例会見 2022.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504964

「今後もG7の一員として(ロシア制裁で)米国などと足並みをそろえていくのか?(制裁に加わらない)G20諸国と関係を深めていくのか?」IWJ記者の質問に「情勢を踏まえ適切に対応していく」~4.22 林芳正 外務大臣 定例会見 2022.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504967

「過去25年の間に与党政治が壊した日本経済を再生させる!そのためには少数政党に質問させない衆議院にいたのでは実現できない」~4.21 れいわ新選組 山本太郎代表 街頭記者会見 2022.4.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504942

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド「野党を排除した『独裁者』ゼレンスキー大統領が、『「世界のすべての国」が(核兵器を利用して)ロシアに反撃を』 と全世界にアジテート」2022.04.17号~No.3503
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50615

日刊IWJガイド「ロシア国防省がマリウポリ制圧と発表、しかし、ゼレンスキー大統領はマリウポリの部隊全滅なら停戦交渉はしないと逆ギレ!」2022.04.18号~No.3504
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50621

日刊IWJガイド「ウクライナの国際義勇兵管理『責任者』は米退役軍人! 取材した仏ジャーナリストが『この戦争はロシアと米国の戦争』と指摘!!」2022.04.19号~No.3505号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50628

日刊IWJガイド「戦争を拡大しようとしているのは米国! 武器供与と訓練について、米報道『米軍とウクライナ軍の接触の発表に消極的だった米国から一転』」2022.04.20号~No.3506号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50631

ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/50402

日刊IWJガイド「攻防続くマリウポリ住民の証言! 攻撃したのは『ウクライナ軍だったんだ』激白! メディアはその事実を報道せず、『ロシアつぶし』に加担」2022.04.21号~No.3507号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50640

日刊IWJガイド「ロシアへの抗議で半数の国々が退席との情報も、退席は米、英、加、EUのみで、日、独も残り米英に追随せず!! G20は4対16に分裂!」2022.04.22号~No.3508号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50649

日刊IWJガイド「西側メディアがまったく触れない真実! ウクライナ難民はロシアへ56万人以上自分の意志で出国している! 全ウクライナ難民の10%以上」2022.04.23号~No.3509号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50656

それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220424

IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、富樫航、六反田千恵)

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