日刊IWJガイド・非会員版「攻防続くマリウポリ住民の証言! 攻撃したのは『ウクライナ軍だったんだ』激白! メディアはその事実を報道せず、『ロシアつぶし』に加担」2022.04.21号~No.3507号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~攻防が続くマリウポリ住民の証言!「俺はロシア軍だったらロシア軍って言うよ、でもウクライナ軍だったんだ」と、ウクライナ軍に砲撃されたことを激白! しかし、日本を含む西側メディアは、その事実を全く報道せず、米国主導の「ロシアつぶし」に加担!

■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額は297万8184円です。4月の未達分をあわせた442万4064円まで、4月末までにご寄付が集まることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。3月のご寄付者様のご芳名を感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます! 3月は31日間で、506件、592万6084円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

■ご寄付者様からメッセージをいただきました。「どことも経済的結びつきのないIWJのような団体こそ存続しなければならない」「劣化したマスゴミとは違う「真実の報道」を期待できる」「日本での民主勢力の維持にIWJの存続は不可欠」など、感謝を込めて紹介させていただき、岩上安身がお返事を書かせていただきました。

■【中継番組表】

■「ウクライナの内部に反戦の声があることは、なぜ報じられないのだろう? ロシアとウクライナ双方で反戦の声が共鳴しあってこそ、戦争は止められるのに」! キーウ(キエフ)在住の平和運動家のユリイ・シェリアジェンコさんが事務局長を務めるウクライナ平和運動が「戦争の継続に反対するウクライナの平和主義運動の声明」を発表!

■<新記事紹介 1>米国最大のタブー、イスラエル・ロビーに切り込んだ気骨あるシカゴ大学の政治学者、ジョン・ミアシャイマーがウクライナ戦争の根本原因を考察! 「2014年2月に始まった危機の主な責任は、欧米、特に米国にある」「ロシアとNATOの核戦争にエスカレートする可能性を秘めた戦争に発展している」と指摘! リアリストの国際関係論の論文に大きな反響が!

■<新記事紹介 2>【特別寄稿】「トランプが大統領ならウクライナ侵攻は起こらなかった」!? 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が指摘する、プロパガンダ合戦! ロシア語空間と西側世界の間の超え難い情報ギャップ!

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
┗━━━━━

■はじめに~攻防が続くマリウポリ住民の証言!「俺はロシア軍だったらロシア軍って言うよ、でもウクライナ軍だったんだ」と、ウクライナ軍に砲撃されたことを激白! しかし、日本を含む西側メディアは、その事実を全く報道せず、米国主導の「ロシアつぶし」に加担!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 マリウポリの攻防が大詰めを迎えています。

 ロシア軍は16日に続いて19日にも、20日午後2時(日本時間午後8時)を期限として、ウクライナ兵に投降を呼びかけました。

 20日付BBCは、ウクライナのデニス・シュミハリ首相の言葉を引用してマリウポリにとどまる守備隊は「最後まで戦う」と述べたと伝えています。

※ロシア、マリウポリで再び投降要求 和平交渉再開は「予測困難」とウクライナ側(BBC、2020年4月20日)
https://www.bbc.com/japanese/61157992

 BBCは、ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領顧問の談話として、「人道回廊に関していうと、ロシアは人間らしさや人道主義を示すことを断固として放棄している。特にマリウポリについての話し合いの場で」と伝えています。

 さらに、BBCは、ウクライナ当局の話として「開戦以降、マリウポリでは少なくとも2万人の民間人が死亡している。民間人を避難させる試みは、ロシアの砲撃により何度も阻まれてきた」と一方的にウクライナ側の主張を伝えています。ロシア側は人道回廊を用意したが、アゾフらが市民の避難を邪魔して「人間の盾」とした、という正反対の情報もあります。どちらが正しいのか、BBCの報道に根拠はありません。

 BBCの報道に典型的に見られるように、日本を含む西側メディアのニュース・ソースは、ウクライナ側に著しく偏っています。

 特に欠けているのは、2014年以降、制度的に差別され、アゾフ連隊などのネオナチから暴力的弾圧を受けて来たウクライナのロシア系住民の声です。あえて、政治的・組織的に「黙秘」を決め込んでいる、としか思えないほどです。

 現在、攻防が続いているマリウポリは、アゾフ海に面した港湾都市です。ここからその名称を取ったネオナチ部隊のアゾフ連隊発祥の地です。

 マリウポリは、穀物積出港として栄えたほか、後背地にクリビイリフ鉄山とドネツ炭田が近郊にあることから、工業都市としても発展し、イリイチ製鉄所とアゾフスタル製鉄所という欧州でも屈指の2つの製鉄所があることで知られています。

 ロシア軍が投降を呼びかけているのは、このアゾフスタル製鉄所に残るウクライナ兵に対してです。

 ウクライナ当局の主張では、製鉄所には約1000人の民間人も避難しているというのですが、親ロシア派はウクライナ側の主張を否定しています。ここでも見解は真っ二つに分かれています。

 Center for Insights in Survey Research (CISR)が2017年6月から7月に行ったマリウポリ住民1200人に対する世論調査では、92%が家で話している言語をロシア語と答えています。ウクライナ語は、なんと1%でしかありません。両方の言語を半々に話すとした人は4%です。

 マリウポリは、ロシア語話者の都市なのです。この事実を、日本や西側のメディアで、きちんと伝えたメディアがあったでしょうか!?

※Public Opinion Survey of Residents of Ukraine(85頁、Center for Insights in Survey Research (CISR)、2017年6月9日-7月7日)
https://web.archive.org/web/20170822212837/http://www.iri.org/sites/default/files/2017-8-22_ukraine_poll_presentation.pdf

 また、同じ調査で、自らをウクライナ人と自認するマリウポリ住民が59%、ロシア人とする住民は33%となっています。自分が「ウクライナ人である」と自称しないとアゾフが支配する側では、ハイリスクであることが透けてみえます。

※Public Opinion Survey of Residents of Ukraine(86頁、Center for Insights in Survey Research (CISR)、2017年6月9日-7月7日)
https://web.archive.org/web/20170822212837/http://www.iri.org/sites/default/files/2017-8-22_ukraine_poll_presentation.pdf

 こうしてデータは、マリウポリにおけるアゾフ連隊と住民の関係は、数多くの西側メディアが「マリウポリは伝統的に反ロシアの機運が強く、アゾフ連隊が住民を防衛しており、住民はロシア軍の攻撃に晒されている」と伝えている報道が、ウソとまでは言わないまでも、必ずしも事実ではないことを物語っています。実際には、極めて複雑な状況下にマリウポリの市民は置かれているのです。

 このアゾフ連隊と住民との複雑な関係を裏づけるマリウポリ住民の証言があります。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額は297万8184円です。4月の未達分をあわせた442万4064円まで、4月末までにご寄付が集まることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、支出をさらに削って、4月からは月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、4月で9か月目に入りました。

 今期スタートの8月1日から3月末までの8か月間の累計の不足分は、あと297万8184円となりました。

 また、今月4月は1日から18日までの18日間で、206件、255万4120円、目標額の64%のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます。

 従って、3月末までの不足分297万8184円に、4月の未達分144万5880円が加わり、442万4064円が必要となります。今月4月を含めて、期末までの残り4か月で赤字雪ダルマを削って、不足分がゼロになるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3202人です。そのうちサポート会員は1099人です(2022年4月18日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1382円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人4026円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、この目標額には、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した、福島県沖で発生した地震の際に起きた大規模停電の影響による、インタビューや動画配信に必要な設備の故障の修理費用、約70万円も含まれております。

 この故障が応急処置ではなく、完全に修理することができないと、再配信ができません。現在、対応中ですが、再配信ができず、ご不便をおかけしていて、申し訳ありません。ご理解をたまわれればと思います。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ロシアによるウクライナへの侵攻とそれに対する世界中からの反発・非難は、米英とNATOによる、ウクライナへの事実上の「参戦」という段階に至っています。「同盟国」である日本も、いつ巻き込まれるかわからない可能性があり、他人事ではありません。

 米軍のウクライナへの武器支援が功を奏し、予想以上にロシア軍が足踏みをし、逆に勢いづいたウクライナと米国・EU諸国は、「ロシアは全欧州を侵略しようとしている」などと誇張したプロパガンダを展開し、その上で「ロシアを弱体化させる」ために反撃に転じようとしています。

 ウクライナ軍は、ついにロシア領土内で、不正規戦を仕掛け始めました。彼らは「パルチザン」と称していますが、別の角度から見れば、これは「テロ」と呼ぶこともできます。そして、こうした不正規戦を後押ししているのは、米国・米軍なのです。

 米国とNATOの真の狙いは、恒久的に欧州を軍事的に支配し、ロシアを弱体化することになるということが、ここにきて明らかになりました。このロシアのウクライナ侵攻は、その戦略を推し進めるための口実として、巧妙に利用されました。「テロ」に踏み込んだウクライナが、米国に対してロシアを「テロ支援国家」に認定するよう迫っているのはブラック・ジョークのようです。

 このウクライナ侵攻から始まったロシアへの圧力が、極東に飛び火して、台湾をめぐる米中の対立と連動する可能性もありえます。

 その場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良い対中ミサイル前線基地となってしまう危険性があります。日本がウクライナのような運命をたどり、国土を戦場として提供してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!

 また、日本政府が米国の対ロ制裁に「忠実」に従い、アジアの中では最も強い制裁を加えたため、ロシアは日本を「非友好国」扱いとし、極東において軍事演習を行って、威嚇しています。

 日本が台湾有事によって、米国の戦争に巻き込まれた時、中国だけでなく、北朝鮮やロシアも同時に相手にしなくてはならない可能性すらあるのです。今、いたずらにロシアとの関係を悪化させることは、日本にとって負担やリスクが増えるだけで、何もメリットがありません。

 日本には原発が51基(そのうち稼働中のものは9基、稼働していない原発もプールに燃料がたくわえられている)存在するのです。これらは核自爆装置のようなものです。日本は戦争をできる国ではないのです!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。ぜひ、以下の特集を御覧ください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。

 そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 ロシア軍によるウクライナへの「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝える思考停止のイエローペーパーに頼っていては、真実は見えてきません。

 公平に見て、ウクライナと米国のプロパガンダは、ロシアのプロパガンダよりはるかに巧みで、大胆かつ強引であり、ウクライナをロマンチックに見せたり、ロシアを悪魔に仕立て上げたりして、ハリウッド映画のように、多くの人を惹きつけています。

 しかし、そのプロパガンダを、日本のメディアが鵜呑みにして垂れ流しをしているようでは、本来のメディアの役割を放棄していると言わざるをえません。

 こんな偏向報道ばかりの状態が続けば、その先には、国の命運を分けるような分岐点で大きな判断ミスを招き、愚かなマスメディアが愚かな世論誘導をしてしまう可能性を否定できません。

 我々IWJは、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道を歩み、客観的で、中立的で、公正な報道をし続けます。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。

 既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、こうした現実は、まったく見えてきません。国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかりが行われ続けているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 こうしたことがIWJに可能なのは、市民の皆さまに直接、支えられているからです。特定のスポンサーに頼らずとも、活動することができる独立メディアだからです! 何者にも縛られず、権力に忖度せずに、真実をお伝えしてゆくことが、市民の皆さまのお力で可能となっているのです。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとして活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、参院選もあります、主権を外国に売り渡すがごとき、売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。3月のご寄付者様のご芳名を感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます! 3月は31日間で、506件、592万6084円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方170名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、ツイッター、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

============

Y.K. 様
T.S. 様
T.K. 様
郷地 秀夫 様
みなとかおる 様
鈴木美奈子 様
s.h. 様
外山 久一郎 様
笹川誠 様
後藤雄介 様
K.B. 様
T.O. 様
中川 雄 様
A.N. 様
A.N. 様
Y.N. 様
堤加代子 様
R.K. 様
山田ナオミ 様
M.S. 様

============

 皆さま、コロナ禍の厳しい経済情勢の折、誠にありがとうございました。

 いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

■ご寄付者様からメッセージをいただきました。「どことも経済的結びつきのないIWJのような団体こそ存続しなければならない」「劣化したマスゴミとは違う「真実の報道」を期待できる」「日本での民主勢力の維持にIWJの存続は不可欠」など、感謝を込めて紹介させていただき、岩上安身がお返事を書かせていただきました。

 ご寄付者様からメッセージをいただきました。

 メッセージひとつひとつに、岩上安身が返信を書かせていただきます!

 嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、ぜひお寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!

=======

 どことも経済的結びつきのないIWJのような団体こそ存続しなければならないと考え、支えたいと思ったので。この後、サポート会員に登録します。(青木 要 様)

=======

青木 要 様

 ありがとうございます!

 サポート会員に登録されましたら、2013-2015年の時期の、米国が仕掛けたウクライナのクーデター、ネオナチの暴虐、ロシア語話者の受難について、当時からレポートしていますので、ぜひ過去のアーカイブ記事を御覧になってください。

 そうしていただけると、IWJが「ロシアのプロパガンダに乗せられている」などという誹謗中傷が、いかにいい加減なものか、今、ウクライナ危機を米国のプロパガンダに丸乗りしている日本のすべての記者クラブメディアが、どれほど真実も、良心も、知的誠実さも、勇気も失ってしまっているか、よくおわかりになると思います。

 執筆作業等、時間の都合で、本日の日刊ガイドに間に合わず、明日以降に掲載する予定の記事として、米国政府の元外交アドバイザーが書いた論文を仮訳したものがあります。
 
 そのタイトルが、ものすごい。「ワシントンは、ウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」というタイトルです。

 主語は、「キエフ」ではありません。米国の首都の「ワシントン」です。「最後の1人になるまで戦う」のは「アメリカ」ではありません。「ウクライナ人」です。

 おそらく、ゼレンスキー氏を大統領に担ぎ出したウクライナの巨大経済マフィアであるオリガルヒの頭目、ピンチュクやコロモイスキーらは、生き残るでしょう。もっとも、彼らは「安全」な米国に住んでおり、イスラエル人の国籍も持っていますから、彼らをもってして、「最後のウクライナ人」とは言えないかもしれません。

 米国は、民間人全てを含めて、ウクライナ人を「総員玉砕させるまで、ロシアと戦わせるつもりだ、」と米国政府の元外交アドバイザーが述べているという、この「異常」さ、この「鬼畜」ぶりを、きちんとお伝えしたいと思います。

 米国政府は、どんなに無法であっても、どんなに非道であっても、ロシアをつぶす戦いをやり抜くつもりです。自分自身は一切、傷を負わない形で。同盟国や、同盟国に入りたいと願った国々(ウクライナもそのひとつです。米国に守ってもらえると勘違いしたのです)を、粉々にすりつぶす形で、矢面に立たせ続けるつもりです。もちろん、ロシアもつぶされるわけにはいかないから、必死の抵抗を続けることでしょう。

 この戦争が極限にまで、拡大するのか、破局に至る前に引き返すことができるのか、鍵を握っているのは、ひとえに米国です。

 米国という国の「例外主義」のおかしさを地球上のすべての人々(もちろん米国民を含めて)が理解して、その看板を下げさせなければなりません。

 そうでなければ、血は流され続け、経済システムは壊され、しまいには核兵器が用いられて、破滅に至ることになるでしょう。

 狂ったメディア権力に従属して、メディアが狂った世論操作をやり始めると、世界中の人々が狂気の世界に追いやられてしまいます。

 世界に正気を取り戻させるため、IWJは微力ながら、頑張ります。

 どうぞ、今後とも、応援とご支援をよろしくお願いいたします。

岩上安身

=======

劣化したマスゴミとは違う「真実の報道」を期待できるから。(M.SUZUKI 様)

=======

M.SUZUKI 様

 ありがとうございます!

 本日の日刊ガイドでも、マスコミの報道とはまったく真逆の、マリオポリで市民を殺しているのはロシア軍ではなく、ウクライナ軍であること、そもそもマリオポリにはウクライナ語話者はほとんど存在せず、ロシア語話者ばかりである、という基本的なデータもお届けしています。

 これまで、こんな基本的なデータも、そして誰がマリオポリの市民を殺してきたのか、という事実も、日本のマスメディアは、伝えていなかった、どころか真逆の嘘を真実であるかのように平然と報じていたわけです。

 これは人として許されることではありません。

 私とIWJは、財力こそ不足していますが、魂は、記者クラブメディアのように権力と資本に売り渡してはいません。

 どうぞこれからも、応援をよろしくおねがいします。

岩上安身

=======

日本での民主勢力の維持にIWJの存続は不可欠。(宮川 清 様)

=======

宮川 清 様

 ありがとうございます。

 日本の民主勢力は今、どこにいるのでしょうか?

 維持すべき民主勢力は、存在するのでしょうか?

 ウクライナ危機で、勇気をもって正論を述べている現役政治家は、鈴木宗男議員一人です。彼がめちゃめちゃな攻撃を浴びせられているのは、ご存じの通りです。

 政党としてロシア非難決議に加わらなかったのは、れいわ新選組だけです。鈴木宗男議員は、政界随一のロシア通のベテラン議員ですが、若い議員の多いれいわが、どこまでこの問題の本質や深刻さを理解できているのかどうか、わかりません、とまれ、他に代わりはなく、期待したいところです。

 後はもう、自民党から共産党まで、現実が何も見えない、真実を聞かない、本当のことを話さない政治家・政党・マスメディア一色です。

 この中からどれだけ、真実に目覚めて「造反」する者が現われてくるのかどうか。政治家もマスコミも「組織」の中にいますから、その「組織」のトップが間違っている時、真実のために反旗を翻すのは保身が先立ってなかなか難しいことでしょう。

 しかし、そうした人が、一人でも二人でも表れてくることを願います。

 ダメであれば、政治家もメディアも、交替していただくしかありません。

 IWJは、微力すぎて全てのメディアが「総退陣」した時の受け皿には到底なれませんが、現在の、「民主」という看板を形だけ掲げている勢力の現状「維持」のためではなく、真の意味で、民主勢力が「再生」する「種火」をともし続けてゆく覚悟はあります。

 どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。

岩上安身

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2022.4.21 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・京都】「参院選に関する内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

========

◆中継番組表2◆

**2022.4.22 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

【IWJ速報4月18日】ウクライナはアゾフスタリ製鉄所に籠城する部隊に対するロシアの最終降伏勧告を拒否、シュミハル首相は徹底抗戦を表明!ロシアは北極圏におけるNATOの軍事活動に警鐘!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504917

米国最大のタブー、イスラエル・ロビーに切り込んだ気骨あるシカゴ大学の政治学者、ジョン・ミアシャイマーがウクライナ戦争の根本原因を考察!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504921

【IWJ速報4月19日】ウクライナは現地18日にロシア軍が大規模攻撃開始と発表! 米『ポリティコ』が、バイデン政権によるウクライナへの武器供与と訓練について「これまでの米国から一転した」と報道!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504931

【特別寄稿】「トランプが大統領ならウクライナ侵攻は起こらなかった」!! 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が指摘する、プロパガンダ合戦! ロシア語空間と西側世界の間の超え難い情報ギャップ!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504933

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■「ウクライナの内部に反戦の声があることは、なぜ報じられないのだろう? ロシアとウクライナ双方で反戦の声が共鳴しあってこそ、戦争は止められるのに」! キーウ(キエフ)在住の平和運動家のユリイ・シェリアジェンコさんが事務局長を務めるウクライナ平和運動が「戦争の継続に反対するウクライナの平和主義運動の声明」を発表!

 【号外第18弾】でお伝えしたキーウ(キエフ)在住の平和運動家のユリイ・シェリアジェンコさんが事務局長を務めるウクライナ平和運動が、4月19日に、「戦争の継続に反対するウクライナの平和主義運動の声明」を発表しました。

※【号外第18弾】「ロシアをウクライナから追い出そう、NATOを潰そう」! ウクライナの平和運動家のユリイ・シェリアジェンコさんへのニューヨークの独立放送局『デモクラシー・ナウ! 』のインタビュー! ウクライナにスティンガーミサイルを供給し、ジャベリンミサイルの製造元であるレイセオン社は38%の成長率!ウクライナでは、軍隊に対する批判や良心的兵役拒否の主張は反逆罪とみなされ処罰される! 2022.4.14
https://iwj.co.jp/wj/member/archives/504703#memberB

※Statement of The Ukrainian Pacifist Movement Against Perpetuation of War(Pressenza New York、2022年4月19日)
https://www.pressenza.com/2022/04/statement-of-the-ukrainian-pacifist-movement-against-perpetuation-of-war/?fbclid=IwAR0cX89mdbUCeajyjhdYmMy9FwFZ7TzmkIHIQNuXwmnqZnWsf8EkDdXYa0M

 以下、その声明文を全文仮訳します。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■<新記事紹介 1>米国最大のタブー、イスラエル・ロビーに切り込んだ気骨あるシカゴ大学の政治学者、ジョン・ミアシャイマーがウクライナ戦争の根本原因を考察! 「2014年2月に始まった危機の主な責任は、欧米、特に米国にある」「ロシアとNATOの核戦争にエスカレートする可能性を秘めた戦争に発展している」と指摘! リアリストの国際関係論の論文に大きな反響が!

 プーチン大統領は、ウクライナ侵攻直前の2月22日(現地時間)のメディア・ブリーフィングにおいて、タス通信の記者の質問に答える中で、NATOとウクライナの関係について、次のような重要な指摘をしています。

 「このこと(ウクライナのNATO加盟問題)は何度も公の場で話しており、事実上、ワシントンやNATOとの間で最も鋭く論争しているテーマです。私たちは、ウクライナのNATO加盟に断固として反対します。なぜなら、これは私たちにとって脅威となり、これを支持する論拠があるからです。私はこのホール(大統領府の記者会見会場)で繰り返しこのことを話してきました。

 この点については、もちろん、西側諸国の首都を含む多くの人々が言っていることから話を進めています。つまり、西側諸国の同僚が面目を失わずに、いわばキエフ自身がNATO加盟を拒否することが最善の決断であろうということです。事実上、そうすることによって、中立の理念を実現することになるのです」

※Vladimir Putin answered media questions(ロシア大統領府、2022年2月22日)
http://en.kremlin.ru/events/president/news/67838?fbclid=IwAR1UesJ4KD_y_OBk77uT1LkKtjFQz6Vvs4jx0e4bofWwaFCm8e9PS-DJR1Q

 ウクライナのNATO加盟問題は、ロシアのウクライナ侵攻の重要な動機となった問題です。

 プーチン大統領は、このメディア・ブリーフィングのときに、実は、このウクライナのNATO加盟問題以外にも、ウクライナには3つの問題が存在すると述べています。

 1. セヴァストポリやクリミアに住む人々は自らの自由意志で投票所に足を運び、ロシアとの統一を決断した。この決断は尊重されなければならない。

 2. 常々ドンバス問題は和平交渉とミンスク合意の履行によって解決されなければならないと言ってきたが、それはもう不可能になった。

 3. 西側諸国がキエフ政権に近代的な武器を供与し続けていること(これは、ウクライナ侵攻前の時点での発言です)。したがって、最も重要な点は、ある程度まで、ウクライナを武装解除すること。非武装化は、客観的にコントロールでき、監視でき、対応できる唯一のファクターである。

 こうした諸問題の底流には、ウクライナとNATOの関係が通奏低音のように響いています。

 シカゴ大学の政治学者、ジョン・ミアシャイマー氏が、3月19日に英国の雑誌『The Economist』に発表した論文「西側にウクライナ危機の主な責任がある理由をジョン・ミアシャイマーが考える」は、感情論が溢れかえるウクライナ戦争の報道や論説の中にあって、非常に冷静な現状分析を展開しています。

※John Mearsheimer on why the West is principally responsible for the Ukrainian crisis(The Economist、2022年3月19日)
https://www.economist.com/by-invitation/2022/03/11/john-mearsheimer-on-why-the-west-is-principally-responsible-for-the-ukrainian-crisis

※ジョン・ミアシャイマー「ウクライナ危機について」(危機の責任はNATOにある)(Youtube、2022年3月2日)
https://youtu.be/whu52mTkT-w

 フランスの歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏を始め、冷静に現実を見つめようとする国内外の知識人から、ミアシャイマー氏の『The Economist』論文やYouTubeでの言説が注目を集めています。

 ジョン・ミアシャイマー氏は、1947年生まれで、将校として空軍に5年間勤務した経験を持ちます。1982年よりシカゴ大学で教鞭を取っています。

 自身のホームページでは、マキャヴェッリの肖像画の顔の部分を、自身の顔と交換した画像を掲げており、その思想がリアリズムに立脚したものであることを強く示しています。

 ホームページの自己紹介でミアシャイマー氏は、次のように述べています。

 「私は何よりも国際関係論者です。具体的に言えば、リアリストです。つまり、大国が国際システムを支配し、常に安全保障上の競争を繰り広げ、時にそれが戦争に発展すると考えています。

 私はこれまで学問に人生を捧げてきましたが、同時にその時々の政策論争にも参加するように心がけてきました。例えば、私は2003年のイラク戦争のとき、最も率直に反対を表明した一人でした。私は、社会科学の理論が外交政策の立案や分析に非常に役立つと確信しています」

※ジョン・ミアシャイマー氏のホームページ(2022年4月15日閲覧)
https://www.mearsheimer.com/

 ミアシャイマー氏は、米国最大のタブーの一つ、イスラエル・ロビーに切り込んだ『イスラエル・ロビーと米国外交政策』(2007年)をハーヴァード大学の政治学者、スティーヴン・M・ウォルトと共著で出した気骨ある政治学者でもあります。

 ミアシャイマー氏の『The Economist』の論文「西側にウクライナ危機の主な責任がある理由をジョン・ミアシャイマーが考える」は、「政治学者は、NATOの無謀な拡張がロシアを挑発したと考えている」という副題がついています。

 ミアシャイマー氏は、冒頭で、ウクライナ戦争を次のように定義し、この議論を行う理由に言及しています。

 「ウクライナ戦争は1962年のキューバのミサイル危機以来最も危険な国際紛争である。事態の悪化を避け、収束に向けた道のりを見出そうとするなら、その根本原因を理解することが必要不可欠である」

 ロシアの侵攻の理由を議論するだけで、親プーチン派のレッテルを貼られ排除されかねない米国や英国において、侵攻の根本原因を探求するという宣言から始まっています。

 プーチン大統領の責任について、ミアシャイマー氏は、「ウラジミール・プーチンがこの戦争を始め、戦争遂行のプロセスに責任があるのは疑問の余地がない」と批判しています。

 戦争を実際に始めたのはプーチン大統領であり、その遂行プロセスに責任があるという正論です。

 ここからが、並みの論者と異なるところです。

 「しかし、なぜ彼が戦争を始めたのかは別問題である。欧米では、プーチンは旧ソ連のような大ロシアを作り上げようとする非合理的で傍若無人な侵略者だという見方が主流である。このため、ウクライナ危機の全責任はプーチン一人が負うことになる」

 これは、ミアシャイマー教授の、プーチン大統領一人を悪党に仕立ててこの問題は解決するのかという重要な問題提起です。

 そして、この西側の見方を明確に否定してみせるのです。

 「しかし、このストーリーは間違っている。2014年2月に始まった危機の主な責任は、欧米、特に米国にある。それは今や、ウクライナを破壊する恐れがあるだけでなく、ロシアとNATOの核戦争にエスカレートする可能性を秘めた戦争に発展しているのだ」

 この後、ミアシャイマー教授は、ウクライナ紛争が実は2008年4月のNATOのブカレスト・サミットまで遡ると指摘し、NATOの東方拡大の歴史と、ロシアとNATOとの緊張関係の分析に入っていきます。

 ここで、「西側諸国が言うNATOの目的や意図ではなく、モスクワがNATOの行動をどう見ているかが問題」という重要な指摘も行っています。

 詳しくは記事本編をぜひ御覧ください。

■<新記事紹介2>【特別寄稿】「トランプが大統領ならウクライナ侵攻は起こらなかった」!? 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が指摘する、プロパガンダ合戦! ロシア語空間と西側世界の間の超え難い情報ギャップ!

 ウクライナ情勢を冷静かつ多角的に分析した3月23日の「東京大地塾」(鈴木宗男参議院議員主催)を、フリーランスジャーナリストの横田一氏が取材。IWJへの特別寄稿の続編が届きました。

 第1段の特別寄稿では、鈴木宗男議員が「(日本の政治家は)歴史をどれだけ勉強しているのか。ウクライナ問題は今だけの話ではない。今の感情的な、今の現象面だけを見て『いい』とか『悪い』とか言ってはいけない」と指摘。元外務官僚で作家の佐藤優氏は、核兵器保有国であるロシアと、西側諸国との断絶の危険性を訴えました。

※【特別寄稿】鈴木宗男参院議員が勉強会「東京大地塾」でウクライナ問題での感情的なロシア糾弾を「歴史をどれだけ勉強しているのか」と批判! 元外務官僚で作家の佐藤優氏は「核を持って内にこもるロシア」を懸念!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504416

 今回の続編では、この「東京大地塾」での佐藤氏の講演内容を、より深く掘り下げて報じています。

 佐藤氏は、ウクライナのアゾフなどネオナチについて、「ひどいことが(ウクライナ東部の)ドネツクやルガンスクで起きていることがロシアでは報じられて、ロシア人はそれがベースで『頭づくり(世論形成)』が行われているわけです」と指摘しています。

 これに対して「西側においては、そこのところは編集でカットされてしまって、ロシアがやっているひどいことばかりが映される。ロシアではそこのところは映らない」と述べ、「ロシア語空間と西側世界の間で、情報の超え難いくらいのギャップができている」ことが、大きな問題だと訴えています。

 以下に、横田一氏による特別寄稿続編の目次を掲載します。

(記事目次)
・ドネツク、ルガンスクでのアゾフの「ひどいこと」を中心に報じるロシア。西側メディアはそれをカットし、ロシアの「ひどいこと」ばかりを報道。佐藤優氏が指摘!「重要なのはロシア語空間と西側世界の間で、情報の超え難いくらいのギャップができていること」
・れいわ新選組の山本太郎代表は、会見でアゾフ大隊の人権侵害行為を列挙!
・佐藤優氏が「ウクライナの人々と共にある」と国会議決した日本の政治エリートの軽さを批判! さらに「ウクライナ問題はアメリカの内政問題。もし米大統領がトランプだったらウクライナ侵攻は起きなかっただろう」と指摘!
・支持率でバイデン大統領を上回るトランプ前大統領! 一定数の米国人は「自国第一、ロシアとは事を構えない」トランプイズムを現実的と感じている!!
・「私はロシアという国がどれくらい怖ろしいか、外務省の中で最もよく知っている一人」という佐藤優氏。「あの国を不必要な形で刺激して怒らせると、そのしっぺ返しはとんでもないものになる。誤解から両国間で戦争が起きるようなことだけは避けないといけない」

 詳しくは、ぜひ下記の記事をご一読ください!

※【特別寄稿】「トランプが大統領ならウクライナ侵攻は起こらなかった」!! 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が指摘する、プロパガンダ合戦! ロシア語空間と西側世界の間の超え難い情報ギャップ!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504933

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220421

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、尾内達也、富樫航、渡会裕)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/
公式ツイッターアカウント 【 https://twitter.com/iwakami_staff