日刊IWJガイド・非会員版「岸田文雄総裁が友党である公明党候補のテコ入れに兵庫8区に入った! 自民党の兵庫8区の認識は『大変厳しい選挙』 」2021.10.21号~No.3325号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~岸田文雄総裁が友党である公明党候補のテコ入れに兵庫8区に入った! 自民党の兵庫8区の認識は「大変厳しい選挙」! それでも、「富の偏在」を作っている本質的な問題には一切触れず、公明党は現金バラマキ! 岸田総理は「デジタル」による成長感の演出!

■10月も半ばを過ぎ、3分の2が近づいてきましたが、ご寄付・カンパは18日間で月間目標額420万円の10%にとどまっています! 今期第12期は、スタートの8月と9月の2ヶ月で月間目標額に対する不足分が、合計272万3500円に!天下分け目の衆議院選挙を、忖度なしで全力疾走で真実を伝え続けるIWJを、どうぞご支援ください。IWJは経済的に大ピンチに立たされています! 応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

■【中継番組表】

■<IWJ取材報告1>大接戦の立憲民主党 山岸一生候補(東京9区)街頭演説会に蓮舫議員が応援に駆け付ける! 蓮舫議員は岸田政権の危機管理と自民党のあり方を問う! 「自分たちが一年前に選んだトップ(菅義偉総理)を守れない政党というのは、今苦しい皆様方を、とても守れるとは思えない」!

■<IWJ取材報告2>れいわ新選組山本代表、櫛渕真理(くしぶち まり)候補合同街宣! 「あなたから搾取したものを一握りの者たちに付け替える。利益を付け替えるということを延々とやられた25年間で、この国どうなりました?」「国民は政治に関心がないと言われていますけれど、本当ですか。政治に関心がないのは、政治家の方じゃないですか」!
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■はじめに~岸田文雄総裁が友党である公明党候補のテコ入れに兵庫8区に入った! 自民党の兵庫8区の認識は「大変厳しい選挙」! それでも、「富の偏在」を作っている本質的な問題には一切触れず、公明党は現金バラマキ! 岸田総理は「デジタル」による成長感の演出!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 連日、IWJが独自に入手した、自民党による、全国の小選挙区の、マル秘の調査資料を皆さまに、公共性に鑑みて、会員と非会員とを問わず一斉にメール配信してきました。

※【IWJ号外!1】スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 衆院選挙直前の289の小選挙区の詳細な分析データで、 注目の選挙区の支持率を公開!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497800

※【スクープ号外!2】日刊IWJガイド「スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 289小選挙区の詳細な分析データで、候補者の当確予測をランク付け!! 注目の選挙区分析を公開! 第2弾 北陸信越、東海、近畿編」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497805

 昨日も、「号外第3弾」として、中国、四国、九州編をメール配信しました。これら号外の第1弾から第3弾までは、目立つ選挙区を中心にピックアップしています。すべての選挙区を、網羅した完全版は、会員制サイトにて公開しています。ぜひ、この機会に非会員の方は、会員登録お願いいたします。

 また、IWJは、ライブで、注目選挙区の街頭演説を全力で中継して続けています。ぜひ、ご注目ください。

 候補者の声に直接、耳を傾けるのは、やはり貴重です。テレビ等で歪められた印象とは違い、本当のその人の人柄や政策が、わかります。

 この機会にぜひ会員になっていただき、大手メディアが事実そのままでは報じない、貴重な独自情報をお届けしますので、投票の参考にしてください! 天下分け目の衆議院選挙を、忖度なしで全力疾走で真実を伝え続けるIWJを、どうぞご支援ください。IWJは経済的に大ピンチに立たされています! 応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

※会員のご登録はこちらからできます。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 昨日、朝10時半より公明党の中野洋昌候補(兵庫8区)の街頭演説会がありました。応援に駆け付けたのは、自民党総裁の岸田文雄内閣総理大臣でした。IWJは、この演説を最初から終わりまで中継しました。

 中継は、JR尼崎駅の北側の国道に面した場所です。駅のプラットフォームからもよく見えるため、多くの聴衆が足を止めて聞き入っていました。特に、後半、岸田総理が登場すると、聴衆の数は増えました。

 中野候補の出馬した兵庫8区は、野党統一候補は実現していません。公明党公認・自民党推薦の中野候補の対立候補として、れいわ新選組の辻恵候補と共産党の小村潤候補の2人が出馬しています。

 辻候補は、2003年に民主党から第43回衆議院選挙で比例復活当選、2009年にも民主党から第45回衆議院選挙に出馬し当選しています。小村候補は、2017年から尼崎市議会議員として活動してきました。対立候補は、2人とも、政治的キャリアを持っています。

 IWJが独自に入手した自民党の選挙調査によると、中野候補は4月下旬の調査、8月下旬の調査、そして10月7日~10月10日の最新の調査で、それぞれ、支持率を30.7%、35.5%、42.0%と、順調に伸ばし、最新データでは、対立候補との調査値の差が15ポイント以上ある「A」ランクに位置しています。最新調査で、投票先を決めていない人は、34.2%となっています。

 一見すると、データからは、中野候補は盤石な戦い方に見えます。

 ところが、先に応援弁士として立った自民党の黒川治県議会議員は、次のように述べています。

 「岸田文雄総裁が地元の広島に帰る前に、この尼崎市に応援に駆けつけてくれるわけであります。しかし、みなさん、総理が来たから喜んでいるわけではないんです、実は。総理がなぜ、ここ、尼崎市の選挙区に入って来るか。それは『頑張ってね』と激励に来るんではないんです。

 大変厳しい選挙の状況が選挙をスタートしてこの2日目で分かったからこそ、急遽、岸田総裁が友党の候補者の応援にやってくるわけであります」

 このように、黒川県議は述べています。この発言から、選挙スタートと同時に自民党が綿密に選挙調査を行い、それにもとづいて遊説戦略を組み替えていることが窺えます。この調査結果を踏まえて、自公政権への批判票がれいわ新選組と共産党に集まり、これまでの3期のような圧勝とはいかないと黒川県議は述べているのです。

 中野洋昌候補のスピーチは、この選挙を政権選択の選挙と位置づけ、3点を政策として訴えるものでした。

 第1に、ワクチンのブースター接種を12月から無料で行う。国産の飲み薬の開発。

 第2に、尼崎市の暮らしと経済を守る。消費を増やすため、マイナンバーカード取得者に与えられるマイナポイントを一人一律3万円を実現。

 第3に、子どもの未来を応援するために、18歳以下一律10万円相当の給付を行う。

 このように、中野候補は、述べていますが、ワクチン3回目接種の無償化は当然ですし、国産飲み薬の開発も当然で、問題は、時期でしょう。第6波に間に合わなければ意味がありません。

 マイナポイントに一律3万円をつけるという政策も、マイナンバーカードの申請が前提でなければならず、しかも、なぜ、個人消費が増えないのかに対する分析がズレています。

 年金や介護、教育、出産、公平税制など、人生を安心して過ごせるトータルな制度設計を通じた分配が実現されておらず、富が偏っているからでしょう。1回きりのポイント付加で消費が回復するほど問題は浅くありません。

 18歳以下一律10万円相当の給付を行うというのも、いかにも公明党らしい現金な発想ですが、若年層への支援が制度的に持続できなければ、ただの集票のための一回きりのバラマキで終わるでしょう。

 矢野康治財務事務次官が「文藝春秋」11月号に発表した「このままでは国家財政は破綻する」という論文の中で、国債の大量増発による大規模な財政出動、大型予算の編成を求める各政党の政策を「バラマキ」と厳しく批判しています。これは、野党に対して向かられたものだけではなく、与党に対しても求めており、公明党の「18歳以下一律10万円」という公約もその批判の対象でしょう。矢野論文をめぐっては、自民党では政調会長の高市早苗氏が激しく反発していますが、岸田内閣の鈴木俊一財務大臣は矢野氏を支持しています。自民党と岸田内閣の間で、財政を巡って、大分裂が起きているのです。

 野党共闘の中にも、MMTを奉じるれいわが加わっています。彼らも積極財政派です。

 野党共闘に加わっていないが与党でもない、国民民主党に至っては、今回の選挙に際し、積極財政に転換し、すでに史上最大の予算額の記録を更新中ですが、今後10年間で150兆円を投資する、と公約に掲げていますが、これを増税でまかなうとは思われず、赤字国債の発行に頼ることになるでしょう。このままでは、国家財政は破綻するという矢野財務次官の主張と真っ向から対立します。

 さて、話を兵庫8区に戻します。

 続いて登壇した岸田文雄総理は、興味深いことを述べていました。国産の経口治療薬の実用化の意味についてです。岸田総理は次のように述べています。

 「口から入れる治療薬、これがみなさん、大きなポイントになるんです。なぜなら、今までは、検査を受けてもし、陰性(陽性の間違い)になったとしても、すぐに飲める薬がなかったわけです。口から飲める治療薬が実用化されたならば、検査をどんどん受けて、そして、薬がもらえるんだったら、もっと、皆さんが検査に熱心に取り組んでいく、こういうことができるんではないか。

 軽度の段階から経口治療薬を活用できれば重症化も防ぐことができる。ワクチン等による予防と検査と治療という一連の流れが強化されることになりますと、より一段と、皆さんの生活は平時に近い社会経済活動になるわけです」

 これまで検査が増えなかった背景の一つとして、検査した場合、無症状でも陽性になった場合、それでも日々働かなければ生きていけない労働者が、不都合を感じて検査を回避してましたという要素はなくならないでしょう。

 経口治療薬ができれば、薬が身近にある、という安心感から体調不良を感じた人が積極的に検査を受けていくようになるという要素はなくはないと思います。

 しかし、この1年と10ヶ月、PCR検査を受けたくてもうけられなかった、というのが圧倒的な現実です。PCR検査の実施率が人口100万人あたり世界143位というのが日本の現実です。安倍・菅政権は、無料のPCR検査を、国民が望めばいつでも誰でもすぐに受けられるという体制を作ろうとしてきませんでした。貧弱な検査体制を根本的に改善した上で、加えて治療の開発も進める、というのが自民の望んでいる方向性のはずです。岸田総理自身のスピーチではそうした検査の拡充が後景に退き、薬の開発によって代替されているように思われます。

 もちろん、経口治療薬の実用化は、ワクチン等による予防・検査・治療という一連の流れを加速する可能性は確かにあります。

 しかし、問題は、経口治療薬の実用化までの時間です。中野候補も、岸田総理も、今にも実現できそうな、楽観的なことを述べていますが、免疫学の第一人者、宮坂昌之阪大名誉教授は、次のように述べています。

 「私自身は、コロナに対する経口治療薬は、残念ながら、当分できてこないのではないかと思います。

 この点、皆さん間違えておられるのですが、これはインフルエンザも同じですよ。タミフルもゾフルーザも発熱期間が1日短くなるだけで、とても特効薬とか治療薬とか呼べるものではありません。

 薬の作用について国際的な調査機関のCochrane Reportでは『タミフル=インフルエンザ特効薬は間違い!』と指摘していて、国際的備蓄はやめているのですが、日本の開業医も政治家もこれに耳を貸そうとしません。

 インフルエンザで10年以上経っても開発されていない経口特効薬が新型コロナですぐにできるかもというのは幻想に近いかもしれないと私は思っています」

※宮坂名誉教授の9月29日のフェイスブックのポスト
https://www.facebook.com/masayuki.miyasaka.9/posts/4236301856493238

 画期的な治療薬ができるに、もちろん越したことはありません。しかし、国が開発を急いだら、急に研究開発が進んで画期的な治療薬がすぐにできるというものでもありません。経口治療薬ができるに越したことはないし、そこへ向けて開発努力はすべきだが、薬がなくても検査の徹底による早期発見と隔離・治療、そして隔離されて働けない期間の賃金の補償をすることで、感染の拡大は防ぐことができます。岸田総理の論理を聞いていると、検査の拡充はこれまでの安倍・菅政権と同じような検査の抑制方針を継承するのだろうか、という疑念を持たざるをえません。

 この他、岸田総理は個人給付金についても公明党と調整していると明言しました。

 また、岸田総理は、看板である「新しい資本主義」に触れながら、給与・所得を引き上げる経済政策を進めて行くと述べています。経済成長の可能性は地方にあるとして、デジタルによって解決できる課題がたくさんあるとして、ドローン宅配、自動運転、リモート医療、リモート教育、テレワーク、スマート農林水産業などの分野を挙げました。

 ただし、社会保障費にほとんど使われず大企業減税の穴埋めに使用されている消費税をどうするのかという議論や大企業・資産家に有利な税制を改革するという本質的な問題には一切触れていません。しかし、肝心の財源はどうするつもりなのでしょうか!? やはり国債のさらなる発行なのでしょうか?

 岸田総理の言う「新しい資本主義」なる経済政策とは、何も目新しさがなく、自民党に都合のいい集票と献金の源泉である「富の偏在」を温存したまま、地方に対しては「デジタル」という響きという言葉で「成長感」をイメージさせ、有権者を誤魔化そうというもののように思われます。

■10月も半ばを過ぎ、3分の2が近づいてきましたが、ご寄付・カンパは20日間で月間目標額420万円の18%にとどまっています! 今期第12期は、スタートの8月と9月の2ヶ月で月間目標額に対する不足分が、合計272万3500円に! どうか経済危機が深刻化するIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 IWJは全力疾走中です! 天下分け目の今回の衆議院選挙を、全力で報じ重要政策についても論じています。しかし、経済的ピンチで活動量が足りません!

 IWJでは、今期第12期の年間の予算の見通しを立て、今期の会費収入は、前期より10%下回ると予想し、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。前期の目標額は月間450万円でしたから、さらに緊縮して30万円下げております。

 それでも、コロナ禍の続く現状を見ていると、会費・ご寄付・カンパ等の収入は、予測を大きく下回ってしまうかもしれません。たいへんな危機感を今、抱いています。何とぞ、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします!

 10月は1日から20日までに、58件、76万9900円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 しかしこの金額も、今月の月間目標額420万円の18%にとどまっています。このペースが続くとすると、IWJは壊滅的な打撃を受けてしまいます。

 今期第12期は、3ヶ月目に入ったばかりですが、すでに8月は月間目標額を87万900円下回り、9月は185万2600円下回って、合計272万3500円の不足となっています。

 10月も半ばを過ぎ、3分の2が近づいてまいりましたが、10月の目標額420万円に、8月と9月の不足分272万3500円をあわせた692万3500円に対して、今月のご寄付・カンパはまだ11%にとどまっています。

 IWJは、赤字でキャッシュフローの足りなかった8月を乗り切るため、100万円を岩上安身から借り入れました。すでにお伝えしている通り、IWJは、岩上安身に前期だけで993万5000円借り入れており、今回の100万円とあわせて1093万円を借り入れてしまっています。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、岩上安身は前期も途中から無報酬で働いておりましたが、今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。これ以上、会社が岩上安身に頼るのは苦しい状況です。

 どうか皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています!

 IWJも例にもれず、前期の第11期に、突然のコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 9月30日時点の会員総数は3526人、前月同日比で63人減、前年同日比で810人も減少してしまいました。退会された皆さまからは、「経済的に苦しくなったのですみません」等々のメールをいただいており、我々も胸を痛めております。

 しかし、会員減少は、IWJの運営基盤が崩れてゆくような事態です。どうぞ、IWJを、ご友人、知人にご紹介いただき、会員になっていただけるよう、お声がけしていただいたり、SNSでIWJの存在や経営が厳しいことなどを拡散してください。よろしくお願いいたします。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度がどうしても上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのためになる真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 自民党総裁選が終わり、蓋を開けてみれば、結局は、安倍・菅政権を継承する岸田文雄氏が新総裁に選ばれ、改憲は「ナチスの手口を学んだらどうか」と発言した麻生氏が党の副総裁、「あっせん利得収賄罪」疑惑の甘利氏が幹事長、中国に対し「電磁パルスでミサイル基地を無力化する」と妄想を口走る高市氏が政調会長と、連日「何も変わらない・変えさせない」人事が報じられました。

 岸田内閣は成立するとすぐ解散し、衆議院選挙がついに始まりました。これは天下分け目の選挙となります。報道と言論により、市民が選挙を通じて政治を変え、破滅的な戦争への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。

 現在、政府・与党は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、日本列島を中国のミサイルを吸収する「ミサイルホイホイ」にするという米軍戦略に追随し、自滅行為とも言える中距離ミサイル配備の準備を進めています。

※米国が日本に新型中距離弾道ミサイルを大量配備!? 日本列島は米中露の核の戦場にされる!? 岩上安身は2010年から元外務省国際情報局長・孫崎享氏と共に「オフショア・バランシング」の問題点を指摘!! ついに現実に!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458384

 政調会長のポストを得た高市氏は、総裁選中、中国に対し「電磁パルスで敵基地を無力化」などというトンデモ発言をしていましたが、問題発言はそれだけではありません。高市氏は、中距離ミサイルの配備は「絶対に必要です」とまで公言していました。高市氏は今回奈良2区から出馬していますが、「号外2」で明らかにした通り、自民党のマル秘調査結果によれば、「A」ランクで、確実に当選を果たすでしょう。

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その3) 元防衛省キャリアで元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は「漫画の読みすぎなのかもしれない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

※2021.9.24 【ハイライト・電磁パルス編】岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=ffeJkwXsX28&t=107s

※コロナ「冬の第6波」に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 ~岩上安身によるインタビュー 第1053回 ゲスト 日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師 【電磁パルス編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

 外交、安全保障に関して安倍・菅政権の路線を継承することになるであろう岸田政権は、自民党だけでなく、他党、即ち公明、維新、国民民主の一部などの改憲勢力で議席数の3分の2をとれば、いよいよ改憲発議に着手する可能性があります。岸田新総裁もまた、緊急事態条項を憲法に導入する安倍改憲の支持者です。

 岸田文雄氏は、かつてはリベラル色が強かった宏池会出身です。が、2012年の第2次安倍内閣成立以降、右傾化がはなはだしかった安倍・菅政権の約10年の間ずっとその内部で支えてきた人物でもあります。悪く言えば、信念のない、良く言えば、順応性の高い人物であるともいえるでしょう。

 急に新総裁になって目がさめて、宏池会の伝統のハト派に戻りましたあー! などということは、まずありません。

 改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。

 もし、次の衆議院選挙で改憲勢力を勝たせるような投票行動を国民がすれば、危険な緊急事態条項が憲法に組み込まれてしまいます。

※【岩上安身のツイ録】菅義偉総理が会見で、岩上安身のG7サミットに関する質問に、「中国包囲網なんてない」と言い出した! 対米従属路線や戦時独裁体制を築こうとしていることについては、反論も説明もなし。答えられない、ということか!? 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493703

※国民投票法「改悪」案、5月6日にも衆院採決か!?  国民投票法の次はナチスばりの緊急事態条項を含む自民党改憲へなだれ込むリスクが! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1040回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491635

※憲法記念日に安倍総理が櫻井よしこ氏らが主催する「5.3憲法フォーラム」に送ったビデオメッセージをIWJが全文文字おこし!コロナ禍に乗じて「緊急事態条項を議論すべき」との「偽論」に要注意! 2020.5.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473790

※総理会見で岩上安身が直撃質問!「報道、言論の自由は担保されるのか?」「非常事態宣言で国民を慣らし、改憲で緊急事態条項を導入!?」安倍総理は「安倍独裁」を否定せず「国民が選ぶこと」と回答!! 2020.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469996

※世界の「緊急事態条項」を検証!自民党改憲草案の「異常性」に迫る~岩上安身によるインタビュー 第612回 ゲスト 早稲田大学法学学術院教授 水島朝穂氏 2016.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/287146

※はじめに~衆院解散! 岸田総理は会見で「分配と成長の好循環」について「分配を言うだけの野党とは違う」と主張するが、「成長の果実が行き渡るのはいつか?」との質問に「3年後、4年後に賃金が上がりますよと言うのは誤解を招く」と具体的な回答を避ける! 法改正ですぐにも実現する野党の分配戦略に対し、何年待てばいいのかも不明! 岩上安身はまたしても指名されず! メールにて官邸に質問を送付!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49603#idx-1

※対コロナ戦争の敗北を否認するばかりの菅政権!繰り返し現れる「無責任の体系」、日本は崩壊する米帝国への従属を続け「敗戦準備」を加速するのか!?~8.25岩上安身によるインタビュー 第1049回 ゲスト 京都精華大学国際文化学部講師 白井聡氏 2021.8.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495539

 今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。

 そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。そして本当に頭のネジが何本か外れた対米依存症の政治家と、米国の言うことを追認するだけの官僚、今ですら「忖度」ばかりの御用メディアが、さらに「大本営発表」のプロパガンダ一色にしてしまって、しなくてもいい戦争をしてしまい、地獄を見ることが現実のものとなってしまう可能性があります。

 今年秋の総選挙は、日本という国の生存、存続がかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。

 属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続ももちろん不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を見れば一目瞭然です。

※テレビは民主主義の味方ではなくなった! 民放連が衆院憲法審査会で、「国民投票運動の放送対応の検討作業はこれで一区切り」と表明! テレビCMの量的な自主規制なしに改憲が発議されれば、緊急事態条項創設へまっしぐら!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/448846

 先述した通り、高市早苗氏の、テレビ生放送中の重大な問題発言も、ほとんどのマスメディアが、「問題視」せず、ベタ記事程度ですませています。会見などで質問し、問題視し続けているのはいまだにIWJだけ、というのが、この国の報道・言論の鈍感さ・思考放棄・事なかれ主義のあらわれなのです。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その1)石破茂氏は「核爆発を伴うものであり、NPT体制と不整合」と述べる!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496596

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その2)岸田文雄氏は「核保有、これはまったく、するべきではない、私は絶対に我が国は核兵器をもつべきではない」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496601

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その3) 柳澤協二氏は「アメリカはまったくそんなことを考えていない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJは立ち向かいます!前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.10.21 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】12:00~「国民民主党 玉木雄一郎代表 街頭演説会・囲み取材」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 国民民主党 玉木雄一郎代表による街頭演説会・囲み取材を中継します。これまでIWJが報じてきた国民民主党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%9b%bd%e6%b0%91%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a
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【IWJ・Ch6】13:30~「自由民主党 鈴木隼人候補(東京10区)街頭演説―応援弁士:茂木敏充外務大臣」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 自由民主党による街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた自由民主党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%87%aa%e7%94%b1%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a
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【IWJ・Ch5】14:30~「日本共産党 池内沙織候補(東京12区)街頭演説会 ―応援弁士:小池晃書記局長、立憲民主党・青木愛参議院議員」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 日本共産党による街頭演説会を中継します。これまでIWJが報じてきた日本共産党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%85%b1%e7%94%a3%e5%85%9a

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◆中継番組表◆

**2021.10.22 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【タイムリー再配信 1015・IWJ_YouTube Live】19:30~「2人の子供を抱えて一時はホームレスも経験!? 元派遣労働者でシングルマザー、様々な事情を抱える『当事者』候補の一人!~岩上安身によるインタビュー 第956回 ゲスト 2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
 
 2019年8月に収録した、岩上安身による渡辺照子氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきたれいわ新選組関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%8c%e3%81%84%e3%82%8f%e6%96%b0%e9%81%b8%e7%b5%84

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455036

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【IWJ号外!1】スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 衆院選挙直前の289の小選挙区の詳細な分析データで、 注目の選挙区の支持率を公開!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497800

【スクープ号外!2】日刊IWJガイド「スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 289小選挙区の詳細な分析データで、候補者の当確予測をランク付け!! 注目の選挙区分析を公開! 第2弾 北陸信越、東海、近畿編」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497805

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■<IWJ取材報告1>大接戦の立憲民主党 山岸一生候補(東京9区)街頭演説会に蓮舫議員が応援に駆けつける! 蓮舫議員は岸田政権の危機管理と自民党のあり方を問う! 「自分たちが一年前に選んだトップ(菅義偉総理)を守れない政党というのは、今苦しい皆様方を、とても守れるとは思えない」!

 昨日、午後2時半から、立憲民主党 山岸一生候補(東京9区)街頭演説会が、西武池袋線大泉学園南口にて、行われました。応援弁士としては、参議院議員の蓮舫立憲民主党代表代行が駆けつけました。

 演説場所が西武池袋線石神井公園駅北口から大泉学園駅南口に急遽、変更になったため、IWJのカメラマンが急いで移動しましたが、中継が始まったときには、山岸一生候補の演説は終了していました。

 代わって、山岸候補の直後にマイクを握った蓮舫代表代行のスピーチを中継しました。

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■<IWJ取材報告2>れいわ新選組山本代表、櫛渕万里(くしぶち まり)候補合同街宣! 「あなたから搾取したものを一握りの者たちに付け替える。利益を付け替えるということを延々とやられた25年間で、この国どうなりました?」「国民は政治に関心がないと言われていますけれど、本当ですか。政治に関心がないのは、政治家の方じゃないですか」!

 昨日、午後5時半より、三鷹駅前において、東京22区から出馬しているれいわ新選組の櫛渕万里(くしぶち まり)候補と、東京比例ブロックから出馬しているれいわ新選組の山本太郎代表の合同街宣がありました。

 山本代表は「国が壊れるか壊れないか、その既(すんで)の所にあります」と語り始めます。

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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、木原匡康、富樫航)

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