日刊IWJガイド・共通版「各社、衆議院選序盤の予想を発表! 与党は現276議席から減らすも過半数233は確保、絶対安定多数の261議席にとどまるとの予測も!」2021.10.22号~No.3326号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~各社、第49回衆議院選序盤の予想を発表! 与党は現有276議席から減らすも過半数233は確保、絶対安定多数の261議席にとどまりうるとの予測も!

■10月も半ばを過ぎ、3分の2が近づいてきましたが、ご寄付・カンパは18日間で月間目標額420万円の10%にとどまっています! 今期第12期は、スタートの8月と9月の2ヶ月で月間目標額に対する不足分が、合計272万3500円に! 天下分け目の衆議院選挙を、忖度なしで全力疾走で真実を伝え続けるIWJを、どうぞご支援ください。IWJは経済的に大ピンチに立たされています! 応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

■【中継番組表】

■<本日のタイムリー再配信>本日は、夜7時半より「2人の子供を抱えて一時はホームレスも経験!? 元派遣労働者でシングルマザー、様々な事情を抱える『当事者』候補の一人!~岩上安身によるインタビュー 第956回 ゲスト 2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏」をフルオープンでお送りします!

■<IWJ取材報告1>自民党 街頭演説会in大宮 安倍晋三元総理大臣は、「立憲民主党と共産党に負けるわけにはいかないんです」「日本は再びあの悪夢のような時代に逆戻りしてしまいます」と叫び、本物の「地獄の安倍政権」時代のことは棚に上げて、相変わらずの「悪夢の民主党」発言を行う。

■<IWJ取材報告2>民主党から自民党に「転向」した長島昭久候補、そして、応援弁士に「あっせん利得疑惑」の甘利明幹事長(「A-」ランク)、ともに野党批判の演説に終始し、自党の政策についての具体的な発言は一切なし! 長島候補はマル秘自民調査では「C+」ランク!当選は困難!? ~10.21自由民主党 長島昭久候補(東京18区)街頭活動―応援弁士:甘利明幹事長

■<取材報告3>日本共産党 街頭演説会in赤羽駅前 「今度の共闘は、今までの共闘とわけが違う」と、小池晃書記局長が吠える!! 東京12区から出馬している共産党の池内さおり候補は、自身の得意分野であるジェンダー問題について力説!! 対抗馬となる公明党・岡本三成氏は、自民党のマル秘調査報告書によると「C+」ランク!

■<新記事紹介1>衆院選の争点「政治とカネ」! 総裁選の最中、自民党が河井夫妻参院選買収事件で「党支給の1億5000万円は買収原資でない」と幕引きはかる! ところが3000万円の使途は不明! 岸田総理は再調査に否定的! 党ぐるみで疑惑もみ消しか!?

■<新記事紹介2>衆院解散! 岩上安身が岸田総理に質問送付! 矢野財務事務次官の、大規模財政出動への「バラマキ合戦」批判に、高市自民党政調会長が反論する一方、鈴木財務相は擁護し、政権内で見解分裂!! 総理が見解示さなければ、有権者は投票を判断できない!
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■はじめに〜各社、第49回衆議院選序盤の予想を発表! 与党は現有276議席から減らすも過半数233は確保、絶対安定多数の261議席にとどまりうるとの予測も!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 この間まで夏のような日がありましたが、冬の気配を感じるような冷え込みです。季節の変わり目は体調も影響を受けやすくなります。どうぞ皆さまもご自愛ください。

 先日、IWJが独自に入手した、「マル秘」のハンコが押された自民党の調査資料を3連続「号外」としてIWJのサイトで公開しました。それぞれの候補者の支持率まで明らかにしたIWJの「号外」は、永田町やメディア関係者の間で大変な話題になっているようです。岩上安身個人に次々に各方面から電話が入り、驚きの声が寄せられました。

 ただし、その中で「数字が間違っている」、「情報の出どころが怪しい」といった声はひとつもありませんでした。当然です。同じ資料が一部の関係者の間には出回っており、これを公開するメディアがなかったということなのです。新聞に出されている情報は、こうした「生情報」に解釈を加え、丸めて出しているのです。

※【IWJ号外!1】スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 衆院選挙直前の289の小選挙区の詳細な分析データで、 注目の選挙区の支持率を公開! 2021.10.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497800

※【スクープ号外!2】日刊IWJガイド「スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 289小選挙区の詳細な分析データで、候補者の当確予測をランク付け!! 注目の選挙区分析を公開! 第2弾 北陸信越、東海、近畿編」 2021.10.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497805

※【号外!3】スクープ! IWJは自民党の「マル秘」調査資料を独自入手! 289小選挙区の詳細な分析データで、候補者の当確予測をランク付け!! 注目の選挙区分析を公開! 第3弾 中国、四国、九州・沖縄編 2021.10.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497914

 先日の「号外」は、情報の重要性を鑑みて迅速に発表することに重きを置き、注目区に限って出さざるを得ませんでしたが、今後は全データを出すようにします。ぜひ、IWJの会員となって、あるいは、ご寄付・カンパでIWJの取り組みをご支援ください。

※会員登録
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパのお願い
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 19日に公示があり、新聞各社もそれぞれ、各党の獲得議席の予測や注目の選挙区の紹介をしています。それぞれ、予測の数字は異なっていますが、毎日新聞が一足先に出した全体の予測に他社の情報を加えてみると、自民・公明の与党勢力が過半数233議席を確保する見込みです。

 日本経済新聞は与党が絶対安定多数である261議席に届きうるとしています。

 また、各社が注目しているのは、日本維新の会がどこまで勢力を拡大するか、です。日本維新の会は今回の衆議院選挙では96名の候補者を擁立し、現有の11議席を大幅に上回ると予測されています。少なくとも倍増、多ければ3倍ともみられ、30議席となれば公明党(現有29議席)に並ぶ、第三の勢力になります。

 毎日新聞は、日本維新の会の獲得議席を小選挙区で12から14議席、比例で18から21議席、あわせて30から35議席と予測しています。日本経済新聞は小選挙区については述べていませんが、比例は12議席以上とやや慎重に見積もっています。

 仮に自公で絶対安定多数の261議席を確保し、維新が35を獲得すると306議席と、衆議院の3分の2である310議席を改憲勢力が掌握する可能性は極めて高くなります。

※自民議席減・与党過半数の公算 立憲上積み視野 毎日新聞序盤調査(毎日新聞、2021年10月21)
https://mainichi.jp/articles/20211020/k00/00m/010/350000c

※自民議席減に公算大 63選挙区で接戦 与党、過半数は確保(毎日新聞、2021年10月21日、14版、1面、東京本社)

 前回の衆議院選挙では「希望の党」が野党分断をし、改憲勢力を勢いづかせました。今回は、野党でありながら極右で自民党改憲を支持する「ゆ党」である「日本維新の会」が改憲勢力を増進させる仕掛け人となっているようです。

 注目される選挙区については、IWJも号外1,2,3でご紹介しましたが、61から63区の名前が各社記事で挙げられています。

 注目区の多くで、立憲民主党候補が厳しい競り合いをしており、確かな数字が出ていません。現有110議席に対し、毎日新聞の予想で88議席から146議席となっているように非常に大きな幅があります。

 野党共闘で多くの選挙区から候補者を下げた日本共産党(現有12議席、小選挙区1、比例11)ですが、小選挙区で1から2議席、比例で現有議席を上回ると予測されています。

 落選の可能性がある大物議員として名が上がっている候補は以下です。

 北海道11区 中川郁子・元農林水産政務官(自民)「D+」ランク
 岩手3区 小沢一郎・自由党代表(立憲)※自民候補が「B-」ランク
 新潟5区 泉田裕彦・元新潟県知事(自民)「C-」ランク
 東京1区 海江田万里・元経済産業相(立憲)※自民候補が「C+」ランク
 東京3区 石原宏高・環境委員長(自民)「C+」ランク
 東京7区 長妻昭・元厚生労働相(立憲)※自民候補が「C+」ランク
 東京14区 松島みどり・元法相(自民)「B-」ランク
 東京18区 菅直人・元総理(立憲)※自民候補が「C+」ランク
 千葉8区 桜田義孝・元五輪相(自民)「D」ランク
 神奈川16区 義家弘介・元法務委員長(自民)「C+」ランク
 大阪4区 中山泰秀・元防衛副大臣(自民)「C+」ランク
 大阪11区 佐藤ゆかり・元環境副大臣(自民)「B-」ランクと平野博文・立憲民主党代表代行(立憲)※支持率が現在日本維新の会候補者の後塵を拝しています。
 徳島1区 後藤田正純・元内閣府副大臣(自民)「B-」
 香川1区 平井卓也・元デジタル相(自民)「C」ランク
 大分2区 衛藤征士郎・元衆議院副議長(自民)「B-」ランク
 沖縄3区 島尻安伊子・元沖縄北方担当相(自民)「D+」ランク
 沖縄4区 西銘恒三郎・沖縄北方担当相(自民)「B-」ランク

 東京8区はれいわ新選組の山本太郎代表が野党共闘のために立候補を見送ったことで注目の選挙区となりましたが、立憲民主党の新人・吉田晴美氏が、石原伸晃・元経済再生担当相(自民)(「B-」ランク)を追い上げています。

 各社の世論調査を見ても、衆議院選に対する関心はそれほど高まっていないようです。

 読売新聞の調査では「必ず投票」は77%でしたが、読売新聞は前回選挙でも事前アンケートで「必ず投票」が69%であったにもかかわらず、小選挙区の投票率は53.68%にとどまったと補足しています。

※衆院選「必ず投票」77%…読売世論調査(読売新聞、2021年10月20日)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20211020-OYT1T50205/

 NHKの電話調査(10月15,16,17日に実施)では、選挙に「必ず行く」と回答したのは56%にとどまっています。「行くつもり」は29%です。

※衆議院選挙 「必ず行く」56% 前週比4ポイント増 世論調査(NHK、2021年10月18日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211018/k10013311841000.html

 ANNの調査でも「必ず行く」と答えた人が59%、「たぶん行く」と答えた人が27%でした。

※ANN世論調査 衆院選6割「必ず投票」内閣支持43.4%(テレビ朝日、2021年10月18日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f09157f1509becf2bcebe8f89488983abdbbaaa

 低投票率は与党や既得権益層にとって有利だと言われています。1989年に消費税導入問題で「マドンナ旋風」が起こった時は投票率65%、民主党が政権交代した時は投票率69.3%でした。世論の関心が高まり、投票率が上がらなければ、日本の政治は変わりません。

 一度過半数や安定多数をとってしまえば、いくら口では「丁寧な説明を」と言っても、まったく説明をせずにうやむやにしてしまうか、強行採決に踏み込むかという与党の姿勢をもう9年も見せつけられてきました。集団的自衛権の行使容認から安保法制の強行採決に丁寧な説明があったでしょうか。「モリ・カケ・サクラ」の、何かひとつでも解決したでしょうか。

 何よりも、今回の衆議院選挙は、改憲がかかる選挙です。自民党が単独過半数を取るか、自公で過半数を取るか、絶対安定多数を取るかに注目が集まっています。どのメディアも「改憲勢力3分の2」について触れていません。しかし、注視すべきは、自民党、公明党、そして日本維新の会、国民民主党の一部、保守系無所属をあわせて、3分の2の310議席を固めるかどうかです。

 IWJでは、日刊でも、岩上安身のインタビューでも繰り返し、自民党改憲案にある「緊急事態条項」の危険性について紹介してきました。2021年第204回通常国会では、国民投票法改正案と重要土地利用規制法案が成立し、「日本を戦争できる国」にする受け皿は整いました。あとは「緊急事態条項」を導入すれば完成です。

 日本の命運がかかる今回の第49回衆議院選挙、IWJは改憲勢力の動向に注目していきます。

■10月も半ばを過ぎ、3分の2が近づいてきましたが、ご寄付・カンパは18日間で月間目標額420万円の10%にとどまっています! 今期第12期は、スタートの8月と9月の2ヶ月で月間目標額に対する不足分が、合計272万3500円に! 天下分け目の衆議院選挙を、忖度なしで全力疾走で真実を伝え続けるIWJを、どうぞご支援ください。IWJは経済的に大ピンチに立たされています! 応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

 IWJは全力疾走中です! 天下分け目の今回の衆議院選挙を、全力で報じ重要政策についても論じています。しかし、経済的ピンチで活動量が足りません!

 IWJでは、今期第12期の年間の予算の見通しを立て、今期の会費収入は、前期より10%下回ると予想し、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。前期の目標額は月間450万円でしたから、さらに緊縮して30万円下げております。

 それでも、コロナ禍の続く現状を見ていると、会費・ご寄付・カンパ等の収入は、予測を大きく下回ってしまうかもしれません。たいへんな危機感を今、抱いています。何とぞ、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします!

 10月は1日から20日までに、58件、76万9900円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 しかしこの金額も、今月の月間目標額420万円の18%にとどまっています。このペースが続くとすると、IWJは壊滅的な打撃を受けてしまいます。

 今期第12期は、3ヶ月目に入ったばかりですが、すでに8月は月間目標額を87万900円下回り、9月は185万2600円下回って、合計272万3500円の不足となっています。

 10月も半ばを過ぎ、3分の2が近づいてまいりましたが、10月の目標額420万円に、8月と9月の不足分272万3500円をあわせた692万3500円に対して、今月のご寄付・カンパはまだ11%にとどまっています。

 IWJは、赤字でキャッシュフローの足りなかった8月を乗り切るため、100万円を岩上安身から借り入れました。すでにお伝えしている通り、IWJは、岩上安身に前期だけで993万5000円借り入れており、今回の100万円とあわせて1093万円を借り入れてしまっています。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、岩上安身は前期も途中から無報酬で働いておりましたが、今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。これ以上、会社が岩上安身に頼るのは苦しい状況です。

 どうか皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています!

 IWJも例にもれず、前期の第11期に、突然のコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 9月30日時点の会員総数は3526人、前月同日比で63人減、前年同日比で810人も減少してしまいました。退会された皆さまからは、「経済的に苦しくなったのですみません」等々のメールをいただいており、我々も胸を痛めております。

 しかし、会員減少は、IWJの運営基盤が崩れてゆくような事態です。どうぞ、IWJを、ご友人、知人にご紹介いただき、会員になっていただけるよう、お声がけしていただいたり、SNSでIWJの存在や経営が厳しいことなどを拡散してください。よろしくお願いいたします。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度がどうしても上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのためになる真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJは立ち向かいます!前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.10.22 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】14:15~「立憲民主党 菅直人候補(東京18区)街頭演説 ―応援弁士:前川喜平氏(元文部科学事務次官)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 立憲民主党 菅直人候補(東京18区)街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた立憲民主党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%AB%8B%E6%86%B2%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A
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【IWJ・Ch6】16:15~「自由民主党 土田慎候補(東京13区)街頭演説―応援弁士:麻生太郎副総裁」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 自由民主党による街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた自由民主党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%87%aa%e7%94%b1%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【タイムリー再配信 1015・IWJ_YouTube Live】19:00~「2人の子供を抱えて一時はホームレスも経験!? 元派遣労働者でシングルマザー、様々な事情を抱える『当事者』候補の一人!~岩上安身によるインタビュー 第956回 ゲスト 2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
 
 2019年8月に収録した、岩上安身による渡辺照子氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきたれいわ新選組関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%8c%e3%81%84%e3%82%8f%e6%96%b0%e9%81%b8%e7%b5%84

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455036

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◆中継番組表◆

**2021.10.23 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

(調整中)

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【号外!3】スクープ! IWJは自民党の「マル秘」調査資料を独自入手! 289小選挙区の詳細な分析データで、候補者の当確予測をランク付け!! 注目の選挙区分析を公開! 第3弾 中国、四国、九州・沖縄編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497914

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■<本日のタイムリー再配信>本日は、夜7時半より「2人の子供を抱えて一時はホームレスも経験!? 元派遣労働者でシングルマザー、様々な事情を抱える『当事者』候補の一人!~岩上安身によるインタビュー 第956回 ゲスト 2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏」をフルオープンでお送りします!

 本日は、19時半より、2019年8月7日に行われた、れいわ新選組の渡辺照子氏への岩上安身によるインタビューをお送りします。このとき、渡辺輝子氏はれいわ新選組より衆議院選挙比例で立候補し、5073票を集めたときでした。

 参院選では、れいわ新選組から比例に立候補した9人の候補者のうち、当選者は特定枠の舩後靖彦氏と木村英子氏の2名だけでした。しかし、れいわ新選組はテレビでほとんど取り上げられなかったにもかかわらず、党全体で228万253票を得て大きな注目を集めました。

 政党交付金の交付の対象となる政党の規定として、「所属国会議員が1人以上、かつ、次のいずれかの選挙における全国を通じた得票率が2%以上のもの」があります。れいわ新選組は、この2%を超えたのでした。

※政党交付金の交付の対象となる政党(総務省)
https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seitoujoseihou/seitoujoseihou02.html

 今回の2021年の衆議院選挙でも、渡辺照子氏は、野党共闘のため小選挙区での出馬は見送りましたが、比例で出馬しています。山本太郎・れいわ新選組代表は、コロナ禍で厳しくなったのではない。そのずっと前から日本の社会は不景気だったのだと訴えています。

 「コロナが来たから大変なんだということじゃないんですよ。世界で唯一、25年も不景気が続いているのが日本。そんな間抜けな経済政策、やり続ける国はないんですね。デフレの時にインフレ政策ばかり打ち続けたんですよ」

※山本太郎氏「昨日の解散については『棄民解散』と名付けた!人間ではない集団が現在の政治をコントロールしている」と憤る! 一方、自らの選挙区についてはまだ明確にせず!~10.5れいわ新選組 山本太郎代表 囲み記者会見 2021.10.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497546

 渡辺氏は元派遣労働者で、シングルマザー。れいわ新選組が参院選に擁立した様々な「当事者」の一人です。渡辺氏は、選挙戦では、正社員になれないがゆえにいくつもの仕事を掛け持ちしなければならず、育児と仕事を両立できない現実を訴えました。

 さらに渡辺氏は街宣で、5年間子供2人を抱えてホームレスだったことも明かし、現在は90歳になる母親の介護もしていることから、自身を「貧困のデパート、総合商社」と呼びました。

岩上「ホームレスになるってどんな感じですか?」

渡辺氏「そこにいてもいいって場所がほしかった。東京はお金がないと居づらい場所」

岩上「いろいろな公園の中にブルーハウスを作って、表札を掲げている方もいる」

渡辺氏「当時そういうのがあったら豪邸に見えましたね」

 渡辺氏は、職を転々とした壮絶な経験を語っています。

渡辺氏「ノンエリートの女性ならではの職を転々としていた。働きすぎで倒れて入院して、その後、燃え尽き症候群でうつになってしまった。うつがひどく、息を吸って吐くのもしんどいくらい。廃人同様ですよね。砂袋みたいになったぐらいな感じ。その時、貯めたお金を使ってしまった」

 派遣という不安定な働き方の不条理さにも触れています。

渡辺氏「約17年の間、3か月更新で、何を意味するかというと、いつでも派遣は任意に切れるということ。平時なのにポンと切られた。全く同じタイミングで長年仕えてきた他の派遣の女性も雇止めになった」

 岩上は「生産性」だけで人間を測ることは無理だと指摘しました。

岩上「何でもかんでも『生産性』と言う。少子化対策で生産性ってアホか。子育ても自由闊達に動ける状態じゃない。社会全体で保護して、種として栄えていこう、繋いでいこうという、動物としての本能でなきゃいけないわけで、本能おかしくなってませんかという気がする」

 渡辺氏は、「政治は生活なんだ」という思いを語りました。

渡辺氏「選挙中、私は右派左派は全く眼中になかったです。政治は生活なんだっていうことを、生きていることそのものなんだっていうことをお話してる中で、だんだん確信が生まれてきた」

 岩上は「自・公・維の改憲勢力は、違法な労働強化の推進勢力でもある」と指摘しました。

岩上「(自・公・維の改憲勢力は)日本を脆弱化する要因を作っていることに他ならない。派遣をなぜ私が取り上げるかというと、派遣的働き方が問題なんです。直接雇用で無期雇用で生活できる賃金を支払うのが本来の原則」

 2021年の今、衆議院選を迎えて、自・公・維の改憲勢力が作り上げてきた社会がどのようなものであるか、振り返って見たいと思います。
 
 フルオープンで配信します。ぜひ、インタビュー全編をこの機に御覧ください。

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【タイムリー再配信 1015・IWJ_YouTube Live】

2人の子供を抱えて一時はホームレスも経験!? 元派遣労働者でシングルマザー、様々な事情を抱える「当事者」候補の一人!~岩上安身によるインタビュー 第956回 ゲスト 2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏

[配信URL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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 IWJには、渡辺照子氏のコンテンツがたくさんあります。ぜひ、IWJの会員となって、渡辺氏のコンテンツを御覧ください。

※てるちゃん@関西5会場ツアー 京都「あなたの声を聴かせてください」 ―登壇 渡辺照子氏(女性労働問題研究会運営委員・元派遣労働者) 2019.12.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/462594

※(再掲載)シングルマザーが生きやすい社会は誰もが生きやすい社会! 無償労働・ケア労働をしながら有償労働ができることが、人間本来の働き方!~岩上安身によるインタビュー 第958回 ゲスト 2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏 3/3 2019.8.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457593

※(再掲載)失業や不安定雇用は 個人の問題ではなく社会問題だ! 2015年参議院厚生労働委員会に派遣労働当事者の参考人として登壇も! ~岩上安身によるインタビュー 第958回 ゲスト 2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏 2/3 2019.8.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455681

※2人の子供を抱えて一時はホームレスも経験!? 元派遣労働者でシングルマザー、様々な事情を抱える「当事者」候補の一人!~岩上安身によるインタビュー 第956回 ゲスト 2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏 1/3 2019.8.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455036

※参院選 れいわ新選組 比例代表 渡辺照子候補 街頭演説(十三駅西口交差点) 2019.7.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453316

※竹中「政商」納言!? 日本を食い潰すPFI法にはブレーキが必要「つまみ出さなきゃ日本は変わらないんですよ、こういう人たちを!!」~8.1れいわ新選組 山本太郎 代表 街頭記者会見(新宿駅西口) 2019.8.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454716

■<IWJ取材報告1>自民党 街頭演説会in大宮 安倍晋三元総理大臣は、「立憲民主党と共産党に負けるわけにはいかないんです」「日本は再びあの悪夢のような時代に逆戻りしてしまいます」と叫び、本物の「地獄の安倍政権」時代のことは棚に上げて、相変わらずの「悪夢の民主党」発言を行う。

 2021年10月21日(木)16時30分頃から、埼玉県大宮駅西口そごう前にて、自由民主党の街頭演説会が行われました。

 演説会で、大宮駅が管轄に入る埼玉5区で出馬した牧原秀樹候補、安倍晋三元内閣総理大臣、西村康稔前経済再生担当大臣が演説を行いました。

 安倍氏は、演説の冒頭で牧原秀樹候補の政治家としての経歴を語り、後半で野党批判を繰り返しました。

安倍氏「2012年、私たちが民主党から政権を奪還した時、正社員の有効求人倍率は0.25倍だった。100人正社員になりたいと言っても52人分しか正規の雇用がなかったんです。

 あの民主党政権で、枝野さんが官房長官を務めていた。経済産業大臣もやった。でもその間、50万人も正規の雇用が失われていたんです。

 そして私たちはアベノミクスを発動し、結果200万人の世紀の雇用をつくり出すことができた。そしてその結果、2019年には、正社員の有効求人倍率が、初めて1倍を超えて100人正社員になりたい人にとって、116人分の世紀の雇用がある。真っ当な社会を、経済をつくりだすことができました。

 この安倍政権・菅政権で、格差が拡大した、と野党は批判しています。でも皆さん、これは間違えなんです。雇用をつくった。収入の道を得たんです。ですから、格差を示す指数である、相対的貧困率も、子供の相対的貧困率も、今世紀になって安倍政権で初めて、2回連続改善をしています。一人親世帯において、大学進学率も24%だったものが、42%に上がった。しっかりと改善をしてきている」。

 安倍氏は「雇用改善」をよくアベノミクスの成功例に取り上げますが、安倍政権の2012年から2015年までの3年間で、非正規雇用が167万人増える一方、正規雇用は36万人も減少していることがわかっています。

 2020年の1月に始まったコロナ禍ですが、非正規雇用の弱い立場の人が最も苦しい思いをしています。多くの人がアベノミクスの「成果」として非正規での就業を余儀なくされたことが、感染症に弱い社会を作ってしまったのではないでしょうか。

 多くの人を正社員から非正規雇用に変えただけではありません。OECD(経済協力開発機構)の調査によると、2019年時点で、日本人の賃金は米国人の6割程度しかなく、韓国よりも低いという結果が出ました。世界各国が経済成長を遂げている中、日本だけがずっと賃金が上がらなかったためです。これもアベノミクスの「成果」です。

※平均賃金は韓国以下…「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識”(文春オンライン、2021年3月4日)
https://bunshun.jp/articles/-/42697

 一方で企業の内部留保は毎年増え、1990年から20年間は企業の内部留保はゆっくりと増えており、170兆円から2010年に200兆円前後になりましたが、2012年ごろから急増し、2020年までのわずか8年間で340兆円にまで増えました。

 法人実効税率は、2011年38.54%でしたが、2018年には29.74%に引き下げられています。はじめて消費税が導入された1989年から2018年までの消費税収の合計は372兆円。一方、2011年から2018年までの法人税の減額合計は291兆円に上ります。結局、消費税の8割は法人税減収分の穴埋めになっているのです。広く薄く集めた消費税を大企業に注入しているようなものです。

※消費増税で穴埋めされる法人減税 逆累進性の解消が急務(サンケイビズ、2021.3.11)
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210311/mca2103110615004-n1.htm

 野村総研の調査によれば、富裕層・超富裕層の世帯数は、「アベノミクス」が始まった後の2013年以降、一貫して増加を続けており、純金融資産保有額が5億円を超える超富裕層は、2011年の5万世帯から2019年には8.7万世帯に増え、資産総額は44兆円から97兆円に増えているのです。

※野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計(NRI、2020年12月21日)
https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1

 日銀は株価を維持するためにどんどん株を買い、いまや日本最大の大株主になっています。東洋経済によると、2月16日時点の東証1部の時価総額は735兆円で、日銀保有の50兆円は市場全体の約7%に相当するといいます。日銀に次ぐ大株主は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)です。

 日銀やGPIFが株を買い支えてくれるので、金融資産を保有する富裕層は安心して「財テク」に勤しむことができますが、そうではない世帯にとっては、損が出たときには年金の減額や税金という形で補填することを求められるリスクになっています。

※日銀が「大株主」になっている会社ランキング 10%以上保有する上場企業は70社を超える(東洋経済、2021年3月9日)
https://toyokeizai.net/articles/-/415756

 また、安倍氏は、野党共闘についても批判しました。

「立憲民主党と共産党に負けるわけにはいかないんです。全く理念なきこの組み合わせにしたら、日本は再びあの悪夢のような時代に逆戻りしてしまします」。

 また、西村氏も牧原氏の経済産業副大臣として活動した経歴を語った上で、野党の経済政策について批判しました。

西村氏「私も党の方に戻りました。党の経済対策をまとめる一人として、牧原さんと一生懸命、地域の中小企業の皆さんが、何か挑戦をする。そんな応援をしっかりと行いたいと思います。

 そして、そうした取り組み、やっぱり前に向かって進んでいく。大企業も投資をしてもらう。未来に向かって投資をして、利益を上げて、賃金も上げていく。未来に向かって進む。成長しないと分配分配って言ったって出来ません。

 相手候補、分配分配(と言いますけれど、)財源はどこにあるんですか。消費税も5%にするとか、0%にするとか、野党は言ってます。どうやって財源を出すんでしょうか。

 年金もそうです。皆さんの基礎年金、半分は皆さんの掛け金です。半分は消費税。約12兆円、5%分です。なのに、野党は分配をするし、消費税も下げるし、どうやって皆さんの年金を払い続けることができるのでしょうか。無責任なことは言わないで欲しい」。

 消費税の欺瞞については既に述べましたが、西村氏の演説の内容はやや不正確です。正確には、「消費税ゼロ」と言っているのは、れいわ新選組だけです。共産党は、「消費税廃止を目標としつつ、緊急に消費税を5%に減税」をめざすとしています。立憲民主党は、「時限的な消費税5%への減税」を訴えています。

 立憲民主党の枝野代表は、2014年に消費税を8%にあげたことに無理があった、「あの時点の消費動向を踏まえれば、予定通り行うべきではなかった」と指摘しています。

 共産党は、さまざまな優遇政策によって「日本の大企業の実質的な法人税負担率は法定税率より大幅に低くなっている」、「個人所得税も富裕層に有利な構造になっています。所得が1億円を超えると税負担率が下がる」と指摘しています。

 共産党は税金の不公平を根本からただす改革として、全世界が協調して法人税の「最低税率」を課すことを提案しています。

・大企業優遇税制を廃止・縮小する
・法人税率を中小企業を除いて安倍政権以前の28%に戻す
・富裕層の株取引への税率を欧米並みの水準に引き上げる
・所得税・住民税の最高税率を現行の55%から65%に引き上げ
・富裕層の資産に毎年低率で課税する富裕税など、新たな税制を創設する

※4つのチェンジで希望ある日本を 大企業増税は世界の流れ(しんぶん赤旗、2021年10月10日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-10-10/2021101003_01_0.html

 立憲民主党は、「アベノミクス」こそが富の偏在をもたらし、格差を拡大したと指摘しています。

「アベノミクスは、お金持ちをさらに大金持ちにし、強い者をさらに強くしただけでした。

 日本の購買力を支えていた「中間層」が底抜けし、貧困層が増え、格差が拡大しました」

・法人税は、必要な政策減税は残した上で、所得税と同様、累進税率を導入します。
・所得税の最高税率を引き上げ、現在、分離課税になっている金融所得について、将来の総合課税化を見据え、国際標準まで強化します。
・社会保険料の月額上限を見直し、富裕層に応分の負担を求めます。

 立憲民主党は、富裕層や大企業に応分の負担を求め、不公平を解消したいとしています。

※立憲民主党 政権政策2021
https://change2021.cdp-japan.jp/seisaku/02/

 詳しくは全編動画を御覧ください。

■<IWJ取材報告2>民主党から自民党に「転向」した長島昭久候補、そして、応援弁士に「あっせん利得疑惑」の甘利明幹事長(「A-」ランク)、ともに野党批判の演説に終始し、自党の政策についての具体的な発言は一切なし! 長島候補はマル秘自民調査では「C+」ランク!当選は困難!? ~10.21自由民主党 長島昭久候補(東京18区)街頭活動―応援弁士:甘利明幹事長

 2021年10月21日(木)、午後1時半より、衆院総選挙 自由民主党 長島昭久候補(東京18区)の街頭演説が行われ、応援弁士として、甘利明幹事長(「A-」ランク)が駆けつけました。

 「この小金井から日本を変えていく男」と紹介された長島候補は、衆議院7期目、小金井市で選挙を戦うのは今回が初めて。そして、自由民主党の公認候補として戦うのも、今回が初めてです。長島候補は、演説の中で次のように述べました。

 「私は、初当選以来、ずっと安全保障委員会に所属してきました。(中略)憲法審査会にも、今入っています。憲法の問題と安全保障の問題は切っても切れないし、今の日本の国にとっては、最も大事な、基本的な政策課題だと思って、私もやりがいを感じながら仕事をさせていただいてきました。

 が、そこで交わされる議論のレベル、その議論の質、これは必ずしも、胸を張れるような、そういった内容ではありません。残念ながら。空理空論がまかり通っている。(中略)『平和憲法、平和憲法』と言っていれば、平和が守られるとかですね。安全保障法制を作ると戦争に巻き込まれるとか。

 こんな、ちょっと考えればわかるような、『嘘偽り』がまかり通っている。私は、今の日本を取り巻く状況というのは、かつて言われていたような、『水と安全はタダ』というような、私たちが子どもの頃、そんなことが盛んに言われていましたが、そんなお目出度い、生易しい、平和、平和の時代とは、まったく違います」

 長島候補は、そのように危機感を煽ったあとに、次のように述べました。

 「あの北朝鮮、国民は飲まず食わずですよ。しかし、潜水艦から弾道ミサイルを発射できるような技術を身につけちゃった。もちろん、ロシアや中国が後押ししてるんですけど。イランが後押ししてるんですけど。

 そういう国が、本当に、目と鼻の先に存在してるんです。しかも、もっと恐ろしく、巨大な国が、この過去30年間に軍事費だけ見ても、41倍。凄まじい勢いで、日本の5倍くらいの国防費を持って、圧力をかけて来ている。尖閣にも、台湾にも圧力をかけて来ている。

 こういう状況に、日本がどう立ち向かっていくか。戦争で立ち向かうんじゃないですよ。戦争を起こさないように、きっちとした抑止力を効かせていくか?相当悩ましい問題でもあり、真剣に国会で議論しなければならない問題じゃないですか?」

 ここで、数人の聴衆から「そうだ、そうだ!」と大きな声で合いの手が入りました。

 しかし、6月に通常国会が終了して以降、野党からの再三の要請に応じず、4カ月近く国会を開かなかったのは政府自民党であり、その間、新型コロナウイルス感染の急拡大があり、都市圏では医療崩壊寸前となりました。自分が、自党がやりたい議論はやりたい、しかし国会は開かないというのはいささか一方的に過ぎるように思われます。

 対外的な緊張感を煽るこのような演説をぶっても国民の多くは国会を開いていないのは自民党政権のせいだと知っています。長島候補は自分で自分の首を絞めるような演説をしていることに気づかないのでしょうか?

 長島候補の演説に続き、自由民主党幹事長の甘利明氏の応援演説となりました。甘利氏は、このたびの衆院総選挙で野党が共闘して目指す「政権交代」について、次のように述べました。

 「(前略)世界中、与野党は、政権交代が可能な与野党とするならば、外交政策や安全保障政策、社会保障政策、国の土台になることは共通していないといけない。痛感をしましたよ。政権が変わるたんびに、自衛隊が違憲になったり、政権が変わるたんびに、経済安全保障政策が変わったり、危なくって皆さんの生活なんか託せるわけないじゃないですか」

 また、次のようにも述べました。

 「今回、立憲民主党と共産党は、候補者を1人に絞って、『限定的閣外協力』というのをやりました。この選挙でもそうでしょう。(中略)中でも特に、『安全保障政策』、『平和安全法制』には反対ですよ。これってねえ、(政府与党が)死にものぐるいで作って、日米安保条約をちゃんと、実現可能な、機動的なものにするための、必須要件として作ったんです。

 あれがなければ、トランプ大統領は、『なんでアメリカの若者だけが日本のために血を流すんだよ。日本は何をしてくれるんだ。基地貸すだけか』となりますよ。だから、日本が本当に攻撃を受けたら、そりゃ戦争だから、戦いますよ。

 だけども、このまま行ったら確実に日本に攻撃が起こる、あるいは、その可能性が大だ。(中略)色々考えなきゃならない法律をつくりましたよ。それに反対」

 甘利幹事長は、「日本に対する攻撃が起こる」とほぼ断定しました。これが自民党の危機感の認識なのだとすれば、なぜ自民党はミサイルの標的となりうる原発を廃炉にせずに、再稼働させようとするのか、さらには新増設の議員連盟まで自民党は作るのか、まったく理解できません。

 最後に、野党共闘について、次のように述べました。

 「安全保障や経済安全保障に反対する。そういう政権ができて、みんなの安心・安全が保てますか? 共産党と立憲が部分的に合体をして、政府ができる、とはどういうことかと言うと、共産党が限定的であるにせよ、政府の政策に直接関わる時代が来るんですよ? 日本の政治史上一度もありませんよ。そんなことは!

 今まで共産党は、でき上がったもの対して、あーだこーだ言う権利はありますけれども、でき上がるものに関して参加するということはないんです」

 長島候補、甘利幹事長は「安全保障」こそ、自民党の強みだと主張しました。しかし、米国の求めるがままに日本列島に米軍の中距離ミサイルを積極的に配備しようとしているのは自民党なのであり、台湾有事、あるいは中国と米国の戦争が起これば、中国と日本の間でミサイルの撃ち合いとなり、日本だけは守られる、という米国にのみ好都合な、日本にとっては馬鹿げた仕組みを作っているのは、当の自民党なのです。

 高市早苗自民党政調会長は、中国への取り組みについて聞かれ、「電磁パルスで敵基地を無力化」と述べました。核弾頭を中国の上空で爆発させるというのです。日本国憲法はもちろん、NPT(核兵器不拡散条約)体制にも抵触する、絵空事の安全保障論にすぎません。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※批判を受けて高市氏は「電磁パルスで敵基地無力化」を「衛星の妨害で敵基地を無力化」にこっそり修正!〜自民総裁選候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地無力化」論・防衛論を検証する(その1)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496643

 「敵基地攻撃能力の保有」論も、相手国にミサイルを撃ち込めば、どんな報復を受けるかという反撃を想定していません。自民党が考える安全保障は、1発打ち込めば相手はシュンとするだろうと奇襲をかけた「真珠湾攻撃」時代や「対支一撃論」の思考から何も進歩していないのです。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

 「危なくって皆さんの生活なんか託せるわけないじゃないですか」という甘利幹事長の言葉はそのまま自民党にお返ししたいところです。

 IWJがスクープした、自民党のマル秘調査結果資料によると長島氏は、「C+」ランクです。そして、最新の調査結果では、長島氏は、「D+」ランクとなり、ランクを落としています。甘利幹事長など名のある政治家が応援演説をすることで、票を獲得する狙いがあると思われますが、あっせん利得疑惑などで悪いイメージが定着してしまった甘利氏が弁士として入ることによって、逆効果を及ぼしてしまっているのではないでしょうか。

※【IWJ号外!1】スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 衆院選挙直前の289の小選挙区の詳細な分析データで、 注目の選挙区の支持率を公開!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497800

■<取材報告3>日本共産党 街頭演説会in赤羽駅前 「今度の共闘は、今までの共闘とわけが違う」と、小池晃書記局長が吠える!! 東京12区から出馬している共産党の池内さおり候補は、自身の得意分野であるジェンダー問題について力説!! 対抗馬となる公明党・岡本三成氏は、自民党のマル秘調査報告書によると「C+」ランク!

 2021年10月21日(木)14時30分から、東京・赤羽駅東口で日本共産党の街頭演説会が行われました。

 演説会には、赤羽駅が管轄に含まれる東京12区から出馬した日本共産党の池内さおり候補の他、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の青木愛参議院議員、大野裕之東洋大学教授が演説を行いました。

 東京12区は、公明党の岡本三成・元外務政務官が出馬している区です。もとは太田昭宏・公明党議長の選挙区でしたが、太田氏の引退にともなって岡本氏が擁立されました。池内氏は前回の衆議院選挙では太田氏に負けましたが、今回は岡本氏に迫る勢いで、注目の選挙区になっています。岡本三成氏は、自民党のマル秘調査報告書によると「C+」のランクです。

※【IWJ号外!1】スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 衆院選挙直前の289の小選挙区の詳細な分析データで、 注目の選挙区の支持率を公開! 2021.10.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497800

※【スクープ号外!2】日刊IWJガイド「スクープ! IWJは自民党の『マル秘』調査資料を独自入手! 289小選挙区の詳細な分析データで、候補者の当確予測をランク付け!! 注目の選挙区分析を公開! 第2弾 北陸信越、東海、近畿編」 2021.10.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497805

※【号外!3】スクープ! IWJは自民党の「マル秘」調査資料を独自入手! 289小選挙区の詳細な分析データで、候補者の当確予測をランク付け!! 注目の選挙区分析を公開! 第3弾 中国、四国、九州・沖縄編 2021.10.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497914

 冒頭、小池氏は、「この場所では、数えきれないくらい訴えをさせていただいておりましたが、いつもとは違う選挙になってきているんじゃないでしょうか」と述べた上で、「共産党だけの選挙ではありません。自民党を倒すために、公明党を倒すために、野党が力を一つに合わせている選挙です」と語り、立憲民主党と共産党の議員がお互いの演説会に応援弁士として入っていることを上げ、野党共闘が躍進していることを訴えました。

 さらに、小池氏は、野党共闘が躍進できる裏付けとして、市民連合の仲介で、野党4党が合意した共通政策のフリップを掲げながら次のように語りました。

 「今度の共闘は、今までの共闘とわけが違います。政策をしっかり確認いたしました。共通政策は6つの柱、20項目。安保法制の廃止、沖縄・辺野古新基地建設廃止、医療費削減をやめて、コロナ対策を抜本的に強化する。そして、最低賃金の引き上げと、消費税の減税で、貧困と格差をなくす。

 原発のない脱炭素社会をつくり、選択的夫婦別姓、議員の男女同数など、ジェンダー平等を実現し、モリ・カケ・サクラを見る会の真相解明。そして、これだけじゃない。

 この共通政策を実現するための政権をつくろうというところまで合意をして、候補者の一本化を全国で進めてまいりました。『共通政策』『政権協力』『候補者の一本化』3つ揃い踏みの選挙となりました」。

 また、小池氏は「岸田さんは、富める者と富まざる者の深刻な分断を産んだとおっしゃった。その通りです。それがアベノミクスなんです」と述べ、貧富の格差を拡大させたアベノミクスについても批判しました。

 演説を行った池内候補は、自身のホームページにジェンダーの問題や政策について特化した「ジェンダーパンフ」を掲載するなど、ジェンダー問題に精通した候補です。小池氏も演説の中で、池内候補について、「ジェンダー問題について池内さんの右にも左にも出る人はいない」と評価しています。

 今回の街頭演説会でも、池内氏は、自身の得意分野であるジェンダー問題について次のように力強く訴えました。 

 「このコロナ禍、日本のきわめて深刻なジェンダーギャップ、性差別の実態も浮き彫りです。保育や介護・障害・福祉、こうした分野は、その多くの労働を女性たちが家庭の中で担ってきました。

 そして、無償労働、多くの女性たちが、その人生をこの無償労働に注がざるえない状況が続いてきました。今、一般の業種と比べても、月10万円も賃金が低い状況に留め置かれてる。女・子供の領域とその専門性を正しく評価せずに、公的価格を引き上げてこなかった政治の責任です。

 女性の軽視を改め、女性労働を安く使い捨てにする、このような政治を一緒に終わらせましょう。

 男女賃金格差も深刻です。平均して240万円、40年勤続、生涯賃金にすれば1億円の格差になる。女性を経済的に弱い立場に留め置き、何かにすがらせ、何かに従属させる。このような政治の性差別を私は絶対に許しません。独立し合った個人がつくる家族なら、もっと豊かにお互い人生切り開けるんじゃないでしょうか」。

 詳しくは全編動画を御覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=msEXcb-WVVM

■<新記事紹介1>衆院選の争点「政治とカネ」! 総裁選の最中、自民党が河井夫妻参院選買収事件で「党支給の1億5000万円は買収原資でない」と幕引きはかる! ところが3000万円の使途は不明! 岸田総理は再調査に否定的! 党ぐるみで疑惑もみ消しか!?

 2021年秋の衆議院選挙の争点の一つは「政治とカネ」の問題です。中でも、2019年参院選での河井案里・克之夫妻による選挙買収事件の原資に、自民党が河井陣営に支給した1億5000万円が使われたとの疑惑は、安倍元総理や菅前総理、二階前幹事長らの関与が疑われ、注目されます。

 9月22日、自民党総裁選の最中に、自民党の柴山昌彦幹事長代理(当時、以下同)が、この1億5000万円は「買収事件の原資ではなかった」と発表しました。

 柴山氏は、1億5000万円のうち、1億2000万円について使途を説明しました。この説明は、河井夫妻が訂正した収支報告書にもとづくもので依頼性に欠く点も問題ですが、もっと問題なのは、残りの3000万円については使途不明のまま、という点です。買収事件では約2680万円が配られたとされ、この3000万円こそ買収の原資ではないかと疑われます。

 岸田文雄総理は総裁選で、この問題の再調査や追及を否定した上、総理就任後の10月13日にも改めて、1億5000万円が買収事件の原資ではないとの党見解を認め、再調査に否定的考えを示しました。

 自浄能力がないどころか、自民党は党ぐるみで買収資金提供疑惑の隠蔽を図るつもりなのでしょうか? 衆院選を前に、このことが改めて浮き彫りになりました。

 詳しくは下記の記事を御覧ください。

※衆院選の争点「政治とカネ」! 総裁選の最中、自民党が河井夫妻参院選買収事件で「党支給の1億5000万円は買収原資でない」と幕引きはかる! ところが3000万円の使途は不明! 岸田総理は再調査に否定的! 党ぐるみで疑惑もみ消しか!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498042

■<新記事紹介2>衆院解散! 岩上安身が岸田総理に質問送付! 矢野財務事務次官の、大規模財政出動への「バラマキ合戦」批判に、高市自民党政調会長が反論する一方、鈴木財務相は擁護し、政権内で見解分裂!! 総理が見解示さなければ、有権者は投票を判断できない!

 岸田文雄総理は10月14日、衆議院を解散し、10月31日の衆院選投開票を発表。同日夜7時に記者会見を行いました。岩上安身は会見に参加し、手を上げ続けましたが、指名されず、質問2問を官邸にメールで送りました。

 第1の質問は、矢野康治財務事務次官が、与野党の大規模財政出動政策を「バラマキ合戦」であると『文藝春秋』誌上の論文で批判した件に関してです。

 矢野論文に対して、高市早苗自民党政調会長が「国会議員に対して失礼だ」と強く反論しましたが、他方で、鈴木俊一財務相は「政府の基本方針に反しない」と矢野氏を擁護。経済同友会の桜田謙悟代表幹事も矢野氏を擁護しています。

 自民党政権内で、政調会長と財務相の見解が真っ二つに分裂するという、異常な事態が生じています。しかし岸田総理はどちらを支持するのか、見解を示していません。総理が方針を示さなければ、有権者は自民党への投票を判断できないので、明確に総理の見解を示していただきたいという質問です。

 第2の質問は、岸田総理は自民改憲案4項目を支持すると表明しましたが、同時に「緊急事態にあっても、国会の権能をしっかりと維持していく」と述べました。しかし、改憲4項目の中の「緊急事態対応」は、国会を空洞化し、内閣独裁を可能にする項目であり、矛盾しているという問題です。

 岸田総理は、「緊急事態対応」で国会を空洞化し、内閣独裁を可能にするつもりなのでしょうか!? それとも「国会機能維持」のために、徹底した制限を加えた「国家緊急権」へ手直しするのでしょうか!?

 以下、岸田総理へのメールで質問をお送りした内容です。

 ここから————-

 岸田総理に、総選挙の争点に関する質問をさせていただきます。現役の財務事務次官である矢野康治氏が、月刊『文藝春秋』11月号に、『このままでは国家財政は破綻する』と題した論文を寄稿し、衆議院選挙に向けて、与野党の掲げる大規模財政出動を「バラマキ合戦」と批判しました。高市政調会長の示す財政出動の方向なのか。鈴木財務大臣、矢野財務事務官、経済同友会の桜田代表幹事らが支持する財政規律を守る方向なのか。財政についてどちらの方向を向いていくべきなのか、岸田総理ご自身のご判断による大方針を、明確にお示しください。
 また、会見中に産経新聞の記者が改憲について質問されました。岸田総理は、恒久的な内閣独裁を可能にし、国会を空洞化させてしまう現在の自民党改憲案「緊急事態対応」にそのまま賛成なのでしょうか。

 他方、総理ご自身が他日の記者会見でこの問題への質問に答えて、「国会の機能の維持をはかる」と発言されています。緊急事態宣言の後も「国会の機能の維持」をはかり、緊急事態宣言発出の前に国会で事前同意することや政令発出前に国会での事前の承認を必要とすること、また、緊急事態が一時的な措置で終わるように、解除の手続きと、国会に立法権を速やかに戻すなどの条件を織り込む、徹底した制限を加えた、先進国並みの「国家緊急権」へと手直しをするおつもりなのか。岸田総理の本音はどちらにあるのか、お聞かせ願いたいと思います。

 岸田総理(官邸)からの回答が戻り次第、改めてお伝えします。

 その他、会見での岸田総理のコロナ対策や、曖昧な「分配戦略」についての回答を含めて、詳しくは、下記の記事を御覧ください。

※衆院解散! 岩上安身が岸田総理に質問送付! 矢野財務事務次官の、大規模財政出動への「バラマキ合戦」批判に、高市自民党政調会長が反論する一方、鈴木財務相は擁護し、政権内で見解分裂!! 総理が見解示さなければ、有権者は投票を判断できない!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498017

 本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、渡会裕、浜本信貴、千浦僚、中村尚貴、富樫航、六反田千恵)

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