「原爆が炸裂した瞬間、私たちが感じたのは、何千・何万度と燃えたぎっている、巨大な溶鉱炉の中へスポーッと投げ込まれた、そういう感じだった」 8・6 ヒロシマ – 平和の夕べ – 2023 2023.8.6

記事公開日:2023.8.7取材地: 動画

 2023年8月6日(日)午後1時30分より、広島県広島市の広島RCC文化センター7階大会議室にて、8・6ヒロシマ平和の夕べの主催による「8・6ヒロシマ平和の夕べ2023」が開催された。

 主催者の始めの言葉と今回のプログラム紹介に続き、当時の貴重な証言者である森下弘氏が語った被爆体験談は、次のように極めて生々しくも凄まじいものだった。


「核による威嚇を行う為政者がいるという現実を踏まえ、核抑止論は破綻しているということを直視し、為政者に脱却を促すことがますます重要になっている」~8.6 2023年 平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式) 2023.8.6

記事公開日:2023.8.7取材地: 動画

 2023年8月6日(日)午前8時より、広島県広島市の平和記念公園にて「2023年 平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)」が開催された。

 黙祷の後、松井一実広島市長 は、【平和宣言】において、次のように「核抑止論は破綻している」と述べた。


翻訳者キリチェンコ氏が語る秘話「ずっと『原爆の世界』の中に生きて体調も悪くなり、一回入院して、でももう離れられなくなった」~8.13 第十九回平和祈念集会『原爆の子』ロシア語版の今日的意義 2022.8.13

記事公開日:2022.8.24取材地: テキスト動画

 2022年8月13日、午後1時30分より、東京都豊島区の東京労働会館にて、「日本こどもを守る会」の主催により、「第十九回平和祈念集会『原爆の子』ロシア語版の今日的意義」が開催された。

 『原爆の子』は、故・長田新(おさだあらた)広島大学名誉教授の編集により、1951年10月に岩波書店より刊行された、広島で被爆した少年少女の原爆体験文集である。


青森市の福井絹代さんと弟の相川国義さん、14歳と12歳の姉弟が、広島・長崎の両市で「二重被爆」をした壮絶な実話を3人の俳優が「朗読劇」で再現!!~8.10調布市上映・朗読会より朗読「二重被爆の姉と弟」 2020.8.10

記事公開日:2020.8.26取材地: テキスト動画

 2020年8月10日(月)、東京都調布市の調布市文化会館たづくり映像シアターにて、俳優・松﨑謙二氏と映画監督・稲塚秀孝氏を招いて、「調布市 上映・朗読会」が開催された。プログラムは午前10時から午後7時30分までと長時間に及び、その中で、食糧、被爆、文芸、憲法などをテーマにした稲塚氏の監督作品4本、そして、松﨑氏ら、俳優陣による2つの朗読劇が上演された。


長崎74回目 原爆の日に官邸前で訴える!!「核廃絶をするんであれば、核兵器禁止条約、これに賛成してくださいよ!!」~8.9再稼働反対!首相官邸前抗議 2019.8.9

記事公開日:2019.8.10取材地: 動画

 長崎への原爆投下から74年を経過した2019年8月9日(金)18時30分より、東京都千代田区の首相官邸前にて首都圏反原発連合の呼びかけによる再稼働反対!首相官邸前抗議が行われた。


これが「アメリカファースト」?「米国兵士2万人が助かるなら200万人の外国市民を核で殺戮しても構わない」〜米国市民の意識調査「イランの中のヒロシマ再訪」をIWJが仮抄訳! 2018.1.13

記事公開日:2018.1.13 テキスト

 北朝鮮と韓国の閣僚級会談が2018年1月9日に始まった。2月に開催される韓国の平昌(ピョンチャン)五輪に北朝鮮選手団が参加することも決定。朝鮮半島で高まる緊張を緩和するために軍の当局者会談を開くことなどでも合意し、緊張緩和、雪解けのムードが強まっている。裏にどういう意図があっても、そのこと自体は望ましい変化である。


緊急集会「被爆者は核兵器禁止条約を求める」―登壇者:谷口稜曄氏(日本原水爆被害者団体協議会〔日本被団協〕代表委員)、川崎哲氏(ピースボート共同代表、核兵器廃絶国際キャンペーン〔ICAN〕国際運営委員)ほか 2016.11.25

記事公開日:2016.12.14取材地: テキスト動画

※2018年8月13日テキストを追加しました。

 2016年10月27日(日本時間28日)国連第1委員会で提案された、「兵器禁止条約に向けた交渉を2017年に開始するよう求める決議案」は、123カ国の賛成多数で採択。核兵器を禁止する国際的な法的枠組み作りを目指して、一歩を踏み出した形となった。

 他方、同採決において中国を含む16カ国は棄権。そして、唯一の被爆国である日本政府、及び核兵器保有国の米英仏露など38カ国が反対票を投じた。


広島平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式) 2016.8.6

記事公開日:2016.8.6取材地: 動画

 広島への原爆投下から71年となる2016年8月6日(土)、広島市中区の平和記念公園で8時より行われた平和記念式典の模様を配信した。


被爆地ヒロシマが被曝を拒否する ―過去は変えられないが未来は変えられる― 伊方原発運転差止広島裁判 2016.4.28

記事公開日:2016.5.2取材地: 動画

 2016年4月28日(木)、広島県広島市のKKR ホテル広島にて、伊方原発広島裁判応援団主催により、「爆地ヒロシマが被曝を拒否する ―過去は変えられないが未来は変えられる― 伊方原発運転差止広島裁判」と題した集会が開催された。


戦後史の謎を解く鍵は「核」にある! 原爆・原発・被曝の真実に迫る!岩上安身によるインタビュー 第637回 ゲスト 木村朗氏・高橋博子氏 2016.4.11

記事公開日:2016.4.12取材地: 動画独自

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 2016年4月11日(月) 、東京都港区のIWJ事務所にて、「『核の戦後史』出版記念 原爆・原発・被曝の真実に迫る!」と題して、岩上安身による木村朗氏・高橋博子氏インタビューが行われた。


シリーズ 私の戦争体験(その11)「戦争と原爆」〜今も続く放射能被害 ―語り部 千葉孝子氏 2016.3.5

記事公開日:2016.3.5取材地: 動画

 2016年3月5日(土)14時より、九条の会.ひがしなだ主催による戦争体験を語る会(第11回)「『戦争と原爆』〜今も続く放射能被害」が神戸市の東灘区民センターで開かれ、芦屋市原爆被害者の会会長の千葉孝子氏の話を聞いた。


被爆70年 広島・長崎は、なんだったのか? ―今を戦前にしないために 2015.10.17

記事公開日:2015.10.17取材地: 動画
音楽劇「まほうのたね」

 2015年10月17日(土)、東京都千代田区の日比谷公会堂で被爆70年のつどい実行委員会主催による「被爆70年 広島・長崎は、なんだったのか? ―今を戦前にしないために」が開催された。


「なんであんな殺され方をしたのか、私は知りたい。あの世で、ちゃんとお兄ちゃんに説明できるように」――原爆投下から70年。広島の被爆者が語った原爆被害と戦争への思い 2015.7.23

記事公開日:2015.8.6取材地: テキスト

 原爆写真の収集・保存に取り組む「反核・写真運動」が、合計830点の原爆写真をまとめた『決定版 広島原爆写真集』『決定版 長崎原爆写真集』(勉誠出版)をこの夏、出版する。これに先行し、2015年7月23日、東京・文京シビックセンターで「原爆投下70年―広島・長崎写真展」が始まった。ギャラリーには初公開のものも含め、約80点の原爆写真が展示された。

 「私は自分の『広島』しか知らない。だから、他の人たちはどういう体験をしたんだろうと思って。10万人いれば、10万人の体験があるから」

 広島で被爆した天野文子さん(84)はじっくりと写真を見つめていた。


広島平和記念式典・現地の模様 2015.8.6

記事公開日:2015.8.6取材地: 動画

 2015年8月6日(木)、原爆死没者の霊を慰め、世界の恒久平和を祈念する平和記念式典が広島市の平和記念公園で行われ、その現地の模様を中継した。


被爆70年 8・6ヒロシマ大行動 ~アピール集会 2015.8.6

記事公開日:2015.8.6取材地: 動画

 2015年8月6日(木)、被爆70周年8・6ヒロシマ大行動実行委員会主催によるアピール集会が、原爆ドーム前で行われた。


核・原発問題を問いかける日米共同アートワークショップ企画「ピカドン・プロジェクト」実現へ~MOMAニューヨーク近代美術館で「シャドー・ピープル・プロジェクト」イベントを開催 2015.2.13

記事公開日:2015.3.16取材地: | | 動画

 世界中から現在の“影”の写真を集めて壁に投映することで、広島、長崎の原爆の強烈な熱線で影になった人々のことを考える「シャドー・ピープル・プロジェクト」のイベントが2月13日、マンハッタンで開かれた。


ハルビン、ヒロシマ・ナガサキ、そして福島 〜医師・医学者の戦争責任・戦後責任を検証する ―講師 郷地秀夫氏 2015.2.14

記事公開日:2015.2.14取材地: 動画

 2月14日(土)17時より、神戸市中央区にある兵庫県保険医協会で「『医の倫理—過去・現在・未来—』プレ企画 市民公開学習会 ハルビン、ヒロシマ・ナガサキ、そして福島—医師・医学者の戦争責任・戦後責任を検証する—」が開かれ、被爆者医療に長年取り組んできた医師の郷地秀夫氏が講演を行った。


【第175-176号】岩上安身のIWJ特報!「アメリカ帝国」はどこに向かっているのか その世界戦略を読み解く アメリカン大学ピーター・カズニック教授&乗松聡子氏インタビュー 2014.11.14

記事公開日:2014.11.26 テキスト独自

 2014年は、第一次世界大戦開戦から、ちょうど100年目にあたる。冷戦の終結からは約四半世紀が経過した。冷戦の終わりにともない、世界は、「世界戦争」からは次第に遠ざかっているように思われた。ついこの間までは、そう考え、また、そう信じようとしてきたのだ。

 しかし、ここにきて、ウクライナが内戦状態に陥り、「イスラム国」が台頭し、イスラエルがガザを空爆するなど、世界を揺るがす出来事が立て続けに起こっている。そこには、アメリカとロシアの対立(というか、アメリカによるロシアへの言いがかり)があり、アメリカによる介入や爆撃がある。


放射線に関する政府の全面広告・安全キャンペーンに科学者や医師が真っ向から批判 2014.9.15

記事公開日:2014.9.15取材地: テキスト動画

 『放射線についての正しい知識を』――8月17日付の全国紙に、政府広報・復興庁が全面広告を掲載した。これに対し、9月15日、「市民と科学者の内部被曝研究会」や賛同者11名が集い、政府広告の批判文書を作成したことに関する緊急記者会見とシンポジウムを上智大学で行なった。


【IWJブログ】「集団的自衛権の閣議決定は憲法を踏みにじる暴挙です!」――長崎平和式典で安倍総理を前にして果敢に批判した被爆者・城臺美弥子さんが胸の内を激白 「戦争への道は絶対に許せん!」 2014.8.20

記事公開日:2014.8.20 テキスト

 人類史上初の原爆投下から69年が経ち、今年も広島、長崎では核廃絶を訴える平和記念式典が開かれた。2つの「原爆の日」は、戦争をめぐる市民と政府の考えの違いを浮き彫りにし、現場では、さまざまな立場の人間の思いが交差した。

 IWJは式典の模様をUst中継し、式典参列者に多数のインタビューを敢行した。さらに、安倍総理の目の前でアドリブを交えながらスピーチし、集団的自衛権をめぐる解釈改憲を糾弾した被爆者代表の城臺美弥子(じょうだい みやこ)さんへインタビューも行い、止むに止まれぬ思いを聞いた。