核・原発問題を問いかける日米共同アートワークショップ企画「ピカドン・プロジェクト」実現へ~MOMAニューヨーク近代美術館で「シャドー・ピープル・プロジェクト」イベントを開催 2015.2.13

記事公開日:2015.3.16取材地: | | 動画
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(取材・文:前田真里)

 世界中から現在の“影”の写真を集めて壁に投映することで、広島、長崎の原爆の強烈な熱線で影になった人々のことを考える「シャドー・ピープル・プロジェクト」のイベントが2月13日、マンハッタンで開かれた。

 このイベントは、11年前、イラストレーターの黒田征太郎氏が始めたアートを通して核廃絶を訴える「ピカドン・プロジェクト」の一環。同イベントの開催は、今年が初となる。映像プロデューサーの西前拓氏と、アメリカ人アーティストのキャノン・ハーシー氏が主催した。

 午後11時、零下10度のなか、ニューヨーク近代美術館の壁面や雪道に影の写真が映し出された。写真は、同プロジェクトのHPで呼びかけ、約1カ月かけて日本、米国、カナダ、中国、南アフリカ、メキシコなどから300枚以上が集まった。

 原爆投下から70年。主催者の2人は、今月2月に被爆地を訪れ、アートを通して日米の若者たちと平和について考える。ネット上などでは、プロジェクトの運営資金を募っている。

■全編動画 1/3

■全編動画 2/3

■全編動画 3/3

  • 日時 2015年2月13日(金) 11:00(現地時間)〜
  • 場所 マンハッタン(アメリカ合衆国ニューヨーク州)

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「核・原発問題を問いかける日米共同アートワークショップ企画「ピカドン・プロジェクト」実現へ~MOMAニューヨーク近代美術館で「シャドー・ピープル・プロジェクト」イベントを開催」への1件のフィードバック

  1. うみぼたる より:

    ニューヨークからの取材ありがとうございます。
    アートについての感想は、作品を体験してから始まる営みに、ふと降りてくる・・のを待ちたいと思います。
    と言っても、NYはマイナス10度!テーマは重たいのにシチュエーションがさりげないし、車のクラクションは共感のしるしでしょうか。
    前田真理さんが綴るニューヨークの日常。 ニューヨーカーの日常。異文化は興味深いです。

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