「沖縄の歴史も知らず、簡単に沖縄のメディアを潰せると思うな」――反撃の狼煙上がる! 百田尚樹氏に「絶対潰さなあかん」と名指しされた沖縄2紙の記者が語った“覚悟”! 2015.6.30

記事公開日:2015.6.30取材地: テキスト動画

 沖縄の歴史も知らずに、そう簡単に沖縄のメディアを潰せると思うな――。

 自民党の報道弾圧に反撃の狼煙があがった。

 6月25日に開かれた自民党の勉強会で作家・百田尚樹氏が「沖縄の二つの新聞社は絶対に潰さなあかん」などと発言し、その場にいた自民党議員らも「沖縄の特殊なメディア構造をつくってしまったのは戦後保守の堕落。左翼勢力に完全に乗っ取られている」「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番」などと同調した。

 メディアはこれを問題視して大々的に報じ、野党も連日国会で責任を追及。波紋が広がっている。


「今の自民党は戦争を知らない恐ろしい子どもたち」〜全国から集まった「戦争させない」165万筆の決意表明を国会に提出――山口二郎氏、鎌田慧氏らが記者会見 2015.6.29

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 安倍政権が夏までの成立を目指す安保法制関連法案に対し、「戦争させない」165万8955筆の署名が全国から集まった。2015年6月29日、呼びかけ団体の「戦争をさせない1000人委員会」から、ライターの鎌田慧氏、政治学者の山口二郎氏、評論家の佐高信氏らが国会への署名提出を前に記者会見を開いた。

 「署名運動はあまり力にならないと思うかもしれないが、一人一人の『戦争させない』という決意性が入っていることを強調したい。7月中には300万筆を目標にする。大空襲の記憶が残っている下町などでは反応がよく、署名簿を持ち歩く人たちが増えている」


立憲デモクラシーの会が安保法案「撤回」を求める声明を発表、小林節氏は法案「合憲」を主張する学者との公開討論を要望 2015.6.24

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※6月30日テキストを追加しました!

 安全保障関連法案の撤回を求め、立憲デモクラシーの会の学者ら9名による記者会見が2015年6月24日、東京・永田町の衆議院第二議員会館で開かれた。

 「集団的自衛権行使容認は憲法違反」――この会見には、6月4日に行なわれた衆議院憲法審査会で安保法案に「違憲」を突きつけた憲法学者の長谷部恭男早稲田大学教授、小林節慶応大学名誉教授も出席、注目を集めた。


“ブラック社会”の合法化に王手!? 破壊される「労働者保護」の“戦後レジーム” 世界的な派遣大国、長時間労働国・日本の未来を問う~岩上安身によるインタビュー 第556回 ゲスト 吉良よし子議員、笹山尚人弁護士 2015.6.26

記事公開日:2015.6.29取材地: テキスト動画独自

 働く男性の12.9%が「過労死ライン」を超える長時間労働国、日本。

 労働者の1年間の平均的な労働時間は2700時間にも及ぶという試算があり、脳や心臓の疾患、精神障害に関する労災申請が後を絶たない。そして非正規は2000万人を突破。また、多くの先進国が年休消化率80〜100%を達成しているのに対し、日本はわずか39%という低水準にとどまっている。

 こうした悪辣な労働環境は改善されるどころか、さらなる“ブラック化”に拍車がかかろうとしている。


小林節氏「アメリカにとって日本は財布であり2軍。憲法を破って国が滅びる」 前田哲男氏「安保法制は憲法破壊の地雷原」 〜2人の専門家が院内集会で警告 2015.6.18

記事公開日:2015.6.29取材地: テキスト動画

特集 集団的自衛権
※6月29日テキストを追加しました!

 「戦争ばかり続けてボロボロのアメリカにとっては、日本は財布であり2軍でしかない。結果、憲法を破って国が滅びる。だから憲法を守り、専守防衛に徹すること」──。憲法学者の小林節氏は、「『戦争法案』を葬ろう」と題された院内集会で歯切れよく持論を展開した。

 軍事評論家の前田哲男氏は、「安保法制の内容に踏み込むと、そこには憲法破壊の地雷原が広がっている」とし、憲法との関連を縦軸に、日米安保を横軸にしたシンボルが、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)なのだと語った。


「新国立競技場は建設できない」~建築エコノミスト森山高至氏が断言、膨れ上がる予算、差し迫る工期、最大のネック「キールアーチ構造」の欠陥を解説、その解決法とは? 2015.6.16

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特集 新国立競技場問題
※6月29日テキストを追加しました!

 「キールアーチ構造は、競技場の機能には関係ない。そこにこだわっているのが、この計画のばかばかしさ。施主がそこに気づいていない」──。新国立競技場の建設で、巨額の総工費や工期遅れが指摘されていながら、今なお奇抜なデザインに執着するJSC(日本スポーツ振興センター)の姿勢を、森山高至氏は一刀両断にした。


安保法案めぐる橋下氏のツイッターでの維新案酷評は何だった? ~東京組との安保政策勉強会「内輪もめ」なく終了か 2015.6.20

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※6月29日テキストを追加しました!

  維新の党は2015年6月20日、同党最高顧問の橋下徹大阪市長を交えて、政府・与党による安全保障関連法案に対する、党としての対案をめぐる勉強会を大阪市内で開いた。

 会には、東京から松野頼久代表と柿沢未途幹事長も駆けつけ、総勢30人の国会議員と、橋下氏と顧問の松井一郎大阪府知事の大阪組が合流した。


児童相談所一時保護裁判 第五回口頭弁論後の報告会 2015.6.29

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 2015年6月29日(月)、横浜市開港記念会館で、「児童相談所一時保護裁判 第五回口頭弁論後の報告会」が開かれ、担当の山下幸夫弁護士らが報告を行った。


福島第一原発2号機格納容器内部調査口付近は1Sv/h以上の超高線量であることが発覚~東電定例会見 2015.6.29

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 2015年6月29日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機格納容器の内部を調査するための貫通穴付近で線量が1Sv/h以上あることが判明した。そのため周囲の汚染も考えられることから、今後、除染方法、内部の調査手順などを検討、見直し、8月に内部調査を行う予定だという。


「戦後70年を問う」連続講演会4 安倍政権をぶった斬る ―講演 京都精華大学講師・白井聡氏 2015.6.29

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 2015年6月29日(月)18時30分から、大阪市中央区のエル・おおさかで、「『戦後70年を問う』連続講演会4 安倍政権をぶった斬る」が開かれ、京都精華大学講師の白井聡氏が講演を行った。


【スピーチ全文掲載】「友人やそのまた友人が、戦地で傷つくことに私は耐えられません」渋谷ハチ公前の戦争立法反対集会で若い女性が訴え アフガニスタンで目の当たりにした「戦争の現実」 2015.6.27

記事公開日:2015.6.28取材地: テキスト動画

 「戦争に参加するなら、武器を作って売るのなら、人を殺すという自覚と覚悟が必要です。私にはその責任はとても重く感じられます。だけど今、そのことについて本当によく考えられているでしょうか」

 こうスピーチしたのは、三年前に、アフガニスタンの子供たちと数か月を共に過ごした経験を持つミキさん。彼女は、2015年6月27日に渋谷ハチ公前で行われた「SEALDs(シールズ)」主催の「戦争立法」に反対する集会に登壇し、自身が目の当たりにした「戦争の悲惨な現実」について、痛切に訴えた。


“ジャック”された渋谷ハチ公前、若者らが戦争立法に「No!」――「なんで『法律を守れ』なんて渋谷のど真ん中で言わなきゃいけないんだよ!」民主、維新、共産、社民、生活の野党議員も集結! 2015.6.27

記事公開日:2015.6.28取材地: テキスト動画

 「憲法違反のことをいくら議論しても憲法違反なんだよ!なんで『法律を守れ』なんて渋谷のど真ん中で言わなきゃいけないんだよ!普通わかれよ!」

 憲法違反が強く指摘される「戦争立法」に反対する集会が2015年6月27日、東京都渋谷のハチ公前で開かれた。10代、20代前半の学生らで構成される「SEALDs(シールズ)」が主催したこの集会には、党派を超えた国会議員らも参加。戦争立法に反対する若者らの切実な訴えは多くの歩行者の足を引き止め、土曜の渋谷駅前は聴衆で埋め尽くされた。


「虐待していない証拠があっても、証明できない」生後2カ月の娘を児童相談所に「一時保護」された親が裁判の現状を報告 「行政が間違うはずない」という司法の限界 2015.4.29

記事公開日:2015.6.28取材地: テキスト動画

※6月28日テキストを追加しました!

 「絶対に虐待していない。でも、それを証明できない」 一時保護という名の児童相談所による連れ去り ~

 「一時保護しました。もう、お子さんとは会えません。どこにいるかも教えられません」──。病院に現れた児童相談所職員は、一方的にこう告げたという。

 矢野美奈氏は、生後2ヵ月で脳内出血を起こした次女の絢菜ちゃんを、神奈川県中央児童相談所によって「一時保護」された。現在、保護取り消しを求め裁判を争っている。


戦争法案に反対する滋賀デモ 2015.6.28

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 若者憲法サークル@Shigaが主催し2015年6月28日(日)17時より滋賀県大津市で「戦争法案に反対する滋賀デモ」が行われた。若者らおよそ140人が参加した。


集団的自衛権・安保法制の正体 ―講師 孫崎享氏(元外務省国際情報局局長) 2015.6.28

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 2015年6月28日(日)14時より、京都府京田辺市・市立社会福祉センターにおいて講演会「武力で平和は作れないin京田辺 止めよう戦争する国作り」が開かれ、孫崎享氏(元外務省国際情報局局長)が「集団的自衛権・安保法制の正体」と題し講演した。


聞いてみよう 福島のはなし ―話 双葉町出身・大沼勇治氏 2015.6.28

記事公開日:2015.6.28取材地: 動画

 2015年6月28日(日)13時半より、茨城県東海村・真崎コミュニティーセンターで開かれた集会「聞いてみよう 福島のはなし」で福島県双葉町出身の大沼勇治氏が講演した。大沼氏は、小学生のときに町に応募し採用された標語「原子力明るい未来のエネルギー」のゲート看板を負の遺産として保存すべきと訴えている。


モザンビークでの日本のODA急展開に不安の声 「民主主義に反し、援助対象も不透明。日本の責任が問われる」 〜プロサバンナ事業に関する3ヵ国市民緊急共同記者会見 2015.6.8

記事公開日:2015.6.27取材地: テキスト動画

※6月30日テキストを追加しました!

 「プロサバンナ事業のドラフト(草案)は、大豆や綿花、トウモロコシなどの換金作物に重点を置き、輸出重視が明白だ。安全保障の観点からも、自国の食料自給が蔑ろにされているのは問題。また、自由耕作地を作り、投資家を呼び込もうとしている」──。モザンビーク全国農民連合(UNAC)のヴィセンテ・アドリアーノ氏は、このように訴えた。

 2015年6月8日、東京・千代田区のフォーリンプレスセンターにて、「日本政府開発援助(ODA)『プロサバンナ事業』に関するモザンビーク、ブラジル、日本3ヵ国市民社会緊急共同声明発表&現地調査報告」が行われた。


「葬」戦死者哀悼サイレントデモ 2015.6.27

記事公開日:2015.6.27取材地: 動画

 2015年6月27日(土)15時より、名古屋市内で「葬」と題して反戦を訴えるサイレントデモが行われた。


【緊急アップ!】山口二郎氏「安倍が自由を滅ぼすか、我々が安倍を倒すかの闘いだ」SEALDs主催の国会前抗議で2500人が反対の声 2015.6.26

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 「これから3カ月、まだ闘いは続きます。私たちは安倍が自由を滅ぼすか、我々が安倍を倒すか、という闘いをしなければなりません」——。

 政治学者の山口二郎・法政大学教授が国会前でマイクを握り、怒りを込めた。2015年6月26日、学生を中心とした有志からなる「SEALDs(シールズ)」主催による「戦争立法」反対抗議は4回目をむかえた。雨は、前回の抗議よりも強く降っていたにも関わらず、前回と同じ2500人の市民が集まった。


50代女性「現在の状況は、自分たちのせい」 若者に迫る「経済的徴兵制」の影 〜SEALDs主催「戦争立法」反対抗議(参加者インタビュー) 2015.6.26

記事公開日:2015.6.27取材地: テキスト動画

 雨のなか、2500人の老若男女が国会前に集まった。学生を中心とした有志からなる「SEALDs(シールズ)」主催による「戦争立法」反対抗議は、2015年4回目をむかえ、この日も多くの市民たちが「戦争反対」「国民なめるな」「集団的自衛権はいらない」などのシュプレヒコールを上げた。

 IWJは参加者一人ひとりに、国会前に集まった理由や、安倍政権に対する思いを聞いた。この日がデモ初参加で、2人の子どもがいるという50代の女性は、「現在の状況は、自分たちのせいだと思っている」と語った。