安倍総理は5月12日、「積極的平和主義」の立場から、「地域の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献する」として、イスラエルと協力していく方針を示した。7月11現在、そのイスラエルによって、パレスチナ・ガザ地区へ熾烈な空爆が続いている。安倍政権が交わしたイスラエルとの「協力」の中身が今、問われている。
7月8日から始まったイスラエル軍の攻撃により、11日までに民間人を含む81名が死亡、500名以上が負傷したと報じられている。そして、ガザの保健省によると、犠牲者の3割は女性と子どもだという。
イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への空爆と犠牲者の増加が続く中、2014年7月11日(金)18時より、大阪市北区のアメリカ総領事館前に50名余りの人々が集まり、アメリカ政府へイスラエルへの協力中止などを求める抗議行動が行われた。イスラエルへの空爆停止の要請や国連安保理での取りまとめ、軍事援助の停止などを求めた要請書は、立ち並んだ警察官によって受け渡しを阻止された。
2014年7月11日(金)18時より、名古屋市東区の関西電力東海支社前で「大飯、高浜、全ての原発再稼働反対!抗議の声を!関西電力支社前抗議アクション@名古屋」が行われた。
2014年7月11日(金)18時より、愛媛県松山市の愛媛県庁前で金曜恒例の「伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。
7月4日(金)18時より、福島県郡山市・郡山駅西口広場で金曜脱原発行動「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。
2014年7月11日(金)18時より、東京・八王子市で「原発反対八王子行動」が行われた。台風が過ぎ去り暑い一日となったこの日は「七夕デモ」と題して脱原発などの願いを短冊に込め町を練り歩いた。
2014年7月11日(金)17時半より、青森市・青森駅前広場で101回目の「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。青森県では、7月19・20日に大間町で反核ロックフェス「大MAGROCK」が予定されており、IWJ青森では同時に行われる現地集会・デモを取材する。
7月11日(金)、本日で100回目を迎えた関西電力抗議姫路行動が、「カンキン100回祭り」と題し、抗議と共に様々なイベントを行った。
7月11日(金)札幌市中央区の北海道庁北門前で105回目となる北海道反原発連合主催「北海道庁北門前反原発抗議行動」が行われた。
7月11日(金)岩手県盛岡市で、第91回目の脱原発盛岡金曜デモ(盛金デモ)が行われた。盛岡市では、同日昼にも『脱原発.11 昼デモ』が開催された。
7月11日(金)18時より、茨城県水戸市・日本原電茨城総合事務所前で「第95回原電いばらき抗議アクション」が行われた。
2014年7月11日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。九州電力川内原発の適合性審査合格を示す”審査書案”について、規制庁は現在「読みこんでいるところ」だとし、元々委員会で議論する日程は確定していないと状況を説明した。
「集団的自衛権と子宮頸がんワクチン、そして原発は、同じ次元の話なのだ。みんな同じ力学で動いている」──。
2014年7月9日、東京都渋谷区代官山のカフェラウンジUNICE(ユナイス)で、「第33回ロックの会」が行われた。前半は、LGBT(セクシュアルマイノリティ)をテーマに、オーガナイザーの松田美由紀氏、岩井俊二氏(映画監督)、2名のゲストが話をした。後半は、IWJの岩上安身が登場。7月1日に閣議決定された集団的自衛権の行使容認について、その背景や今後の展開について解説した。
2014年7月10日17時30分から、東京電力で廃炉推進カンパニーによる会見が開かれた。カンパニー発足から100日が経過したことから、この間の取り組みや、凍結遮水、台風対策等の質疑が続いた。
憲法を軽んじる安倍政権の暴走にストップをかけるべく、大勢の学者らで結成された「立憲デモクラシーの会」は、2014年7月4日、東京・目白の学習院大学で、「集団的自衛権を問う ~立憲主義と安全保障の観点から」と題した講演会を行った。
7月1日、政府が集団的自衛権の行使を容認するための、憲法解釈の変更を決めた。集団的自衛権の行使容認を求める報告書を安倍首相に提出したのは、安保法制懇の座長代理、北岡伸一氏であるが、この日のメインスピーカーに招かれたのは、北岡氏の恩師(東京大学大学院時代)である三谷太一郎氏(東京大学名誉教授)。三谷氏は、立憲主義の兆しは江戸時代にすでにあったことを指摘し、「権力分散は、日本人の遺伝子に組み込まれている」と強調した。
「この本の中で危惧されていることが、現実になりつつある」──。
2014年7月10日、東京都千代田区にある東京堂書店神保町店で、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士、IWJの岩上安身によるトークセッションとサイン会が行われた。3人の共著『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』(現代書館)の、2013年12月の刊行を記念したイベントで、もともと今年2月に開催されるはずだったが大雪のために延期されていた。会場に詰めかけた市民らを前に、3人は順番に登壇。9条改正のための憲法解釈の変更を、閣議決定でやってのけた安倍政権を批判した。