2015年5月11日(月)、茨城県の水戸駅ビル・エクセルホールで、「東海第二原発反対議連 第2回総会と菅直人元首相 記念講演会」が開催された。
2015年5月11日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機建屋カバーの解体工事やがれき撤去に伴い、トラブル等の「通報基準・公表基準」を変更した。がれき撤去作業時の基準やモバイルSr除去装置、地下水バイパスの基準なども追加し、5月12日から新基準の運用を開始する。
2015年5月10日(日)13時30分より、東京都世田谷区の北沢タウンホールにて、ARIC 設立シンポジウム~ヘイトスピーチ被害の実態把握に向けて――日本のレイシズムをどう『見える』ようにするのか――が行われた。
特集 TPP問題
※5月20日テキストを追加しました。
TPPの最大のターゲットは何か——。それは、米国におけるTPP推進のロビー活動費を見れば明らかだ。米国を牛耳る軍産複合体は、石油業界が100億円、防衛・ミサイル業界が1500億円と巨費を投じている。しかし、5300億円という桁違いのロビー費を注ぎ込んでいるのが、米製薬会社・医療業界である。
「TPPの最大の目的は医療です。これはほとんど報じられません」。
北海道がんセンター名誉院長で、放射線治療の臨床医として約40年もの間、医療の現場に立ってきた西尾正道氏は、「日本の医療市場を開放せよ」という米国の露骨な要求と、米国医療の悲惨な実態を見てきた一人だ。2015年5月8日、岩上安身のインタビューに応えた西尾氏は、そのリアルな現状を語った。
2015年5月9日(土)13時より、神戸市中央区の兵庫県立中央労働センターで「これからのエネルギーは市民が決める! 原発ゼロ社会への道 ―第2回兵庫フォーラム」が開かれた。環境エネルギー政策研究所 (ISEP) 研究員で原子力市民委員会原発ゼロ行程部会コーディネーターの松原弘直氏、静岡県湖西市市長で脱原発をめざす首長会議世話人の三上元氏らが講演を行った。
2015年5月9日(土)15時より、青森市・リンクステーションホール青森で「大竹すすむと医療・介護・福祉を語る会」が開かれた。医師でもある阿部知子・衆議院議員、小池晃・参議院議員、垣田さち子・京都府保険医協会理事長が、青森県知事選への立候補を表明している整形外科医の大竹進氏とともにスピーチを行った。
特集 中東
※5月8日テキストを追加しました!
「これまでの世界秩序は大きく変わった。匿名寡頭制が世界を仕切り、計算ずくで世の中を混乱させて、無法状態を作り出している」──。
東京大学名誉教授でイスラム学者の板垣雄三氏の講演会「イスラム世界の歴史と現在―〈近代〉をとらえなおす」が2015年4月18日、京都市左京区の京都大学で開催された。
現在を「21世紀型カオス」と呼ぶ板垣氏は、ここに至るまでの中東とイスラム、ヨーロッパをめぐる複雑な歴史を紐解きながら、「断末魔に覆われている世界から抜け出すためには、近代ヨーロッパを基準にした思想の根本的な転換が必要だ」と説き、具体的な道筋を示していった。
※ 5月7日~8日の岩上安身の連投ツイートをリライトし、再掲します。
「自民党は完全に変わってしまったのだ」と、安倍総理に限らず、昨今の幹部の発言を聞いていてつくづく思う。
国家主義者ばかりではなく、零細な国民に寄り添う草の根の保守も間違いなくいたはずだが、わずかな例外をのぞき、ものの見事に消えてしまった。気を吐いているのはOBばかりである。
特集 大阪都構想
※5月8日テキストを追加しました!
大阪市を5つの特別区に分割する「大阪都構想」。その是非を大阪市民らに問う住民投票が、2015年5月17日に迫っている。もし、賛成数が反対数を上回れば、どんなに投票率が低くても、大阪市は消滅する──。
住民投票の告示後、大阪都構想の提唱者である橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は、各地で開かれた住民説明会(市主催)に登場したが、その説明や応答のしかたや、会場で配布されるパンフレットの内容に対して、「住民を賛成へと誘導させる」との批判の声が相次いだ。
実際にいくつかの住民説明会を取材したIWJの柏原資亮記者は、2015年4月29日、地方財政学の専門家で、大阪都構想に反対する立命館大学教授の森裕之氏にインタビューを行った。