「緊急事態条項そのものについて、自民党案は基本的人権の制約(など)、非常に問題が山積しています。『緊急事態にこのままでいいのか』ということだけで、中味を見ないで議論に入ってゆくと、とんでもないことになる」
民主党・岡田克也代表は、2016年1月5日に民主党本部で行った年頭記者会見で、自民党・安倍政権が掲げる緊急事態条項の新設について、厳しく批判した。
特集 辺野古
「申し訳ありませんが、撮影を許可することはできません。音声もです」
カメラの三脚を用意していたとき、マイク・ホンダ下院議員の補佐官の方に止められました。
今まで、サンフランシスコ市議・バークレー市議との会談では、そのような事態は起こりませんでした。連邦議会議員という規模の違いなのだろうか。ワシントンD.C.での議員との会談もすべて撮影ができないのだろうか。先のことを思いめぐらせながら、機材を片付け、メモだけを手元に残しました。
「今年は、嫌でも参議院選挙がきます。参議院だけでも勝てば、政権はレームダック状態になります。そうすると、暴走は止まります」――。
昨年9月に、与党による「採決の強奪」によって「可決・成立」した安保法の廃止を求め、今年夏の参院選での野党統一候補を支援するために設立された「市民連合」(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)が1月5日、新宿駅西口で街頭演説を行なった。
――1951年、かつて吉田茂がサンフランシスコ講和条約に調印した歴史的場所で、島ぐるみ会議訪米団の記者会見が行われました。
参加した現地市民、日本人記者関係者などおよそ20名を前に、記者会見会場ウォー・メモリアル・ヴェテランズ・ビルデング(War Memorial Veterans Building)において、島ぐるみ会議訪米団全26名が一列に並んで着席しました。
訪米団の背後に掲げられた横断幕には、大浦湾の美しい海に、辺野古基地建設反対と英語で書かれています。
年末年始にかけての地下水観測孔サンプリング水の分析結果、放射能濃度が一時的に急上昇したことがわかった。東京電力は海側遮水壁の閉塞や、地下水ドレン汲み上げの影響とみているが、詳細は不明なままだ。
特集 戦争の代償と歴史認識
※本稿はIWJ会員に無料で発行している「日刊IWJガイド」2016.1.4日号より転載し、リライトしたものです。
IWJ新人記者の城石エマです!大晦日の日にIWJの経理の責任者が体調不良で退職届を出され、年始早々から岩上さんは頭を抱えこんで対策に走り回っているところですが、さらにその翌日は、炎上騒ぎが重なりました。
きっかけは、岩上さんのツイッターでした。2013年、当時、内閣府の特命担当大臣(規制改革担当)だった稲田朋美氏が、定例会見の場で、IWJの平山茂樹記者から日本軍による韓国従軍慰安婦について問いつめられ、「戦時中合法であったことは事実」と発言をしたことがあります。
「なぜ、こんな遠いところに、沖縄への支持者がいるかと質問していましたね。私たちは、ベトナム戦争のことを覚えているからです」
バークレー市・下部組織「平和と正義の委員会」委員長であるジョージ・リップマン氏は、島ぐるみ会議訪米団メンバーの学生による疑問に対して、こう答えました。
訪米2日目、サンフランシスコ市議との会談後の午後16時、現地時間11月16日、バークレー市内市民センターにおいて開催された交流会でのことです。
――遠い米国の地で、沖縄支援決議が続いています。
訪米取材帰国後から新年スタートの本連載に向け、準備を進めている11月末から年末までのわずか1か月の間に、米国市議会による「沖縄支援決議」に関する報道を2つも目にすることになりました。
まずは、ハワイ州ホノルル市議会。辺野古新基地建設に反対する決議案が審議されるというニュースです。12月15日付の琉球新報によれば、決議案は沖縄県の大きな基地負担に言及し、米国政府に建設計画の検証を求める内容であるとのことです。審議は今月12日に開催される公聴会で行われる予定で、早ければ1月末に可決される可能性があるそうです。
2010年12月に設立したIWJは、おかげさまで昨年12月に5周年を迎えることができました。お支えいただいた方々に、心よりお礼申し上げます。
昨年の夏は、安保法制の問題が盛り上がりましたが、本年は、夏に参院選が行われます。改憲勢力が議席の3分の2を獲得するまで、あとわずか11議席。衆院はすでに自公を中心に改憲勢力が3分の2を獲得しており、改憲の発議がすでに可能です。