【フルテキスト掲載!】違法寄付受領罪および収支報告書虚偽記載罪で刑事告発!落選対象議員「第4号」自民党・野村哲郎参議院議員(鹿児島選挙区)の疑惑に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その2) 2016.3.26
2012年末、安倍晋三自民党総裁は「TPP断固反対」を掲げて総選挙に臨み、農協票を取り込んで294議席を獲得、当時の民主党(野田政権)から政権を奪還した。当時の野田総理の解散の決断は理解しがたく、政権の禅譲、大政奉還との疑いも生まれたが、それはおく。
しかし、2013年3月15日、安倍総理は総選挙で掲げた公約を無視してTPPへの交渉参加を表明、2014年の総選挙を経た2015年10月5日、「聖域」を守ることなく「大筋合意」を発表。2016年2月4日に交渉に参加した12カ国で署名がおこなわれた。安倍総理は、JAそして農家の人々の期待を煽り、選挙に利用するだけ利用して公約を破棄し、手の平を返す裏切りをしたのである。