自民党の支持者の東西差は、ここのところ選挙のたびに際立つようになっている。西日本が自民党政権、特に安倍政権を支えていると言っても過言ではない。この地域差は何を意味するのか。非常に興味深い現象である。
「自衛隊の明記、教育の無償化・充実強化、緊急事態対応、参議院の合区解消など4項目を中心に、党内外の充分な議論を踏まえ、憲法改正原案を国会で提案・発議し、国民投票を行い、初めての憲法改正を目指します」
これは、2017年10月22日に投開票日を控える衆議院総選挙で、自民党が掲げた公約である。
2017年秋の衆院選選挙公約に自民党は憲法改正を盛り込み、自衛隊の明記・教育の無償化・参議院の合区解消と並んで「緊急事態対応」を4項目の一つに設けた。「緊急事態対応」とは選挙向けに急いであつらえた名称だが、紛れもなく「緊急事態条項」のことである。その実体は2012年の自民党の憲法改正草案第9章の「緊急事態」と何ら変わらない。
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2017年10月18日(水) 15時より東京都港区のIWJ事務所にて、岩上安身によるNPO法人ピースデポ代表・田巻一彦氏インタビューが行われた。
2017年10月18日(水)17時30分より東京都豊島区のJR池袋駅東口にて、衆院選 自民党東京10区 鈴木隼人候補の街頭演説が行われ、応援弁士に安倍晋三総理が駆けつけた。
2017年10月18日(水)、大阪市東住吉区の東住吉区民ホールで、大阪2区から立候補した立憲民主党の尾辻かな子氏の個人演説会が開かれ、福山哲朗幹事長が応援に駆けつけた。
2017年10月17日(火)17時45分より、京都府京都市の京都タワーホテル前で、大阪3区から立候補した日本共産党の渡部結氏、田村智子(日本共産党 副委員長)による街頭演説会が行われた。
2017年10月18日(水)、福島県郡山市の郡山市中央公民館で、 前文科事務次官の前川喜平氏の講演会「前川喜平さん教育を語る―加計・憲法・夜間中学…―」が開かれた。
※10月20日、テキストを追加しました。
北海道のリベラルの重鎮の「後継者」が、自民党候補からリードを奪っている。
2017年10月18日午後6時半から、札幌市内で立憲民主党公認候補・道下大樹氏(北海道1区)の個人演説会が開かれた。ゲストには自由党・山本太郎参議院議員が駆けつけた。
2017年10月18日(水)18時より、新潟市中央区の万代シティ交差点で、新潟1区から立候補した立憲民主党の西村智奈美氏による街頭演説会が行われ立憲民主党の枝野幸男代表が応援に駆けつけた。
2017年10月18日(水)18時より、新潟市中央区のJR新潟駅万代口で、日本共産党の西沢博氏(北陸信越ブロック・比例代表候補)による街頭演説会が行われ、日本共産党 小池晃書記局長、自由党 森裕子参議院議員、立憲民主党 西村智奈美候補(新潟1区)らが応援に駆けつけた。
2017年10月18日(水)、大阪府堺市の南海電鉄・堺東駅前で、大阪16区から立候補した立憲民主党の森山浩行氏による街頭演説会が行われ、福山哲朗氏(立憲民主党幹事長)が応援に駆けつけた。
※10月20日、テキストを追加しました。
「票割れ」が起きているとみられている北海道4区で、立憲民主党の候補者が猛烈な追い上げをみせている。
立憲民主党公認候補・本多平直氏(北海道4区)が2017年10月18日夕方4時半から、札幌市手稲(ていね)駅前で街頭演説を行った。本多氏はかつて、同党の枝野幸男代表の政策秘書を務めた政策通としても知られる。
2017年10月18日(水)、新潟県長岡市のJR長岡駅前で、新潟5区から立候補した無所属の大平悦子氏の街頭演説会が行われ、元経産官僚・古賀茂明氏、民進党・小川敏夫参議院議員、日本共産党・小池晃書記局長、社民党・又市征治幹事長、自由党・森裕子参議院議員らが応援に駆けつけた。
2017年10月18日(水)17時30分より福岡県福岡市の博多駅博多口にて、日本共産党 街頭演説が行なわれ、志位和夫委員長らが演説をした。
10月10日、第48回衆議院選挙が公示されすでに終盤戦へとさしかかっている。この間の政局は混沌を極めた。9月28日の臨時国会での冒頭解散の直後、小池百合子代表率いる「希望の党」による突然の結党宣言から、政局は混沌を極めた。さらには前原誠司代表自らのイニシアチブで、衆院選立候補者を離党させ、希望の党から公認を受けるという、不可解きわまる「解体・合流」騒動が起こった。しかも、「全員が移れる」からと、前原代表は両院議員総会で交渉を一任してくれと言ったのに、小池氏ら希望の幹部は「選別」「排除」を口にし、実際に「踏み絵」を踏まされ、“リベラル派”は切り落とされた。
小池百合子都知事率いる「希望の党」は、小選挙区と比例単独をあわせて235人の候補者を擁立した。過半数の233議席をわずかに上回る数である。
「寄せ集め」とも「掃き溜め」とも揶揄されてはいるものの、だろうと、希望の党の候補者全員が当選すれば過半数を獲得し、政権を取ることになる。その可能性は高いとは言えないが、万が一、この「希望の党」に政権を運営する能力や資格があるだろうか?