民進党・前原誠司代表は2017年10月30日に開催された民進党両院議員総会で、党の代表を正式に辞任した。翌31日午後に民進党は再び両院議員総会を開き、後任を選出するという。
「候補者の選定と政策のすり合わせは、(希望の党の)小池さんと私でやりました」――。
衆院選で分裂騒動を起こし、一夜にして「解党」までささやかれた民進党は2017年10月27日、選挙後初となる両院議員総会を開催した。何がどうしてこうなったのか、所属議員たちでさえ把握できていない、というのが本音のようだ。総会では党を崩壊させた前原氏の決断ミスに批判が集中し、総会の質疑は白熱した。
冒頭、前原氏が「心からお詫びしたい」と陳謝し、「一定の道筋」をつけた後に代表を辞任する意向を表明。3時間以上に及んだ総会は非公開で行われ、報道陣の取材は許されなかったため、これまで細部は明らかになっていなかった。
前原氏は、党の議員らに対し、この混乱をどう説明したのか。IWJは独自のルートで、この日の両院議員総会の速記録を入手した。参加者からは、9月28日の両院議員総会で前原氏は「民進党の候補者全員を希望の党へ合流させる」と約束したが、結果はそうならず、リベラル派議員は「選別・排除」され、あげくその小池氏の姿勢が世間から嫌われ、多くの候補が落選した。一体、前原氏の提案はなんだったのか。総会では、希望の党側との交渉内容やその経過を問いただす発言が目立った。
前原氏は「希望の党」結党の10日前の9月17日に、すでに小池氏にコンタクトを取っていたことを総会で明かし、「候補者の選定と政策のすり合わせは、小池さんと私でやりました」と告白した。
以下、総会の詳細な議事録全文を、IWJ会員限定で掲載する。
この人は、本当にお坊ちゃんなのか、小池と同じ狸なのかわからなくなりました。最も枝野さんじゃなくて前原氏を選んだのも民進党ですからね・・。本来であれば、じぶんたちで離党して行くべきだったのに・・・結果3割ちょっとの支持政党が8割の議席をとる。こんなの民主国家なんでしょうか?こうなると、国民の意思が国政に反映されることは、もうあり得ないんじゃないでしょうか?この状況で、どうやって、改憲阻止・緊急事態条項を止められるのでしょうか?本当に、この国は、どこに向かってるのでしょうか?・・・でも、1番の害悪はTVが腐りすぎ・・・気が重い