元文部官僚の寺脇研 京都造形芸術大教授が安倍政権下で浮き足立つ霞が関の実態を暴露!前川喜平氏の授業に文科省が問い合わせた問題は「戦後初めて」!? 国家の教育介入に危機感を表明! 2018.3.26
※2018年3月31日、テキストを追加しました。
元文部科学省官僚で京都造形芸術大学の寺脇研教授が3月26日、京都市下京区のひと・まち交流館京都で開かれた第20回左京フォーラム(戦争をさせない左京1000人委員会主催)で講演した。
名古屋市立の中学校で前川喜平氏(前文部科学事務次官)が行った授業について、文科省が同市教育委員会に対して意図の説明や録音テープの提供などを求めていたことが問題になっているが、寺脇氏は「たった一つの授業を狙い撃ちしてどうこうと口を出すのは戦後初めてのケースで、ものすごいことだと思う。昨年、私の著書に出版社が『国家の教育支配がすすむ』というタイトルを付けた時、オーバーな表現だと思ったが、今は時代が追いついて来た」と危機感を表明した。