第1回東京シンポジウム『長崎から福島へ』~放射線の正しい理解のために~ 2011.5.20

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 2011年5月20日、青山ダイヤモンドホールにて、第1回東京シンポジウム『長崎から福島へ』〜放射線の正しい理解のために〜と題したシンポジウムが行われた。冒頭、長崎県医師会長・蒔本恭氏が中村法道長崎県知事のメッセージを読み上げた。

 田上富久長崎市長は、長崎の原爆と福島の原発は同じであり、ともに差別や不安を取り除くことが必要だと述べた。長崎大学先導生命科学研究支援センター松田尚樹教授は、外部被ばくはある程度推定できるが、内部被ばくはHBCという装置でなければ測れず、健康に影響する実効線量(外部と内部の合計)を正確に計算することは大変難しいとした。

 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長山下俊一氏は、被ばくによる健康被害について、風評被害につながるような不確定・不確実な情報提供は差し控えるべきだとと発言した。


経済産業省海江田大臣会見 & 細野補佐官会見 2011.5.17

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2011年5月17日に経済産業省にて、海江田万里大臣と細野豪志補佐官による会見が行われた。岩上安身は海江田大臣に対し、国が原子力政策の見直しをするかどうかということと、国が東電の賠償を免責するかどうかということを質問している。前者について大臣は「しっかりした新たな政策を作っていく」、後者に対しては「国が東電を免責することはない」と回答している。


「原子力に携わってきた人間として、私にも責任がある」最悪の事態を迎える福島原発事故 小出助教「シニア決死隊」への参加を明らかに ~岩上安身によるインタビュー 第123回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)後編 2011.5.10

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 2011年5月10日、京都大学原子炉実験所助教、小出裕章氏に対してインタビューを行った。2011年4月1日、2011年4月10日に引き続いて3回目であるが、事故後、氏が推定していた事故の様相が次々と事実として確認されてきた。

 放射能をまき散らし続け、絶望的な状態にある原子炉を封じ込めるために検討されているさまざまな方法論について、課題は何かを岩上安身が訊ねた。


「作業員への物理的支援だけではなく、心の支援が大事」 ~岩上安身によるインタビュー 第122回 ゲスト 福島原発暴発阻止行動プロジェクト(シニア決死隊)発起人、山田恭暉氏と賛同人 2011.5.6

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2014年6月17日、午後10時33分、福島原発暴発阻止行動プロジェクト(シニア決死隊)発起人で、福島原発行動隊・前理事長の山田恭暉氏が食道がんのためご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。

 2011年5月6日岩上安身が、福島原発暴発阻止行動プロジェクトの発起人である山田恭暉(やすてる)氏の自宅に伺い、インタビューを行った。


福島の子どもたちを放射能から守れ!「20ミリシーベルト」撤回要求対政府交渉 2011.5.2

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 2011年5月2日(月)に行われた、福島の子どもたちを放射能から守れ!「20ミリシーベルト」撤回要求対政府交渉の模様。


福島原発震災連続集会(第1回)〜「福島の子どもたちを放射能から守るために」 2011.4.30

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 2011年4月30日(土)、全水道会館大会議室にて「福島原発震災連続集会(第1回)」が開催され「福島の子どもたちを放射能から守るために」について討論を行った。


緊急院内集会『「福島原発震災」後の日本の原子力政策を考える』 神戸大学名誉教授石橋克彦氏講演会 2011.4.26

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 2011年4月26日(火)13時半より、参議院議員会館で緊急院内集会「福島原発災害後の日本の原子力政策を考える」で石橋克彦氏(神戸大学名誉教授)の講演会が行われた。


シンポジウム巨大地震と原発 2011.4.23

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 2011年4月23日(土)13時30分より、東京・お茶の水にある日本大学歯学部にて、緊急シンポジウム「巨大地震と原発 福島原発事故が意味するもの」が開催された。


飯舘村役場 単独取材(於福島県飯舘村) 2011.4.21

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 4月21日、飯舘村役場の総務課長 小林孝さんに対しIWJスタッフがインタビューを行った。IWJは、4月19日から現地入りし、取材をしていた。事故以来、多くの政治家たちが視察に訪れたという。小林課長は、4月22日には「計画的避難区域」に指定されるだろうということを見越しつつ、村の現実と苦衷を語った。


川俣町長 共同取材(於福島県川俣町) 2011.4.20

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 川俣町の記者である小林富久壽さんと、NPO法人「チェルノブイリ救援・中部」のメンバーが、川俣町長と会談した。そのなかで、川俣町長はこの現状をいかに回復するかの判断が悩ましいとした。多くの避難者を受け入れながらも、先へ進むために、農地の維持、住民の健康をいかに担保するかが話し合われた。「チェルノブイリ救援・中部」のメンバーたちは、汚染マップの作成と、住民への線量の公表が急務であると告げた。


桜井勝延南相馬市長共同取材(於福島県南相馬市) 2011.4.19

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 2011年4月19日(火)、現地記者 小林富久壽氏らと福島県南相馬市にて、桜井勝延(さくらい かつのぶ)氏南相馬市長共同取材が行なわれた。


緊急集会「原発事故と放射能汚染 〜映像を通じて考える〜」講師:桜井均氏(元NHKプロデューサー)、荒川俊児氏(映像ドキュメントの会) 2011.4.18

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 2011年4月18日(月)18時より、横浜・神奈川県民センターにて日本ジャーナリスト会議神奈川支部主催、緊急集会「原発事故と放射能汚染 〜映像を通じて考える〜」が開催された。

 講師に、桜井均氏(元NHKプロデューサー)、荒川俊児氏(映像ドキュメントの会)が招かれた。


自由報道協会主催「プロジェクト・ホープ」医師団記者会見 2011.4.14

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 2011年4月14日(木)15時より、東京・銀座にて自由報道協会主催「プロジェクト・ホープ」医師団が見た災害現場の現状報告と病院船による救援手法についての記者会見が行われた。

 会見者は、退役軍医少将で医師のDarrel R. Porr氏、同アジア地域ディレクター大谷あきこ氏。在米医師の島袋こずえ氏など4名が出席、司会は岩上安身氏が務めた。


「原発震災から子供をまもれ -専門家・市民による独立放射能汚染調査報告と要請-」 2011.4.13

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 2011年4月13日(水)、衆議院第2議員会館で行われた、「原発震災から子供をまもれ -専門家・市民による独立放射能汚染調査報告と要請-」の模様。

 主催は、飯舘村後方支援チーム、福島老朽原発を考える会、国際NGO FoE Japan。京都大学原子炉実験所助教の今中哲二氏による、飯舘村の放射能汚染の実態報告も行われた。


高円寺反原発デモ 2011.4.10

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 2011年4月10日(日)に高円寺で行われた、「被災地支援義援金集め&原発いい加減にしろ!」超巨大反原発ロックフェスデモ』の模様。
主催者は高円寺リサイクルショップ「素人の乱」店主 松本哉氏。


一部の官僚の意のままに進められていった「原発政策」の実態を明かす~岩上安身によるインタビュー 第103回 ゲスト 佐藤栄佐久元福島県知事 2011.3.20

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 木戸ダム建設工事の前田建設工業への受注をめぐる収賄事件で、2012年10月、佐藤栄佐久前福島県知事の有罪が確定した。佐藤氏はこの件について、一貫して「冤罪である」と主張しており、世間では「佐藤さんは反原発派だから、東京地検特捜部に狙い撃ちされた」と見る向きが少なくない。