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「政府の行為により再び戦争の惨禍が起こらないようにすることを決意し、主権が国民に存することを、もう一度、宣言します」学生、学者、市民の共同集会、溢れる安保法案反対の声 2015.7.31
※8月3日テキストを追加しました!
安全保障関連法案に反対する学者の会と学生団体SEALDsは2015年7月31日、東京永田町の砂防会館で共同集会を行なった。集会は2部構成で開催され、それぞれの集会後には、学者・学生・市民による国会請願デモが行なわれた。
会場となった砂防会館には約4000人ほどが集まり、学者と学生がそれぞれスピーチした。2部の集会でスピーチした学者と学生のスピーチは以下の通り。
「集団的自衛権を行使できる体制をつくれば米国が日本を助けるとの考えは、あまりにも無邪気だ」〜上智大・中野晃一教授が指摘、「日米安保の裏読み」でSEALDsサロンが白熱 2015.7.18
※7月27日テキストを追加しました!
「もし、米国が日米安保体制での日本の片務性を指摘して、集団的自衛権の行使容認が必要だと迫っているのなら、『では、米国内にも自衛隊の基地を用意してくれ』という反論が、本当に対等な関係なら可能なはずだ」──。
中野晃一氏は、このように指摘した。安全保障関連法案の廃案を強く求める学生組織、SEALDs(シールズ)は、2015年7月18日、東京・原宿のVACANTにて、「サロン」とネーミングした、一般の大学生も参加する勉強会を、上智大学教授の中野晃一氏をゲストに迎えて開催した。3回目のこの日、サロン第2部のテーマは「安保法制 a.k.a. 戦争法案」。初回がvol.0のため、vol.2が3回目となる。
「この抗議はかつてないものだ!」60年安保から運動を見続けた高田健氏が証言 国会前抗議の若者ら「私たちはあきらめない。必ずひっくり返す」 2015.7.16
「憲法違反の安保法制」が衆議院本会議で静かに強行採決され、参院に送られた2015年7月16日、国会前にはのべ4万人の国民が集まり、怒りと抗議の声を上げた。昨日に引き続き、学生ら有志の「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)と「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が共同で主催した。
ついに不支持率が支持率を上回った安倍政権。しかし官邸からは「しばらく経てば国民は忘れ、やがて支持率は回復する」という楽観的な予測が漏れている。これに対して抗議に参加した若者らは、「あのふんぞり返った政治家を政権の座から引き摺り下ろすまでは、この声を止めない!」「私たちは諦めない。必ずひっくり返します!」などと訴えた。
IWJ「題名のまだない新番組」第02号(仮)〜ゲストトーク 中野晃一・上智大教授 2015.7.14
2015年7月14日(火)、東京都港区のIWJ事務所より、IWJ「題名のまだない新番組」第02号(仮)をライブ配信した。
【緊急アップ!】山口二郎氏「安倍が自由を滅ぼすか、我々が安倍を倒すかの闘いだ」SEALDs主催の国会前抗議で2500人が反対の声 2015.6.26
「これから3カ月、まだ闘いは続きます。私たちは安倍が自由を滅ぼすか、我々が安倍を倒すか、という闘いをしなければなりません」——。
政治学者の山口二郎・法政大学教授が国会前でマイクを握り、怒りを込めた。2015年6月26日、学生を中心とした有志からなる「SEALDs(シールズ)」主催による「戦争立法」反対抗議は4回目をむかえた。雨は、前回の抗議よりも強く降っていたにも関わらず、前回と同じ2500人の市民が集まった。
【大義なき解散総選挙】暴走する安倍政権に有識者らが異議、立憲デモクラシーの会が声明を発表 2014.11.26
「いつか来た戦争への道を逆戻りする、戦後ファシズムの初期段階にならぬよう、注視していましょう」 12月14日に投開票される衆議院総選挙。安倍首相が争点として掲げるアベノミクスの評価のみならず、外交、社会福祉、エネルギーなど、多様な分野で安倍政権に審判が下る。
立憲主義の本質を骨抜きにしたまま、軍事国家への道を突き進む安倍政権に懸念を示し、抗議の声を挙げる研究者たちによって構成された立憲デモクラシーの会。11月26日(水)午後2時より参議院議員会館102会議室で、同会は安倍政権に反対する声明を発表し、記者会見を行った。
集団的自衛権行使に反対する市民3000人が集会とパレード「拡大解釈」可能な安倍政権の閣議決定に抗議 2014.10.8
「政府が解釈を変え、閣議決定で憲法を実質的に変更してしまうことは、憲法の破壊であり、立憲主義に反することは明らかだ。よって日弁連は、閣議決定を容認することはできない」
集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を要求する集会とパレードが10月8日、日本弁護士連合会主催で開催された。日比谷野外音楽堂には、主催者発表で3000人強の参加者が集い、集会の後、音楽堂を出発して銀座までをパレード、集団的自衛権行使反対を訴えた。
「理性的な議論では負ける。これは喧嘩だ」~ 緊急リレートーク「もの言えぬ社会をつくるな-戦争をする国にしないために-」 2014.9.16
「今は朝日を守る時」15人の著名人がリレートーク~ 緊急リレートーク「もの言えぬ社会をつくるな-戦争をする国にしないために-」
吉田証言・吉田調書に関する誤報問題でバッシングを受ける朝日新聞、近く施行されると見られる秘密保護法。「自分の意見を公の場で堂々と述べるのが難しい状況になってきている」。このような危機感を抱く超党派の国会議員の呼びかけにより、15名の著名人による緊急リレートークが開催された。
「権力分散は、江戸時代からの流れ」三谷太一郎氏 ~立憲デモクラシーの会、山口二郎氏による改憲抗議も 2014.7.4
憲法を軽んじる安倍政権の暴走にストップをかけるべく、大勢の学者らで結成された「立憲デモクラシーの会」は、2014年7月4日、東京・目白の学習院大学で、「集団的自衛権を問う ~立憲主義と安全保障の観点から」と題した講演会を行った。
7月1日、政府が集団的自衛権の行使を容認するための、憲法解釈の変更を決めた。集団的自衛権の行使容認を求める報告書を安倍首相に提出したのは、安保法制懇の座長代理、北岡伸一氏であるが、この日のメインスピーカーに招かれたのは、北岡氏の恩師(東京大学大学院時代)である三谷太一郎氏(東京大学名誉教授)。三谷氏は、立憲主義の兆しは江戸時代にすでにあったことを指摘し、「権力分散は、日本人の遺伝子に組み込まれている」と強調した。
エイミー・グッドマン氏「我々は沈黙させられている」~第33回国際シンポジウム「グローバル化時代にデモクラシーを再生できるか?」 2014.1.18
新自由主義やグローバル化の席巻によって、これまで先進的な民主主義国家といわれてきた国々はどうなってしまうのか──。
新しい時代の民主主義や政党政治のあり方を考えるシンポジウム「グローバル化時代にデモクラシーを再生できるか? 代議制の危機を超えて」が、1月18日、上智大学四谷キャンパスで行われた。上智大学と国際基督教大学が共同で開催している本シンポジウムは、今年で33回目を迎える。
「日米同盟をおろそかにする総理は生き残れない」「歴史問題には『ノーコメント』で十分」 CIA協力者として知られるカーティス教授、参院選直前にあからさまな脅し ~FCCJ主催 記者会見 2013.7.1
※質疑応答の文字起こしを会員ページに掲載しました。
「安倍総理の歴史認識をめぐる発言は米国との緊張関係につながる」――。知日派のジェラルド・カーティス氏は、安倍総理の歴史問題への対応に苦言を呈した。
2013年7月1日(月)13時より、東京・有楽町で日本外国特派員協会主催「ジェラルド・カーティス コロンビア大学政治学教授&中野晃一 上智大学教授 記者会見」が行われた。会見はすべて英語で行われた。