「戦前の全体主義に向かってゆく流れを予感」塚本幼稚園で暗唱させられる教育勅語はなぜ危険なのか!? 岩上安身による上智大学教授・島薗進氏インタビューより〜「極右学校法人の闇」第7弾 2017.2.20

記事公開日:2017.2.20 テキスト

 大阪府豊中市の国有地を、周辺土地価格の「9割引」という“激安価格”で払い下げられていたことが明らかとなり、国会でも取り上げられ問題視された「学校法人森友(もりとも)学園」(籠池泰典理事長)。この森友学園が運営する塚本幼稚園(大阪市淀川区)は、以前より「園児に教育勅語を暗唱させる幼稚園」として、インターネットを中心にその「軍国ぶり」が注目を集めていた。


【国会ハイライト】「私や妻が関係していれば総理大臣辞める」!? 民進・福島伸享氏が突きつけた「安倍晋三記念小学校」名義の寄付金用紙を前に安倍総理が断言!~「極右学校法人の闇」第5弾! 2017.2.19

記事公開日:2017.2.19 テキスト独自

 9割引きの破格値による国有地の払い下げ、学校用地決定前の小学校設置「認可適当」判断、地下埋設物撤去費用「8億1900万円」という根拠不明の算出――。

 次々と不自然な点ばかりが明るみに出てくる「学校法人森友(もりとも)学園」(籠池泰典理事長)をめぐり、さらに驚きの事実が明らかになった。同法人は2014年、同法人が経営する「塚本幼稚園」に通う園児の保護者たちに向け、小学校開設のための寄付金を呼びかけていたが、その振込用紙にはっきりと「安倍晋三記念小学校」という名義が使われていたのだ。


ヒ素や鉛が検出された土中からゴミがむき出し! 汚物撤去工事は実施されたのか!? 自由法曹団による「瑞穂の國記念小學院」‎建設現場視察に同行取材!~「極右学校法人の闇」第3弾 2017.2.15

記事公開日:2017.2.18取材地: テキスト動画独自

特集 極右学校法人の闇

※2月19日テキストを追加しました!

 「学校法人森友学園」が今春開校を目指す「瑞穂の國記念小學院」の用地取得をめぐり、財務省が時価より8億円以上も安く払い下げをしていたとされる問題で、2017年2月15日、自由法曹団大阪支部と京都支部の弁護士らが、大阪府豊中市の同校建設現場で視察を行い、IWJも同行取材を行った。

 閑静な住宅街の中にたたずむ大きな朱色の校舎の異様さ、地中からのぞくゴミや木くず、今春開校予定にも関わらず、まだ校舎以外はほとんど整備されていない現状など、土地の払い下げ問題にとどまらず、この小学校は多くの問題を抱えていることが、一目瞭然で見てとれる。現場に足を運んで取材しなければ、わからない現実だ。


「リメンバー・パール・ハーバー」から「アメリカ・ファースト」へ――「戦後秩序」に挑戦するトランプ大統領と安倍総理〜 岩上安身によるインタビュー 第713回 ゲスト 神子島健氏(成城大学ほか非常勤講師) 2017.2.1

記事公開日:2017.2.2取材地: テキスト動画独自

※2月13日、テキストを追加しました。

 1月21日、第45代アメリカ合衆国大統領に就任したドナルド・トランプ氏。TPPからの離脱表明を皮切りに、メキシコ国境での壁建設、中東からの難民受け入れ停止など、就任早々から「保護主義」的な政策を次々と打ち出した。

 こうした政策に共通するのが、トランプ大統領が選挙期間中からキャッチフレーズとしても掲げた「アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)」の姿勢だ。従来の米国による自由貿易と他国への干渉が、米国内の雇用、特に白人男性の雇用を奪ったとして、経済的な「孤立主義」への回帰を志向するというのがその内容である。


【国会ハイライト】自由党・山本太郎共同代表の国会発言が「取り消し」になる可能性!? 参議院広報「最後に取り消されたのは24年前」〜参議院本会議での山本太郎代表質問全文文字起こし 2017.1.28

記事公開日:2017.1.28取材地: テキスト

 「山本君の発言につきましては速記録を調査の上、議長において適切に対応したいと存じます」——。

 1月25日、参議院本会議の散会間際、伊達忠一議長はこのように述べ、議場内をざわつかせた。

 「発言については議長において適切に対応する」とは、どんな意味を含むのか。IWJは27日、参議院広報に問い合わせた。担当者は山本議員の当日の発言内容は、今後、議事運営委員会で議論され、「訂正」または「取り消し」がかかる可能性があると説明した。


【緊急告知!】南京大虐殺を否定し「炎上」中のAPAホテル、代表の元谷外志雄氏は安倍総理のスポンサーで筋金入りの歴史修正主義者――南京大虐殺関連の動画アーカイブを本日から緊急再配信! 2017.1.21

記事公開日:2017.1.21 テキスト

特集 戦争の代償と歴史認識|特集 IWJが追ったヘイトスピーチ問題
※本記事は、2017年1月21日発行の「日刊IWJガイド」No.1590号を加筆修正したものです。

 日中戦争中の1937年に起きた南京大虐殺を否定する書籍を客室内に置いていたことから、中国を中心に「炎上」状態となっているAPAホテル。

 「南京大虐殺はありえないことだ」などと記したアパグループ代表・元谷外志雄(もとや としお)氏の書籍『本当の日本の歴史 理論近現代史学Ⅱ』の内容を批判する動画が投稿された中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」では、APAホテルに対する中国人の批判的書き込みが相次いでいる。


【岩上安身のツイ録】ロシア相手に3千億円もの経済協力を行なう安倍総理の「愚」! まるで「振り込め詐欺のリピーター」になるようなもの! 2016.12.21

記事公開日:2016.12.21 テキスト

※2016年12月17日のツイートを再掲しています。

 ロシアを甘く見てはいけない。一ミリも彼らは領土を返す気はない。北方領土が返ってこないこと自体は安倍晋三氏の責任ではないし、幻想に終止符を打つなら結構なことだ。だが、なぜ3千億円もの金を出さなくてはいけないのか。一円も出す必要はない。出さなくていい金を出した安倍晋三氏の責任は重い。

 沖縄で、オスプレイが堕ちても何ひとつ抗議もできない政府が、わざわざメディアには墜落ではなく不時着と書かせる。宗主国への過剰なまでの気遣い。それでもまだ米国相手ならばわかる。しかし、なぜロシア相手に貢がねばならないのか。いったん弱みを見せたらカツアゲされまくるとなぜわからないのか。


【岩上安身のツイ録】アレクサンドル・ドゥーキン「ベルリン、テヘラン、東京で枢軸を形成」!? ロシアを中心に融和しつつあるユーラシアの「ランドパワー」――プーチン大統領来日を地政学的に読み解く 2016.12.16

記事公開日:2016.12.16 テキスト

※2016年12月16日のツイートを加筆・再掲しています。

 今の官邸の住人の中には、アレクサンドル・ドゥーニンの『地政学の基礎』にかぶれた間抜けでもいるのだろうか? ランドパワーのモスクワがシーパワーのヤンキーに対抗するために、ベルリンと東京との枢軸形成を画策し、そのためには北方領土を返す用意があると信じる間抜けが。

 オスプレイが墜落し、日米同盟断固堅持派にとっては、まことに罰が悪いタイミングでのプーチン来日となった。これも偶然ではあろうが、米軍の傲慢さと日本政府の属国然とした卑屈さが際立つ中でのプーチンの来日であることは特筆すべきである。


安倍総理と小池都知事、「小池グリーン」で仲良く演説! 衆議院東京10区補選、若狭勝候補が池袋東口で演説~安倍総理「朝から青汁を飲んで腹の底から緑になっている」!? 2016.10.16

記事公開日:2016.12.16取材地: 動画

 10月23日に投開票が行われる衆議院東京10区補欠選挙で、自民党公認の若狭勝候補が10月16日、池袋駅東口で街頭演説を行った。

 この日は、応援演説に安倍総理、小池百合子東京都知事、公明党の山口那津男代表が並ぶとあって、開始2時間近く前から報道各社のカメラマンが集まった。


【国会ハイライト】「『戦争で亡くなった方々へ心を捧げる』はその程度か」歴代防衛相として史上初・戦没者追悼式を欠席した稲田防衛相が民進・辻元氏の追及に涙目!「日本の核保有」発言は意地でも撤回せず! 2016.10.2

記事公開日:2016.10.2取材地: テキスト

 「いつも『命を捧げた方に感謝の心を表すことができない国家ではなりません』と言っているにも関わらず、全国戦没者追悼式を欠席した。言行不一致ではないか」

 2016年9月30日の衆議院予算委員会で、民進党・辻元清美議員の追及を受けた稲田朋美議員が、涙をこらえて答弁に窮する場面があった。

 辻元議員は、稲田防衛相がジブチ視察の影響で、終戦記念日の「全国戦没者追悼式」に欠席したことを指摘し、「閣議決定されてから今まで、防衛大臣で欠席したのは、あなただけ」と批判を展開。「『戦争で亡くなった方々への心を捧げる』というのは、その程度だったのかと思われかねない」と迫った。


軍国主義復活!?臨時国会の所信表明で異例の珍事発生!安倍総理と自民党議員が自衛隊員らに向け突然の拍手喝采!ルール無視の蛮行に衆院議長も「ご着席ください」と注意! 2016.9.27

記事公開日:2016.9.27 テキスト

 憲法審査会やTPP法案など、重要な審議が予定されている秋の臨時国会が2016年9月26日、開会し、安倍総理が所信表明を行った。

 衆参ともに改憲勢力が3分の2を占めることとなった今夏の参院選後、初となる国会で、戦後史上初となる憲法改正に王手をかけた安倍政権が、今後、どのような姿勢で国会論議に臨むのか、今国会での発言や態度を慎重に見極めたい。


自民党 安倍晋三総理 記者会見 2016.7.11

記事公開日:2016.7.11取材地: 動画

 2016年7月11日(月) 14時より、東京都千代田区の自民党本部にて、参議院選挙終了後の安倍晋三総理による記者会見が行われた。


参院選 自民党 青森選挙区 山崎力候補 街頭演説 ―応援弁士 安倍晋三総理大臣他 2016.7.6

記事公開日:2016.7.7取材地: 動画

 2016年7月6日、青森県青森市のパサージュ広場にて、参院選 青森選挙区から立候補の自民党 山崎力候補の街頭演説が行われ、安倍晋三総理大臣らが応援に駆けつけた。


参院選 東京選挙区 自民党 朝日健太郎候補 街頭演説(銀座・渋谷) ―応援 安倍晋三総理大臣 2016.7.3

記事公開日:2016.7.3取材地: 動画

 2016年7月3日(日)、東京都中央区銀座三越前、続いて渋谷区渋谷駅ハチ公前交差点にて、参院選 東京選挙区 自民党 朝日健太郎候補が街頭演説を行い、安倍晋三総理大臣が応援に駆けつけた。


参院選 千葉選挙区 自民党 猪口邦子候補 街頭演説(千葉駅東口) ―応援 安倍晋三・総理大臣ほか 2016.7.3

記事公開日:2016.7.3取材地: 動画

 2016年7月3日(日)、千葉県千葉市中央区の千葉駅東口クリスタルドーム前にて、参院選千葉選挙区・自民党 猪口邦子候補の街頭演説が行われ、安倍晋三総理大臣ほかが応援に駆け付けた。


【再掲載】参院3分の2議席で日本でも現実に!麻生太郎自民党副総裁が「学ぶ」べきという「ナチスの手口」とは何か!? 絶対悪ヒトラー独裁政権の誕生過程を徹底検証! ~ 岩上安身によるインタビュー 第663回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 前編 2016.7.1

記事公開日:2016.7.2取材地: テキスト動画独自

◆ヤバすぎる緊急事態条項特集はこちら!
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 「『ナチスの手口に学んだらどうか』と言う人が、国政の中心にいる恐ろしさ」──。

 ドイツ近現代史が専門の東京大学教授、石田勇治(いしだ ゆうじ)氏は、このように口にし、「世界では、ナチスは絶対悪だ。少なくともナチスを肯定したら、常識的に先進国では信用を一発で失う」と続けた。


(再々掲)【岩上安身のニュースのトリセツ】副会長は総理総裁本命急浮上の高市早苗元総務大臣!「国民の生活が大事なんて政治は間違っている!」と稲田朋美氏が!? 「国民主権、基本的人権、平和主義をなくせ!」と長勢甚遠氏が!? 自民党の改憲勢力の恐るべき本音が明らかに! 2016.6.30

記事公開日:2016.6.30 テキスト動画

 皆さん、覚えているだろうか? かつて「国民の生活が第一」は、小沢氏や鳩山氏がいた頃の民主党のスローガンだったことを。

 このスローガン、あるいは理念が、どのような運命をたどったか、少しふり返ってみたい。

 小沢氏が濡れ衣をきせられ、異常なメディアスクラムでバッシングを受ける中、疑われている「仲間」をかばうどころか、一緒になって突き放し、政権交代時には国民には約束していなかった消費税増税を、自公とともに合意してしまったのが、野田政権だった。野田政権は、国民からの信任を得て政権交代を果たした本来の「民主党」とは異質の、自民党にすり寄る政権だった。


参院選 公明党 埼玉選挙区 西田実仁候補 街頭演説会 ―応援弁士 安倍晋三総理大臣 2016.6.28

記事公開日:2016.6.28取材地: 動画

※日本の政治の真の争点は改憲による緊急事態条項の導入!改憲派による参院議席3分の2を許すな!~関連記事・動画期間限定フルオープン!

 2016年6月28日(火)、埼玉県さいたま市のJR大宮駅西口にて、参院選 公明党 埼玉選挙区 西田実仁候補 街頭演説会が行われた。応援弁士に、安倍晋三総理大臣が駆けつけた。


参院選 自民党 兵庫選挙区 末松信介候補 街頭演説 ―応援弁士 安倍晋三総裁 2016.6.27

記事公開日:2016.6.28取材地: 動画

 2016年6月27日(月)、神戸市中央区の大丸神戸店西側にて、参院選兵庫選挙区で自民党から立候補した末松信介氏の街頭演説が行われ、安倍晋三総裁が応援に駆けつけた。


自民・民進・共産がデッドヒートの京都選挙区「あなたの一票で安倍総理の顔を見なくて済むようになるかもしれない」――共産新人の39歳、大河原寿貴候補の応援で小池晃書記局長が安倍総理を痛烈批判! 2016.6.24

記事公開日:2016.6.25取材地: テキスト動画

※6月25日テキストを追加しました!

 自民、民進、共産の3人が2議席を争うことになる京都選挙区は、大接戦が予想される熱戦の選挙区だ。

 2010年の参院選で、当時民主党の福山哲郎議員が3度目の当選を果たし、複数区では同党でトップ当選。自民党の元総務副大臣、二之湯智氏を約7万票差で引き離した。