「学校法人森友学園」が今春開校を目指す「瑞穂の國記念小學院」の用地取得をめぐり、財務省が時価より8億円以上も安く払い下げをしていたとされる問題で、2017年2月15日、自由法曹団大阪支部と京都支部の弁護士らが、大阪府豊中市の同校建設現場で視察を行い、IWJも同行取材を行った。
閑静な住宅街の中にたたずむ大きな朱色の校舎の異様さ、地中からのぞくゴミや木くず、今春開校予定にも関わらず、まだ校舎以外はほとんど整備されていない現状など、土地の払い下げ問題にとどまらず、この小学校は多くの問題を抱えていることが、一目瞭然で見てとれる。現場に足を運んで取材しなければ、わからない現実だ。
以下に、この時の動画や写真を掲載し、お伝えする。
なお、IWJは「森友学園問題」について、「極右学校法人の闇」と題して、集中取材を行っている。2月15日に行われた、自由法曹団の現地視察後の記者会見や、同日の衆院財務委員会での日本共産党・宮本岳志議員の質疑、2月17日の衆院予算委員会での民進党・福島伸享議員の質疑を記事化しているので、ぜひ、あわせてお読みいただきたい。
- 「刑事問題になりかねない」――財務省による不当価格での国有地払い下げ問題で弁護士が指摘! 自由法曹団による「瑞穂の國記念小學院」現地視察後の記者会見~「極右学校法人の闇」第1弾 2017.2.15
- 【国会ハイライト】国有地が9割引の1億3000万円で払い下げ!次々と明らかになる「森友学園」をめぐる国ぐるみの疑惑!共産党・宮本岳志議員の追及を全文掲載!~「極右学校法人の闇」第2弾! 2017.2.17
- 【国会ハイライト】「私や妻が関係していれば総理大臣辞める」!? 民進・福島伸享氏が突きつけた「安倍晋三記念小学校」名義の寄付金用紙を前に安倍総理が断言!~「極右学校法人の闇」第5弾! 2017.2.19
今後も、NHKや産経新聞などのマスコミがまともに報じないこの大問題を、IWJは徹底して連続レポートしていくので、ぜひ、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。