川内原発:避難計画/火山・地震審査に関する緊急政府交渉 2014.10.24

記事公開日:2014.10.24取材地: 動画

 10月24日(金)13時から東京・永田町の参議院議員会館にて、川内原発:避難計画/火山・地震審査に関する緊急政府交渉が行われた。


【IWJブログ】川内原発再稼働、秒読み開始!? 地元・川内市の特別委が再稼働要請を採択、アリバイ作りに利用された住民説明会 2014.10.21

記事公開日:2014.10.21 テキスト

 気づかぬ間に川内原発再稼働の「地元の同意」がとられていた。そんな事態が現実になろうとしている。となれば、原発再稼働に「王手」がかかったも同然である。

 九州電力川内原発を抱える鹿児島県・薩摩川内市の市議会原発対策調査特別委員会は10月20日、川内原発再稼働に賛成する市民らの陳情を賛成多数で採択した。早ければ28日に開かれる臨時本会議でも賛成の陳情は採択され、岩切秀雄市長も再稼働同意を表明する見通しだ。川内原発の再稼働が急ピッチで進もうとしている。


「地元」から外された川内原発30キロ圏内の日置市で住民らの不満が噴出「今日話を聞いて余計怖くなった」「小渕経産大臣を呼べ」 2014.10.10

記事公開日:2014.10.14取材地: テキスト動画

 九州電力・川内原発の新規制基準適合に関する鹿児島県主催の住民説明会が10月10日、日置市で開かれた。原発立地である薩摩川内市に続き2度目の開催で、日置市民と鹿児島市の原発の30キロ圏内にかかる一部地域の住民が参加対象となった。

 日置市は薩摩川内市に隣接しており、面積の約半分が事故時に避難が必要となる原発の30キロ圏内に含まれる。原発の過酷事故が起きれば、日置市も被害を避けられない。原発再稼働には地元の同意が必要条件とされているが、伊藤祐一郎鹿児島県知事は、「地元同意の範囲は県と薩摩川内市だけで十分」との姿勢を打ち出し、日置市などは「地元」の範囲から除外されている。


川内原発住民説明会で地元の不満が噴出「福島の事故が収束もしていないのになぜ再稼働を急ぐ」 2014.10.9

記事公開日:2014.10.13取材地: テキスト動画

 原子力規制委員会は9月10日、川内原発が「新規制基準」に適合しているとの審査結果を公表した。早ければ来春までに再稼働する見込みで、残すは地元の同意だけとされている。10月9日、鹿児島県と地元・薩摩川内市が、適合性審査の結果を住民に伝えるため、川内市内で説明会を開催した。

 原子力規制庁がパワーポイントを用いて説明にあたったが、参加した住民からは「テロ対策ができていないではないか」「今日の説明ではわからない」「なぜ録音が禁じられているのかわからない」といった批判が噴出した。


何故いそぐ再稼働!?日本の未来と私たちのくらし トークセッション「原発はやっぱり割に合わない」 ―講師 大島堅一氏 2014.10.11

記事公開日:2014.10.12取材地: 動画

 2014年10月11日(土)13時から、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で、「何故いそぐ再稼働!?日本の未来と私たちのくらし トークセッション」が開催され、立命館大学教授の大島堅一氏が「原発はやっぱり割に合わない」と題し講演を行った。


若干40歳、初の女性経産大臣が誕生「脱原発の声には逃げずに真っ正面から答えていく」というが… 小渕優子・新経済産業大臣就任会見 2014.9.3

記事公開日:2014.9.3取材地: テキスト動画

 第二次安倍改造内閣が発足した9月3日、夜11時過ぎから、経済産業省では小渕優子新経済産業大臣の就任記者会見が行われた。

 「女性が輝く社会の実現」を目指す安倍総理は、今回、5人の女性議員を抜擢し、内閣入りさせたが、経済産業大臣、総務大臣、防災担当大臣については、歴代初の女性閣僚が誕生した。


神戸三宮マルイ前アクション 2014.7.20

記事公開日:2014.7.20取材地: 動画

 2014年7月20日(日)16時より、神戸市中央区三宮の神戸マルイ前で月例の「さよなら原発神戸アクション」による「神戸三宮マルイ前アクション」が行われた。原子力規制委員会が16日に九州電力川内原発に対する新規制基準適合性審査書案を了承したことを受け、原発再稼働についてシール投票を行った。


6.21 もう黙っとれん!1000人パレード 2014.6.21

記事公開日:2014.6.21取材地: 動画

 2014年6月21日(土)14時より、岐阜市で秘密保護法、原発再稼働、集団的自衛権の行使容認の動きに反対し「~平和・自由・いのちを守る~ 6.21 もう黙っとれん 1000人パレード」が行われた。


「地域、世代、自然との共生が原発事故で崩壊する」 〜エントロピー学会 佐藤栄佐久氏(前福島県知事)ほか 2014.5.17

記事公開日:2014.5.17取材地: テキスト動画

 「便利だからと原発に頼ってきたわれわれは、長いスパンで考えると、非常に大きな罪を犯した世代になる、と言えないだろうか」──。

 2014年5月17日と18日、新潟市の新潟大学・駅南キャンパス「ときめいと」で、「エントロピー学会 2014年春の研究集会」が「地域社会から持続可能な未来を考える」をテーマに開催された。17日は、そのオープニングとして、佐藤栄佐久氏(前福島県知事)、平山征夫氏(新潟国際情報大学学長、前新潟県知事)を招いて、シンポジウム「原発なしの地域の自立・発展を考える」が行われた。


「再稼働ラッシュを止める」6月1日、官邸・国会前大抗議開催 ~川内原発再稼働にNO!!首都圏反原発連合記者会見 2014.5.16

記事公開日:2014.5.16取材地: テキスト動画

 原子力規制委員会が最優先で適合性審査を進めている、九州電力川内原発。現在、全国の原発は停止したままだが、審査が終了した原発から再稼働が見込まれ、その有力候補にあがっているのが、鹿児島県の川内原発である。

 「政府が目論んでいる再稼働ラッシュを止めるためのカウンターとして、川内原発再稼働阻止に一点集中していきたい」


原発再稼働と避難計画は無関係?!〜実効性のない防災計画のまま適合性審査が本格化 2014.3.4

記事公開日:2014.3.5取材地: テキスト動画

 原発再稼働に向けた適合性審査が、いよいよ本格化する――。

 原子力規制委員会は3月中にも、新規制基準の適合性審査を申請している原発の中から、優先して審査の取りまとめに入る原発を選定する。選ばれた原発は、再稼働へと着実に一歩駒を進めるわけだが、適合性審査をパスしたからといって、その原発が事故を起こさないわけではない。原子力規制庁が、「規制基準を満たした原発でも事故は起きる」(※1)と回答していることからも分かるように、審査にパスしても、原発の安全が担保されるわけではないのだ。


「六ヶ所再処理工場で出るヨウ素129の半減期は1570万年!」 〜原発事故現場どうなってるの?講師 末田一秀氏 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト動画

 「福島第一原発の、4号機燃料プールから取り出した使用済み核燃料を保管するため、他の貯蔵プールに以前からあった使用済み燃料の移設作業も並行して行なっている。それらは、乾式キャスクで屋外に仮保管という、今までやったことのない方法で保管する」──。末田一秀氏は、原発事故現場の高リスク作業に懸念を表明した。

 また、「もし、青森の六ヶ所再処理工場が本格稼働したら、原発1年分の放射能を1日で放出する。再処理工場で出るヨウ素129の半減期は1570万年だ」などと、恐ろしい事実を明かしていった。


東電が柏崎刈羽原発の「安全審査申請」を規制庁に提出 ――泉田新潟県知事とは「再稼働は今回の申請とは別の議論」で見解一致 2013.9.27

記事公開日:2013.9.27取材地: 動画

 「柏崎刈羽、きょう再稼働申請」――。

 9月27日、大手主要新聞の朝刊一面トップに同じ見出しが並んだ。正確に言えばこの表現は誤りである。

 朝9時半に原子力規制庁を訪れた東京電力の姉川尚史常務は、「規制基準適合審査(安全審査)申請」を提出した。この審査は、規制庁が明示する「新規制基準」に適合するか否かを判断するものであり、たとえ「適合」の判断が出ても、それをもって再稼働決定とはならない。審査をする規制委員会に、そもそも原子炉の安全性を判断したり、再稼働を決定する権限はない。あくまで、「一定の基準」を満たすかどうかを審査するだけだ。


「住民被曝を避けるために協議しますと、なぜ言えないのか」東電の対応を批判 ~泉田裕彦新潟県知事 定例記者会見 2013.8.8

記事公開日:2013.8.8取材地: テキスト動画

 柏崎刈羽原発の立地自治体である柏崎市と刈羽村が、6日、フィルター付ベント設備の設置を含む、東京電力の安全審査申請を事前了解すると公表した。

 一方、同日に新潟県は申請を了解しない考えを改めて表明。8日に開かれた定例記者会見でも、泉田裕彦知事は、その見解に「変わりがない」と述べた。


「福島の検証・総括なくして、なぜ基準がつくれるのか」規制委へ説明責任求める ~泉田裕彦新潟県知事 定例記者会見 2013.7.31

記事公開日:2013.8.1取材地: 動画

 「住民の安全を守るために、この基準が適正かどうかを問いただすのは、社会の公器としてのマスコミの役割じゃないの?」

 7月31日の定例会見で、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた安全審査申請について、記者からの質問が相次いだことに対し、泉田裕彦新潟県知事は、マスコミに向け苦言を呈した。

 原子力規制委員会の田中俊一委員長が、再三にわたって泉田知事との面会を拒否していることについても、「会わないということをずっと言うのであれば、不適格。権限のあるところには説明責任がある。どうして圧力をかけられるかもしれないから説明しなくていいという話になるのか。説明責任を果たさなければ、不適格」だと厳しく批判した。


九州・北海道・四国・関西の4つの電力会社-原発再稼働のための新規制基準審査始まる 〜第1回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 2013.7.16

記事公開日:2013.7.16取材地: 動画

 原発再稼働に向け、7月8日に新規制基準が施行したことにより、九州・北海道・四国・関西の4つの電力会社が新規制基準適合性に係る申請書を規制委員会に提出した。それを受け、7月16日、第一回目の審査会合が行われた。

 今回の会合は、電力会社からの申請の概要を聞く目的で行われ、各電力会社は申請した内容を規制委員会に説明した。この日は、午前中に九州電力の川内原発1・2号機、北海道電力の泊原発1~3号機について。午後には四国電力の伊方原発3号機、関西電力の高浜原発3・4号機、大飯原発3・4号機について、事業者から説明があった。


16日より新規制基準適合性の審査会合はじまる 〜原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.7.9

記事公開日:2013.7.9取材地: テキスト動画

 原子力規制委員会は、16日より、原発再稼働に向けた新規制基準適合性の第一回審査会合が始まることを、9日に行われたブリーフィングで発表した。8日に申請のあった北海道、関西、四国、九州、これら4つの電力会社の原発を最初に審査する。

審査は3チームで行われる。Aチームが大飯原発3・4号機と伊方原発3号機、Bチームが泊原発1・2号機と川内原発1・2号機、Cチームが泊原発3号機と高浜原発3・4号機を担当する。


東電・再稼働許すなデモ 2013.7.5

記事公開日:2013.7.5取材地: 動画

 2013年7月5日(金)18時から、新潟県新潟市・新潟駅万代口石宮公園にて「東電・再稼働許すなデモ」が行われた。


原子力規制委が新安全基準を決定 ~第11回原子力規制委員会 2013.6.19

記事公開日:2013.6.19取材地: 動画

 昨年10月から検討が続けられてきた原発の新規制基準が、19日の原子力委員会で決定した。これによって電力各社の再稼働要請が本格化すると見られている。決定の瞬間、傍聴席からは「再稼働反対!」「それで国民の信頼を得られると思うんですか!?」などの声が上がり、会場は一時騒然となった。


規制委、新規制基準正式決定 原子力市民委員会が緊急提言 ~緊急提言「原発再稼働を3年間凍結し、原子力災害を 二度と起こさない体系的政策を構築せよ」に関する記者会見 2013.6.19

記事公開日:2013.6.19取材地: テキスト動画

 2013年6月19日(水)11時より、東京都千代田区にある衆議院議員会館にて、原子力市民委員会による「緊急提言『原発再稼働を3年間凍結し、原子力災害を二度と起こさない体系的政策を構築せよ』に関する記者会見」が行われた。原子力規制委員会が、原発の新規制基準を正式に決定したことに対し、座長の舩橋晴俊法氏は「安倍政権の下で『原子力への回帰』の動きが強まっている」と危惧し、座長代理である吉岡斉氏は、安倍総理や規制委の田中委員長などに提出した「3つの緊急提言」を解説し、「先に再稼働ありき」の新規制基準の問題点を説明した。