2012年3月22日(木)、参議院議員会館にて行われた、秘密保全法制と情報公開について考える院内集会の模様。
(IWJ・原)
特集 秘密保護法
2012年3月22日(木)、参議院議員会館にて行われた、秘密保全法制と情報公開について考える院内集会の模様。
■ハイライト
先日、藤村官房長官が、今国会提出見送りの姿勢を示した秘密保全法案。この集会の登壇者の一人である上智大学・田島泰彦教授は、提出見送りの意味を、「どうすれば、あまりにも多くの問題を含むこの法案を成立させられるのか、さらに検討するという意思表示」であるという。
原子力災害対策本部同様、同法案の枠組み作成にあたった有識者会議の議事録がなく、メモも全て破棄されているということから、日弁連会長・宇都宮健児氏は、「政府の密室主義が表れている」とし、「原発事故に関する情報隠しや沖縄密約事件のことを考えると、今、政府に求められているのは情報公開の徹底」であると批判した。