【第726号-729号】岩上安身のIWJ特報!岩上安身が、少子高齢化によって壊れていく日本の危機を、2002年に予測した「日本人が消滅する日」を復刻連載! 今こそ読むべき渾身のリポート!第2回(その1) 2026.7.12

記事公開日:2026.7.12 テキスト独自
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(文:IWJ編集部)

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第1回の続き

 岩上安身は、2002年から2003年にかけて、「日本人が消滅する日」と題した全6回にわたる連載記事を、月刊誌『正論』(産経新聞社)に掲載した。

 労働力不足による社会保障制度の崩壊や、国内需要の減少による産業の空洞化など、少子化と高齢化、人口減少が日本社会にもたらす影響をいち早く予見した岩上安身は、「戦争にも等しい破壊力」「見えない有事」と、警鐘を鳴らした。

 しかし、日本政府は4半世紀にわたって対策を先送りにし続けている。

 連載第1回では、国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに発表する「日本の将来推計人口」が、あまりにも楽観的過ぎるデータを公表してきたことを指摘したが、第2回では、行政側がそれ以上にでたらめな予測で、「将来も交通需要が伸び続ける」と、高速道路や空港整備に予算を注ぎ込んでいった事実が明らかにされている。

*掲載誌は『正論』平成14年10月号から平成15年3月号。全6回。
*基本的に原文のまま掲載しているが、一部の機種依存文字、数字の間違い、誤植は修正した。
*注釈は、2026年4月時点でのデータ等にもとづいて作成した。

記事目次

  • 序文
  • 総人口の4割が老人という未来
  • 身捨つるほどの道路はありや
  • 需要を無視した赤字空港
  • 人口減少を度外視した5全総
  • 需要が減ると値上げされる公共料金
  • 凶器と化す社会インフラ
  • 「バリアフリー」という名のごまかし
  • 高度経済成長をもたらした「人口ボーナス」の終焉

[衝撃リポート]
日本人が消滅する日 “戦火なき有事”を前に、われわれはどうすべきか
「正論」平成14年11月号

[第2回] 高度成長をもたらした「人口ボーナス」を使い切った日本。二度と同じ時代はやってこない。
ジャーナリスト●岩上安身

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岩上安身氏 昭和34年(1959年)東京都生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経てフリーとなる。 平成八年にソ連崩壊と民主ロシア誕生を描いた『あらかじめ裏切られた革命』(講談社)で第18回講談社ノンフィクション賞を受賞。少子高齢化問題には、数年前から継続的に取り組んでいる。フジテレビ系朝の情報番組『とくダネ!』の木曜日レギュラーコメンテーターもつとめる。(※執筆当時、雑誌に掲載されたプロフィール)

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序文

 2002年8月末、道路関係四公団民営化推進委員会の中間報告が発表された。これにより、不採算路線の建設に歯止めがかかり、4公団あわせて総額約40兆円にものぼる巨額の累積債務の返済の見通しも立つはずである。少なくとも、多くの国民はそう期待した。

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