【IWJ速報6月2日】ようやくロシア産原油の部分的禁輸で合意したEU、しかし、次の天然ガスに向けてオーストリア首相が早速異議、IEA事務局長も「欧州で深刻な事態になる」と警鐘! EUはロシア産石油を運搬する船舶の保険取り扱いを段階的に禁止する方針を発表! OPECのサウジアラビアとUAEが欧米の石油増産の求めに応じる動き! バイデン大統領はサウジアラビア訪問を予定、サルマン皇太子に屈する? 米国は条件付きでウクライナに多連装式ロケット砲システムの供与を決定、ロシアは「米国は意図的かつ熱意を持って火にガソリンを注いでいる」と反発、欧州では厭戦ムードも! 2022.6.9

記事公開日:2022.6.9 テキスト
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 1ヶ月近くかかって、ようやくロシア産原油の部分禁輸にこぎ着けたEU、シャルル・ミシェル欧州理事会議長は「これは即時にロシアからの石油輸出の3分の2を対象とし、同国の戦争マシンへの巨大な資金供給を切断するものだ」と、その効果をアピールした。

 フォンデアライエン欧州委員会委員長は「それは年内にロシアからEUへの石油輸入を効果的に約90%カットすることになる」、エストニアのカッラス首相は「ロシアのウクライナに対する戦争と犯罪は継続しているのであり、私たちはクレムリンを孤立させ続けなければいけない」、ドイツのショルツ首相は「ロシアに戦争を終わらせ、部隊を撤退させ、ウクライナと合理的かつ公正な和平で合意するよう促す」と口々に成果を訴えた。

※【速報7587】5月30日、EUはようやくロシア産原油の部分的禁輸で合意しました。ミシェル欧州理事会議長「これは即時にロシアからの石油輸出の3分の2を対象とし、同国の戦争マシンへの巨大な資金供給を切断するものだ」。(UKRINFORM、31日)

 ゼレンスキー大統領は「すぐに(対露制裁)第7弾の準備に取りかかる。最終的に自由主義世界とテロリストの国の間に意味のある経済関係があってはならない」と意気軒高である。

 しかし、第7弾は、ロシア産天然ガスが対象になると見られている。欧州にとっては非常に苦しい選択だ。

 早速、オーストリアのネハンマー首相が「ロシア産石油は穴埋めが比較的容易だが、ガスは全く異なる」と述べ、EUの需要の3分の1を占めるロシア産ガスを制裁対象に含めることはできないと主張した。

※【速報7592】ゼレンスキー大統領「すぐに第7弾の準備に取りかかる。最終的に自由主義世界とテロリストの国の間に意味のある経済関係があってはならない」。(ロイター、31日)

 国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、ドイツのシュピーゲル誌の取材に対し、欧州は今夏に燃料不足に陥る可能性があると懸念を示した。

 ビロル事務局長「欧州と米国で主要なホリデーシーズンが始まると燃料需要が高まり、不足が生じる可能性がある。例えばディーゼル、ガソリン、灯油の不足が見込まれ、特に欧州で深刻な事態になる」。

 ビロル事務局長は、「現在は石油危機、ガス危機、電力危機が同時に起きて」おり、1970年代のオイルショックよりも「はるかに深刻」と指摘している。

※【速報7595】IEAビロル事務局長「欧州と米国で主要なホリデーシーズンが始まると燃料需要が高まり、不足が生じる可能性がある。例えばディーゼル、ガソリン、灯油の不足が見込まれ、特に欧州で深刻な事態になる」(ロイター、31日)

 スペイン中央銀行は31日、ロシアからのエネルギー輸入が停止した場合、マイナスの経済効果は欧州連合(EU)域内総生産(GDP)の2.5-4.2%に相当するとの推計を明らかにした。

※【速報7598】ロイター、31日「スペイン中央銀行は31日、ロシアからのエネルギー輸入が停止した場合、マイナスの経済効果は欧州連合(EU)域内総生産(GDP)の2.5-4.2%に相当するとの推計を明らかにした」。

 英国政府は30日、今冬の電力供給確保のため、年内に閉鎖する予定の一部の石炭火力発電所の稼働を延長せざるを得ない可能性がある、との見解を明らかにしている。

※【速報7599】ロイター、30日「 英政府は30日、今冬の電力供給確保のため、年内に閉鎖する予定の一部の石炭火力発電所の稼働を延長せざるを得ない可能性があるとの見解を明らかにした」。

 ロシア側の専門家や石油の取引業者は、EUの禁輸措置が段階的に実施されるため、「ロシア側は向こう半年でアジアの新たな顧客に輸出を切り替える時間的余裕が得られる」と指摘した。ロシアの証券会社である「BCSグローバル・マーケッツ」は、「(ロシアから)欧州に大量の石油と石油製品がこの先1年か2年、公然とあるいはグレーな形で流れ込み続ける」と意味深な指摘をした。

 すでにIWJも、ロシア産の石油が闇市場を経て欧州に届けられていたり、ロシア産石油を輸入したインドで精製されたディーゼルオイルがシンガポール経由で欧州市場に入っていることを報じてきた。

※【号外第23弾】「インドのメディアがロシアの石油は秘密裏に欧州に出荷されているとスクープ! ロシアのタンカーでは目的地不明のタグが大活躍! 西側は自分たちにはローカル・スタンダードがあると考えている」

※【速報7600】ロイター、31日(ロシア専門家ら)「欧州連合(EU)が合意したロシア産石油の輸入禁止は直ちにではなく段階的に実行されるので、ロシア側は向こう半年でアジアの新たな顧客に輸出を切り替える時間的余裕が得られる」。

 『ウォールストリート・ジャーナル』(31日)は、「重要なのは保険に関する措置だ」と指摘、「EUがロシア産石油を運搬する船舶の保険取り扱いを段階的に禁止する方針だ」と報じた。「ロシアの石油輸送は、欧州の保険会社や海運会社に大きく依存しているため」、船舶の保険取り扱いを段階的に禁止する措置は「これが導入されれば大きな打撃になる」と指摘している。

※【速報7602】WSJ、31日「重要なのは保険に関する措置だ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は31日、EUがロシア産石油を運搬する船舶の保険取り扱いを段階的に禁止する方針だと報じた」。

 『日本経済新聞』(1日)も、『フィナンシャル・タイムズ』の報道として、「英国と欧州連合(EU)がロシア産石油を積んだ船舶に保険をかけることを禁じる」と報じた。対象となる船舶は、世界最大級の保険市場である英ロイズ保険組合などを使えなくなり、ロシアのエネルギー輸出に打撃となると指摘している。
 
※【速報7605】日経、1日「英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は31日、英国と欧州連合(EU)がロシア産石油を積んだ船舶に保険をかけることを禁じると報じた」。

※【速報7608】日経、1日「欧州連合(EU)は英国と共同でロシア産石油を運ぶタンカーへの保険を禁止する見通しで日本の損保も対応を迫られる可能性がある」。

 EUの対露制裁によって、世界の石油の供給がさらに逼迫する事態が起きているが、OPECプラスは原油生産計画を従来通りで維持する可能性が高いと、『ブルームバーグ』(31日)は報じている。OPEC諸国の当局者らは、「世界的な石油の需給水準が安定しており、ロシアの輸出にまだ深刻な打撃は見られない」と判断していると報じた。

※【速報7604】ブルームバーグ、31日「『OPECプラス』は、今週の会合で原油生産計画を従来通りで維持する可能性が高い」「参加国当局者らは世界的な石油の需給水準が安定しており、ロシアの輸出にまだ深刻な打撃は見られない」。

 一方で、『ロイター』(31日)は、OPEC諸国の一部が、対露制裁でロシア産原油が制約を受けて生産の総量が減少しているとし、「石油生産協定からロシアを一時除外する案を検討している」と報じた。ロシアが除外されれば、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などが増産する余地が生まれる。まだ、ロシア側の対応は不明である。

※【速報7610】ロイター、31日「石油輸出国機構(OPEC)メンバーの一角が、ロシアの石油増産能力西側諸国の制裁によって制限されていることを踏まえ、石油生産協定からロシアを一時除外する案を検討している」。

 『ロイター』(1日)は、「サウジアラビアは、欧米諸国による制裁でロシアの原油生産が大幅に落ち込んだ場合、増産の用意がある」と英紙『フィナンシャル・タイムズ』の報道を伝えた。

※【速報7613】ロイター、1日「サウジアラビアは、欧米諸国による制裁でロシアの原油生産が大幅に落ち込んだ場合、増産の用意がある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係筋の話として1日に報じた」。

 フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を受け、「ニューヨーク原油先物相場は、アジア時間2日の時間外取引で一時3.1%急落し、1バレル=112ドルを割り込んだ」と、『ブルームバーグ』(2日)が伝えた。サウジとUAEが直ちに増産する案が検討されており、2日に開催されるOPECプラス閣僚級会合で発表されることもあり得る、ということである。

 これまで、原油価格が120ドル近くまで高騰しても、サウジアラビアは増産ペースを加速するよう求める米政府からの要請に、抵抗し続けてきた。しかし、EUのロシア産石油禁輸措置によって「供給が明白に不足する懸念が高まった」としている。

※【速報7614】ブルームバーグ、2日「同紙(FT)の報道を受け、ニューヨーク原油先物相場は、アジア時間2日の時間外取引で一時3.1%急落し、1バレル=112ドルを割り込んだ。北海原油代表油種ブレント先物も113ドル台に下げた。」。

 サウジアラビアの動きを裏付けるように、バイデン政権が動いている。これまではブリンケン国務長官らがサウジアラビアを訪れて石油の増産を依頼してきたが、とうとうバイデン大統領が自らサウジアラビアを訪問する予定のあることが明らかになった。バイデン大統領は「G7とNATOの首脳会合に出席するための外遊の一環」として、6月中にサウジアラビアを訪問するのではないかと『ブルームバーグ』(2日)が報じた。

 『ブルームバーグ』(2日)は、「大統領が直接会談するのはサウジ元首であるサルマン国王のみだとしていたが、米国のガソリン価格が記録的高値に上昇している中で(ムハンマド・ビン・サルマン)皇太子との会談を迫る圧力が強まっている」と指摘している。サルマン皇太子は実質的にサウジアラビアの実権を握っており、名目上のサルマン国王よりも、サルマン皇太子と交渉しなければならないだろうという予測だ。

 しかし、米国は、2018年にイスタンブールにあるサウジ総領事館で、米紙『ワシントン・ポスト』のコラムニストだったジャマル・カショギ氏が殺害された事件について、サルマン皇太子が背後で殺害に関与していたとして、強く非難してきた。そのため、米国とサウジアラビアの関係は険悪になっていた。

※【速報7618】ブルームバーグ、2日「バイデン米大統領はG7とNATOの首脳会合に出席するための外遊の一環として、サウジアラビアを今月訪問する可能性が高い。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした」。

 『ABC』は、バイデン大統領がサルマン皇太子との会談に成功すれば、「米国のガソリン消費者にいくらかの救済の希望を与えられるかもしれない」としている。ただし、サルマン皇太子は傲慢かつ過酷な行動で知られており、カショギ事件をめぐって、まだ米国を敵視しているであろうサルマン皇太子が土壇場での公にバイデン大統領を拒絶し、恥をかかせるのではないか、と付け加えた。

※【速報7620】ABC、2日「バイデンと事実上のサウジアラビアの支配者であるサルマン王子との会談は、きしむような厳しい世界的な石油供給が価格を押し上げるので、米国のガソリン消費者にいくらかの救済の希望を与える可能性がある」。

 バイデン大統領は、31日付の『ニューヨーク・タイムズ』に「President Biden: What America Will and Will Not Do in Ukraine(バイデン大統領:アメリカはウクライナで何をして何をしないのか)」という記事を寄稿した。以下に一部を仮訳する。

 「ウラジーミル・プーチンが数日で終わると思っていた侵攻は、今や4ヶ月目に突入している。ウクライナの人々は、その犠牲、気概、戦場での成功でロシアを驚かせ、世界を鼓舞した。米国を筆頭に自由世界と多くの国々が、前例のない軍事、人道、財政支援でウクライナの側に結集した。

 戦争が進むにつれ、こうした取り組みにおける米国の狙いについて、私は明確にしたいと思う。

 アメリカの狙いは単純明快だ。さらなる侵略を抑止し、自らを守る手段を備えた、民主的で独立した、主権と繁栄に満ちたウクライナを見たいのである。

 ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が言ったように、最終的にこの戦争は『外交によってのみ決定的に終結する』のである。すべての交渉は、現地の事実を反映している。私たちは、ウクライナが戦場で戦い、交渉の席で最も強い立場に立てるよう、大量の武器と弾薬を送るために迅速に行動してきた」。

 バイデン大統領は、ウクライナがその主権と繁栄を自らの手で守る様子を見たいという。最終的には外交的手段によって決着すると言いながら、すこしでもウクライナが有利になるように「大量の武器と弾薬」を送ってきたというのである。

 ウクライナが十分、優位に立つまで、和平交渉はせず、武器を送り続けるということになる。さらにバイデン大統領は、武器支援や制裁の内容についても言及している。

 「そのため、ウクライナの戦場で重要な標的をより正確に攻撃できるよう、より高度なロケットシステムと弾薬を提供することを決定した。

 我々は、主要経済国に課された史上最も厳しいロシア制裁について、同盟国やパートナーとの協力を継続する。我々は、ジャベリン対戦車ミサイル、スティンガー対空ミサイル、強力な大砲と精密ロケットシステム、レーダー、無人航空機、Mi-17ヘリコプター、弾薬などの最新兵器の提供をウクライナに継続する。また、議会で承認された通り、さらに数十億ドルの資金援助を送る予定である」。

 バイデン大統領がここに挙げた「精密ロケットシステム」こそ、今回の武器供与の焦点である。一定の地域内での戦闘で使われるものではなく、射程距離がこれまでに供与された兵器よりも格段に長く、ロシア領内に届く可能性が懸念されている。

 バイデン大統領はNATOの強化について述べた後、ロシアとの関係に言及し、「ロシアの間で戦争が起こることを求めてはいない」と述べた。

 「私たちは、NATOとロシアの間で戦争が起こることを求めてはいない。私はプーチン氏に同意しないし、彼の行動は言語道断だと思うが、米国はモスクワでプーチン氏を失脚させようとはしない。米国や同盟国が攻撃されない限り、ウクライナに米軍を派遣したり、ロシア軍を攻撃したりして、この紛争に直接関与することはないだろう。ウクライナが国境を越えて攻撃することを奨励したり、可能にしたりすることはない。ロシアに苦痛を与えるためだけに戦争を長引かせることはしない」。

 しかし、バイデン政権が徐々にエスカレートさせてきたウクライナへの武器供与は、「ウクライナ人が最後の1人になるまで」戦い抜くとでも言わんばかりであり、ロシア側がたびたび公式に、武器供与をやめるように求めているにもかかわらず、さらにエスカレートさせることを決めているのである。言っていることと、実際にやっていることが違い過ぎる。

 「この危機の間、私の原則は “Nothing about Ukraine without Ukraine”(ウクライナ抜きのウクライナはありえない)である。私はウクライナ政府に対して、公私を問わず、領土の譲歩を迫ることはしない。そうすることは間違っているし、確立された原則に反する」。

 バイデン大統領は、「ロシアがウクライナを少しでも多く支配するために戦争を続けているから、話し合いが滞っている」として、「米国は、ウクライナを強化し、紛争の交渉による終結を達成するための努力を支援するために引き続き努力する」と宣言した。

 「ウクライナの窮状に寄り添うことは、単に正しいことではありません。平和で安定した欧州を確保し、『力は正義ではない』ことを明確にすることは、我々の死活的な国益にかなうものである」。

 バイデン大統領のこの言葉を、どうとらえればいいのだろうか。米国に都合の良い「正義」を掲げ、多くの国々に軍隊を送り、多くの民間人をも殺害してきた国の大統領が、「力は正義ではない」とは。

※【速報7622】NYT、31日、バイデン大統領がNYTに寄稿。「ゼレンスキー大統領が言ったように、最終的にこの戦争は「外交によってのみ決定的に終結する」のである。(続く)

 『ウォール・ストリート・ジャーナル』は31日、「ウクライナ支援で曖昧なバイデン氏」という社説を出した。

 「ジョー・バイデン米大統領とその戦略家の意向が時々分からなくなる。ウクライナがロシアに対する防衛戦争に勝利することを望んでいるのか、それとも旧領土の多くをロシアの支配下に置きながら停戦に合意して単に生き延びることを望んでいるのか。ロシア軍がウクライナ東部のドンバス地方で新たな戦果を得る中、この曖昧さが問題として再浮上している」。

 このように始まる社説は、ウクライナ東部でロシア軍が優勢であることに触れ、「ロシア軍は大砲とロケット砲の射程と火力に優位性があり、ウクライナ軍にひどい損失を与えることができる。ウクライナ軍は米国から榴弾砲を受け取っているが、より射程の長いロケット発射システムも必要だ」と、長距離の射程を持つロケット発射システムの供与を肯定している。

 『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、米国防総省が、ウクライナに中距離ロケットシステムを提供するかもしれないとリークしたにもかかわらず、「バイデン氏は30日、『われわれはロシアに撃ち込めるロケットシステムをウクライナに提供するつもりはない』と述べた。バイデン氏はまたしても、米国が何をしないかについてウラジーミル・プーチン大統領を安心させている」と批判、「おそらくロケット弾を飛ばすことでプーチン氏を刺激することを恐れているのだろう」と、バイデン氏の消極的な姿勢を批判した。

 『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、「バイデン氏のウクライナ支援を巡る曖昧な態度は、プーチン氏に戦略的勝利はまだ達成できると信じるよう促している」とし、バイデン政権は強力な支援による早期の軍事的決着もせず、かといって即時停戦で和平交渉に導くわけでもない、だらだらとウクライナが負けない程度に軍事的に支援し続け、ウクライナ紛争を長引かせていると指摘した。

※【速報7632】WSJ、31日「バイデン大統領とその戦略家の意向が時々分からなくなる。ウクライナがロシアに対する防衛戦争に勝利することを望んでいるのか、(続く)

 バイデン大統領は30日、ホワイトハウスで記者団に対し「ロシア(領)を攻撃できるロケットシステムは送るつもりはない」と表明した。

※【速報7627】読売、31日「バイデン氏は(30日)ホワイトハウスで、記者団から「長距離ロケットシステムを送る予定か」と問われると、「ロシア(領)を攻撃できるロケットシステムは送るつもりはない」と述べた。」

 ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長は30日、自らのSNSアカウントで、バイデン米大統領が長射程の多連装ロケットシステムのウクライナへの供与を否定したことを「賢明だ」と評価した。メドベージェフ氏は、「ロシアの都市が攻撃された場合には、軍はその決定をした中核を攻撃する。(その攻撃目標には)キエフではないものもある」と、強く牽制した。

※【速報7629】共同、31日「ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)は30日、自らのSNSアカウントで、バイデン米大統領が長射程の多連装ロケットシステムのウクライナへの供与を否定したことを「賢明だ」と評価した」。

 『ロイター』は1日、「バイデン米政権がウクライナに対し、空対地ミサイル『ヘルファイア』搭載可能なドローン『MQ-1Cグレーイーグル』4機を売却することを計画していることが分かった」と報じた。グレーイーグルは、米ゼネラル・アトミックスの「プレデーター」ドローンの陸軍版で、30時間以上の飛行が可能で、諜報目的のデータを大量に収集することもでき、ヘルファイアを最大8発積むこともできる、とされる。つまり、ロシア軍を深く追いかけ、一度の出撃で何度も攻撃をかけられるようになる。

 これまで非常に有効とされてきたトルコの「バイラクタル-TB2」よりも大型で最大積載量や航続距離などで優れているということだ。

※【速報7635】ロイター、1日「 バイデン米政権がウクライナに対し、空対地ミサイル「ヘルファイア」搭載可能なドローン「MQ-1Cグレーイーグル」4機を売却することを計画していることが分かった」。

 『ウォール・ストリート・ジャーナル』(1日)は、「バイデン米政権は、40マイル(約64キロ)以上離れたところから標的を狙える誘導式多連装ロケット発射砲(GMLRS)をウクライナに提供する方針」だと報じた。GMLRSは、米国がこれまでウクライナに提供した長距離榴弾砲「M777」の約2倍の射程を有している。

 『ロイター』(2日)は、「約80キロ離れた標的を正確に攻撃できる高機動ロケット砲システム(HIMARS)が含まれる」と報じた。ロシアメディア『スプートニク』(2日)も、「米国によるウクライナへの新たな軍事支援パッケージには多連装ロケット砲『ハイマース』が4基、含まれる」と報じた。

 「えっ、多連装ロケットは供与しないんじゃなかったの?」と思われた方もいるかもしれない。ここには仕掛けがある。米国国防総省は「高機動ロケット砲システムHIMARS提供にあたり、米政府はウクライナ政府からロシア領内の標的を攻撃しないとの確約を得た」というのである。

※【速報7639】WSJ、1日「バイデン米政権は、40マイル(約64キロ)以上離れたところから標的を狙える誘導式多連装ロケット発射砲(GMLRS)をウクライナに提供する方針だ。米当局者が明らかにした」。

※【速報7641】ロイター、2日「 バイデン米大統領は1日、7億ドル規模の対ウクライナ軍事支援策を発表し、約80キロ離れた標的を正確に攻撃できる高機動ロケット砲システム(HIMARS)が含まれると明らかにした」。

※【速報7651】スプートニク、2日「米国によるウクライナへの新たな軍事支援パッケージには多連装ロケット砲「ハイマース」が4基、含まれる」。

 ブリンケン国務長官は、以下のように述べている。

 「ウクライナ側は、ロシア領内の標的に対してこれらのシステムを使用しないと我々に確約した。ウクライナと米国の間には同盟国やパートナーと同様に強い信頼の絆がある」。

※【速報7643】ロイター、2日「 ブリンケン国務長官はウクライナ当局を信じると述べた」。

 『ウォール・ストリート・ジャーナル』(2日)によると、ゼレンスキー大統領は、長距離砲が提供されてもロシアの領土が攻撃されるリスクが高まることはないと述べている。

ゼレンスキー大統領「ロシアを攻撃するつもりはない」、「我々はロシアの領土で戦っているのではない。戦争は我々の領土で起きている」。

※【速報7667】WSJ、2日「ゼレンスキー大統領は、長距離砲が提供されてもロシアの領土が攻撃されるリスクが高まることはないと表明した。」

 HIMARSの最大の射程は、約300キロ。十分にロシア領内を攻撃できる長さだ。ただし、HIMARSに最新鋭の弾薬やロケットを用いた場合に300kmになるのであり、旧来の弾薬のままであれば、約70km~約80kmにとどまるとされている。今回、ウクライナに供与されるHIMARSには、約80kmほど飛翔可能なロケットが装備されるとのことである。

 しかし、別途、「最新鋭の弾薬やロケット」がウクライナに入ることはないのだろうか? また、ウクライナ側の「ロシア領内の標的に対してこれらのシステムを使用しない」という約束を信じることができるのだろうか? もっと言えば、このような口実をつけてウクライナ側に強力な兵器を与える米国のバイデン大統領の「ロシアに苦痛を与えるためだけに戦争を長引かせることはしない」という言葉を、誰が信じられるというのだろうか?

※【速報7646】CNN、1日「HIMARSの最大の射程は約300キロで、これよりは短いものの、これまでウクライナに搬送された兵器の中でははるかに長い射程となる」。

 少なくとも、ロシア側は全く信用していない。『BBC』、『TASS』、『RT』などが、ロシア側の反応を報じている。

 ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は「信頼するためには、そのような約束が果たされたときの以前の経験が必要だ。残念ながら、そのような経験は全く存在しない」と述べた。

ペスコフ報道官「それどころか、ウクライナ南東部での戦争を終わらせるというゼレンスキーの選挙運動の公約から始まって、これまでの経緯を見れば、『約束』が果たされず、ミンスク協定が履行されなかったことが証明している」。

 ペスコフ報道官は「米国は意図的かつ熱意を持ってガソリンを火に注いでいる」、「(米国の武器供給は)ウクライナの指導部が和平交渉を再開しないように奨励している」と、バイデン政権の対応を非難した。

※【速報7653】BBC、2日「クレムリンのスポークスマン、ドミトリー・ペスコフ氏は、米国は武器供与で「意図的に火に燃料を追加している」と述べた」。

※【速報7669】TASS、1日「クレムリンは、米国製のロケットでロシアを攻撃しないというゼレンスキーの約束を信頼していない」

※【速報7672】ペスコフ報道官「米国は意図的かつ熱意を持ってガソリンを火に注いでいる」「(米国の武器供給は)ウクライナの指導部が和平交渉を再開しないように奨励している」

 セルゲイ・ラブロフ外相は、米国の武器供与について「バイデン氏の発表は『第三国』が紛争に巻き込まれるリスクを高めた」と批判した。

 リャブコフ外務次官は1日、米国が高機動ロケット砲システム(HIMARS)をウクライナに供給することに反発し、米ロの直接衝突に発展するリスクが高まると警告している。

※【速報7654】BBC、2日「ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は(武器の)供与に反対し、バイデン氏の発表は「第三国」が紛争に巻き込まれるリスクを高めたと述べた」。

※【速報7655】ロイター、1日「ロシアのリャブコフ外務次官は1日、米国が高機動ロケット砲システム(HIMARS)をウクライナに供給することに反発し、米ロの直接衝突に発展するリスクが高まると警告した。」。

 『ニューヨーク・タイムズ』は、「バイデン氏が(第3次世界大戦にならいないように)そのバランスを正しく取っているかどうかを誰かが知るまでには、数週間または数ヶ月かかるだろう」と批評し、「ロシアがロシアの領土からウクライナにさらにミサイル攻撃を仕掛けるとき、本当の試練が来るかもしれない―ゼレンスキー氏は米国との合意によって、同じような報復ができない」と述べている。その時、ウクライナ側は攻撃を思いとどまれるのだろうか。
 
※【速報7648】NYT、1日「バイデン氏が(第3次世界大戦にならいないように)そのバランスを正しく取っているかどうかを誰かが知るまでには、数週間または数ヶ月かかるだろう」。

 今回の武器供与は米国だけではない。英国、ドイツも揃って追加の武器供与を計画している。

 英国は1日、多連装ロケットシステム「M270」を供与することを明らかにした。M270の射程距離もHIMARSとほぼ同じ最長80キロだ。米国と緊密な協議の上、M270の供与に踏み切ったとのことである。

 ドイツはウクライナに対空ミサイル「IRIS-T」、目標の座標を捕捉する最新のレーダーを提供し、米国と協力して、多連装ロケットシステムの供給可能性も検討するとしている。ショルツ首相は「ドイツは米国との緊密な協力の下で、「ロシアへは到達しない射程の」多連装ロケットシステムのウクライナへの提供可能性を検討する」と述べた、と『UKRINFORM』が1日、報じた。このドイツの弁明も白々しく聞こえる。ウクライナの国内の発射地点次第で、モスクワまで届くことも容易に可能になる。

※【速報7656】CNN、2日「英国のウォレス国防相は1日、ウクライナに対し、ロシアの侵攻から国を守ることを支援するため、多連装ロケットシステム「M270」を供与すると明らかにした。」

※【速報7659】UKRINFORM、1日「ショルツ独首相は1日、ドイツ政府はウクライナに対空ミサイルIRIS-T、目標の座標を捕捉する最新のレーダーを提供するとし、また米国と協力して、多連装ロケットシステムの供給可能性も検討すると発言した」。

 米国が主導して際限なくエスカレートしていく武器供与について、「国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)のユルゲン・ストック事務総長は1日、ウクライナに供与される武器の一部が紛争終結後、欧州をはじめとする世界の犯罪組織の手に渡る恐れがあるとし、武器追跡データベースを活用した監視に着手するよう加盟各国に呼び掛けた」と『AFP』が報じた。

 ストック氏は、「(ウクライナ)紛争下で武器の入手が容易になっており、紛争終結後は違法な武器として拡散することになるだろう」と述べている。

 「こうしている間にも犯罪者はすでに(ウクライナに供与された武器に)目を付けている。重火器ですら闇市場に出回るようになるだろう」

 「われわれには武器に関する情報を共有するデータベースがある。いずれの国・地域も単独では対処できないため、それを活用するよう加盟国に促しているところだ」。

※【速報7673】AFP、2日「国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)のユルゲン・ストック事務総長は1日、ウクライナに供与される武器の一部が紛争終結後、(続く)

 『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、1日、2日と続けて、欧米の政府関係者の間でウクライナに強力な長距離兵器や重火器を提供することへの懸念や疑問視する動きが出ていると報じた。

 強力な武器を提供することによって、既に3ヶ月に及んでいるウクライナ紛争をさらにエスカレートし、長引かせる懸念があるというのである。戦争が長引けば、欧州にも経済的な痛みが広がりかねない。

 『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、「今週に入って不協和音が目立ち始めた」、「西欧諸国の一部は戦争を続ける意欲が低下している」と分析している。

 「西欧諸国の一部は戦争を続ける意欲が低下している。勝ち目はなく、犠牲ばかりが増える膠着状態に達したと判断しており、欧州の資源を流出させ、リセッションを長引かせるだけだとの懸念が出ているためだ」(WSJ、1日)

 『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、好戦的な「英国、ポーランド、バルト諸国や複数の中欧諸国の首脳」と、「仏独首脳」の間に温度差があると指摘している。フランスのマクロン大統領も、ドイツのショルツ首相も、まだキエフを訪問していない。ドイツは伝統的な姿勢を崩して、ウクライナに武器支援をしているが、「ドイツがこれまで提供した軍事支援は約2億ユーロ(約280億円)」に過ぎず、「人口100万人のエストニアすら下回る規模」だと指摘した。フランスは12門の自走榴弾砲「カエサル」をウクライナに供与したが、戦車や防空装備は提供していない。

 マクロン大統領と、ショルツ首相は、それぞれプーチン大統領と電話会談を始めるなど、米英とは違った動きを見せ始めている。最終決着は「外交しかない」というならば、英米も、武器供与をいったん停止し、プーチン大統領と向き合う必要があるのではないだろうか。

 しかし思惑が全く別のところにあって、あくまで「ロシアを痛めるため」に破壊力の大きい兵器を供給し続けるならば、「最終決着は外交しかない」という言葉は、虚言ということになるだろう。

※【速報7677】WSJ、2日「欧米の政府関係者からは、ウクライナに強力な長距離兵器を提供すればロシアの領内を攻撃することが可能になり、すでに3カ月に及んでいる戦争がエスカレートしかねないとの懸念が出ている」

※【速報7680】WSJ、1日「西欧諸国の一部は戦争を続ける意欲が低下している。勝ち目はなく、犠牲ばかりが増える膠着状態に達したと判断しており、欧州の資源を流出させ、リセッションを長引かせるだけだとの懸念が出ているためだ」

【速報7587】5月30日、EUはようやくロシア産原油の部分的禁輸で合意しました。ミシェル欧州理事会議長「これは即時にロシアからの石油輸出の3分の2を対象とし、同国の戦争マシンへの巨大な資金供給を切断するものだ」。(UKRINFORM、31日)
午後5:43 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7588】30日、フォンデアライエン委員長「それは年内にロシアからEUへの石油輸入を効果的に約90%カットすることになる」。(UKRINFORM、31日)
午後5:43 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7589】30日、カッラス・エストニア首相「ロシアのウクライナに対する戦争と犯罪は継続しているのであり、私たちはクレムリンを孤立させ続けなければいけない」。(UKRINFORM、31日)
午後5:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7590】ハンガリー、スロバキア、チェコの内陸部の3カ国は、ドルジバ・パイプラインによる陸上輸送に依存しており、パイプラインによる輸入は当面除外し、船で輸送される石油に限定して、ロシア産石油の輸入を禁止することで合意」(Forbes、31日)
午後5:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7591】ショルツ首相「ロシアに戦争を終わらせ、部隊を撤退させ、ウクライナと合理的かつ公正な和平で合意するよう促す」。(ロイター、31日)
を示した。
午後5:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7592】ゼレンスキー大統領「すぐに第7弾の準備に取りかかる。最終的に自由主義世界とテロリストの国の間に意味のある経済関係があってはならない」。(ロイター、31日)
午後5:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7593】オーストリア、ネハンマー首相「ロシア産石油は穴埋めが比較的容易だが、ガスは全く異なる」。EUの需要の3分の1を占めるロシア産ガスを制裁対象に含めることはできないと発言。(ロイター、31日)
午後5:45 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7594】オーストリア、ネハンマー首相「ロシア産石油は穴埋めが比較的容易だが、ガスは全く異なる」。EUの需要の3分の1を占めるロシア産ガスを制裁対象に含めることはできないと発言。(ロイター、31日)
午後5:45 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7595】IEAビロル事務局長「欧州と米国で主要なホリデーシーズンが始まると燃料需要が高まり、不足が生じる可能性がある。例えばディーゼル、ガソリン、灯油の不足が見込まれ、特に欧州で深刻な事態になる」(ロイター、31日)
午後5:45 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7596】ビロル事務局長は、「現在は石油危機、ガス危機、電力危機が同時に起きて」おり、1970年台のオイルショックよりも「はるかに深刻」と指摘。(ロイター、31日)
午後5:45 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7597】ビロル事務局長は、「現在は石油危機、ガス危機、電力危機が同時に起きて」おり、1970年台のオイルショックよりも「はるかに深刻」と指摘。(ロイター、31日)
午後5:45 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7598】ロイター、31日「スペイン中央銀行は31日、ロシアからのエネルギー輸入が停止した場合、マイナスの経済効果は欧州連合(EU)域内総生産(GDP)の2.5-4.2%に相当するとの推計を明らかにした」。
午後5:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7599】ロイター、30日「 英政府は30日、今冬の電力供給確保のため、年内に閉鎖する予定の一部の石炭火力発電所の稼働を延長せざるを得ない可能性があるとの見解を明らかにした」。
午後5:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7600】ロイター、31日(ロシア専門家ら)「欧州連合(EU)が合意したロシア産石油の輸入禁止は直ちにではなく段階的に実行されるので、ロシア側は向こう半年でアジアの新たな顧客に輸出を切り替える時間的余裕が得られる」。
余裕が得られる──。ロシアの専門家や取引業者は31日、こうした見方を示した。
午後5:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7601】ロイター、31日(BCSグローバル・マーケッツ)「(ロシアから)欧州に大量の石油と石油製品がこの先1年か2年、公然とあるいはグレーな形で流れ込み続ける」。
午後5:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7602】WSJ、31日「重要なのは保険に関する措置だ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は31日、EUがロシア産石油を運搬する船舶の保険取り扱いを段階的に禁止する方針だと報じた」。
午後5:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7603】WSJ、31日「ロシアの石油輸送は欧州の保険会社や海運会社に大きく依存しているため、これが導入されれば大きな打撃になるだろう」。
午後5:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7604】ブルームバーグ、31日「『OPECプラス』は、今週の会合で原油生産計画を従来通りで維持する可能性が高い」「参加国当局者らは世界的な石油の需給水準が安定しており、ロシアの輸出にまだ深刻な打撃は見られない」。
午後5:47 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7605】日経、1日「英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は31日、英国と欧州連合(EU)がロシア産石油を積んだ船舶に保険をかけることを禁じると報じた」。
午後5:47 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7606】日経、1日「対象の船舶は世界最大級の保険市場である英ロイズ保険組合などを使えなくなり、ロシアのエネルギー輸出に打撃となるとみている」。
午後5:47 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7607】日経、1日「英ロイズ保険組合は会員組織で、世界の保険会社がシンジケートと呼ばれる引受団をつくり、持ち込まれた案件を引き受ける。最古の保険市場だ」。
午後5:47 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7608】日経、1日「欧州連合(EU)は英国と共同でロシア産石油を運ぶタンカーへの保険を禁止する見通しで日本の損保も対応を迫られる可能性がある」。
午後5:47 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7609】TASS、1日「イタリアに本拠を置くノミスマ・エネルジアのコンサルタント会社、ダビデ・タバレッリ社長は(EUの制裁について)『石油価格はかなり長い間高いままであり、再び上昇する可能性がある。これは全世界に困難をもたらす』」。
午後5:47 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7610】ロイター、31日「石油輸出国機構(OPEC)メンバーの一角が、ロシアの石油増産能力西側諸国の制裁によって制限されていることを踏まえ、石油生産協定からロシアを一時除外する案を検討している」。
午後6:12 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7611】ロイター、31日「ロシアを協定から一時除外することで、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などは、生産目標達成に向け増産に動くことも可能となる」。
午後6:13 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7612】ロイター、1日「米国時間の原油先物は下落した。石油輸出国機構(OPEC)メンバーの一角が、石油生産協定からロシアを一時除外する案を検討しているとの米紙報道が材料となった」。
午後6:13 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7613】ロイター、1日「サウジアラビアは、欧米諸国による制裁でロシアの原油生産が大幅に落ち込んだ場合、増産の用意がある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係筋の話として1日に報じた」。
午後6:13 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7614】ブルームバーグ、2日「同紙(FT)の報道を受け、ニューヨーク原油先物相場は、アジア時間2日の時間外取引で一時3.1%急落し、1バレル=112ドルを割り込んだ。北海原油代表油種ブレント先物も113ドル台に下げた。」。
午後6:13 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7615】ブルームバーグ、2日「サウジとアラブ首長国連邦(UAE)が直ちに増産する案が検討されており、OPECと非OPEC主要産油国で構成する「OPEプラス」が2日に開く閣僚級会合で発表されることもあり得る」。
午後6:13 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7616】ブルームバーグ、2日「原油価格が120ドルに近づいても、サウジは増産ペースを加速するよう求める米政府からの要請にこれまで抵抗してきた」。
午後6:14 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7617】ブルームバーグ、2日「しかし、欧州連合(EU)が海上輸送による石油輸入の禁止を含む対ロシア制裁第6弾の実施に動く状況で、供給が明白に不足する懸念が高まったという」。
午後6:14 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7618】ブルームバーグ、2日「バイデン米大統領はG7とNATOの首脳会合に出席するための外遊の一環として、サウジアラビアを今月訪問する可能性が高い。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした」。
午後6:14 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7619】ブルームバーグ、2日「大統領が直接会談するのはサウジ元首であるサルマン国王のみだとしていたが、米国のガソリン価格が記録的高値に上昇している中で皇太子との会談を迫る圧力が強まっている」。
午後6:14 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7620】ABC、2日「バイデンと事実上のサウジアラビアの支配者であるサルマン王子との会談は、きしむような厳しい世界的な石油供給が価格を押し上げるので、米国のガソリン消費者にいくらかの救済の希望を与える可能性がある」。
午後6:14 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7621】ABC、2日「バイデンにとっては、傲慢で過酷な行動で知られ、まだ(米国の仕打ちに)怒り狂っている王子が土壇場での公の拒絶し、恥をかかされる政治的なリスクがある」
午後6:15 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7622】NYT、31日、バイデン大統領がNYTに寄稿。「ゼレンスキー大統領が言ったように、最終的にこの戦争は「外交によってのみ決定的に終結する」のである。(続く)
午後7:42 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7622-2】(続き)すべての交渉は、現地の事実を反映している。私たちは、ウクライナが戦場で戦い、交渉の席で最も強い立場に立てるよう、大量の武器と弾薬を送るために迅速に行動してきた」
午後7:43 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7623】NYT、31日「我々は、ジャベリン対戦車ミサイル、スティンガー対空ミサイル、強力な大砲と精密ロケットシステム、レーダー、無人航空機、Mi-17ヘリコプター、弾薬などの最新兵器の提供をウクライナに継続する」
午後7:43 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7624】NYT、31日、「私たちは、NATOとロシアの間で戦争が起こることを求めてはいない。私はプーチン氏に同意しないし、彼の行動は言語道断だと思うが、米国はモスクワでプーチン氏を失脚させようとはしない。
午後7:43 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7624-2】(続き)ロシアに苦痛を与えるためだけに戦争を長引かせることはしない」
午後7:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7625】NYT、31日「米国や同盟国が攻撃されない限り、ウクライナに米軍を派遣したり、ロシア軍を攻撃したりして、この紛争に直接関与することはないだろう。ウクライナが国境を越えて攻撃することを奨励したり、可能にしたりすることはない」
午後7:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7626】NYT、31日「この危機の間、私の原則は “Nothing about Ukraine without Ukraine”(ウクライナ抜きのウクライナはありえない)である」
午後7:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7627】読売、31日「バイデン氏は(30日)ホワイトハウスで、記者団から「長距離ロケットシステムを送る予定か」と問われると、「ロシア(領)を攻撃できるロケットシステムは送るつもりはない」と述べた。」
午後7:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7628】1分間で10回超のロケット弾連射が可能な米国製の多連装ロケットシステム(MLRS)は最新鋭の弾薬を使った場合、最大300km、しかし弾の種類によっては約70km程度。(読売、31日)
午後7:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7629】共同、31日「ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)は30日、自らのSNSアカウントで、バイデン米大統領が長射程の多連装ロケットシステムのウクライナへの供与を否定したことを「賢明だ」と評価した」。
午後7:44 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7630】共同、31日「メドベージェフ氏は「ロシアの都市が攻撃された場合には、軍はその決定をした中核を攻撃する」と主張。その攻撃目標には「キエフ(キーウ)ではないものもある」と、強くけん制」。
午後7:45 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7631】AFP、31日「ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府顧問は28日、ツイッターへの投稿で「西側諸国が本当にウクライナの勝利を望んでいるなら、長距離MLRSを提供するべきではないか?」と訴えていた。」。
午後7:45 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7632】WSJ、31日「バイデン大統領とその戦略家の意向が時々分からなくなる。ウクライナがロシアに対する防衛戦争に勝利することを望んでいるのか、(続く)
午後7:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7633】(続き)それとも旧領土の多くをロシアの支配下に置きながら停戦に合意して単に生き延びることを望んでいるのか」。
午後7:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7634】WSJ、31日「バイデン氏のウクライナ支援を巡る曖昧な態度は、プーチン氏に戦略的勝利はまだ達成できると信じるよう促している」。
午後7:46 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7635】ロイター、1日「 バイデン米政権がウクライナに対し、空対地ミサイル「ヘルファイア」搭載可能なドローン「MQ-1Cグレーイーグル」4機を売却することを計画していることが分かった」。
午後8:52 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7636】ロイター、1日「 ウクライナに供与されれば、同国に侵攻したロシア軍などに対し、敵地深くまで何度も攻撃できる初めての再使用可能な米最新システムになる」。
午後8:52 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7637】ロイター、1日「グレーイーグルは米ゼネラル・アトミックスの「プレデーター」ドローンの陸軍版。任務によっては30時間以上の飛行が可能で、諜報目的のデータを大量に収集することもできる。ヘルファイアを最大8発積むこともできる」。
午後8:53 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7638】ロイター、1日「専門家によると、ウクライナが使用してきた例えばトルコの「バイラクタル-TB2」ドローンに比べずっと大型で、最大離陸重量も約3倍。最大積載量や航続距離などで優位という」。
午後8:53 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7639】WSJ、1日「バイデン米政権は、40マイル(約64キロ)以上離れたところから標的を狙える誘導式多連装ロケット発射砲(GMLRS)をウクライナに提供する方針だ。米当局者が明らかにした」。
午後8:53 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7640】WSJ、1日「GMLRSは、米国がこれまでウクライナに提供した長距離りゅう弾砲「M777」の約2倍の射程を持つ」。
午後8:54 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7641】ロイター、2日「 バイデン米大統領は1日、7億ドル規模の対ウクライナ軍事支援策を発表し、約80キロ離れた標的を正確に攻撃できる高機動ロケット砲システム(HIMARS)が含まれると明らかにした」。
午後8:54 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7642】ロイター、2日(米国防総省)「 高機動ロケット砲システムHIMARS提供にあたり、米政府はウクライナ政府からロシア領内の標的を攻撃しないとの確約を得た」。
午後8:54 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7643】ロイター、2日「 ブリンケン国務長官はウクライナ当局を信じると述べた」。
午後8:54 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7644】ロイター、2日(ブリンケン氏)「ウクライナ側は、ロシア領内の標的に対してこれらのシステムを使用しないと我々に確約した。ウクライナと米国の亜大には同盟国やパートナーと同様に強い信頼の絆がある」。
午後8:54 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7645】ロイター、2日「ウクライナがこれまでに要請していた多連装ロケット発射システム(MLRS)の供与は見送られた。」。
午後8:55 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7646】CNN、1日「HIMARSの最大の射程は約300キロで、これよりは短いものの、これまでウクライナに搬送された兵器の中でははるかに長い射程となる」。
午後8:55 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7647】CNN、1日「当局者によれば、今回のHIMARSには約80キロ飛翔するロケットが装備されている」。
午後8:55 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7648】NYT、1日「バイデン氏が(第3次世界大戦にならいないように)そのバランスを正しく取っているかどうかを誰かが知るまでには、数週間または数ヶ月かかるだろう」。
午後8:55 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7649】NYT、1日「ロシアがロシアの領土からウクライナにさらにミサイル攻撃を仕掛けるとき、本当の試練が来るかもしれない—ゼレンスキー氏は米国との合意によって、同滋養な報復ができない」。
午後8:55 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7650】NYT、1日「ロシアがロシアの領土からウクライナにさらにミサイル攻撃を仕掛けるとき、本当の試練が来るかもしれない—ゼレンスキー氏は米国との合意によって、同じような報復ができない」。
午後8:56 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7651】スプートニク、2日「米国によるウクライナへの新たな軍事支援パッケージには多連装ロケット砲「ハイマース」が4基、含まれる」。
午後8:56 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7652】スプートニク、2日「ハイマースは欧州に配備されているものが供与に回されるため、速やかにウクライナ側に届くと期待されている。コリン・カール国防次官が表明した」。
午後8:56 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7653】BBC、2日「クレムリンのスポークスマン、ドミトリー・ペスコフ氏は、米国は武器供与で「意図的に火に燃料を追加している」と述べた」。
午後8:57 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7654】BBC、2日「ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は配達に反対し、バイデン氏の発表は「第三国」が紛争に巻き込まれるリスクを高めたと述べた」。
午後8:57 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7655】ロイター、1日「ロシアのリャブコフ外務次官は1日、米国が高機動ロケット砲システム(HIMARS)をウクライナに供給することに反発し、米ロの直接衝突に発展するリスクが高まると警告した。」。
午後8:57 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7656】CNN、2日「英国のウォレス国防相は1日、ウクライナに対し、ロシアの侵攻から国を守ることを支援するため、多連装ロケットシステム「M270」を供与すると明らかにした。」。
午後8:57 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7657】CNN、2日「英国が供与するM270の射程距離は最長80キロ。英国務省は声明で、M270の供与によってウクライナ軍の能力が格段に向上すると述べた。」。
午後8:57 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7658】CNN、2日「声明によれば、今回の動きは米国と「緊密に連携」したもの。米国は、ウクライナに対して、HIMARS(ハイマース<高機動ロケット砲システム>)を供与することを決定している。」。
午後8:57 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7659】UKRINFORM、1日「ショルツ独首相は1日、ドイツ政府はウクライナに対空ミサイルIRIS-T、目標の座標を捕捉する最新のレーダーを提供するとし、また米国と協力して、多連装ロケットシステムの供給可能性も検討すると発言した」。
午後8:58 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7660】UKRINFORM、1日「同氏は、ドイツは米国との緊密な協力の下で、「ロシアへは到達しない射程の」多連装ロケットシステムのウクライナへの提供可能性を検討すると発言した。」。
午後8:58 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7661】ロイター、1日「 ドイツのショルツ首相は、ウクライナにIRISーT防空システムを供与すると議会で表明した。ウクライナ政府からの要請を受けた。ドイツの野党も重火器の供与を拡大すべきだと主張していた。」。
午後8:58 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7662】RT、1日「ドイツ軍は、オラフ・ショルツ首相がキーウに約束した兵器システムを持っていない、と国防省は述べた」。
午後8:58 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7663】RT、1日「国防省のスポークスマンであるデビッド・ヘルムボルト海軍大尉は、「これらのシステムは私たちのサービスはない。この質問は最終的に防衛産業に向けられるべきだ」と回答」。
午後8:58 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7664】RT、1日「ドイツ連邦軍が兵器庫に持っている唯一のIRIS-Tシステムは 、ユーロファイターとトルネード戦闘機に搭載された空対空ミサイルである」。
午後8:59 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7665】ドイツはIRIS-Tシステムをエジプトかスウェーデンから「迂回」させて供与するのかもしれない。(RT、1日)
午後8:59 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7666】RT、1日「ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相は1日、ウクライナへの防空システムの計画された配達は「しばらく、数ヶ月かかる」と議会に語った」
午後8:59 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7667】WSJ、2日「ゼレンスキー大統領は、長距離砲が提供されてもロシアの領土が攻撃されるリスクが高まることはないと表明した。」
午後8:59 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7668】ゼレンスキー氏「ロシアを攻撃するつもりはない」、「われわれはロシアの領土で戦っているのではない。戦争はわれわれの領土で起きている」。(WSJ、2日)
午後8:59 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7669】TASS、1日「クレムリンは、米国製のロケットでロシアを攻撃しないというゼレンスキーの約束を信頼していない」
午後9:00 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7670】ペスコフ報道官「信頼するためには、そのような約束が果たされたときの以前の経験が必要だ。残念ながら、そのような経験は全く存在しない」(TASS、1日)
午後9:00 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7671】ペスコフ報道官「それどころか、ウクライナ南東部での戦争を終わらせるというゼレンスキーの選挙運動の公約から始まって、これまでの経緯を見れば、『約束』が果たされず、ミンスク協定が履行されなかったことが証明している」(TASS、1日)

午後9:00 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7672】ペスコフ報道官「米国は意図的かつ熱意を持ってガソリンを火に注いでいる」「(米国の武器供給は)ウクライナの指導部が和平交渉を再開しないように奨励している」
午後9:00 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7673】AFP、2日「国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)のユルゲン・ストック事務総長は1日、ウクライナに供与される武器の一部が紛争終結後、(続く)
午後9:01 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7673-2】(続き)欧州をはじめとする世界の犯罪組織の手に渡る恐れがあるとし、武器追跡データベースを活用した監視に着手するよう加盟各国に呼び掛けた。」
午後9:02 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7674】ストック氏「(ウクライナ)紛争下で武器の入手が容易になっており、紛争終結後は違法な武器として拡散することになるだろう」(AFP、2日)
午後9:02 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7675】ストック氏「こうしている間にも犯罪者はすでに(ウクライナに供与された武器に)目を付けている」「重火器ですら闇市場に出回るようになるだろう」(AFP、2日)
午後9:02 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7676】ストック氏「われわれには武器に関する情報を共有するデータベースがある。いずれの国・地域も単独では対処できないため、それを活用するよう加盟国に促しているところだ」(AFP、2日)
午後9:02 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7677】WSJ、2日「欧米の政府関係者からは、ウクライナに強力な長距離兵器を提供すればロシアの領内を攻撃することが可能になり、すでに3カ月に及んでいる戦争がエスカレートしかねないとの懸念が出ている」
午後9:02 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7678】WSJ、1日「ウクライナへの重火器の提供を続けるべきか、欧州諸国の一部で疑問視する声が出ている。武器を送り続ければ戦争が長引き、経済的な痛みが広がりかねないとの懸念が背景にある。」
午後9:02 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7679】WSJ、1日「欧州連合(EU)がウクライナ問題を巡り首脳会議を開催する中、今週に入って不協和音が目立ち始めた。」
午後9:03 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7680】WSJ、1日「西欧諸国の一部は戦争を続ける意欲が低下している。勝ち目はなく、犠牲ばかりが増える膠着状態に達したと判断しており、欧州の資源を流出させ、リセッションを長引かせるだけだとの懸念が出ているためだ」
午後9:03 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7681】WSJ、1日「英国、ポーランド、バルト諸国や複数の中欧諸国の首脳とは異なり、仏独首脳はまだウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問していない」
午後9:03 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7682】WSJ、1日「ドイツはウクライナに戦車を提供しておらず、自走式榴弾(りゅうだん)砲7門を送ることで合意している。」
午後9:03 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7683】WSJ、1日「(ドイツ)政府の推定によると、人口8300万人で欧州最大の経済規模を持つドイツがこれまで提供した軍事支援は約2億ユーロ(約280億円)にとどまる。」
午後9:03 · 2022年6月2日·Twitter Web App

【速報7684】WSJ、1日「これは人口100万人のエストニアすら下回る規模だ。フランスは12門の自走榴弾砲をウクライナに供与したが、戦車や防空装備は提供していない。」
午後9:03 · 2022年6月2日·Twitter Web App

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