オリンピックの閉会式に当たる2021年8月8日、東京五輪強行開催に抗議し、五輪廃止を求める閉会式アピール行動が、国立競技場に近い新宿区霞ヶ丘町のJOC前で行われようとしていた。
しかし、国立競技場周辺は閉会式のための交通規制が行われており、抗議アピール行動の主催者らは警察に行手を阻まれ、JOC本部に近づくことができなかった。
主催者側は警察に理由を聞くが、「皆さんに協力のお願いをしています」の一点張りで、結局、抗議アピール行動は、地下鉄外苑前駅から国立競技場へ向かう途中の秩父宮ラグビー場前あたりで行われた。
抗議アピール行動では、「オリンピックより医療を守れ!」「オリンピックはどこにもいらない!」とのシュプレヒコールが繰り返された。
また、7月16日の聖火リレーイベントで、誰もいない歩道で爆竹を鳴らしたことで逮捕・起訴された人物の支援者が、警察を前に「弾圧だ。オリンピックに抗議する人を犯人扱いするな!」と訴えた。
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