「菅総理が掲げているたった2つのエビデンス、どちらもインチキ!だから国民はこのGoToは相当いかがわしいと思うのです!」~12 ・8野党合同国対ヒアリング ―持続化給付金、GoToトラベル、休業支援金 2020.12.8

記事公開日:2020.12.10取材地: テキスト動画
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(取材・文:渡会裕)

 2020年12月8日、東京千代田区の衆議院本館で、持続化給付金、「GoToトラベル」事業、休業支援金の問題について、野党各党の国会対策委員による合同ヒアリングが行われた。

 「GoToトラベル」事業については、旅行関係業者の混乱や、新型コロナウイルスの感染拡大につながると、批判を受けているにもかかわらず、ヒアリングが行われたこの日、「GoToトラベル」事業の6月までの延長が閣議決定された。

 この閣議決定を受け、ヒアリングでは、「GoToトラベル」事業を推進する国土交通省などの担当者に対し、継続の根拠を質す声が上がった。

 立憲民主党の黒岩宇洋(たかひろ)衆議院議員は「菅総理は『GoToトラベル』を進めていく論拠として、2つしか数字を挙げていない」と指摘。「1つは、感染拡大は少ないとして、(のべ)4000万人(の利用者)で(感染者数は)200人。これは通常の感染率の2分の1、ありえない」「もう1つの数字が、900万人の観光関連(従事者)、全従業員の15パーセントが観光関連だなんてあるわけがない」と述べ、「菅総理が掲げているたった2つのエビデンス、数字はどちらもインチキ」だと断じた。

■全編動画

  • 日時 2020年12月8日(火)14:00~
  • 場所 衆議院本館 第4控室(東京都千代田区)
  • 出席省庁 厚生労働省、国土交通省、経済産業省、内閣官房

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