2019年9月14日、15日の2日間にわたり、京都市内にて岩上安身が朝鮮近代史に詳しい滋賀県立大の河かおる准教授へロングインタビューを行った。テーマを「メディア」「徴用工」「慰安婦」「歴史認識」の4つに分けて話をうかがい、現在の日韓対立の根本原因を探った。
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2019年9月14日、15日の2日間にわたり、京都市内にて岩上安身が朝鮮近代史に詳しい滋賀県立大の河かおる准教授へロングインタビューを行った。テーマを「メディア」「徴用工」「慰安婦」「歴史認識」の4つに分けて話をうかがい、現在の日韓対立の根本原因を探った。
■イントロ
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静かに話しているのを聞けるのは、うれしいです。特に講師の河かおる氏が、韓国のメディアについて淡々と語り、どちらかというと岩上さんの話すことを聞く役に回っているのが、おもしろいです。たぶん岩上さんは、リツィート裁判で頭にきていて、河さんはそれに同情しているのでしょう。ともあれ、安倍晋三副官房長官によるNHKの従軍慰安婦番組への圧力とその結果が、日本のメディア状況の分岐点のひとつになっていますね。自民党および安倍政権は、どうしても植民地支配の加害性を受け入れることができず、ヒステリックに反発しています。このヒステリックな反応に、今回のような静かな対話を横におけば、何が真実であるかは誰でも直感的にわかるでしょう。「語るなら、声低く語れ」と強調した博学の思想史家の言葉が、しみじみと思い出されるお話でした。ありがとうございます。