【第367号】岩上安身のIWJ特報!「メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている」〜加計問題の闇を告発した前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!「独裁国家に近づいている」と危機感!(前編)(その4) 2018.4.19

記事公開日:2018.4.20 テキスト独自
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(岩上安身)

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その3の続き

▲前川喜平氏(2017年12月、IWJ撮影、https://bit.ly/2GqBimD

学校制度は軍隊を模したもので、そういう文化に馴染めないという子がいて当たり前―― 戦前は国家的規模でマインドコントロールがおこなわれており、そのカルト集団の教養が「教育勅語」や「戦陣訓」

岩上「ちょっと気になったのですが、前川さんのご発言の中に、『心の中では無政府主義者』(※45)というのがあります。政府そのものなのに、『心の中では無政府主義者なんですよ。これも一種の面従腹背ですね』とおっしゃっている(笑)。学校制度を所管している文部科学省にいながら、脱近代のポスト・モダンを語っていた、イヴァン・イリッチの『脱学校化社会』、『脱学校の社会』(※46)などの学校制度を批判する側の本を読んでいたといいますが、これも『面従腹背』なのかもしれないですね。

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