2014年01月17日(金)14時から、本年初めての森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。北陸電力の志賀原発の破砕帯調査は、12月に提出された報告書をもとに準備中、日程はまだ決まっていないという。
2014年01月17日(金)14時から、本年初めての森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。北陸電力の志賀原発の破砕帯調査は、12月に提出された報告書をもとに準備中、日程はまだ決まっていないという。
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北陸電力は旧原子力安全・保安院からの指示文書に基づき、志賀原子力発電所の「敷地内破砕帯(シーム)の追加調査計画」を行い、昨年の12月19日に原子力規制委員会に報告している。
規制庁はこれを受け、会合の開催の準備をしているが、具体的な日程はまだ決まっていないということだ。さらに、現地調査の日程もまだ決まっていない。
日本海側で冬季であることから、現地調査は来年度以降になる可能性があるという。
大飯原発の破砕帯調査は、2012年11月2日、12月28日、2013年7月27日と3回行っている。その評価書は、2013年12月27日に行った有識者会合でのピア・レビューの結果を踏まえて、最終的な修正をしている段階だという。
その後、規制委員会の定期会合に議題として取り上げられる予定だが、日程はまだ決まっていないということだ。
独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)を2014年3月に統合することが決まっており、JNESから規制庁への職員の異動などの手続きを行っているが、まだ終わっていないという。
規制庁によると、基本的には補正予算が成立後、初めてJNES統合の予算措置ができるため、そうした状況なども踏まえて行うが、まだ決まっている訳ではないということだ。