「4日間連続して新規制基準適合性の審査会合を行う」原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.12.17

記事公開日:2013.12.17取材地: テキスト動画
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 2013年12月17日(火)16時40分から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。本日17日から4日間連続して、新規制基準適合性に係る審査会合が開かれることが報告された。北海道、関西、四国、九州の各電力事業者から説明を聞く予定となっている。

■全編動画

怒涛の4日間連続の審査会合

 冒頭、森本英香次長より、検討チームの会見および会合の予定が発表され、今週は、本日17日から4日間連続して、新規制基準適合性に係る審査会合が開かれることが報告された。本日は第58回の審査会合で、20日(金)の第61回審査会合まで連日開催される。電力事業者として北海道電力、関西電力、四国電力、九州電力などから説明を受ける予定だという。

中間貯蔵施設には制度上タッチしない

 先週土曜日の14日に、福島県内の除染で出た汚染土などの中間貯蔵施設の建設について、政府が地元自治体に要請した。規制委員会の安全規制の対象になるか否かは、制度上は環境大臣が判断することになっており、規制委員会はタッチしない。ただし、必要があって協力を求められたときには対応するだろうという考えを示した。

明日、核燃料施設の新規制基準が施行

 明日18日、核燃料施設の新規制基準が施行される。現在では先に商用原子炉についての新規制基準が施行されていた。今回施行される新規制基準の対象施設について、審査申請に関する話は具体化していない。審査体制そのものについても、審査申請が来てから決めるという方針に変わりはなく、まだ決めていない状態だと述べた。

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