「明日の委員会で30年を越える原子炉の審査方法を議論」 ~原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.12.10

記事公開日:2013.12.10取材地: 動画
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 2013年12月10日(火)16時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。明日開催される定例委員会で、運転開始後30年を越える原子炉に対する運転認可の審査について議論されることが分かった。

■全編動画

  • 日時 2013年12月10日(火) 16:00〜
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

高経年化対策について議論

 明日開催される第35回原子力委員会において、「高経年化対策に係る保安規定変更認可申請に対する審査について」が議論される。

 新規制基準の適合審査は、高浜原発1号機のように運転開始後30年以上を経た原子炉に対しても審査を行っている。しかし、現在は冷温停止状態が維持されていることを前提とした評価を行っている。今後、川内原発1号機や、高浜原発3、4号機のように、30年を経てかつ運転を前提とした審査申請が見込まれると規制庁は考えている。そこで、高経年化し、運転を前提とした評価についての今後の対応、審査の方法について、明日の委員会で議論するということだ。

 ただし、40年を経過した原子炉は、今回は対象外、別途議論する予定だという。 以下、原子力規制庁新着情報2013年12月3日現在)のリンクを表示する。

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