2013年11月29日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。森本次長は、柏崎刈羽原発の適合性審査では、フィルターベントは運用手順が審査対象なので、東電が資料を提出したら、審査が可能という考えを示した。
2013年11月29日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。森本次長は、柏崎刈羽原発の適合性審査では、フィルターベントは運用手順が審査対象なので、東電が資料を提出したら、審査が可能という考えを示した。
■全編動画
新規制基準適合性に係る審査会合で、東京電力柏崎刈羽原発における審査の対象として挙げられる重要な論点は、「敷地内破砕帯」「敷地周辺の断層の活動性」「フィルターベント」であることが規制委から示された。
その中のフィルターベントについて森本次長は、「運用手順そのものが審査の対象」となり、その「確からしさを説明することを求めて審査をする」との考えを示した。また、東京電力が必要な資料を提出したら、「審査が可能」と述べた。
一方、破砕帯や断層の調査については、東京電力から提出された資料を”事業者面談”として確認したのち、現地確認を行う予定であることが分かった。現地確認後、結果を整理してから審査会合になる予定だということだ。