ピースボートが創設30周年記念イベントを開催 国内外から多数の参加者 平和と脱原発の実現訴える 2013.11.9

記事公開日:2013.11.9取材地: 動画
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 非政府組織「ピースボート」の創設30周年を記念するイベントが横浜市の関内ホールで開催され、世界平和の呼びかけを行ってきたこれまでの活動を振り返った。共同代表の吉岡達也氏と川崎哲氏の他、国内外のジャーナリストやアーティスト、市民活動家などが多数参加した。

 ベトナム戦争を取材した経験を持つ報道写真家の石川文洋氏は、「戦争とは””殺人と破壊””。常に民間人が犠牲になる」と語り、戦争のない世界の実現を訴えた。

 「差別と戦争」をテーマにスピーチを行った東京大学教授の高橋哲哉氏は、デンマークの陸軍大将・フリッツホルンが提唱した「戦争絶滅受合法案」を紹介。戦争が開始されると、国家元首、国務大臣、各省次官などが最前線に送り込まれるという同法の内容に触れ、「原発絶滅受合法案」を提唱した。官僚や電力会社が形成する「原子力ムラ」に属する人々が原発事故の収束に送り込まれるようになれば、脱原発を実現することができるのではないか、と語った。

■ハイライト

  • パネルトーク1 「過去の戦争を見つめ、未来の平和をつくる」
    高橋哲哉氏(哲学者)、石川文洋氏(報道写真家)、ヘザー・バウザー氏(米国・米国枯葉剤被害者二世)、池田昭氏(長崎被爆者)、ニコラ・リスクティン氏(ドイツ・東京大学特任教授)
     聞き手:野平晋作氏(ピースボート共同代表)
  • 海外からのお祝いメッセージビデオ上映
    ノーベル平和賞受賞者3名、ピーター・ヤーロウ氏(歌手)
  • スピーチ1 「ヨーロッパ、中東、アジアからのメッセージ」
    ラミ・ナセルディン氏(パレスチナ・NGOパレスチナビジョン代表)、ヤスナ・バスティッチ氏(旧ユーゴ・ジャーナリスト)、イ・ミジョン(韓国・環境財団事務総長)
  • スピーチ2 「ふくしまから世界へ」
    井戸川克隆氏(福島県双葉町前町長)
  • トークセッション 「“人こそが人を支援できる”-東日本大震災と災害ボランティア」
    萬代好伸氏(宮城県石巻市出身・震災語り部)、山本隆氏(ピースボート災害ボランティアセンター代表理事)
  • パネルトーク2 「この社会をシフトするために~3.11を越えて~」 手塚眞氏(ヴィジュアリスト)、宮台真司氏(社会学者)、池田香代子氏(作家・翻訳家)、田中優氏(環境活動家)、佐藤健太氏(一般社団法人ふくしま会議理事)
     聞き手:川崎哲氏(ピースボート共同代表)
  • スピーチ3 「地球目線でデザインする未来」
    竹村真一氏(京都造形大学教授)
  • エコシップ発表 「エコシップ発進!!~持続可能な地球一周に向けて~」
    吉岡達也氏(ピースボート共同代表)、飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)、ハイメ・オリバー氏(客船設計デザイナー)、アンドレス・モリーナ・マルティ氏(造船工学博士)
  • 日時 2013年11月9日(土)
  • 場所 関内ホール(神奈川県横浜市)

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