昨年に引き続き今年も「Occupy Monsanto(モンサントを占拠せよ!)世界同時行動」が9月17日に呼びかけられた。これに連動して、STOP TPP!!官邸前アクションは18日、日本モンサント株式会社前で抗議行動を行なった。平日の夕方にも関わらず大勢の人々が押し寄せ、「食を、健康を、環境を、自由を、食料主権を守るため」という主張のもと、モンサントに「NO!」の声を上げた。
抗議行動では冒頭、主催者がモンサント社に対し申し入れ書の提出を行なった。昨年は門前払いを受けたが、今年は10項目の要望が書かれた申し入れ書をモンサント側が受理した。
ゲストトークでは、米国で農薬残留量基準が引き上げられたことにより、来年以降、遺伝子組み換え大豆は毒性が強まるという主張がなされた。これまでのラウンドアップ(除草剤)への耐性と、殺虫タンパク質を作る遺伝子に加え、さらに枯葉剤への耐性も組み込まれることになるという。抗議行動では他にも、遺伝子組み換えの危険性を訴え、モンサント社による種の独占、支配を批判する演劇も行われた。
ここに参加されてる人達のスピーチだけで、本一冊分の情報があります、聞き逃せませんよ。