┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~12月も3分の2を過ぎて、2025年も残すところあと8日です! しかし今月12月のご寄付・カンパの目標額達成率は、まだ26%です! 月間目標に達するには、あと74%、259万9000円が必要です! 真実を伝えていく活動を続けていくためには、皆様の有料会員登録と、ご寄付・カンパによる皆様からのご支援が必要です! 12月も、どうぞ皆様、お支えください! よろしくお願いいたします!
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┠■<ウクライナ紛争の転換点(その13)>プーチン大統領が、和平交渉の如何によらず、「ロシアは軍事力によって歴史的領土の解放を達成する」と宣言! プーチン大統領は歴史的経緯の説明で「欧州の『子豚ちゃん達』」は、即座に前政権(バイデン政権)の企てに加担し、我が国の崩壊から利益を得ようと画策した』と揶揄! プーチン大統領は、NATOによるユーゴスラビア空爆の違法性を指摘し、「ユーゴスラビアを荒廃させ、解体し、セルビア民族を分裂させ、ひとつの民族を異なる複数の国家へと引き裂いた」と強く非難!
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┠■【中継番組表】
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┠■EU資金900億ユーロ(約16兆2837億円)と日本の資金9000億円が投入される汚職大国ウクライナは、その資金を本当に活用するのか? ミンディッチ・ゲートは国家犯罪! ゼレンスキー氏の親友で「金の便器」を保有していたミンディッチ氏だけが容疑者ではない! 元ウクライナ副首相も! エネルギー相も! 元エネルギー相顧問も! 現職の国家エネルギー委員会委員も! ミンディッチと米国側が接触していたという噂にゼレンスキー氏は狼狽!? なんとイェルマーク氏は相変わらず権力を振るっている? 日本は犯罪国家になぜ血税を投入するのか?(前編)
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┠■【本日のニュースの一撃!】
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┠■【第1弾! 米国の「モンロー主義」の正体は地域覇権主義!ベネズエラの小型船舶を、臨検なしに次々に沈め、法的手続きなしに石油タンカーを拿捕! 北はグリーンランドとカナダの併合、南は資源強奪と、米大陸全体を支配する帝国主義的野心をむき出しに!ロシアはベネズエラへの連帯を表明!「平和の大統領」を僭称してきたトランプ大統領は、石油強奪手段として「戦争の可能性」を示唆!ハイパーインフレに苦しむベネズエラに対し、石油輸出を封鎖し経済的破壊へ!! 1ミリの正義もない、米国の暴挙!!(CNN、2025年12月21日)
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■はじめに~12月も3分の2を過ぎて、2025年も残すところあと8日です! しかし今月12月のご寄付・カンパの目標額達成率は、まだ26%です! 月間目標に達するには、あと74%、259万9000円が必要です! 真実を伝えていく活動を続けていくためには、皆様の有料会員登録と、ご寄付・カンパによる皆様からのご支援が必要です! 12月も、どうぞ皆様、お支えください! よろしくお願いいたします!
IWJ編集部です。
12月は1日から23日までの23日間で、月間目標額の26%に相当する90万1000円のご寄付・カンパをいただいています。
ご支援くださった方々、誠に、ありがとうございます!
しかし、月間目標額の350万円に到達するには、あと74%、259万9000円も不足しています!
第16期がスタートして以降、ご寄付・カンパによるご支援は、月間目標額350万円に対し、8月は16%、9月は14%、10月は33%、11月は55%にとどまりました。これで1年の3分の1、4ヶ月連続、目標未達となってしまいます!
安定的な活動のための資金が、IWJは不足しています。財政的には厳しい状況が続いており、真実を伝えていく活動の困難を、痛感しています!
12月こそは、有料会員登録と、ご寄付・カンパによる皆様のご支援で、今月こそ、月間目標額に到達させてください! どうぞ皆様、よろしくお願いいたします!
米国の言いつけに、従順に従う、忠実な「同盟国」でありさえすれば、米国が必ず守ってくれるという幻想は、完全に終わりを告げました。
日本は、この国際情勢の変化に鋭く気づき、自らが生き残るために、自らのあり方を変えていけるでしょうか?
変えていかなくてはなりませんが、米帝国の変化への反応が、官民ともにあまりに心もとなく、懸念は尽きません。
肝心なことは、リアルな現実をまず直視することです。大小問わず、ほとんどのメディアが、現実直視を避けています。
IWJは現実を直視し、皆様にお伝えし続けてきましたし、今もお伝えしていますし、これからもお伝えし続けていきます。
しかし、現実は苦いものです。苦い現実を直視したくない心理が働くからこそ、甘い嘘をつくプロパガンダに人は飛びつき、騙されてしまうのです。
我々IWJは、プロパガンダの波にのまれることなく、ジャーナリズムの本道を歩み続けます。
我々は、破滅的な危機を回避できると信じています。しかし、そのためには、リアルを直視し、プロパガンダに流されないことが、絶対に必要です。
IWJは、厳しい経営が続いています。そのIWJの行方は、私達市民が、この苦いリアルと対峙した上で、なお希望をもてるかどうかにかかっています。
市民メディアであるIWJの活動運営費は、約半分が、会員の皆様からの会費によって支えられています。残りの約半分が、ご寄付・カンパによって支えられています。特定のスポンサーをつけず、スポンサーの意向に左右されることもありません! 権力に忖度することも、したことも、1度もありません!
困難は、迫ってきています。今は、東アジアにおいて、日本が、「代理戦争」の「捨て駒」として使われてしまうかどうかの正念場です! そうした事態は、絶対に回避しなければなりません!
しかし、そのリスクは、高市氏が総理大臣となり、小泉進次郎氏が防衛大臣となったことで、残念なことに加速しつつあります!
今期16期、IWJは、日本だけでなく、西側に広がり、やむことのないプロパガンダの毒素にのみこまれず、苦くても真実をお伝えしていきたいと思います!
どうぞ、緊急のご支援のほど、よろしくお願いいたします!
岩上安身 拝
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
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年会費をまとめてお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。
同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!
■<ウクライナ紛争の転換点(その13)>プーチン大統領が、和平交渉の如何によらず、「ロシアは軍事力によって歴史的領土の解放を達成する」と宣言! プーチン大統領は歴史的経緯の説明で「欧州の『子豚ちゃん達』」は、即座に前政権(バイデン政権)の企てに加担し、我が国の崩壊から利益を得ようと画策した』と揶揄! プーチン大統領は、NATOによるユーゴスラビア空爆の違法性を指摘し、「ユーゴスラビアを荒廃させ、解体し、セルビア民族を分裂させ、ひとつの民族を異なる複数の国家へと引き裂いた」と強く非難!
ウクライナ紛争の転換点(その11)(その12)でお伝えしたように、ウクライナ情勢は、ロシアの首都モスクワ、欧州連合本部のあるブリュッセル、米国のマイアミ、そしてウクライナの戦場において、同時進行で激しく動いています。
モスクワでは12月17日、ロシア国防省理事会拡大会議が開催され、プーチン大統領が、和平交渉の如何によらず、「ロシアは軍事力によって歴史的領土の解放を達成する」と宣言しました。
プーチン大統領は、冒頭、「ロシア軍は、全戦線において戦略的イニシアチブを掌握し、それを堅持しています」と述べ、「世界最大の軍事政治ブロックであるNATOを構成する諸国の潜在力に支えられている」ウクライナに対して、ロシア軍が非常によく対応している、と評価しました。
そして、ロシア軍が、戦闘構成の改善、軍事指揮システムの質的向上、作戦・戦闘訓練の質的向上、防衛産業の効率性向上などによって強化されていると述べました。その具体的内容は、後段で詳述します。
また、プーチン大統領は、欧州の指導者達が「ロシアとの対決は避けられない」「大規模戦争に備えるべきだ」と煽っているが(特にイギリス、最近ではドイツの突出ぶりが著しい。イタリアのメローニ首相は、ロシアの凍結資産流用の反対に回り、フランスのマクロン大統領は「沈黙」して、ドイツを孤立させた)、「これは虚構のロシア脅威論にもとづく嘘であり、非合理な物語」だと切り捨て、ロシアは最後の瞬間まで外交的解決を試みてきた、と述べました。
プーチン大統領は、「接触線沿いの情勢の推移等を踏まえ、軍事発展分野で設定すべき目標」を6項目、示しました。ここで、プーチン大統領は、たとえ外交的手段で解決にならなくとも、「ロシアは軍事的手段によって歴史的領土の解放を成し遂げる」と強調しました。
西側で、相も変わらず横行している、ウクライナの、散発的なロシア領内へのドローン攻撃がロシアにダメージを与えているとか、ロシアの軍事的・経済的な弱体化が進んでいる、といったプロパガンダ(こうしたプロパガンダを広めている媒体は、もはや購読や視聴には値しない)が、いかに現実離れしたものか、以下のプーチン大統領等の発言をお読みいただければわかります。
ロシアの軍事力は、依然として強力であり、ウクライナを相手に、そのもてるポテンシャルをすべて発揮しているわけではないことも理解できます。
ロシアの欧米不信は、かなり根深く、無益だとわかっていても、西側との戦争が始まってしまえば、ギアを1段も2段もあげたレベルで戦う用意をしているらしいことがみてとれます。
ウクライナと、それをバックアップしている欧州諸国(日本政府を含む)は、政府自らとその御用メディアによって、まき散らしてきたプロパガンダに「自家中毒」になってしまっているのではないかと思います。
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◆中継番組表◆
**2025.12.24 Wed.**
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**2025.12.25 Thu.**
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「どうやって、人口が伸びない、経済が伸びない中にあって、この国を持ちこたえていくかということを、我々は考えていかねばならないし、この厳しい時代にあって、どうやって我が国の独立と平和を維持するか、ということを考えていかねばならない」!~12.3 石破茂前首相 特別講演会~激動の一年間と日本の進むべき道
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「トランプ関税」の衝撃波が世界を襲う! 貿易政策と安全保障政策の融合!? 逆に米国と同盟国に、経済破綻と社会崩壊の危機が迫る!? 岩上安身によるインタビュー第1188回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第1弾 2025.5.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527367
40年間続いた米国債の価格上昇が、下落へ! 世界一米国債を保有する日本には、巨大な含み損が発生! 米国債務は対GDP比100%を超え、利払い費だけで、米防衛費を超過!「アメリカの、世界に対する覇権を支えている財政システムが、大変動を起こしている」! 岩上安身によるインタビュー第1195回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第2弾 前編 2025.6.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527763
フォン・デア・ライエン委員長は「我々が知っていた西側は、もはや存在しない」と宣言!「日本人がもっと真面目に考えないと。日本の立ち位置って何ですか?『西側の一員です』と。でも、その『西側』はないんです」! 米国債がクラッシュしてしまえば、最大保有国である日本は、最大の被害国に! 岩上安身によるインタビュー第1195回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第2弾 後編 2025.6.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527782
ヒンドゥー至上主義のインド・モディ政権によって酷い差別を受けているカシミールは、ユダヤ人至上主義によって民族浄化を受けるガザと共通性がある! パレスチナ問題とカシミール問題はともに大英帝国支配の負の遺産! しかし、英国は責任を果たさない! 岩上安身によるインタビュー第1194回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長 宮田律氏 第1回 2025.5.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527633
イスラエルは、トランプ米大統領のリゾート開発構想のために、ガザ戦争を再開! 毎日100人単位でパレスチナ人を殺害しているのに、主要メディアではほとんど報じられず、批判もされない! ユダヤ教の極右政党と連立するネタニヤフ政権は、UNRWA施設を破壊し、職員も殺害! 人道援助を妨害し、ガザは「国際法の墓場」に! 岩上安身によるインタビュー第1194回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長 宮田律氏 第2回 2025.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527726
「トランプは戦争をしない」は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、キリスト教シオニストの福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求!~岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526058
「戦争をやめさせる」はずのトランプ内閣が、ウクライナ紛争を剛腕で停戦させようとしているのに対し、イスラエルのジェノサイドはなぜ野放し!? その謎に迫る!!【ガザ戦争とハマス】15ヶ月に及ぶ戦争は中東地域に何をもたらしたか? トランプ政権によってパレスチナはどうなるのか? 岩上安身によるインタビュー第1184回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 2025.2.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526531
2024年を振り返る! そして1ヶ月後に始まる第2次トランプ政権で、米国は、そして世界はどう変わる!?~岩上安身によるインタビュー第1175回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525988
ハミッド・ダバシ氏が指摘「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」!「ガザ攻撃における植民地主義の視点」~岩上安身によるインタビュー第1145回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2024.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521575
「イスラエルがどんな戦争犯罪、人道に対する罪を行っても一度も裁かれなかった。こういう国際社会の『伝統』がジェノサイドを可能にしている」!!~岩上安身によるインタビュー第1144回 ゲスト 早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授・岡真理氏 2024.2.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521515
イスラエルがパレスチナ・ガザ地区に対して行なっているのは「民族浄化」! イスラエルによる「報復」でもなければ、ハマスとの戦争でもない!~岩上安身によるインタビュー第1138回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2023.11.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519713
「絶望」に突き動かされたハマスがイスラエルを急襲! イスラエルは、「報復」の名のもとに「民族浄化」を開始! パレスチナ人の「完全追放」まで至るのか!?「第2のナクバ」に~岩上安身によるインタビュー第1137回 ゲスト 放送大学名誉教授 高橋和夫氏 2023.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519653
対等な者同士の「ハマス・イスラエル戦争」ではない!「植民地主義とそれへの抵抗であるという基本的な視点が必要」~岩上安身によるインタビュー第1136回 ゲスト 東京大学名誉教授 板垣雄三氏 2023.11.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519527
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■EU資金900億ユーロ(約16兆2837億円)と日本の資金9000億円が投入される汚職大国ウクライナは、その資金を本当に活用するのか? ミンディッチ・ゲートは国家犯罪! ゼレンスキー氏の親友で「金の便器」を保有していたミンディッチ氏だけが容疑者ではない! 元ウクライナ副首相も! エネルギー相も! 元エネルギー相顧問も! 現職の国家エネルギー委員会委員も! ミンディッチと米国側が接触していたという噂にゼレンスキー氏は狼狽!? なんとイェルマーク氏は相変わらず権力を振るっている? 日本は犯罪国家になぜ血税を投入するのか?(前編)
『日刊IWJガイド』12月22日号で報じたように、EUはウクライナに共同で900億ユーロ(約16兆2837億円)の無利子融資を行うことを決めました。
そればかりか、日本が9000億円のウクライナ支援をするという話も、ゼレンスキー氏の口から出ています。
※<ウクライナ紛争の転換点(その11)>EU首脳会合で、フォン・デア・ライエン欧州委員長ら対露強硬派にして戦争継続派が進めてきた「ロシア凍結資産をウクライナ支援に流用する」融資案が潰れ、EU自身が資金を調達してウクライナ支援をすることで合意! しかし、EU27ヶ国の債務は、すでに約2400兆円、英国を入れれば約3000兆円! EUの共同債務残高は約130兆円、そこに追加のウクライナ支援で900兆円!? ハンガリーのオルバン首相は「ウクライナ人は決して返済できないだろう」と表明! さらにゼレンスキー氏が「日本の高市総理に感謝する」と日本が9000億円のウクライナ支援をするとXに投稿!!
(日刊IWSJガイド、2925年12月22日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251222#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55305#idx-2
IWJが、繰り返し報じてきたように、ウクライナは途方もない汚職大国であり、ゼレンスキー氏は、汚職の撲滅を公約にして大統領に当選したのですが、結局、ものの見事に国民の期待を裏切りました。
ゼレンスキー氏の側近や政権メンバーが、次々に汚職で逮捕されています。
現在、最も注目されているのが、IWJが繰り返し報じてきた、ミンディッチ・ゲート(ミダス作戦)と呼ばれる、国有企業エネルゴアトムを舞台にした政権中枢の汚職です。
この汚職の犯罪グループは、エネルゴアトムの調達プロセスを掌握し、契約金額の10~15%のキックバックを体系的に要求していました。
※はじめに~<ウクライナ紛争の転換点(その9)>ゼレンスキー政権の崩壊が進む!~(日刊IWJガイド2025.12.10号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251210#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55280#idx-1
※ウクライナ大統領府長官を解任されたはずのイェルマーク氏は、いかなる犯罪についても容疑通知を受け取っていない!? ~(日刊IWJガイド2025.12.10号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251210#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55280#idx-4
※<ウクライナ紛争の転換点(その6)>ウクライナ国内のメディアからゼレンスキー氏の年内退任説が出回り始める!~(日刊IWJガイド2025.12.5号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251205#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55274#idx-4
※はじめに~<ウクライナ紛争の転換点(その5)>米国とロシアの協議は難航!? ここに来て、ゼレンスキー氏の最側近、イェルマーク大統領府長官・ウクライナ交渉団団長が、汚職問題の捜査を受けて辞任! ~(日刊IWJガイド2025.12.1号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251201#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55263#idx-1
※<ウクライナ紛争の転換点(その1)>ウクライナ紛争は、大きな山場を迎える!~(日刊IWJガイド2025.11.24号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251124#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55245#idx-5
※はじめに~ウクライナで「1億ドル(約150億円)規模の汚職・横領」が摘発される!~(日刊IWJガイド2025.11.14号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251114#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55229#idx-1
支払いを拒否した業者は、完了済み業務の支払いを停止されたり、契約業者リストから排除されたりしました。
NABU(ウクライナ国家汚職対策局)は、この犯罪集団をエネルギーおよび防衛部門における「高位の犯罪共同体」と位置づけ、汚職、マネーロンダリング、不正蓄財に関与していたと評価しています。
※Операцiя “Мiдас”. НАБУ розкрило першi подробицiiвикриття корупцii в енергетицi(RBCウクライナ、2025年11月10日)
https://www.rbc.ua/rus/news/operatsiya-midas-nabu-rozkrilo-pershi-podrobitsi-1762769213.html
NABUの捜査部門責任者オレクサンドル・アバクモフ捜査官によると、この汚職スキームを通じて約1億米ドル(約150億円)が流用されたといいます。
※Ukraine’s anti-graft agency alleges $100 million energy kickback scheme(ロイター、2025年11月11日)
https://www.reuters.com/business/energy/ukraines-anti-corruption-bureau-says-large-scale-operation-underway-energy-2025-11-10/
この汚職スキームの主な容疑者は、今のところ、次の通りです。
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■【本日のニュースの一撃!】
■【第1弾! 米国の「モンロー主義」の正体は地域覇権主義!ベネズエラの小型船舶を、臨検なしに次々に沈め、法的手続きなしに石油タンカーを拿捕! 北はグリーンランドとカナダの併合、南は資源強奪と、米大陸全体を支配する帝国主義的野心をむき出しに!ロシアはベネズエラへの連帯を表明!「平和の大統領」を僭称してきたトランプ大統領は、石油強奪手段として「戦争の可能性」を示唆!ハイパーインフレに苦しむベネズエラに対し、石油輸出を封鎖し経済的破壊へ!! 1ミリの正義もない、米国の暴挙!!(CNN、2025年12月21日)
南米ベネズエラのマドゥロ政権への圧力を強めている米国のトランプ政権が、12月20日、ベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕したと発表しました。
トランプ政権によるベネズエラ近海での石油タンカーの拿捕は、12月に入って2度目です。
1度目は、12月10日に米国が大型石油タンカー「スキッパー」をベネズエラ沖で拿捕した事件です。
12月21日付『CNN』は、「今月10日には、イランとのつながりを理由に、制裁対象となっていた大型石油タンカー『スキッパー』を拿捕した」とした上で、以下のように報じています。
「トランプ氏の今週の指示(「スキッパー」の拿捕)は、制裁対象のタンカーを対象にしたものだが、当局者によると、20日に拿捕した船舶は、米国の制裁下にはないという。拿捕に対してタンカーの乗組員から抵抗の動きは出なかった。
この当局者によると、拿捕された船舶は、ベネズエラの石油を積んだパナマ船籍のタンカーで、最終目的地はアジアだった。
今回の作戦は、米沿岸警備隊が主導し、米軍が支援した。作戦は公海上で行われたという」。
何も違法行為を行なっているわけではないタンカーを拿捕するとは、米国こそが、「無法者」、「ならず者」というべきでしょう。
※米国、ベネズエラ沖でまた船舶を拿捕 トランプ政権が圧力を強める中(CNN、2025年12月21日)
https://www.cnn.co.jp/usa/35241933.html
トランプ政権は、今年9月以降、「麻薬テロリストの排除」を理由に、ベネズエラ近海の船舶を「麻薬密輸船」だと一方的に決めつけ、米軍による攻撃で、船舶を破壊し、乗員100人以上を殺害してきました。
こうした、臨検も、捜査も、裁判も経ないで、船を沈め、人を殺すやり方こそ、テロリズムであるというべきです! 米国のやっていることへの批判や非難の声が、あまりに少な過ぎます!
こうした中、12月7日に、ロシアのセルゲイ・リャプコフ外務次官は、次のように、米国に警告と、ベネズエラに連帯と支持を表明しました。
「ベネズエラをめぐる状況について、ロシアは『非常に大きな警戒と懸念』を抱いて見ていると述べ、『緊張は緩和されておらず』『エスカレーションが続いている』と指摘した。
その主因についてリャプコフ氏は、『この地域における疑う余地のない米国の支配を確立しようとする欲求にある。これはトランプ政権の「トレードマーク」だ』と説明した。
さらに同氏は、『我々は最近、戦略的パートナーシップおよび協力協定を締結したベネズエラと連帯する』と述べ、『多くの分野で、ベネズエラは我々を支援し、我々もベネズエラを支援している。この試練の時にあって、我々はカラカス、そしてベネズエラ指導部と肩を並べて立っている』と強調した」。
※Russia urges US to refrain from escalating conflict with Venezuela ― senior diplomat(タス、2025年12月7日)
https://tass.com/politics/2054943
さらに、2度目の拿捕の後、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は、ワシントンの行動は「破滅的な結果」を招きかねないと警告しました。
23日付『RT』は、こう報じています。
「『RIAノーボスチ通信』によれば、『米軍による石油タンカーの拿捕、そして事実上のベネズエラ海上封鎖を、我々は強く非難する』と、ロシアのネベンジャ国連大使は火曜日(23日)と述べた。
ネベンジャ氏はさらに、『このようなカウボーイ的行動が封鎖された国の住民にもたらす破滅的な結果について、ワシントンの責任は明白だ。
残念ながら、米国の対ベネズエラ行動が一過性のものではないと考える十分な理由がある。
進行中のこの介入は、将来の中南米諸国に対する軍事行動のひな型になりかねない』と指摘した」。
※Russia condemns seizure of Venezuelan tankers(RT、2025年12月23日)
https://www.rt.com/russia/629946-russia-condemns-seizure-of-venezuela-oil/
国際社会の中で、米国の非道を非難する国がほとんどない中で、ロシアははっきりと、米国に対し警告し、ベネズエラに対しては、支持と連帯を表明していることは注目されます。
さらにトランプ大統領は、ベネズエラの石油の「不正輸送」が、「麻薬テロの資金に使われる」として、12月17日に、ベネズエラに出入りする制裁対象の石油タンカーの封鎖を発表しました。
何の証拠にももとづいていない、一方的な石油輸出の封鎖です。これは、ベネズエラ経済の息の根を止めるような行為です。
12月20日付『AFPBB』は、トランプ大統領が、12月18日に収録され、19日に公開された『NBCニュース』によるインタビューで、「ベネズエラとの戦争の可能性について『排除しない』と述べた」と報じています。
※トランプ氏、ベネズエラとの戦争の可能性を排除せず(AFPBB、2025年12月20日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3614868
この『AFPBB』の記事は、トランプ大統領が17日にベネズエラ石油タンカーの封鎖を発表した際に、「ベネズエラが米国の石油を『奪った』と非難。『彼らはそれほど遠くない昔、我々のエネルギー権益と石油をすべて奪った。それを取り戻したい』と述べた」と報じています。ベネズエラの石油は、ベネズエラのもののはずです。なんという狂った言いがかりなのでしょうか。「取り戻す」のではなく、「再び奪う」と、トランプ大統領は正確に述べるべきでしょう。
他方、12月21日付『AFPBB』は、「ベネズエラ政府は20日、米国による石油タンカー拿捕は、『窃盗と拉致』であるとの非難声明を発表した」と報じました。
※ベネズエラ、米国によるタンカー拿捕は「窃盗と拉致」と非難(AFPBB、2025年12月21日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3614947
また、この『AFPBB』の記事は、拿捕されたタンカーについて、「米国土安全保障省は、拿捕した船は『センチュリーズ(Centuries)』だと明らかにしており、『米国の制裁対象の石油を運んでいる疑いがある』と述べている」とする一方、「AFPの調査では、センチュリーズは米財務省の制裁対象リストには掲載されていない」とも報じています。
さらに、12月22日付『ロイター』は、「米沿岸警備隊は、ベネズエラ近海の国際水域で石油タンカーを追跡している」と、米国が3隻目のタンカーの拿捕を試みていることを報じています。
※米、ベネズエラ近海で3隻目の石油タンカー追跡中=当局者(ロイター、2025年12月22日)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/S3NY5UETXZL53DB45P75G5JPNY-2025-12-21/
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