日刊IWJガイド・特別公開版「なんと! 日本全土1000ヶ所にミサイル配備! 同時に全列島が敵の報復対象に! IWJ財政危機にどうか緊急ご支援お願いします」2021.06.11号~No.3193号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~なんと!日本全土1000ヶ所にミサイルを配備!列島全土がミサイル攻撃基地となり、同時に敵国からの報復攻撃の対象となる!! 国民が知らないうちに戦争は目前に迫っている!重要土地利用規制は断固廃案に! IWJの今期末まではあと2ヶ月! 財政危機に対し、どうか緊急のご支援をお願いいたします!
■5月は、月間目標額に到達いたしませんでしたが、多くの皆さまからのご寄付・カンパでIWJを支えていただきました! 本当にありがとうございます! 5月のご寄付者様に感謝のしるしとして、お名前を順次掲載させていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
■【中継番組表】
■政府アドバイザリーボードが衝撃の分析!「6月20日に緊急事態宣言を解除した場合、高齢者のほとんどが7月中にワクチン接種を完了しても、8月中に緊急事態宣言相当の流行に!」しかもこのシナリオには五輪開催は加味されず!
■6月7日の参院決算委で「国民の命と健康を守れなければ五輪開催しない」と強弁した菅義偉総理を、6月9日の国会での党首討論で立憲・枝野幸男代表と共産・志位和夫委員長が追及! 五輪開催の理由を聞かれて「逆ギレ」するだけで理由を口にしなかった総理は記者会見で「私の考え方を丁寧に説明させていただけた」!?
■本日参院可決・成立見込みの国民投票法「改悪」案、CM規制修正案提出の立憲民主の主張がついに「同時並行で改憲論議を進めていくことはありうる」へ! これではいつ発議されてもおかしくない! メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」より、国民投票法「改悪」案がいかにひどい欠陥法案かをテーマにした「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」4本をすべて、IWJサイトで期間限定で特別公開中!
■【緊急シリーズ特集! コロナ禍の陰で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!今国会での改憲国民投票法強行採決を許すな!! 31】本日午後8時から「4人の参考人がいずれも、さらなる議論が必要だと認めた! 共産党山添拓議員は『このまま国民投票法を発議する、それ自体が憲法違反だ』と訴え!~6・2改憲手続法の参議院憲法審査会 参考人質疑 報告集会」を再配信します!
■<IWJ取材報告 1>立民・柚木道義衆院議員「国民投票法、重要土地規制法、五輪強行、菅政権はすべてとんでもない!」~6.9『改憲手続法(国民投票法)改正案採決強行するな!審議をつくせ!自民党改憲4項目案反対! #0609参議院会館前行動』
■<IWJ取材報告 2>IWJ記者の質問に対して東京都医師会会長の尾崎治夫会長は「やるとすれば無観客しかないだろう」とズバリ回答! コロナ禍の医療体制_210608東京都医師会定例会見
■<お知らせ>IWJは「憲法を着る!」をテーマに今夏も新たなTシャツを製作・販売する予定です。現行の日本国憲法で、皆さまが好きな条文を教えてください!
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■はじめに~なんと!日本全土1000ヶ所にミサイルを配備!列島全土がミサイル攻撃基地となり、同時に敵国からの報復攻撃の対象となる!! 国民が知らないうちに戦争は目前に迫っている!重要土地利用規制は断固廃案に!IWJの今期末まではあと2ヶ月!  財政危機に対し、どうか緊急のご支援をお願いいたします!

おはようございます。IWJ編集部です。

 6月9日に参議院憲法審査会で可決された国民投票法改正案の危険性についてはこれまで繰り返しお伝えしてきました。早ければ本日6月11日の本会議で採決されてしまう可能性があります。

 そして、6月9日の岩上安身による山添議員へのインタビューでもお伝えしたとおり、もうひとつ、きわめて危険な戦時体制構築のための法案の審議が参議院で進んでいます。

 「外資による安全保障上重要な日本の土地の買収」を防ぐためと説明されていたその法案は、「重要土地利用規制法案」あるいは単に土地利用規制法案と呼ばれています。しかし、その実態は「台湾有事」に向けて日本列島をミサイル要塞にするための法案であり、米国がその覇権を守るために日本を「捨て駒」にして中国を叩くための法案です。

 6月8日の首相官邸前抗議で、「沖縄の風」という参議院の会派に属する沖縄県伊波洋一参議院議員がマイクを握り、「重要土地利用規制法案」に断固反対のスピーチをしました。

 伊波議員は「重要土地利用規制法案」は「台湾有事のための米軍戦略のための法案」、日本は「アメリカのための道具に過ぎない」と看破したのです。

 伊波議員のスピーチには、「重要土地利用規制法案」の本質を突く重要な指摘があります。
 「アメリカの戦略があるんです。米国戦略が。何かと言うと、『台湾有事』というものが、私はこれ、前提になっていて、台湾有事のための戦時立法だと思います。(中略)

 今、(米国から)求められてるのは、日本国内にミサイル発射装置を1000カ所置けと。こういうの、トランプ大統領の時の話なんですけれども、それをまさにアメリカが要求していますね。

 そういう状況での重要土地法案。つまり、何が重要な土地なのかというと、アメリカ軍が使う土地が重要なんです。だから、そういう意味ではまさに、国境離島、沖縄だけではなく、他の国境離島も狙われているでしょう。

 つまり、そういう戦争、日本全体を戦争に巻き込む法案なんだと。それを前提としているわけです」

 伊波議員は、「重要土地利用規制法案」の背景にある米国の戦略について語った後、日本は主権のないまま米国の戦争の道具になると警鐘を鳴らしています。

 「私達は、今、日本がですね、自分たちの安全保障、自分たちで決めていない。国家主権を放棄しているわけですよね。国民の安全ための、安全保障の主権者ではない。アメリカのための道具に過ぎない。国民はですね、本当にないがしろにされているんですよ。

 沖縄だけじゃないです。沖縄は最もなんですけど、そういうことを明らかにしながら、やはり私たちは反対をしていきましょう。そして断固ですね、酷い法律を通させてはいけない」

※「重要土地」とは米軍のミサイル配備地!「台湾有事の戦時立法! 日本全体を戦争に巻き込む法案です!!」と伊波洋一参議院議員が訴え!~6.8「重要土地調査規制法案」を参議院で廃案に!6.8緊急抗議集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492935

※辺野古埋立積み出し港で砕石と赤土を混ぜ合わせ!防衛省は「知らないふり」!? 辺野古の海を汚しながら「値の付かない」赤土と高額な予算との差額を懐に入れているのは誰だ!? ~岩上安身によるインタビュー 第923回 ゲスト 会派「沖縄の風」幹事長 伊波洋一参議院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442603

※「中国と戦争になっても米国は守ってくれない。日本は盾と矛の役割を担わされている」〜変化する米中関係、敵基地攻撃論が浮上した「理由」!~岩上安身によるインタビュー 第828回 ゲスト 伊波洋一参議院議員!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408133

※岩上安身によるインタビュー 第658回 ゲスト 参院選野党統一予定候補(沖縄選挙区)伊波洋一・元宜野湾市長~自身の掲げる主要政策、米国の戦略「オフショア・コントロール」など
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/308352

「中国のミサイル1400発で日本は一度壊滅させられ、中国に花を持たせて戦争を終結させる。それが米国の戦略」~岩上安身によるインタビュー 第600回 ゲスト 伊波洋一・元沖縄県宜野湾市長
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/279853

 この「重要土地利用規制法案」に対して岸防衛大臣に問いただすべく、IWJでは防衛省に防衛大臣会見参加を申し込んでいますが、「7時頃に決まりますので、その頃にかけ直してください」と防衛省報道室の担当官に言われ、その通りに7時にかけると電話に誰も出ないのです。深夜近くまで約50回かけ直しても誰もでません。6月1日火曜日の会見に出席すべく、前日の5月31日に電話した時も、6月11日の会見前日の10日に電話した時も同じ対応をとられました。防衛省ではなぜこのような「IWJ外し」とも受けとれる「異常」な対応をとるのか、非常に不可解です。防衛省内で今、何が起こっているのでしょうか。危機感を覚えざるをえません。

 IWJの期末となる7月末まで、あと2ヶ月弱。IWJはなんとか来期も存続し、よそでは読めない、IWJでしか観られない独自コンテンツを皆さまにお届けしたいと願っておりますので、どうかご寄付・カンパでのご支援や、まだ会員登録をされていない方は、会員登録をよろしくお願い申し上げます。

 なお、5月の最終的なご寄付・カンパの集計が確定しましたが、148件、250万9300円でした。この金額は、5月以降の新たな月間目標額である467万5000円に対して53.7%にとどまっています。不足金額は216万5700円にのぼります!!

 今期、目標額に対して5月末までに累積した不足額は、766万700円です。これはご寄付の目標額に対する不足額です。

 6月は1日から8日まで間に47件、74万9000円のご寄付・カンパを頂戴しました。誠にありがとうございます。しかしながら、この金額は月刊目標額826万7150円の16%であり、このままでは6月もさらに累積不足額を増やしてしまうことになります!

 さらに、会員の減少による会費の減少も加わり、IWJの財政は大きく悪化しています。

 会費収入については、コロナ禍による会員の減少に伴い、前期比20%減となっています。

 前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。これは、あくまで現状で会員数が下げ止まり、維持されると仮定した予測です。会員数がさらに減れば、もっと状況は厳しくなってしまいます。

 このままでは、7月末の期末は大幅な赤字に転落して迎えることになってしまいます。それは即ち、IWJが存続の危機に直面することを意味します。

 IWJの活動にご期待、ご賛同いただける方は、ぜひ緊急のご支援をお願いいたします! 1人でも多くの方々からご支援いただき、1歩でも2歩でも目標額に近づきたいと願っています! 少額でもけっこうですので、ご寄付・カンパをぜひよろしくお願いいたします。

 そして、まだ会員ではない方は、この機会にぜひご登録を! 会員登録はしたけれど会費未納で休眠状態という方は、ぜひ再開して、会費をお納めいただき、会員としてIWJをお支えください。

 赤字が重なれば、これまでのようにIWJを存続させ、何ものにも忖度しない、権力にもスポンサーにもこびない、独立したジャーナリズム活動を貫き続けていくことは困難になってしまいます。

 現在、IWJ代表の岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況が続いては、この先、IWJが存続し、活動し続けることはできません。

 IWJは、岩上安身個人からこれまで993万5000円借り入れており、まったく返済できてはおりません。

 他方、岩上安身が、IWJの危機に直面しても、これ以上私財を投入できないのは、すでに1000万円近い金額をIWJに貸しているからです。

 しかもIWJから報酬を得ることなく「ただ働き」で働き続けているので、貯金は増えることなく、日々減り続けており、これ以上IWJに私財を投じれば、貯金が本当に底を尽いてしまうからです。

 つまり、岩上安身が「無報酬」を余儀なくされるような「異常」な状態が続くと、岩上安身がつなぎ資金を貸すこともできなくなり、IWJは行き詰ってしまうのです。

 多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、今年に入ってから、現状、ご寄付すべてIWJの運営費にあてており、岩上安身への返済には1円も回しておりません。

 岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。

 今期、IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。

 前述の通り、IWJが特定のスポンサーや権力に対して、顔色をうかがうことなく、独立した自由な報道と言論をこれまで展開できてきたのは、市民の皆さまのご支援があってのことです。

 私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に対し、権力にこびず、忖度しない、特定スポンサーに買収されない独立メディアとして使命を果たしたいと思っています。

 政府は国民に対してろくに説明せず、マスコミも正面切ってまともに伝えようとしませんが、日本は今、急激な勢いで、勝算のまったくない無謀な戦争への道をひた走りつつあります。

 日本を破滅へと導く、改憲による緊急事態条項の導入を与党が急ぐのも、防衛省が隣国に届く、「差し違え」ミサイルを配備しようとしているのも、「重要土地調査規制法案」の可決を急ぐのも、すべて戦争準備のためです。その後に起こるのは、米中が覇権をかけて戦う戦争において、日本が「捨て駒」としていいように使われ、戦場とされてしまう事態です。

 本日の日刊冒頭でお伝えしたように、米国が、中国への攻撃拠点として日本列島全体をミサイル発射基地化するために、列島全土1000ヶ所にミサイル発射拠点を置こうと企んでいることが明らかとなりました。我々国民が何も知らない、わからないうちに、破滅的な戦争準備が進み、気づいたら戦争が始まっていた、という事態になりかねないのです。

 IWJは、他のメディアが沈黙を続けても、断固として沈黙せず、タブーを破り、近づく戦争の危機について警鐘を鳴らし続けます!

 改憲による緊急事態条項によって、破滅に至る戦争への突入を阻止すべく、徹底的に抵抗し抜くためには、IWJの姿勢に共感し、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!

 現状は財政的に大変厳しくなっています! どうぞ、今月6月と今期末の7月末まで、大幅な赤字に陥らないよう、ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!

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店番号 057
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口座番号 2043789
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店番号 022
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口座番号 472535
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預金種目 普通
口座番号 3080612
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■5月は、月間目標額に到達いたしませんでしたが、多くの皆さまからのご寄付・カンパでIWJを支えていただきました! 本当にありがとうございます! 5月のご寄付者様に感謝のしるしとして、お名前を順次掲載させていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

 残念ながら、ご寄付・カンパの月間目標額には到達しませんでしたが、IWJは5月もたくさんの方々に支えていただきました! IWJは市民の皆さまに支えていただいていることが誇りであり、励みです。皆さまそれぞれの想いの託されたこのお金を大切に使わせていただきます。

 5月にご寄付をいただいた方の中で、掲載許可をいただいた61件のご寄付者様のお名前を、感謝のしるしとして順次掲載させていただきます。

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佐藤重義 様
福島卓也 様
小川正紀 様
藤井春日 様
T.I. 様
藤本ひさ子 様
大倉信彦 様
福中冬子 様
徳山匡 様
松岡航平 様
金 盛起 様
T.F. 様
長澤明子 様
T.M. 様
永山直道 様
井出 隆太 様
山本範子 様
吉田 純司 様
石崎俊行 様
牛山元美 様
H.K. 様

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 皆さま、誠にありがとうございました! お名前は、IWJのホームページにも掲載させていただき、感謝のしるしとさせていただきます。今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします!

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◆中継番組表◆

**2021.6.11 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch7】9:20頃~「丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

 丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた丸川珠代氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/marukawa-tamayo
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【IWJ・Ch6】9:35頃~「武田良太 総務大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 武田良太 総務大臣 定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた総務大臣記者会見関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b7%8f%e5%8b%99%e5%a4%a7%e8%87%a3%e8%a8%98%e8%80%85%e4%bc%9a%e8%a6%8b
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【IWJ・Ch5】12:30~「『改憲手続法』採決強行反対!自民党4項目改憲案反対!『重要土地調査規制法案』廃案!6・11参議院議員会館前緊急行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」、「9条改憲NO!全国市民アクション」主催の緊急行動を中継します。これまでIWJが報じてきた重要土地調査規制法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8d%e8%a6%81%e5%9c%9f%e5%9c%b0%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e8%a6%8f%e5%88%b6%e6%b3%95
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:10~「原発反対八王子行動(スタンディング)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【緊急シリーズ特集!コロナ禍の陰で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!今国会での改憲国民投票法強行採決を許すな!! 31・IWJ_YouTube Live】20:00~「4人の参考人がいずれも、さらなる議論が必要だと認めた! 共産党山添拓議員は『このまま国民投票法を発議する、それ自体が憲法違反だ』と訴え!~6・2改憲手続法の参議院憲法審査会 参考人質疑 報告集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 6月2日に収録した、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」、「9条改憲NO!全国市民アクション」主催の集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた国民投票法改正関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%9b%bd%e6%b0%91%e6%8a%95%e7%a5%a8%e6%b3%95%e6%94%b9%e6%ad%a3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492732

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◆中継番組表◆

**2021.6.12 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【緊急シリーズ特集!コロナ禍の陰で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!今国会での改憲国民投票法強行採決を許すな!! 32・IWJ_YouTube Live】20:00~「日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策!『原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国』に! ~岩上安身によるインタビュー 第1038回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員(1)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 4月22日に収録した、岩上安身による立憲民主党 小西洋之参議院議員インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた 小西洋之氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B0%8F%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E4%B9%8B

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491229

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

認知症の方など本人意思確認が難しい方へのワクチン接種に関するIWJの再質問に厚労省FAQどおりの回答。免疫の持続と2回接種後の再接種についても「厚労省にお尋ねください」と返答。~6.9ワクチン接種に関する河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣の記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492951

立民・柚木道義衆院議員「国民投票法、重要土地規制法、五輪強行、菅政権はすべてとんでもない!」~6.9『改憲手続法(国民投票法)改正案採決強行するな!審議をつくせ!自民党改憲4項目案反対! #0609参議院会館前行動』
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492962

「重要土地」とは米軍のミサイル配備地!「台湾有事の戦時立法! 日本全体を戦争に巻き込む法案です!!」と伊波洋一参議院議員が訴え!~6.8「重要土地調査規制法案」を参議院で廃案に!6.8緊急抗議集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492935

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■政府アドバイザリーボードが衝撃の分析!「6月20日に緊急事態宣言を解除した場合、高齢者のほとんどが7月中にワクチン接種を完了しても、8月中に緊急事態宣言相当の流行に!」しかもこのシナリオには五輪開催は加味されず!

 「6月20日に緊急事態宣言を解除した場合、65歳以上の高齢者のすべて、あるいは相当の割合が7月31日までにワクチン接種を完了したとしても、重症患者病床が不足する流行が起こりうる。

 高齢者接種後の流行の入院患者は中年・壮年が中心で、これまでより規模が大きいので2か月以上の宣言期間(即応病床の7割を超えて以降、3割を下回るまでの期間)を要する。

 現行措置のオプション内では、遅くとも8月中に緊急事態宣言相当の流行になることを避けられない可能性を十分に想定する必要がある」

 これは、6月9日に行われた「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」で、京都大学の西浦博教授が発表した資料によるものです。しかもこのシナリオ分析には、東京五輪・パラリンピックの影響は加味されていないのです。

 さらに西浦教授は「日本のウイルス株の頻度の変化を解析した結果,Delta株(インド株)の再生産数は変異を持たない株より77.6%高い。7月中旬にDelta株が半数を超えると予想される」とも発表しています。

※第38回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年6月9日)(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html

※資料3-3 西浦先生提出資料
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000790389.pdf

 厚労省が発表したこの日のアドバイザリーボードの変異株に関する資料では、デルタ株(B.1.617系統)の特徴として、「重篤度に影響がある証拠なし」としながらも、「感染性が高い可能性」と「ワクチンと抗体医薬の効果を弱める可能性」が指摘されています。

※資料4 新型コロナウイルス感染症(変異株)への対応等
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000790395.pdf

 つまり、6月20日に予定通り緊急事態宣言を解除するとして、東京五輪が開幕する7月23日時点で、国内では感染性が高く、ワクチン効果を弱める可能性のあるデルタ株が半数を超えていて、7月末までにほとんどの高齢者がワクチン接種を終えていたとしても、8月には緊急事態宣言相当の流行になり、落ち着くまで2ヶ月以上かかるというのです。

 ここに、五輪で海外から大量の入国者が来ることや、無観客ではなく、観客を入れての大会を強行したり、全国各地でパブリックビューイングを行ったりして、人が集まり、「密」をつくり、国内の人流の増加をうながすようなことをすれば、感染拡大がさらにひどいことになるのは誰の目にも明らかです。

 NHKは10日、「IOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長は、大会に選手を派遣する各国と地域のオリンピック委員会に調査したうえで、東京大会までに選手や指導者などのおよそ8割がワクチンを接種できることを明らかにしました」と、あたかもこれで安心であるかのように報じています。

※東京五輪 選手など約8割が大会までにワクチン接種見通し IOC(NHK、2021年6月10日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210610/k10013077271000.html

 一方、9日に行われた国会での党首討論では、日本共産党の志位和夫委員長が「国民の命をリスクにさらしてまで五輪を開催しなければならない理由は何か?」と質問しましたが、菅総理は「感染対策を行なっていく」と答弁するにとどまりました。

 志位委員長が「質問に答えていない」と指摘すると、菅総理は「国民の命と安全を守るのは私の責務ですから、そうでなければできないということを、私申し上げているじゃないですか!」と、色をなして「逆ギレ」答弁しました。しかし、この答弁では、質問の答えになっていないことは、誰の目にも明らかです。

 国民の命と安全を守るのが、自分の責務だと自覚しておきながら、なぜ五輪開催を強行するのか、その理由は何かを聞いているのです。その理由は、質問した志位委員長だけが知りたいのではなく、日本国民全員が知りたいと思っている「巨大な謎」です。だからこそ、菅総理は答える義務があるはずです。

 詳しくは、後段でお伝えします。

■6月7日の参院決算委で「国民の命と健康を守れなければ五輪開催しない」と強弁した菅義偉総理を、6月9日の国会での党首討論で立憲・枝野幸男代表と共産・志位和夫委員長が追及! 五輪開催の理由を聞かれて「逆ギレ」するだけで理由を口にしなかった総理は記者会見で「私の考え方を丁寧に説明させていただけた」!?

 2021年6月9日、菅義偉総理初の党首討論が行われました。立憲民主党の枝野幸男代表は、東京五輪の開催によって、国民の「命と健康が脅かされるような事態を招くのではないか」と質問しましたが、菅総理は1964年の自らの東京五輪の思い出話を延々6分45秒して、質疑時間を浪費し、国民の命と健康が脅かされる危険性については答えず、肩すかしを食わせました。

 一方、共産党・志位和夫委員長が、「亡くなる方が増えるのに、五輪を開催する理由は?」と質問しましたが、菅総理は頑なに「開催の理由」を答えず、はぐらかし、ついには「逆ギレ」する始末でした。

 コロナ禍のただ中で、一方では、内閣総理大臣に途方もない強大な権限を付与する重要土地規制法案や、同じく内閣独裁を可能にする改憲による緊急事態条項導入の動きが急ピッチで進んでいます。

 意味のない思い出話を7分近くも語り、国民の命を危険にさらしてまでも、五輪を開催する理由は何かと聞かれて「逆ギレ」する、コロナ禍もコントロールできず、国民の生命より大事に思う五輪も開催できるかどうか不確かな状況に自ら追い込んでしまった、このような人物に権力が集中したらどうなるか、よくよく国民は想像力を働かせる必要があります。

 菅政権が進めているのは、米国の国益のための戦争に、日本の国土と国民の生命を差し出すための戦争準備です。米国の「雇われマダム」でありながら、国内では絶対的な権力を握り、日本を対中戦争に参戦させようとしているのです。

 無能な総理が、今度は無能なまま、独裁者となり、無能な戦争指導者となって、この国を破滅へと導こうとしているのです。この事態を座して見ていてはいけません!

 党首討論の詳細は、ぜひ下記で御覧ください。

※6月7日の参院決算委で「国民の命と健康を守れなければ五輪開催しない」と強弁した菅義偉総理を、6月9日の国会での党首討論で立憲・枝野幸男代表と共産・志位和夫委員長が追及! 五輪開催の理由を聞かれて「逆ギレ」するだけで理由を口にしなかった総理は記者会見で「私の考え方を丁寧に説明させていただけた」!? 2021.6.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493048

■本日参院可決・成立見込みの国民投票法「改悪」案、CM規制修正案提出の立憲民主の主張がついに「同時並行で改憲論議を進めていくことはありうる」へ! これではいつ発議されてもおかしくない! メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」より、国民投票法「改悪」案がいかにひどい欠陥法案かをテーマにした「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」4本をすべて、IWJサイトで期間限定で特別公開中!

 2018年の国会に、自民、公明、維新、希望が提出した「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(国民投票法改正案)」が、本日6月11日の参院本会議で、まことに遺憾ながら可決され、成立してしまう見通しです。

 立憲民主党は自らが提出した修正案である「CM規制などを施行後3年以内に措置する」という附則について、「この措置がなされるまで改憲発議はしない」という確約を与党側から取らないまま、今国会での法案成立に合意してしまっています。

 9日の参院憲法審での採決前の質疑では、「CM規制等の検討と同時並行で憲法本体の論議は可能か?」という自民党の石井正弘議員の質問に、法案提出者である自民党の中谷元衆議院議員は、附則に憲法本体の議論や改憲発議に関する言及が一切ないことを理由に「法制的には議論は可能と整理できる」と答弁しました。

 そして、この石井議員の質問に、修正案の提出者である立憲民主党の山花郁夫議員は、「憲法本体の議論や改憲発議が条文上可能ということは共通認識で異論はない。CM規制の議論と同時並行で進めていくことはありうる。議論のあり方は与野党の円滑な協議の中で決定されていくべきもの」と、与党のスタンスを是認する答弁をしてしまったのです。

※憲法審査会(参議院インターネット審議中継、2021年6月9日)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 立憲民主はそれまで、「(修正案の)措置がなされるまでは憲法の改正は発議できない」と強く主張していましたが、山花議員が5月26日の憲法審で、維新の松沢成文議員の「審議と発議はできるのか、できないのか?」との質問に、「法制上は発議できると、与党側と共通の認識を持っている」と認めながらも、「ただ政治的には、ルールの公正性が担保されておりませんから、実際に発議されてもその結果に対する信頼性が極めて揺らぐだろうということで、それは政治的に難しいのではないか」と曖昧な答弁をしていました。

 同じ修正案の附則について、提案者である立憲民主党の言い分が、当初は「措置がなされるまでは憲法の改正は発議できない」であったのに、たった数回の憲法審での論議の間に「政治的には難しいのではないか」になり、ついに「同時並行で進めていくことはありうる」となってしまったのです。これでは法案が可決・成立すれば、いつ改憲発議されても不思議ではありません。

 この法案は、単なる憲法改正の手続きを定めた法案ではありません。改憲と一体です。そもそも、この法案は、現行憲法に対して憎しみの感情さえ抱く安倍晋三前総理の政権から出てきたもので、国民の間から改正が必要であるとの声に押されて出てきた法案ではありません。

 米国に従属することで日本国内での支配的な地位を確保しようとする政官財の「売国奴」的な集団が、中国と覇権争奪の戦いに臨む米国の戦略に忠実に従い、憲法に「緊急事態条項」を忍びこませ、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義という日本の民主主義体制の骨格を破壊し、中国との戦争の「捨て駒」として日本をまるごと米国に差し出すために戦時独裁体制を築こうとするものです。

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をフルテキスト化し、詳細な注釈をつけて、「岩上安身のIWJ特報!」として毎月発行しています。

 「岩上安身のIWJ特報!」では、今年4月22日に行われた「岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー」から、国民投票法改悪についてうかがった部分を抜粋して、5月31日に第516号(その1)を、そして6月6日に第517号(その2)から第519号(その4)までを発行しました。

 この国民投票法改悪の動きがいかに危険なものであるかを指摘した、上記の「岩上安身のIWJ特報!」の4本の記事を、緊急性と公共性に鑑み、IWJのサイトで期間限定で特別公開しています。

 今国会が続いているうちに、なるべく多くの方々に読んでもらい、世間に周知する必要があるからです。ぜひこの機会に、この計4本の小西議員インタビューを御覧ください!

※【第516号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾(その1) 2021.6.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492700

※【第517号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾(その2)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492877

※【第518号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾(その3)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492891

※【第519号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾(その4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492910

 新聞・テレビが一体となったマスコミは、民放連が自主規制をせず、無制限に改憲CMを受け入れる方針のため、「改憲CMビジネス」で大儲けできる見込みがあり、テレビ局とそれぞれ一対となった大手新聞も含め、この国民投票法「改悪」案について、批判的に検証し、報じることは、まずありません!

 大新聞・地上波のテレビ局など、マスコミが頼りにならない今こそ、独立メディアであるIWJが、声を枯らして世にこの問題の先行きの危うさを伝えるべく、今回、有料メルマガを特別公開する次第です! ぜひ、多くの人に拡散してお知らせくださるよう、ご協力をお願いします!

 「目の前の危機(コロナ禍)から国民を守らない与党が、緊急事態のために改憲が必要だと言う。じゃあ、緊急事態条項で、内閣に特別な権限を与えて、何かできるんですか!?」(小西洋之参議院議員)

 岩上安身によるインタビューにおいて、小西議員は上記のように、有効な対策が打てずに新型コロナウイルスの感染を抑えられないような無能な政権が、あろうことかコロナ禍を利用して、憲法改正に有利なように、今国会で国民投票法を改正しようとすることに強い危機感を示しました。

 5月3日、菅総理は改憲派の憲法集会に送ったビデオメッセージで「新型コロナ対応で緊急事態への備えに関心が高まっている」と述べ、緊急事態条項の新設を訴え、国民投票法改正案を「憲法改正議論を進める最初の一歩」と強調しました。

 これは、国民がコロナで苦しんでいる、その窮状を悪用し、「特措法の緊急事態宣言」と「改憲による緊急事態条項」はまったく別物なのに、その差異をろくに国民に説明することなく、あたかも改憲による緊急事態条項の導入が、コロナ禍克服の決め手になるかのような虚偽のプロパガンダを展開して、国民を騙し討ちにしようとするものです。こんな卑劣な話はありません!

 岩上安身によるインタビューで小西議員は「現状、国民投票法のCM規制は空っぽで、多額の資金を用意できる個人や団体が、メディアに改憲賛成CMを流すことを規制できない。外国の資金でCMを作ることも可能だ。国民の皆さんが冷静な判断ができなくなる。今のままで国民投票、憲法改正をやるとめちゃくちゃになる」と強い懸念を表明しました。

 さらに小西議員は衆参ともに改憲派議員が3分の2を超える現状を説明し「国民投票法を改正したら、いつでも憲法改正できるようになる」と、この法案が可決されてしまったあとの危険性の大きさを訴えました。

 小西議員は「衆議院選挙と改憲(国民投票)、ダブル選挙もできる。衆議院でもう1回、3分の2を取られたら、来年の参院選で国民投票と、ダブル選挙だってできる」と述べ、「これは本当、目の前の危機ですよ!」と強調しました。

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 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビューは、以下のURLから全編動画を御覧いただけます。こちらもぜひ、あわせて御覧ください。

※日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策!「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! ~岩上安身によるインタビュー 第1038回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.22
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※5月6日の連休明けにコロナ禍のドサクサに紛れて国民投票法改悪案が衆議院で可決!? 日本は「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1039回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491497

※国民投票法「改悪」案、5月6日にも衆院採決か!?  国民投票法の次はナチスばりの緊急事態条項を含む自民党改憲へなだれ込むリスクが! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1040回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491635

■【緊急シリーズ特集! コロナ禍の陰で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!今国会での改憲国民投票法強行採決を許すな!! 31】本日午後8時から「4人の参考人がいずれも、さらなる議論が必要だと認めた! 共産党山添拓議員は『このまま国民投票法を発議する、それ自体が憲法違反だ』と訴え!~6・2改憲手続法の参議院憲法審査会 参考人質疑 報告集会」を再配信します!

 9日に参院憲法審査会で可決された国民投票法改正案が、本日の参院本会議で成立する見通しです。

 しかしこの法案の中身については、6月2日の憲法審での参考人質疑で、与党の参考人も含めた4人の参考人が全員、さらなる議論の必要性があることを認めています。

 しかも、CM規制や最低投票率など、公正公平な国民投票のための措置を求めて立憲民主党が提出した附則について、措置がなされる前に改憲論議や発議ができるかどうかについて、党派間の意見は対立したままです。

 この国民投票法「改悪」案は、安倍・菅政権が進めてきた憲法改正への「呼び水」に他なりません。与党側は、「コロナ禍で憲法に緊急事態条項が必要だ」と、政府の無策無能を憲法のせいにして、内閣が全権を握る万能の独裁条項である緊急事態条項創設に世論誘導をはかっています。話のすり替えもいいところで、これは政治的詐欺であると断ずべきです。

 そこで本日午後8時から、今年6月2日の憲法審査会のあとで行われた、「改憲手続法の参議院憲法審査会 参考人質疑 報告集会」を再配信します。

 報告集会で、参院憲法審査会の委員でもある日本共産党の山添拓参議院議員は、与党推薦の参考人、近畿大学の上田健介教授から「熟議になっていないという事がわかった」との意見が出たことを報告しました。

 さらに山添議員は「とりわけ、CM規制、最低投票率、国民投票運動、そうした積み残しとなっている課題があり、しかもそれが中心的な課題だ。国民投票法を改正するというのであれば、そこを除外した改正というのはあり得ないはず」と述べた上で、「このまま国民投票法を発議、改憲発議をするという事になろうものならそれ自体が憲法違反だ」と訴えました。

 詳しくはぜひ、本日の再配信をご視聴ください。

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【緊急シリーズ特集!コロナ禍の陰で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!今国会での改憲国民投票法強行採決を許すな!! 31・IWJ_YouTube Live】20:00~「4人の参考人がいずれも、さらなる議論が必要だと認めた! 共産党山添拓議員は『このまま国民投票法を発議する、それ自体が憲法違反だ』と訴え!~6・2改憲手続法の参議院憲法審査会 参考人質疑 報告集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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■<IWJ取材報告 1>立民・柚木道義衆院議員「国民投票法、重要土地規制法、五輪強行、菅政権はすべてとんでもない!」~6.9『改憲手続法(国民投票法)改正案採決強行するな!審議をつくせ!自民党改憲4項目案反対! #0609参議院会館前行動』

 6月9日正午より、東京・永田町の参議院議員会館前にて、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「9条改憲NO!全国市民アクション」の主催で、「改憲手続法(国民投票法)改正案採決強行するな!審議をつくせ!自民党改憲4項目案反対!#0609参議院会館前行動」が行われました。

 この日の午後、「改憲手続法(国民投票法)改正案(以下、国民投票法改正案)」の参議院憲法審査会での強行採決が噂される緊迫した状況の中、立憲民主党の柚木道義衆議院議員、社会民主党党首の福島みずほ参議院議員、日本共産党の吉良よし子参議院議員、参院会派 沖縄の風の高良鉄美参議院議員ら立憲野党議員、および市民団体の代表者らが、国民投票法改正案など、菅政権の改憲に向けた動きについて、それぞれの危機感を語り、廃案へ向けた連帯のメッセージを発しました。

 なお、国民投票法改正案は、6月9日午後、参院憲法審査会で、自民、立憲民主など与野党の賛成多数で可決しました。6月11日の参院本会議で成立する見通しです。

 冒頭、主催者である「憲法9条を壊すな!実行委員会」の菱山南帆子氏は、その挨拶の中で、「本日、憲法違反の『国民投票法改正案』が強行採決される可能性がある」と切り出しました。

 「本当に許すことができない。憲法審査会でほとんど審議されておらず、その証拠に、先週行われた憲法審査会での参考人質疑において、野党側の推薦人の飯島氏や福田氏はもちろんのことだが、なんと、維新の推薦人、そして、なんとなんと、自公の推薦人までもが、『この改憲手続法は熟議が足りない』と指摘した」。菱山氏は、このように、「審議不足である」という、この法案の問題点のひとつを強調しました。

 また、立憲民主党の柚木道義衆議院議員は、8日から大詰めの参院での審議が始まった「重要土地利用規制法案」について、「これは要するに、『重要市民運動規制法案』である」と断じ、次のように続けました。

 「この法案がとんでもない法案であることが参院で明らかになってきている。実際のところ、この法案が通る前から、立憲民主の屋良朝博(やらともひろ)衆議院議員のツイートなどに書かれているとおり、沖縄などでは、皆さんが懸念しているような、とんでもないことをされている」「まさに、基地とか、いろんな、立憲主義・民主主義を守る上での監視活動がすでに弾圧されている。本当にとんでもない状況にある」と危機感を表明しました。

 さらに柚木議員は、開催まであと44日を残すのみとなった東京五輪についても触れました。

 「今日、皆さん、暑いですよね。こんな暑さで、皆さん、オリンピックやるんですか? 死にますよ、人が。本当に。

 そして、死ぬのは熱中症や暑さだけじゃなくて、今、変異ウイルスがですね、都内でもクラスターが発見されて、トントントントン拡大しようとしている中で、医療従事者1万人、あるいは30くらいの病院を指定して、オリンピックを強行しようとしている」。

 そう述べた上で柚木議員は、「菅政権がやってる、国民投票法、重要土地規制法、そして五輪の強行、すべて本当にとんでもないことである」と、今現在、菅政権によって日本国民すべてが危機的状況に直面させられている現実を指摘しました。

 参議院会館前行動の一部始終については、全編動画にて、ご確認ください。

※立民・柚木道義衆院議員「国民投票法、重要土地規制法、五輪強行、菅政権はすべてとんでもない!」~6.9『改憲手続法(国民投票法)改正案採決強行するな!審議をつくせ!自民党改憲4項目案反対! #0609参議院会館前行動』
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492962

■<IWJ取材報告 2>IWJ記者の質問に対して東京都医師会会長の尾崎治夫会長は「やるとすれば無観客しかないだろう」とズバリ回答! コロナ禍の医療体制_210608東京都医師会定例会見

 6月8日午後4時半頃より、東京都千代田区の東京医師会館にて、東京都医師会の定例会見が開かれました。

 会見の主旨は東京のワクチン接種の進行や人員確保だったにも関わらず、質問では東京五輪の医療体制や、開催の是非についての質問が相次ぎました。

  会見で、IWJ記者は、出席した尾崎治夫・東京都医師会会長に、東京五輪の医療体制について以下のように質問しました。

 「6月2日の衆議院厚生労働委員会で、尾身会長がオリンピック・パラリンピックの開催について、『普通はない。このパンデミックで』と指摘されています。

 一方で、尾身会長の発言を受けて、丸川大臣は『全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいというのが私の実感』と述べ、『できる対策はなにかと懸命に取り組んでいる』と発言しました。

 尾崎会長は丸川大臣が仰ったような、オリンピックを開催するために、できる対策を政府側がしているとお考えでしょうか。

 また、現在の医療体制のまま東京オリンピックに突入するならば、医療崩壊や感染拡大はどの程度の規模になると思われますか」

 尾崎会長は、IWJの記者に対して以下のように回答しました。

 「ステージ2、感染者が100人くらいに収まってないと、国民、都民のいろんな思い、感情からして、オリンピックが本当にできる状態なのかなと、皆さん考えられるんではないかと思う。そのくらいに感染が収まった状況でないと、7月、8月にリバウンドがくると予測される」

 このように尾崎会長は状況を分析した上で、東京五輪の開催について、「やるとすれば無観客しかないだろう。場合によっては中止という選択肢もあり得るのではないかと思っています」と、語りました。

 また、「無観客で、パブリックビューイングとか、人が集まるようなことはやめて、国民全員が家でテレビ観戦。人流を増やさない」とも、重ねて指摘しました。

 新型コロナ分科会の尾身会長の発言については、「分科会の先生の考えとしては極めて当然。もう少し早めに出していただけたら、ありがたかった」と苦言をまじえつつ、尾身会長の発言を支持することを表明しました。

 定例会見において尾崎会長は、他にも現在の東京の新規感染者数の推移や、リバウンドが東京五輪開催時期の7月、8月に起こりえるなど、科学的エビデンスにもとづき、を分析した上で東京五輪の開催について厳しい見方を示しました。

 詳しくは、ぜひ以下の記事を御覧ください。

※IWJ記者の質問に対して東京都医師会会長の尾崎治夫会長は「やるとすれば無観客しかないだろう」とズバリ回答! コロナ禍の医療体制_210608東京都医師会定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492988

■<お知らせ>IWJは「憲法を着る!」をテーマに今夏も新たなTシャツを製作・販売する予定です。現行の日本国憲法で、皆さまが好きな条文を教えてください!

 IWJでは今夏も、新たなTシャツの製作・販売を予定しています。そして、もしも現在の自公政権で改憲が行われ、憲法に緊急事態条項が加えられてしまえば「永遠のお別れ」となってしまうかもしれない現行の日本国憲法の条文をあしらったTシャツにしたい、「憲法を着たい!」と考えています。

 そこで、IWJ会員、日刊IWJガイド読者の皆さまに、憲法の何条の条文が好きか、自分が着たいと思うか、ご意見を募集します!

 現在の与党・自民党が中心となって進めている、緊急事態条項の追加を前提とした改憲論議は、9条だけでなく、すべてを心肺停止させ、二度と復活させない、現行憲法を全否定するものです。

 そこまでの悪意が彼らの中には巣食っているのだということを直視し、現憲法を守るべく、その素晴らしさも、改善可能性も、のびやかに論じられ、邪悪な政治的意志の意図を見破り、抵抗と連帯の輪を広げていきたいとIWJは考えています。

 この機会に、憲法の各条文を改めて振り返り、ぜひ皆さまのご意見をお聞かせください!

 日刊IWJガイドでは、憲法21条の表現の自由と、憲法12条の国民の不断の努力について、その重要性を繰り返し記してきました。

 IWJが市民メディアとして活動しているのは、表現の自由を根拠とし、同時に我々IWJ自身がこの憲法を守るための国民の不断の努力として、この活動を行なっているのです。それを我々は忘れてはいけませんし、たくさんの方々に、我々を支えてくださることも、憲法12条の国民の不断の努力に相当するものであるということを伝えていきたいと思います。


第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
(2) 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

 岩上安身は12条、21条に加えて、一番好きな条文であり、かつ一番重要な条文のひとつとして幸福追求権をうたう13条をあげ、さらに憲法尊重義務を示す99条を推薦しながら、他にも素晴らしい、大事な条文が数多くあると述べています。


第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

 例えば憲法前文もいいし、基本的人権を規定する第11条、法の下の平等を示す第14条、奴隷的拘束及び苦役を禁止する第18条、思想及び良心の自由を保障する第19条、健康で文化的な最低限度の生活を保障する第25条、拷問及び残虐な刑罰を禁止する第36条、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」とする第97条、憲法を「国の最高法規」と規定する第98条なども素晴らしい条文です。これを空文にせず「命」を吹き込み続けるのは、先にあげた第12条の「国民の不断の努力」です。

 こんな話を普通にできるように、このTシャツを契機に機運を高めたいと思います。現在の与党とエセ野党が進めているのは、9条だけでなく、これらすべてを心肺停止させ、二度と復活させない、そうした現行憲法全否定条項なのだということ、そこまでの悪意が彼らの中には巣食っているのだということを直視して、現憲法を守るべく、その素晴らしさも、改善可能性も、のびやかに論じられ、邪悪な政治的意志の意図を見破り、抵抗と連帯の輪を広げていきましょう。

 また現行憲法と、自民党の醜悪で邪悪な改憲草案を全文読み比べる鼎談を、岩上安身と梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士との3者で行い、その内容を加筆した上で書籍にした『前夜』があります。ぜひ、憲法を手に取って、読んでみてください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く(IWJ書店)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 憲法をもっと素敵な方向に改めたい、と考えるのは自由です。しかし、憲法がもつ、主権者たる国民から権力者への制約として書かれたという本質、そしてそれが国の法秩序の最上位に存在し、最高法規とされていることを毀損するような「改悪」は決して許されません。

 自民党の改憲案は緊急事態条項の導入も大問題ですが、そもそも自民党案では、国民が権力者にあてて書いた権力の制約という憲法の本質が根本から侵されています。これは憲法と呼べる代物ではありません。

 そのこともぜひ、憲法が危機に瀕しているこの夏、Tシャツを着て、『前夜』をお読みになって、一人でも多くの方々と憲法について、語りあい、憲法12条に定められた「不断の努力」として、何をなすべきか、それぞれお考えいただけたらと存じます。

※ご意見は、下記メールアドレス宛てに、件名を「好きな憲法条文」としてお送りください。
メールアドレス:office@iwj.co.jp

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、渡会裕、浜本信貴、富樫航、城石裕幸、木原匡康、六反田千恵)

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