日刊IWJガイド・非会員版「臨時国会閉会を受けて菅総理がやっと初の記者会見に臨むも、岩上安身はまたしても抽選で外される! 内閣記者会による『厳正』なる『抽選』の結果、6回連続『落選』! 半年間質問の機会すらなしという異常事態!! というか、『異常』な扱い! 」2020.12.05号~No.3005号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~臨時国会閉会を受けて菅総理がやっと初の記者会見に臨むも、岩上安身はまたしても抽選で外される! 内閣記者会による「厳正」なる「抽選」の結果、6回連続「落選」! 半年間質問の機会すらなしという異常事態!! というか、「異常」な扱い!
■IWJは今年8月1日から始まった第11期の第1四半期、最初の3ヶ月で、IWJの運営に必要なご寄付・カンパの目標額1350万円のうち、785万円、約58%の不足となっています! このまま1年間続けば3140万円の不足となり、IWJは期末を迎えずにして、倒産してしまいます! 過去に例のない、最大の経済的なピンチです! どうか、皆様からの緊急のご支援をお願いいたします!
■【中継番組表】
■反中に走る米国の自滅その1~中国人研究者千人超が米国出国! 日米「共同恐怖症」による中国人研究者排除! 9月には国務省が中国人学生・研究者の千件以上の査証(ビザ)取り消し! 「この種の人種差別は、最終的には米国にとって裏目に出るだろう」!
■反中に走る米国の自滅その2~米国議会下院は中国企業を米株式市場から締め出す外国企業説明責任法を可決! 中国メディア、グローバル・タイムズは、「中国企業の妨害は、世界の金融センターとしての米国に打撃になるだろう」と指摘!
■報復に向かう中国~中国が12月1日、輸出管理法を施行! 米国による経済制裁への報復手段であることは明らか! しかしその中身の不透明さに日本と世界の企業の不安が募る!
■<新記事紹介1>自民・二階幹事長と立憲民主・福山幹事長が来年1月の通常国会での国民投票法改正案採決で手打ちか!? 石破茂議員は「手続きに関する7項目を採決した上でCM規制の審議を続ける担保が必要だ」と表明!
■<新記事紹介2>新型コロナウイルスの抗体は少なくとも半年は持続する抗体調査結果を横浜市立大学が発表! 同様の抗体調査結果をニューヨークとカリフォルニアの共同研究プロジェクトも発表! 「ワクチン開発に期待が持てる」!
■<新記事紹介3>トランプ氏が2024年大統領選出馬を示唆! しかも、2021年1月20日に予定されているバイデン新大統領の就任演説の日に合わせて選挙活動を開始!? まだまだ波乱、米社会!!
■<取材報告1>菅総理の政治資金規正法違反疑惑について、聞いているのは法制度の解釈! 前夜に質問取りまでしておいて、IWJ記者の質問に対し「個別の調査権がない」と繰り返す武田大臣の顔には薄笑いが!〜12.4 武田良太 総務大臣 定例会見
■<取材報告2>香港で周庭氏ら3名の民主活動家に実刑判決!「政府・外務省は今後この判決に対する正式な批難声明を発出し、3名の釈放に向けて行動を取る予定はあるか?」の質問に大臣は実質ゼロ回答!~12.4茂木敏充外務大臣 定例会見
■<本日の再配信>本日午後8時より「米国の対中国・イラン強硬姿勢に追従したら日本の外交と経済は崩壊!? 米国は開戦の口実に嘘の発表ばかりしてきた!? ~岩上安身によるインタビュー 第948回 ゲスト 軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏(後半)」を再配信します!
■<ご意見募集>年末年始の再配信ラインナップ準備中! 皆様の「お気に入り動画」も募集します!
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■はじめに~臨時国会閉会を受けて菅総理がやっと初の記者会見に臨むも、岩上安身はまたしても抽選で外される! 内閣記者会による「厳正」なる「抽選」の結果、6回連続「落選」! 半年間質問の機会すらなしという異常事態!! というか、「異常」な扱い!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 今週はぐっと冷え込む日が増えました。いよいよ冬将軍到来です。みなさまも、初めてのコロナの冬、どうぞご自愛ください。
 
 大阪府は12月3日夜、「大阪モデル」で「非常事態」を示す赤信号を初めて点灯させました。

※大阪モデル赤信号 外出自粛要請(NHK関西、2020年12月3日)
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201203/2000038079.html

 今日もまた大阪府は394人の新規感染者を確認、過去5番目の水準で、高止まりしています。医療提供体制の逼迫も懸念されています。

※新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(大阪府、2020年12月4日)
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/happyo.html

 12月4日、菅総理が、就任会見以来、初めて公式の記者会見に臨みました。安倍前総理の「桜を見る会」問題、日本学術会議の人事介入問題、秋のコロナ第3波のなかでのGoToキャンペーン推進、種苗法改正案など、課題の多い臨時国会でしたが、ほとんど納得のいく説明や十分な議論が尽くされたとは言えない臨時国会でした。その事実上の国会閉会を受けての会見です。

※菅首相が会見 飲食店の時間短縮「極めて重要」(2020年12月4日)(THE PAGE)
https://www.youtube.com/watch?v=izqUJfcPyHE

 菅総理は就任以来、記者会見を開くことが極端に少なく、今回がようやく2回目の記者会見でした。就任会見は挨拶だけの形式的な会見ですから、実質上、初めての記者会見といえます。午前中に参加申し込みの連絡がきて、岩上安身も、もちろん応募しました。質問すべきことが山ほどあります。

 しかし、まもなく内閣記者会による「厳正」なる「抽選」の結果、「落選となりました」という官邸報道室からの連絡がIWJにきました。またですか!6回連続の落選です!

「前回の会見に抽選で落選した人は、優先して参加できるようにする」と官邸報道室から説明されているからです。「落選」し続けなのですから、当然、優先されるはずなのに、それでも「選外」なのです。これは納得がいきません。IWJから官邸報道室に電話、抽選について聞いてみました。

官邸報道室・大部(おおぶ)氏「一回当たったら、次の回からは抽選を外しています。あみだくじの方法は、官邸報道室の室長はじめ何人かと、記者クラブの人間で、名前は伏せてやっている。恣意的なことは一切できないように行っています。

 今日の例ですが、フリーランスの方の参加申し込みは、Aさん、岩上先生、Bさん、Cさん、の4名でした。前回、Cさんは会見に参加しているので、自動的に除外となり、抽選の結果、岩上先生が当たらなかったということになりました」。

 この抽選方式が始まったのは、安倍前総理時代。「新型コロナで密を避けるため」という理由で、2020年4月7日以降から始まったものです。安倍前総理時代、合計7回申し込んだうち、岩上安身の抽選確率は、当選はわずか2回、選外5回でした。
 
4/7(当選)
4/17(選外)
5/4(当選)
5/14(選外)
5/25(選外)
6/18(選外)
8/28(選外)

 この連続4回抽選外れはまったく異常な状況でした。ちなみに、この5月4日「当選」の際、岩上安身は、「緊急事態条項」について質問しています。

※はじめに~安倍総理が緊急事態宣言の5月末までの延長を発表! 会見の場で感染拡大は「ピークアウトし、収束への道を進んでいます」と言明! 他方、専門家会議は「PCR検査不足で実際の感染者数は10倍」と認める! 一体なぜそれで「ピークアウト」と言えるのか!? 再延長、再々延長は必至!?(日刊IWJガイド、2020.5.5日号 ~No.2791号 )
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40137

※岩上安身の質問と安倍総理からの回答を全文公開!! 総理は5月4日の会見で「ピークアウトした」と断言していたが、なぜか後退! PCR検査の徹底した拡充と隔離という感染症等の基本原則へ180度の方向転換については明言せず!(日刊IWJガイド、2020.5.11日号 ~No.2797号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40190

 そして、菅総理になってからは、そもそも記者会見が極端に少ないのですが、最初の9月16日は「選外」でしたし、今回も「選外」。安倍総理時代から数えて6回連続「選外」です。

 菅総理は、限られた記者だけを会見室に入れ、その他の記者は別室でその会見を視聴し、一切質問はできないという、異様な「グループインタビュー」と称する奇妙な会を2回、10月5日と9日に開催しています。

  岩上安身はもともと予定が入っていたため、10月5日は申し込みませんでしたが、9日は申し込み、「当選」となりました。しかし、これは質問もできず、別の部屋で行われている3社の「グループインタビュー」の室内放送をただ傍聴するというだけの「権利」です。これは「会見」とは到底いえず、会見参加の「当選」のカウントから外して考えるべきだと思っています。

 なおも官邸報道室に食い下がって抗議します。

IWJ「前々回とか、トータルで見たときに、ハズレっぱなしの人はどうなるの?前々回、前々前回とかみて、優先されるべきでは?」

官邸報道室「厳正に忠実に行っている。Cさんなんか今までで一回しか当たっていない。記者クラブの方なんか、もっと厳しい確率でやっている。そんな文句を言ってくる人は誰一人いないですよ」

IWJ「DさんとかEさんとか毎回出ているような人もいる。極端ではないですか?」

官邸報道室「そういう方はくじ運がいいんじゃないでしょうか。確率の問題ですから、100回やったら、当選確率がそろってくるんじゃないでしょうか」

 「確率の問題でしかない」というのならば、その「くじ」の現場を公正に、オープンに開かれた形で行えばよいではないでしょうか。ところが、それはできないという。密室の関係者だけの「厳正な抽選」で、恣意的な選択が入らない、という保証はどこにあるのでしょう。特定のジャーナリストが毎回のように「当選」していて、岩上は半年間、連続6回「選外」というのは、やはり、「異常」な事態です。

 そもそも、なぜ抽選にする必要があるのでしょうか。少し広い部屋を使う、オンラインで参加できるようにし、会場に居合わせなくても、質問はできるようにする、など、いくらでも解決策はあるはずですし、そうすべきなのです。

 なぜ、岩上安身というジャーナリストの質問が、そんなに「不都合」なのでしょう?

 国境なき記者団による「世界報道自由ランキング」2020年によると、日本の順位は世界66位。2002年の26位からまさに転げ落ちるようにランキングを落としてきているわけですが、まさにこの数字の実態がここにあります。
 

■IWJは今年8月1日から始まった第11期の第1四半期、最初の3ヶ月で、IWJの運営に必要なご寄付・カンパの目標額1350万円のうち、785万円、約58%の不足となっています! このまま1年間続けば3140万円の不足となり、IWJは期末を迎えずにして、なくなってしまいます! 過去に例のない、最大の経済的なピンチです! どうか、皆様からの緊急のご支援をお願いいたします!

 いつもIWJをご支援・応援していただき、ありがとうございます。岩上安身とスタッフ一同、心より感謝申し上げます。

 しかしながら、IWJは現在、かつてないほどの経済的なピンチに直面しています。

 IWJは今年8月1日に、第11期をスタートしました。IWJは現在、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって活動しています。今期も、事業規模を縮小して必要最低限の予算を組んでおり、皆様からのご寄付・カンパは、月額450万円あれば収支のバランスが取れる見通しでした。

 しかし、8月、9月、10月の3ヶ月の合計目標額1350万円に対し、ご寄付・カンパの総額は564万8629円にとどまりました。この3ヶ月で不足となった金額は、785万1371円になります。この不足金額は、目標額の58%に相当します。約6割も不足してしまいました。

 仮に第1四半期と同じ不足分が第2~4四半期まで続くなら、3140万円もの不足となってしまいます。もちろん、売り上げ1億円弱の小企業にこんな赤字は借金でも穴埋めできませんから、1年を経ずして、このままではIWJはつぶれてしまいます!

 11月のご寄付・カンパは現在集計中ですが、本当にこのままだと、IWJは活動を停止するか、極限にまで縮小するか、どちらかにせざるをえません。

 IWJ代表である岩上安身は、IWJの緊縮財政にあわせ、前期、前々期から3期連続で、今期も役員報酬を50%カットし続けています。その上で、現在の財政ピンチに対処するため、今月個人の貯金から400万円をIWJに貸し付けました。岩上安身はこれまでにもIWJに貯金を貸し付けており、その貸付残高は593万円にものぼっています。

 岩上安身は富裕層でも資産家でもなく、IWJの財政危機を丸ごと救えるような私財があるわけではありません。このまま200万、300万というペースで毎月生み出される赤字を、岩上個人の貯金を崩して埋めていくなら、岩上個人の貯金も数か月も数ヶ月を経ずして底を尽き、それがIWJの命運の尽きる日となります。

 加えて岩上安身は、11月7日に家の近くの路上で、左足を路面の窪みにとられて転倒。左足を骨折してしまいました。

 回復まで2ヶ月はかかるそうです。その間、自宅でも会社でも室内を移動するのにも松葉杖を使い続けることになり、活動範囲が制約されてしまっています。

 また、度々ご報告しておりますように、総合病院での睡眠時無呼吸症候群の精密検査の結果、睡眠時にかなりの回数と長い時間、無呼吸状態になり、血中酸素飽和濃度が極端に低くなっていることが判明しております。

 通常の人であれば酸素飽和濃度は98~99%であるところ、岩上安身は一番低い時では84という数値を記録しています。

 主治医によると、「急性でこんな低い数値が出たら、エベレストの山頂にヘリコプターで連れて行ったようなもので、卒倒してしまう数値です」と言われたそうです。意識があって活動しているのが信じられないくらい、血中の酸素濃度が低いレベルなのです!

 これに対処するため、岩上安身は現在、CPAPという鼻から空気を送り込む装置を装着しての治療を開始しています。これほど睡眠が取れていない状態では、体調が悪いのは当然なのですが、そこに加えての転倒、骨折。弱り目に祟り目です。

 この体調の報告は、岩上安身が近々行う予定にしておりますが、岩上自身は「必ず、骨折も睡眠時無呼吸症候群も治して、また、バリバリと仕事をしますので、それまで、IWJをお支えください」と、決意を表明しています。

 ですが、財務がこのような状況では、岩上安身が健康な身体を取り戻し、自由に動き回れるようになるまで、IWJが活動を継続することはできそうにありません。

 それでも、私たちは何としてもこれまでと同様、ジャーナリズム本来の志をまっとうした活動を継続し、できれば新たなネット環境にも適応する新しい技術にも挑戦し、独立市民メディアとしての使命を果たしていきたいと強く願っています。

 また、先日からお知らせしていますように、IWJでは現在、生き残りをかけて、全配信チャンネルをYouTubeへ移行する計画を進めています。そのためには、LiveUという機器の導入が必要となります。連日お伝えしてきた内容を以下の記事にまとめました。お時間のある時にどうぞお目通しください。

※IWJの財政が本当にピンチです! 10月末は岩上安身個人から400万円を借り入れてしのぐことに! 他方、激変する情報環境の中で、生き残りをかけて新機材を導入、全チャンネルでYouTube Liveによる生中継を行えるように改革を断行します! IWJへのご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします! 2020.10.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483507

 IWJは政治的に権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、時代の変化にあわせて柔軟な改革を進め、敏感に果断に対応していくことで生き延びていきたいと考えています。どうか、IWJの生き残りをかけた取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!

 コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いを続けることは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!

 会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援とを、スタッフ一同、皆様に心からお願いする次第です。どうかよろしくお願いいたします!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、ご友人や知人にIWJの活動をお知らせいただき、ご支援の輪を広げていただけるようお願いいたします! ぜひ、みなさまのお力で、口コミやSNS等でIWJへご支援を呼びかけていただければと思います。11月30日時点で会員登録いただいている会員様の総数は、4224名です。この数を皆様とともに、ぜひ伸ばしていきたいと考えております!

下記URLに、ご寄付・カンパくださった皆様のお名前を記して感謝の意を捧げております。ぜひ御覧いただければと存じます。

※いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。取材・報道活動にお力添えいただきましたみなさまへ心より御礼を申し上げ、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告>
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/information/donation

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします! 1000円からクレジットカードの使用も可能です。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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◆中継番組表◆

**2020.12.5 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh3・京都】18:30~「東アジアに平和を! 韓国と沖縄と連帯し武力なき平和をつくろう 2020 ZENKOスピーキング・ツアー(京都) ―講演:奥間政則氏(土木技術者)ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach3

 「ZENKO 平和と民主主義をめざす全国交歓会」主催の「2020 ZENKOスピーキング・ツアー」を中継します。これまでIWJが報じてきた奥間政則氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a5%a5%e9%96%93%e6%94%bf%e5%89%87
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【タイムリー再配信 809・IWJ_YouTube Live】20:00~「米国の対中国・イラン強硬姿勢に追従したら日本の外交と経済は崩壊!? 米国は開戦の口実に嘘の発表ばかりしてきた!? ~岩上安身によるインタビュー 第948回 ゲスト 軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏(後半)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2019年6月に収録した、岩上安身による田岡俊次氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた田岡俊次氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%b0%e5%b2%a1%e4%bf%8a%e6%ac%a1

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451041

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◆中継番組表◆

**2020.12.6 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・IWJ_YouTube Live】17:30~「第12回なくそう!官製ワーキングプア集会 反貧困集会2020 コロナがあぶり出したもの -公共サービスの脆弱さと非正規労働者-」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 11月22日に収録した、「なくそう!官製ワーキングプア集会 反貧困集会実行委員会」主催の集会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた労働問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%95%8f%e9%a1%8c
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【タイムリー再配信 810・IWJ_YouTube Live】20:00~「郷原信郎弁護士が怒る!!『検察は「権力ヤクザ」どころかヤクザ以下の「ゴロツキ」!!』黒川検事長定年延長問題からゴーン氏事件、下関市立大学問題まで『桜を見る会』と同根の『権力の私物化』!! 岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 郷原信郎弁護士」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2月13日に収録した、岩上安身による郷原信郎弁護士インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた郷原信郎氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/gouharanobuo

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467538

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「総理大臣が国会を騙し、国民を騙してきた」! 説明責任を果たさなければ国民の信頼は回復できない!秘書に騙されたという言い逃れは許されない~12.3 第37回 総理主催「桜を見る会」追及本部ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485766

「トリチウム水」安全キャンペーン!? 福島第一原発で7月から11月で240回の取材・視察を実施!参加者に「トリチウム水」をガンマ線計測装置で計測させて安全をアピール!? ~11.30東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485603

老朽原発再稼働!破綻した核燃料サイクルを継続!原発ゼロ基本法案2年9か月棚ざらし!「今、原発は集中的な攻撃にさらされている!! 」~12.1原子力政策に関する市民と議員との意見交換会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485699

香港で周庭氏ら3名の民主活動家に実刑判決!「政府・外務省は今後この判決に対する正式な批難声明を発出し、3名の釈放に向けて行動を取る予定はあるか?」の質問に大臣は実質ゼロ回答!~12.4茂木敏充外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485774

菅総理の政治資金規正法違反疑惑について、聞いているのは法制度の解釈! 前夜に質問取りまでしておいて、「個別の調査権がない」と繰り返す武田大臣の顔には薄笑いが!〜12.4 武田良太 総務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485777

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■反中に走る米国の自滅その1~中国人研究者千人超が米国出国! 日米「共同恐怖症」による中国人研究者排除! 9月には国務省が中国人学生・研究者の千件以上の査証(ビザ)取り消し! 「この種の人種差別は、最終的には米国にとって裏目に出るだろう」!

 米司法省のジョン・デマーズ次官補(国家安全保障担当)は、12月2日、国務省が7月にテキサス州ヒューストンの中国総領事館を閉鎖した後に米国を離れた中国の研究者は、1千人を超えたと述べました。当局はこの研究者らは中国人民解放軍と関係があると考えているとのことです。

※中国の研究者1000人超が出国、技術盗用規制強化の中=米司法省(ロイター、2020年12月3日)
https://jp.reuters.com/article/usa-china-researchers-idJPKBN28C3DH

 このデマーズ次官補の発言は、12月2日に開催されたアスペン研究所主催のサイバーセキュリティー関連会議での席上でのものですが、中国人研究者による技術盗用の取り締まり強化や中国軍と関係があるとみられる中国からの学生・研究者の入国を阻止する取り組みなど、米国が現在、国家を挙げて取り組んでいる中国人研究者排除の流れの中の出来事です。これは米国が国家を上げてチャイナ・パージに乗り出したというべきです。

 これは、日本でも学術会議問題との関連で、甘利明自由民主党税制調査会長やフジテレビをはじめとする御用メディアなどなどが、あたかも国家の一大事のように、たびたび言及してきた中国の人材獲得計画、いわゆる「千人計画」とも関連します。

 米国の中国人研究者排除や、それと呼応した日本の「千人計画」恐怖症が、いかに根拠のないものであり、それは中国が科学技術分野においても、覇権を握ることへの日米の「共同恐怖幻想」に他ならないことは、IWJでもたびたびお伝えしてきました。

※日刊IWJガイド・非会員版「中国の『千人計画』はかつての米国のやったことを繰り返しているだけ! 『千人計画』の目的はスパイ目的の軍事研究ではなく科学技術の世界をリードするという科学技術覇権志向! どの国家も軍事研究に外国人は使わない!IWJは中国通のエコノミスト田代秀敏氏に直接取材!」2020.10.17号~No.2956号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47618#idx-1

 IWJの取材に答えて、中国通のエコノミスト田代秀敏氏は、米国の科学状況を次のように述べています。

 「引用回数の多い論文では、米国が今も一番ですが、最近の科学論文は、共著がほとんどです。共著者の組み合わせで言うと、米中が圧倒的なのです。中国人が米国に留学して、その中で優秀な人たちが米国の大学に雇われます。大学院生もたくさん中国から米国に留学しています。この中国人たちなしには、米国の科学は回らない状況になっています」

 このように、米国が現在、国家を挙げて取り組んでいる、人民解放軍と関連があるとする中国人研究者の一斉排除は、米国の科学界の首を自ら締めているということに他なりません。共同論文を米国の論文として提出していた中国人研究者の米国からの排除は、米国の科学研究水準を確実に低下させるでしょう。

 また、この中国人研究者排除と同じ流れで、9月には、中国軍と関係があるとする中国からの学生や研究者の入国を阻止するために、米国務省が中国人に発給した千件以上の査証(ビザ)を取り消しました。

 この排他的措置について、中国外務省は、「露骨な政治的迫害と人種差別」と非難しています。

※US annulment of Chinese nationals’ visas is ‘blatant political persecution,’ says FM(グローバル・タイムズ、2020年9月11日)
https://www.globaltimes.cn/content/1200569.shtml

 この措置について、中国外交学院国際県警研究所の李海東(Li Haidong)教授は、「この種の人種差別は、最終的には米国にとって裏目に出るだろう」と述べています。

 このクレージーな「チャイナ・パージ」は、いわゆる「残りの任期で見せるトランプの最後の狂気」なのでしょうか!? それとも、大統領が米国のバイデン氏に代わっても続く「国家意思」なのでしょうか!?

■反中に走る米国の自滅その2~米国議会下院は中国企業を米株式市場から締め出す外国企業説明責任法を可決! 中国メディア、グローバル・タイムズは、「中国企業の妨害は、世界の金融センターとしての米国に打撃になるだろう」と指摘!

  米国議会下院は、12月2日、外国企業説明責任法を全会一致で可決しました。

※検査拒否なら米上場廃止 中国標的の法案、議会通過(時事ドットコムニュース、2020年12月3日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120300367&g=int

 この法案は、米国の証券取引所に上場する外国企業に米国の会計監査基準の遵守を求め、規制当局による会計監査状況の検査を3年連続で拒否すれば上場廃止となるものです。

 上院では5月に可決済みで、トランプ大統領の署名で成立します。外国企業説明責任法は、上場外国企業に経営の透明化を求める法律で、当該企業が外国政府による所有や支配下にないことの証明も求めています。

 事実上、中国企業を米国主要株式市場から締め出すことが目的とされています。2020年10月時点で、米国の主要株式市場に上場する中国企業は、電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)集団やIT大手の百度(バイドゥ)など、217社に及び、株式時価総額は2兆2000億ドル(約230兆円)です。

 この法案を民主党のクリス・ヴァン・ホレン上院議員と共同提出した共和党のジョン・ケネディ上院議員は、「米国企業が遵守するルールを中国企業が無視できる現在の政策は有害だ」と述べています。

 ブルームバーグは、「問題となっているのは、中国が、米国の株式市場に上場している中国企業に対する公開会社会計監督委員会(PCAOB)の検査官による会計監査を拒否していることだ」と指摘しています。

※U.S. House to vote on bill likely to prompt delisting of Chinese firms(ジャパン・タイムズ、2020年11月30日)
https://www.japantimes.co.jp/news/2020/11/30/business/financial-markets/us-congress-bill-delisting-chinese-firms/

 しかし、こうした強権的なやり方での中国企業の上場廃止は、そこへの投資がそっくりそのまま米国企業へ向かうとは限りません。米国市場を見限り、他国の投資先へ投資マネーをふり向ける投資家も当然、出てくるはずです。これは米国の経済的な自滅あるいは自殺とまではいえないにせよ、自傷行為とはいえるのではないでしょうか。

 5月24日の中国人民日報姉妹紙、グローバル・タイムズは、「中国企業の妨害は、世界の金融センターとしての米国に打撃になるだろう」という論説記事を出しています。

※Impeding Chinese firms will hit US as global financial center(グローバル・タイムズ、2020年5月24日)
https://www.globaltimes.cn/content/1189341.shtml#:~:text=China%20has%20been%20the%20fastest,for%20the%20past%20three%20decades.&text=However%2C%20forcing%20out%20the%20Chinese,line%20with%20the%20US’%20interests.

 グローバル・タイムズは、この記事の中で次のように、米国資本市場の柔軟性・多様性と中国企業の関係を述べています。

 「中国は過去30年間で最も急速に成長している巨大経済である。中国で総合的に発展した企業は常に有望な株価上昇の可能性を持っており、世界の投資家はそれに抗うことができなかった。これらの企業のIPO(新規上場)を促す柔軟な金融規制と規制原則を採用したのは米国資本市場の強みであった。

 米国資本市場の機関投資家やリスク選好、財務的背景の多様性が、世界中、特に中国からのIPO資金調達を促してきた。これが中国経済の発展とグローバル化の進展を促進しているのである」

■報復に向かう中国~中国が12月1日、輸出管理法を施行! 米国による経済制裁への報復手段であることは明らか! しかしその中身の不透明さに日本と世界の企業の不安が募る!

 10月に行われた中国の全人代(全国人民代表大会)常務委員会が、自国の安全保障を理由に輸出を規制する、輸出管理法が制定されました。

※中国で輸出管理法が成立、貨物、技術、サービスなどの輸出管理を強化(JETRO日本貿易振興機構、2020年10月21日)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/10/0a5d09edf83d1d8d.html

 この法律は、安全保障に関わる製品や技術の輸出を管理するもので、輸出品目や取引相手の外国企業を制限できることから、主に米国による中国への輸出規制に対抗するためのものと見られています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■<新記事紹介1>国民投票法改正案審議でコロナ禍でも容赦なく近づく憲法9条改悪の足音!! 自民・二階幹事長と立憲民主・福山幹事長が来年1月の通常国会での採決で手打ちか!?

 日刊IWJガイドでもお伝えしております通り、改憲手続きを定めた国民投票法改正案が今国会で初めて審議入りしました。

※はじめに~改憲へとまた一歩! 初めて実質審議入りした国民投票法改正案は、2時間足らずの自由討議と質疑の終了直後、維新の馬場伸幸議員が採決を求める動議提出! 取り扱いは幹事会協議となり散会! 国民民主党は採決に前向きか!?(日刊IWJガイド、2020年11月27日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47854#idx-1

 本来、コロナ禍で感染拡大や経済的打撃に対する対策を急がなければいけない時期に、その混乱に乗じるように戦争準備につながる法案を審議すること自体が、批判されるべきことです。

 そこに、自民党の二階幹事長と立憲民主党の福山幹事長が会談し、来年1月の通常国会での採決について合意したという報せが飛び込んできました。8回も審議見送りになってきたこの法案を、まだまだ新型コロナウイルス感染拡大が収まっていない可能性が高い来年の通常国会で採決しようとするとは、驚きを超えてあきれ返ってしまいます。

 そこで、12月3日の憲法審査会にて、国民民主党の山尾志桜里議員が、与野党の幹事である自民党・新藤義孝議員と立憲民主党・山花郁夫議員に対して、今回の「合意」のプロセスや具体的に決まった内容などについて質問しました。

 また、自民党の石破茂議員も採決自体に反対はせず、その中身について独自の見解を述べました。

 詳しくは以下のURLより記事を御覧ください!

※国民投票法改正案審議でコロナ禍でも容赦なく近づく憲法9条改悪の足音!! 自民・二階幹事長と立憲民主・福山幹事長が来年1月の通常国会での採決で手打ちか!?(本日中にアップ予定です)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485828

■<新記事紹介2>新型コロナウイルスの抗体は少なくとも半年は持続する抗体調査結果を横浜市立大学が発表! 同様の抗体調査結果をニューヨークとカリフォルニアの共同研究プロジェクトも発表! 「ワクチン開発に期待が持てる」!

 横浜市立大学の山中竹春教授をリーダーとする「抗体検査プロジェクト」チームが、新型コロナウイルスに感染した376人(平均年齢49歳、男女比1:1)を感染後半年後に調査した結果、新型コロナウイルスをブロックする働きのある「中和抗体」を98%の人が保有していたことがわかりました。

※日本初 中和抗体調査で何が分かる?リーダーに聞く(テレ朝news、2020年12月2日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000200115.html  

 6か月後の中和抗体の保有率は、無症状・軽症の人で97%、中等症・重症の人で100%、全体として98%の人が保有していました。

※本日中にアップ予定です。会員版の記事でお読みになってください!

■<新記事紹介3>トランプ氏が2024年大統領選出馬を示唆! しかも、2021年1月20日に予定されているバイデン新大統領の就任演説の日に合わせて選挙活動を開始!? まだまだ波乱、米社会!!

 波乱の米大統領選からちょうどひと月が経過しました。各州の得票数集計の結果、勝利が確定したバイデン陣営は、政権移行へ向けて着々と準備を進めています。各国のメディアにしても、視線は早くも、バイデン新政権の政策や今後の見通しに向けられているように思われます。

 一方、トランプ現大統領は、バイデン候補の勝利は民主党陣営が大掛かりな「いかさま(fraud)」を働いた結果であると主張し続けてきました。具体的には、ドミニオン・ヴォーティング・システムズが提供している電子投票機が、トランプ票を何百万票も不正に削除した、というものです。

※【米大統領選2020】 投票機のせいで票が減った? トランプ氏の主張を検証(BBC、2020年11月18日)
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54969486

 そのトランプ氏が12月1日、2024年の大統領選への出馬を示唆する発言を公然と行っていたことが、AFP等の海外メディアで報じられています。

※※本日中にアップ予定です。会員版の記事でお読みになってください!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485830

■菅総理の政治資金規正法違反疑惑について、聞いているのは法制度の解釈! 前夜に質問取りまでしておいて、IWJ記者の質問に対し「個別の調査権がない」と繰り返す武田大臣の顔には薄笑いが!〜12.4 武田良太 総務大臣 定例会見

 昨日12月4日のこの日刊IWJガイドでお伝えしたように、『週刊ポスト』12月11日号(11月27日発売)が報じた菅義偉総理の政治資金規正法違反疑惑について、IWJ記者は政治資金規正法を所管する総務省の武田良太総務大臣定例会見で質問をしてきました。

※東京地検が捜査中の安倍前総理の「桜を見る会」前夜祭と全く同じ構図! 菅総理がホテルで開いたパーティーの会費が1500円! 政治資金規正法違反の収支報告書への不記載の言い訳は「主催は有志の実行委員会」だから!! 本日午前の総務大臣会見参加予定のIWJ記者に質問取りの広報担当者は、当たらない可能性を明言!(日刊IWJガイド、2020年12月4日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47891#idx-11
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20201204#idx-11

 総務省は前日夕方、IWJ記者の携帯に、「あらかじめ質問内容を教えて欲しい」と電話をかけてきました。これに対し、IWJ記者は「週刊誌等で報じられている、菅総理の2014年、15年のホテルでのパーティーについて、政治資金規正法を所管する総務省の原則的な法律の考え方について」と、伝えました。菅総理のことを直接聞いても「個別のことについては」などと言って答えないことは予想できるので、「一般的、原則的な法律の仕組みに関して聞きたい」のだと、補足することは忘れませんでした。

 ところが、これに対する武田大臣の答弁は、視線を手元に落としながら、「個別の、事案についての…」というもの。IWJ記者は思わず武田大臣の答弁を遮って「個別のことを聞いているのではなく、法律がどうなっているのかを…」と叫んだのですが、武田大臣は薄笑いまで浮かべながら、「うん。個別の…」と、力強く強調するように繰り返しました。

 そして、大臣会見終了後、IWJ記者のところへ記者クラブメディアの記者がやってきて「横で聞いていたんですが…」と語りかけてきました。

 詳しくはぜひ、以下のURLから記事を御覧ください!

※菅総理の政治資金規正法違反疑惑について、聞いているのは法制度の解釈! 前夜に質問取りまでしておいて、「個別の調査権がない」と繰り返す武田大臣の顔には薄笑いが!〜12.4 武田良太 総務大臣 定例会見 2020.12.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485777

■<取材報告2>香港で周庭氏ら3名の民主活動家に実刑判決!「政府・外務省は今後この判決に対する正式な批難声明を発出し、3名の釈放に向けて行動を取る予定はあるか?」の質問に大臣は実質ゼロ回答!~12.4茂木敏充外務大臣 定例会見

 2020年12月4日(金)午前10時45分から、東京都千代田区霞が関の外務省会見室にて、茂木敏充外務大臣の定例記者会見が行われました。

 冒頭、茂木大臣から、来週に予定されているアフリカへの海外出張についての情報提供がありました。訪問予定国は、チュニジア、モザンビーク、南アフリカ、及びモーリシャスとなっており、大臣は「自由で開かれたインド・太平洋の実現に向けた連携、そして、ポスト・コロナを見据えたビジネス関係の強化が目的であり、第8回アフリカ開発会議(TICAD8)に向けた連携を通じて、『包容力と力強さを兼ね備えた外交』をアフリカで力強く推進していきたい」と語りました。

 「自由で開かれたインド・太平洋の実現」とは、中国包囲網を実現する構想、「第2の中国大陸」と言われ100万人を超える中国人が移民しているアフリカに茂木大臣がお出かけして、何ほどの成果があるのか、帰国したらぜひお聞きしたいものです。

 また「ポスト・コロナ」とうたうが、中国はコロナを「封じ込めた」と言い切れるだろうが、日本は第3波の抑え込みができずにいる状態。まずは自国を「ポスト・コロナ」状態にしてから、「外遊」してきていただきたいものです。

 続いて、大臣と各社記者との質疑応答となりました。他社記者から、12月2日、香港で3名の民主活動家、周庭氏、黄之鋒氏、林朗彦氏に実刑判決が言い渡された件についての見解を求められた茂木大臣は次のように語りました。

 「我が国として、昨今の香港情勢について、重大な懸念を強めていることは繰り返し伝えてきている。今回の周庭氏を含む3名への判決、そして、『りんご日報』創業者・黎智英氏の収監など、これまでの一連の事案が、香港が享受してきた民主的・安定的な発展の基盤となる『言論の自由』や『報道の自由』、そして『結社集会の自由』にもたらす影響などについて、重大な懸念をもっているとともに、その動向を注視している」

 この後のIWJ記者との質疑応答は、ぜひ下記のURLから御覧ください。

 URL:https://www.youtube.com/watch?v=QIMRS6sVfwE&feature=youtu.be

■<本日の再配信>本日午後8時より「米国の対中国・イラン強硬姿勢に追従したら日本の外交と経済は崩壊!? 米国は開戦の口実に嘘の発表ばかりしてきた!? ~岩上安身によるインタビュー 第948回 ゲスト 軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏(後半)」を再配信します!

 米大統領選の投開票が始まる前から、バイデン氏が当選したら米国の外交政策はどう変わるのかということに世界が注目していました。

 IWJでもバイデン氏の外交政策に関する記事を複数公開してきました。その一部は以下のリンクよりお読みいただけます。

※米大統領選バイデン氏勝利を見通し、イスラエル紙ハアレツが分析記事を掲載! IWJが仮訳!! バイデンはイスラエルのパレスチナ入植に反対だが大使館はテルアビブに戻さない!? イラン核合意には復帰するだろう!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484544

※バイデン政権誕生なら北朝鮮がミサイル実験、核開発再開の可能性をロシアの研究者が指摘! ただし「トランプ大統領なら交渉決裂の可能性はさらに高い」とも! バイデン氏勝利宣言後の今、北朝鮮の出方は!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485400

 米国の外交政策がどう動いたとしても、ただやみくもにその後をついていけばいいというものではありません。さらに、バイデン次期政権の外交はどうしても現在のトランプ政権が残した爪痕と無関係ではいられないでしょう。

 そこで本日は、昨年6月に収録した、岩上安身による軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏インタビューを、昨日配信しました前半に続いて後半部分を再配信します。

 2019年4月29日、米国では国務省政策企画局のキロン・スキナー氏(黒人女性)が「中国との関係は史上初の非白人大国との対決であり、貿易は最大の問題ではない。米ソの冷戦はいわば家族の中での争いであったが、今後アメリカは白人国家でない相手との偉大な対決に備えていく」とワシントンで行われた「未来安全保障フォーラム」(保守系)で講演しました。

 田岡氏はこれがジャーナリストや学者ではなく米国の外交を決める立場にあるスキナー氏の口から出た言葉であることに重大な意味があると強調しました。「白人国家ではない」日本として、このような米国の強硬姿勢に追随することは全く理にかなっていないと言わざるを得ません。

 詳しくは午後8時からの再配信をご視聴ください!

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【タイムリー再配信 809・IWJ_YouTube Live】20:00~
米国の対中国・イラン強硬姿勢に追従したら日本の外交と経済は崩壊!? 米国は開戦の口実に嘘の発表ばかりしてきた!? ~岩上安身によるインタビュー 第948回 ゲスト 軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏(後半)
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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■<ご意見募集>年末年始の再配信ラインナップ準備中! 皆様の「お気に入り動画」も募集します!

 現在IWJでは、年末年始の再配信ラインナップの検討を進めています。日本の年末年始といえば大きながない静かな日々となるうえ、さらに今年はコロナ禍もあって外出しにくくなることが確実です。

 しかし、IWJでは豊富なコンテンツを駆使して、皆様に決して退屈しない年末年始をお過ごしいただきたいと考えています!

 そこで、今回はIWJ会員の皆様、日刊IWJガイドの読者の皆様から「お薦め」や「お気に入り」の動画を募集することになりました。これまでIWJがお贈りしてきた動画コンテンツの中で、印象深いものや思い出に残っているもの、あるいは「深刻な危機感を覚えた」もの、または皆様がIWJを知ったきっかけになったものなど、「ほかの人たちにも観てほしい!」と思う動画を募集します。

 「これ!」と思うものがある方は、動画の名前や記事のURLを記載して、以下の投稿先メールアドレスへお送りください。お薦めいただく動画の数に制限はありませんので、1個でも10個でも、ご自由にご記載ください!

 皆様から頂戴したご意見は、IWJ編集部で集計のうえ、年末年始の再配信ラインナップ候補として活用させていただきます。ご協力をよろしくお願いいたします!


ご意見投稿先
メールアドレス: office@iwj.co.jp
件名は「年末年始お薦め動画」としてください。

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20201205

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、尾内達也、塩澤由子、杉浦まりあ、浜本信貴、中村尚貴、六反田千恵)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/